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1. プロローグ
2 遠出
あっさりとしか化粧をしない私は普段から準備にそんなに時間がかからない。
軽く下地を塗ってファンデーションをつける。アイシャドウ、アイライン、アイブロウ、そしてチークをやって塗っているかわからないくらいの薄いピンクの口紅をつけて完成だ。
マスカラは目がすごく疲れるから苦手でつけない。気が向いたらつけまつげをつけるけど、基本は面倒くさい。
腰まである黒い髪の毛をポニーテールに結んで自作をした生成りのシュシュをつける。
冬の寒さもひいてだいぶ過ごしやすくなってきたから少し薄着にしてもいいかな?
袖にレースのついた生成りの長袖カットソーを着てからココア色の膝丈のロングキャミソールを着る。
このキャミソールは腰あたりからスリットが入っていて着ると広がってとても可愛い……が洗濯して畳む時が本当に面倒くさい。畳むときはこの無駄にひらひらしてるところを切りたくなる。
最近はお母さんが私の服だけ畳んでくれなくなったから本当に面倒くさい。誰この服買ったの。……うん、私か。
足首までの茶色いレギンスを履いてからスカートとズボンを履いているような二重デザインになっているキャメル色のガウチョパンツを履いて、クリーム色の少しだけ厚手の長袖カーディガンを上から羽織る。
お財布とスマホとタオルとティッシュとゴミ袋にする小さめの袋、それだけが入ればいいというくらい小さめのサイズの茶色い肩掛けのカバンをもって茶色いヒールのないペタンコの柔らかめのパンプスを履けば完成だ。
化粧ポーチ? なにそれおいしいの?
アイライナーと口紅があればそれで良いよ。それくらいなら隙間に詰めるだけだから小さいカバンでいけるもの。
『そんな服装で森に迷い込んだら危ないだろう』と思ってしまうけれど世間一般的には森ガールといわれる服装の完成だ。なんで森ガールっていうんだろう?
ふわふわしていて可愛いから好きで着ているけど、そろそろガールという響きが厳しくなってくる気がしている。カウントダウンは始まっているはず……。
最近女子会って聞くと『女子会(笑)』って思っちゃうもん。女子会って言い張るおばさまたちはすごいよね。
ちなみに仕事中は動き辛いからもっと動きやすくカットソーとジーパンとか地味な格好をしているので、たまたま保育園の園長先生(40台男性)と私服で休日に遭遇したときには上から下まで眺めた後に「その格好太って見えますねぇ」と言われた。
良い人だしとっても面白い人おじさんなんだけど結構グサグサ心に刺さることを遠慮なく言ってくる人だ。
まぁ本人いわく普段は太く見えない、むしろちょうどいいくらいだと思いますよと弁解していた。
セクハラですかって言っといたらすごく焦ってた。仕返しです。
椿ちゃんからは「可愛いから大丈夫だよ。それに太って見えてもぽっちゃり程度だよ」と慰めてるのか貶してるのか分からないお言葉をいただいたのだがとりあえずそのまま着続けている。気に入ってるしこれ以外仕事着しかないからね。
時計を見てみればそろそろ家を出た方がいいような時間になっていたので朝ごはんは抜きだ。というかそもそも普段から睡眠優先であまり食べないのでいつも通りなんだけど。
あれば普通に問題なく食べれるけど食べなくてもいいやと思ってる。そんな時間があるならば寝たいんだもん。
あぁ、あとは子持ちの人と遊ぶ時には絶対に持ち歩くことにしてるスーツケースも忘れないように持っていかなきゃね、今日は1歳と4歳の子がいたはず!
