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俺にとっては非常に重要なことなのだが、傍から見ると子供が駄々をこねているとしか見えないこの状況を終わらせたのは店から出てきた少女だった。
「お母さん?!」
「ルミカ?」
「お母さぁぁぁぁぁぁん!!」
俺より少し背の低い少女は走ってルルカに抱き付いた。
「久し振りね。元気だった?」
「うん!」
ルルカは抱き付いてる少女の髪を撫でている。
逃げるチャンスなのだが、ルルカの荷物が収納に入ったままなのでどうしようもない。
「ツトムさん、娘のルミカです」
「えっと、初めまして冒険者のツトム……」
「ふんっ!!」
「こ、こら!! ルミカ!!」
少女は全速力で店に戻って行く。
「も、申し訳ありません。娘が失礼な真似を……」
「いや、気にするな」
半ば覚悟していたことである。
ただでさえ難しい年頃な上に、母親が連れて来た男性が自分と同年代ではな……
「お婆ちゃぁぁぁぁん、お母さんが変なの連れて帰って来たよぉぉ!!」
!!!!
本当に年頃のせいなんだろうな?!
どちらかと言えばルルカの娘だからのような気が猛烈にしてきたが……
「あの娘ったら!! まったくっ!!
重ね重ね本当に申し訳ございません」
「娘さんのことで一々謝罪しなくていいぞ」
「そういう訳には……」
「ルルカ? ルルカかい?」
「お母さん!?」
店から出てきた中年の女性に今度はルルカが抱き付いた。
「ただいま。お母さん」
「お帰り。元気だったかい?」
「ええ、お母さんもどこか体を悪くしてない? お父さん達は?」
「大丈夫、皆元気よ。
それでルルカ、そちらの方が……」
さっきまでルルカは母親だったが今は娘だ。ややこしいなぁとか思いながらぼぉーと眺めていたら、どうやら俺に打順が回ってきたようだ。
「ええ。私を買って頂いた……」
「初めまして、冒険者をしておりますツトムと申します。
お嬢さんには大変お世話になっておりまして」
「あらまぁ! こちらこそ娘に大変良くして頂いて……
おまえ、"お嬢さん"なんて呼んでもらってるのかい?(笑」
「もぉ! そんな訳ないでしょ!!
ツトムさんも変な呼び方しないでください!!」
この場合どう呼べばいいんだよ!
「この通り少々強情な面がある娘ですが末永くよろしくお願い致しますね」
「こちらこそよろしくお願いします」
「お母さん……もぉ」
「さぁさぁ、こんなところではなんですから上がって下さいな」
「お邪魔します」
3人で店の中に入っていく。
店内は6畳程の広さで、まだ朝とはいえ既に開店している感じなのだが客は1人もいない。
商品の陳列具合からしてもとても繁盛しているとは言い難いのだが、この店に限らず食品以外を扱う小店舗は大体こんな感じだ。
ちゃんと生活できているのか不安になるレベルなのだが、ルルカのお母さんも娘さんも貧困に喘いでいるといった感じは見受けられない。
趣味と実益を兼ねて商いをしている感じなのだろうか? 昔日本のどの町にもあったお婆ちゃんお爺ちゃんが営んでいた駄菓子屋・模型店・文具店みたいな?
店の奥の戸から中は住居スペースになる。
日本人の感覚ではどうしても靴を脱いで一段上の床に上がりたくなるのだが、この世界では当然の如く土足文化なので靴のままだ。ひょっとしたら自分が靴を脱ぐ文化を広げる第一号なのかもしれない。
大きなテーブルが置いてある居間に通され、ルルカの前にお母さんが、俺の前には俺のことをずっと睨んでいる少女……ルミカちゃんが座った。
「ごめんなさいね。旦那と両親は朝から地区の寄り合いに出席してていなくて。
何でしたら呼び戻しに……」
「お待ちください!
自分達が本日こちらに伺ったのは、突然で申し訳ありませんがお嬢さんを2週間ほど預かって頂きたいからなのです」
幸いにもルルカのお母さんは俺への当りが柔らかい。
けど他の家族の反応が読めないので呼び戻すのは勘弁して欲しい。
それにしても……事前に手紙で確認するべきだったか。実家だから大丈夫だろうと安易に考え過ぎていた。
「ツトムさん、その呼び方はいい加減にして欲しいのですが……」
ルルカがちょっと怒り気味だが、こっちは色々とテンパっているのだ。構っている余裕などない!!
「自分は軍に参加して出征致しますのでその間是非とも!」
「ウチは一向に構いませんが……」
ここだ! ここで一気に畳み掛けるんだ!!
「ありがとうございます!
お礼という訳ではありませんが、手土産として持参した物がありますのでお受け取り下さい」
まずは収納から大きなタライを取り出してその中にカリークを12匹入れる。
「まぁ!」「お魚だ!」
「一昨日漁村にて仕入れた物で収納魔法で保管していましたので新鮮です」
続いてタライの中を氷結魔法で凍らせる。
「明日になると味が落ちるかと思いますので今日中に調理してください」
「困ったわぁ。半分は焼いて食べるにしても残りはどうしようかしら」
「お母さん大丈夫よ。漁村で調理方法を聞いてきたから」
「そう。ならルルカに任せるわね」
次は角付き肉の塊を1つ出す。
「まぁまぁ!」「デカっ!」「ツトムさん……角付き肉をどれだけ買い込んでいるのですか……」
ヤバイな。買い過ぎてしまったことがルルカにバレそうだ。
「こんなに頂いても食べ切れないので困ったわぁ」
「ご家族の分を除いてお店で売ることはできませんか?」
「それをしちゃうとお肉屋さんに悪いしねぇ」
他店の領分は侵せないのだろうな。ご近所付き合いもあるだろうし。
「では残りはお嬢さんを……」
ギロッ!!
