あの時、僕は君に恋をした

syouta

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あの時、僕は君に恋をした「僕」に命の危険が!?

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次の日、彼女は学校に来なかった。
彼女からはメールだけ届いていた。
『おはよう!急に入院になっちゃって!』
『分かったけど、小説はどうするの?』
『学校終わったら病院に来て!』
彼女からは地図だけ送られてきた。
仕方が無いので行ってあげることにした。
いつも通り学校を終えると、真っ先に地図に書いてある病院に向かった。
「お待たせ!」
「遅いよ!」
「ごめんごめん!」
「じゃあ書こうか!」
「そうだね!」
「入院はいつまで?」
「一週間くらいかな?」
「なら大丈夫だね!」
「もう少し心配してくれても良くない?」
「そうだね、」
「さぁ、頑張ろうか!」
「だね!」
そしてしばらくの間、小説を書いていた。
「ここはこうした方がいいんじゃないのかな?」
「確かに!これは良い小説になりそうだ!」
時刻は20時を周ってしまっていた。
「そろそろ帰るね、」
「うん。家でも考えておいてね?」
「もちろん。」
家に帰って小説の内容を考えていると、いつの間にか寝てしまっていた。
学校に行くと、彼女がいない分、静かに感じた。
さらに、彼女がいない分、寂しく感じた。
ふと携帯を見ると彼女からメールが来ていた。
『今日も来れたら来てね!待ってるからね』
『多分、行けると思う』
しかし、病院に行く途中に事故に巻き込まれるなんて誰が予想しただろうか、、、
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