子供がいるとどうしても遊びたくなっちゃって、知り合いの人たちからは『(ちょっと? 危ない変態臭がする)あやし係』と認識されている私。
そんな私はわざわざ大きいキャリーケースにいれてオモチャを多々持ち歩いている。赤ちゃんのオモチャから始まり囲碁や将棋なんかもあり、品揃えは豊富だ。最近は流行りのボードゲームも仕入れてみた。
そんなデカイケースに入れるほどいらないだろうと皆に突っ込まれるけどあって悪いことはないからいいかなと。
いやまぁ荷物が常に多いっていうマイナス点はあるか。
普段はいる子供に合わせてキャリーケースの中身を変えて持ち歩くんだけど、今日は昨日出し忘れちゃったままで全部入ってるから少し重い。けど出してる時間はないから荷物いっぱいのまま玄関に持っていく。
「夕飯は食べて帰ってくるの?」
「ううん、子供いる人もいるから夕方くらいには解散だよ。」
「そっか。今日は久しぶりに本格ラーメン作るってお母さん言ってたから早く帰って来んのよー。」
「ラーメンかー、楽しみにしてるって言っといてー。前回同様成功することを願う!
それじゃあ行ってくるね!」
お母さんは料理が好きでなんでもチャレンジする人だ。
前に『お土産で大量にもらったラーメンの出汁が不味い!』ってレシピサイト見ながらラーメンを出汁から作ってたときはびっくりした。麺は美味しかったのでお土産の麺を作ったスープで食べたけど美味しかった。
ちなみに料理は好きらしいが上手くはないのでたまに驚きの料理が出てくることがある。レシピを見ながら作ったはずなのに見本と全く違うものが出てきたときには驚いた。
ちなみに失敗するときは大抵が詳しく聞いてみれば、ちょっと調味料が足りなかったから若干アレンジしたとか手順を間違えたとか。レシピはどうしたの、何故チャレンジしてしまうの。近くにコンビニあるから買いに行こう?
ラーメンは好きなのでまた前みたいに成功して美味しければ嬉しいなぁと思いつつ家を出る。
先生たちとの待ち合わせはカフェのある駅前。そこまでは電車で1時間ちょっとかかる場所で仕事場よりも先の駅。
地味に乗り継ぎが面倒くさい中途半端に田舎なところに住んでいるから大変だけど、やっぱり朝の睡眠時間は大事だから頑張るしかない。
「いってきます!」
「いってらっしゃい、気をつけて行ってくるんだよー」
「はーい。」
後になって思った。気をつけてもどうにもならないことって世の中には溢れているんだな、って。
軽く下地を塗ってファンデーションをつける。アイシャドウ、アイライン、アイブロウ、そしてチークをやって塗っているかわからないくらいの薄いピンクの口紅をつけて完成だ。
マスカラは目がすごく疲れるから苦手でつけない。気が向いたらつけまつげをつけるけど、基本は面倒くさい。
腰まである黒い髪の毛をポニーテールに結んで自作をした生成りのシュシュをつける。
冬の寒さもひいてだいぶ過ごしやすくなってきたから少し薄着にしてもいいかな?
袖にレースのついた生成りの長袖カットソーを着てからココア色の膝丈のロングキャミソールを着る。
このキャミソールは腰あたりからスリットが入っていて着ると広がってとても可愛い……が洗濯して畳む時が本当に面倒くさい。畳むときはこの無駄にひらひらしてるところを切りたくなる。
最近はお母さんが私の服だけ畳んでくれなくなったから本当に面倒くさい。誰この服買ったの。……うん、私か。
足首までの茶色いレギンスを履いてからスカートとズボンを履いているような二重デザインになっているキャメル色のガウチョパンツを履いて、クリーム色の少しだけ厚手の長袖カーディガンを上から羽織る。
お財布とスマホとタオルとティッシュとゴミ袋にする小さめの袋、それだけが入ればいいというくらい小さめのサイズの茶色い肩掛けのカバンをもって茶色いヒールのないペタンコの柔らかめのパンプスを履けば完成だ。
化粧ポーチ? なにそれおいしいの?
アイライナーと口紅があればそれで良いよ。それくらいなら隙間に詰めるだけだから小さいカバンでいけるもの。
『そんな服装で森に迷い込んだら危ないだろう』と思ってしまうけれど世間一般的には森ガールといわれる服装の完成だ。なんで森ガールっていうんだろう?
