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一章
14話/その後 居酒屋編
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居酒屋 豆狸にて
初日勤務後
悟狸の紹介で案内された居酒屋、豆狸
人間に化けた狸の父親と娘が経営する小さな居酒屋。
家庭料理を主に出してくれる店で、悟狸のように人間に化けた狸や他の動物達の御用達の店らしく、人気があるらしい。
狐乃の予約でその日は貸し切りとしてくれた。
そこでの蓮美と命の会話。
蓮美「居心地のいいお店だね。私は動物が好きだけど、まさか動物達が人に化けて社会で暮らしているなんてマンガやおとぎ話の中だけだと思ってたよ」
命「僕は動物が好きじゃありません。あいつらエサを食べるとウンコをします……」
蓮美「職員の人達を見ながら言うのはやめようか、でも生き物全般そうだよね」
命「ダイオウグソクムシはエサを滅多に食いませんし、ウンコもほとんどしません。それに僕はウンコなんかしない。神だから、神様だから」
蓮美「いいよ、そういう事言わなくて。ダイオウグソクムシとか豆知識はあるんだね、ダイオウグソクムシ知らないけれど」
命「ダイオウグソクムシを知らないあなたはダイオウグソクムシに謝って下さい」
蓮美「え、知らなくてごめん、ダイオウグソクムシ……」
命「あっ!」
蓮美「ど、どうしたの?」
命「今、ちょっとだけおならがでました」
蓮美「おならはでるんだね、僕は人間じゃないからとか悲観的な事を言った割には都合のいい時だけ神を名乗るんだ……」
命「じゃあ、蓮美さんはおならもウンコもしないのですか?」
蓮美「ギャアアアアアッ、何言ってんのっ!」
ここで職員達が蓮美達に声を掛けた。
蓮美「そろそろ店じまいみたい、お会計だね」
命「その前にウンコがしたいです……」
蓮美「さっきしないって言ったよね」
店のトイレを借りて戻ってきた命。
蓮美「ねえ、命君……」
命「何ですか?」
蓮美「その……、ズボンの後ろからトイレットペーパーがはみ出てる……」
終わり。
初日勤務後
悟狸の紹介で案内された居酒屋、豆狸
人間に化けた狸の父親と娘が経営する小さな居酒屋。
家庭料理を主に出してくれる店で、悟狸のように人間に化けた狸や他の動物達の御用達の店らしく、人気があるらしい。
狐乃の予約でその日は貸し切りとしてくれた。
そこでの蓮美と命の会話。
蓮美「居心地のいいお店だね。私は動物が好きだけど、まさか動物達が人に化けて社会で暮らしているなんてマンガやおとぎ話の中だけだと思ってたよ」
命「僕は動物が好きじゃありません。あいつらエサを食べるとウンコをします……」
蓮美「職員の人達を見ながら言うのはやめようか、でも生き物全般そうだよね」
命「ダイオウグソクムシはエサを滅多に食いませんし、ウンコもほとんどしません。それに僕はウンコなんかしない。神だから、神様だから」
蓮美「いいよ、そういう事言わなくて。ダイオウグソクムシとか豆知識はあるんだね、ダイオウグソクムシ知らないけれど」
命「ダイオウグソクムシを知らないあなたはダイオウグソクムシに謝って下さい」
蓮美「え、知らなくてごめん、ダイオウグソクムシ……」
命「あっ!」
蓮美「ど、どうしたの?」
命「今、ちょっとだけおならがでました」
蓮美「おならはでるんだね、僕は人間じゃないからとか悲観的な事を言った割には都合のいい時だけ神を名乗るんだ……」
命「じゃあ、蓮美さんはおならもウンコもしないのですか?」
蓮美「ギャアアアアアッ、何言ってんのっ!」
ここで職員達が蓮美達に声を掛けた。
蓮美「そろそろ店じまいみたい、お会計だね」
命「その前にウンコがしたいです……」
蓮美「さっきしないって言ったよね」
店のトイレを借りて戻ってきた命。
蓮美「ねえ、命君……」
命「何ですか?」
蓮美「その……、ズボンの後ろからトイレットペーパーがはみ出てる……」
終わり。
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