ふわふわしていて可愛いから好きで着ているけど、そろそろガールという響きが厳しくなってくる気がしている。カウントダウンは始まっているはず……。
最近女子会って聞くと『女子会(笑)』って思っちゃうもん。女子会って言い張るおばさまたちはすごいよね。
ちなみに仕事中は動き辛いからもっと動きやすくカットソーとジーパンとか地味な格好をしているので、たまたま保育園の園長先生(40台男性)と私服で休日に遭遇したときには上から下まで眺めた後に「その格好太って見えますねぇ」と言われた。
良い人だしとっても面白い人おじさんなんだけど結構グサグサ心に刺さることを遠慮なく言ってくる人だ。
まぁ本人いわく普段は太く見えない、むしろちょうどいいくらいだと思いますよと弁解していた。
セクハラですかって言っといたらすごく焦ってた。仕返しです。
椿ちゃんからは「可愛いから大丈夫だよ。それに太って見えてもぽっちゃり程度だよ」と慰めてるのか貶してるのか分からないお言葉をいただいたのだがとりあえずそのまま着続けている。気に入ってるしこれ以外仕事着しかないからね。
時計を見てみればそろそろ家を出た方がいいような時間になっていたので朝ごはんは抜きだ。というかそもそも普段から睡眠優先であまり食べないのでいつも通りなんだけど。
あれば普通に問題なく食べれるけど食べなくてもいいやと思ってる。そんな時間があるならば寝たいんだもん。
あぁ、あとは子持ちの人と遊ぶ時には絶対に持ち歩くことにしてるスーツケースも忘れないように持っていかなきゃね、今日は1歳と4歳の子がいたはず!
子供がいるとどうしても遊びたくなっちゃって、知り合いの人たちからは『(ちょっと? 危ない変態臭がする)あやし係』と認識されている私。
そんな私はわざわざ大きいキャリーケースにいれてオモチャを多々持ち歩いている。赤ちゃんのオモチャから始まり囲碁や将棋なんかもあり、品揃えは豊富だ。最近は流行りのボードゲームも仕入れてみた。
そんなデカイケースに入れるほどいらないだろうと皆に突っ込まれるけどあって悪いことはないからいいかなと。
いやまぁ荷物が常に多いっていうマイナス点はあるか。
普段はいる子供に合わせてキャリーケースの中身を変えて持ち歩くんだけど、今日は昨日出し忘れちゃったままで全部入ってるから少し重い。けど出してる時間はないから荷物いっぱいのまま玄関に持っていく。
「夕飯は食べて帰ってくるの?」
「ううん、子供いる人もいるから夕方くらいには解散だよ。」
「そっか。今日は久しぶりに本格ラーメン作るってお母さん言ってたから早く帰って来んのよー。」
「ラーメンかー、楽しみにしてるって言っといてー。前回同様成功することを願う!
それじゃあ行ってくるね!」
お母さんは料理が好きでなんでもチャレンジする人だ。
前に『お土産で大量にもらったラーメンの出汁が不味い!』ってレシピサイト見ながらラーメンを出汁から作ってたときはびっくりした。麺は美味しかったのでお土産の麺を作ったスープで食べたけど美味しかった。
ちなみに料理は好きらしいが上手くはないのでたまに驚きの料理が出てくることがある。レシピを見ながら作ったはずなのに見本と全く違うものが出てきたときには驚いた。
ちなみに失敗するときは大抵が詳しく聞いてみれば、ちょっと調味料が足りなかったから若干アレンジしたとか手順を間違えたとか。レシピはどうしたの、何故チャレンジしてしまうの。近くにコンビニあるから買いに行こう?
ラーメンは好きなのでまた前みたいに成功して美味しければ嬉しいなぁと思いつつ家を出る。
先生たちとの待ち合わせはカフェのある駅前。そこまでは電車で1時間ちょっとかかる場所で仕事場よりも先の駅。
地味に乗り継ぎが面倒くさい中途半端に田舎なところに住んでいるから大変だけど、やっぱり朝の睡眠時間は大事だから頑張るしかない。
「いってきます!」
「いってらっしゃい、気をつけて行ってくるんだよー」
「はーい。」
後になって思った。気をつけてもどうにもならないことって世の中には溢れているんだな、って。
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