さすがに自重すべきなんだろうな。横から太ももをつねられているし……
「コホン、ルルカさんを迎えに来る時にでも」
「そうしてくださいな」
「次のはお土産ではなく余り物なのですが……」
漁村での物々交換の為に買い込んだ野菜と家具の残りを出す。
「家具のほうは不要でしたらお店で売って下さい。これなら……」
「そうねぇ。ウチは雑貨屋だから家具なら扱えるかしら」
「こちらはベルガーナ王都でお薦めの酒です。お飲みになる方でどうぞ」
2種20本を一気に出す。
「あらまぁ!」「お酒?」「あの時の……」
最後にルルカにバックを渡し目線で促す。
「王都の貴金属店でツトムさんに買って頂いた品よ。
これがお母さんに。こっちがルミカ。おばあちゃんの分は後で渡すわね」
「あらあらまぁまぁ!!」「わぁ!?」
これだけ贈り物攻勢をすれば何とかなるだろう。
「お母さん?!」
「ルミカ?」
「お母さぁぁぁぁぁぁん!!」
俺より少し背の低い少女は走ってルルカに抱き付いた。
「久し振りね。元気だった?」
「うん!」
ルルカは抱き付いてる少女の髪を撫でている。
逃げるチャンスなのだが、ルルカの荷物が収納に入ったままなのでどうしようもない。
「ツトムさん、娘のルミカです」
「えっと、初めまして冒険者のツトム……」
「ふんっ!!」
「こ、こら!! ルミカ!!」
少女は全速力で店に戻って行く。
「も、申し訳ありません。娘が失礼な真似を……」
「いや、気にするな」
半ば覚悟していたことである。
ただでさえ難しい年頃な上に、母親が連れて来た男性が自分と同年代ではな……
「お婆ちゃぁぁぁぁん、お母さんが変なの連れて帰って来たよぉぉ!!」
!!!!
本当に年頃のせいなんだろうな?!
どちらかと言えばルルカの娘だからのような気が猛烈にしてきたが……
「あの娘ったら!! まったくっ!!
重ね重ね本当に申し訳ございません」
「娘さんのことで一々謝罪しなくていいぞ」
「そういう訳には……」
「ルルカ? ルルカかい?」
「お母さん!?」
店から出てきた中年の女性に今度はルルカが抱き付いた。
「ただいま。お母さん」
「お帰り。元気だったかい?」
「ええ、お母さんもどこか体を悪くしてない? お父さん達は?」
「大丈夫、皆元気よ。
それでルルカ、そちらの方が……」
さっきまでルルカは母親だったが今は娘だ。ややこしいなぁとか思いながらぼぉーと眺めていたら、どうやら俺に打順が回ってきたようだ。
「ええ。私を買って頂いた……」
「初めまして、冒険者をしておりますツトムと申します。
お嬢さんには大変お世話になっておりまして」
「あらまぁ! こちらこそ娘に大変良くして頂いて……
おまえ、"お嬢さん"なんて呼んでもらってるのかい?(笑」
「もぉ! そんな訳ないでしょ!!
ツトムさんも変な呼び方しないでください!!」
この場合どう呼べばいいんだよ!
「この通り少々強情な面がある娘ですが末永くよろしくお願い致しますね」
「こちらこそよろしくお願いします」
「お母さん……もぉ」
「さぁさぁ、こんなところではなんですから上がって下さいな」
「お邪魔します」
3人で店の中に入っていく。
店内は6畳程の広さで、まだ朝とはいえ既に開店している感じなのだが客は1人もいない。
商品の陳列具合からしてもとても繁盛しているとは言い難いのだが、この店に限らず食品以外を扱う小店舗は大体こんな感じだ。
ちゃんと生活できているのか不安になるレベルなのだが、ルルカのお母さんも娘さんも貧困に喘いでいるといった感じは見受けられない。
趣味と実益を兼ねて商いをしている感じなのだろうか? 昔日本のどの町にもあったお婆ちゃんお爺ちゃんが営んでいた駄菓子屋・模型店・文具店みたいな?
店の奥の戸から中は住居スペースになる。
日本人の感覚ではどうしても靴を脱いで一段上の床に上がりたくなるのだが、この世界では当然の如く土足文化なので靴のままだ。ひょっとしたら自分が靴を脱ぐ文化を広げる第一号なのかもしれない。
大きなテーブルが置いてある居間に通され、ルルカの前にお母さんが、俺の前には俺のことをずっと睨んでいる少女……ルミカちゃんが座った。
「ごめんなさいね。旦那と両親は朝から地区の寄り合いに出席してていなくて。
何でしたら呼び戻しに……」
「お待ちください!
自分達が本日こちらに伺ったのは、突然で申し訳ありませんがお嬢さんを2週間ほど預かって頂きたいからなのです」
幸いにもルルカのお母さんは俺への当りが柔らかい。
けど他の家族の反応が読めないので呼び戻すのは勘弁して欲しい。
それにしても……事前に手紙で確認するべきだったか。実家だから大丈夫だろうと安易に考え過ぎていた。
「ツトムさん、その呼び方はいい加減にして欲しいのですが……」
ルルカがちょっと怒り気味だが、こっちは色々とテンパっているのだ。構っている余裕などない!!
「自分は軍に参加して出征致しますのでその間是非とも!」
「ウチは一向に構いませんが……」
ここだ! ここで一気に畳み掛けるんだ!!
「ありがとうございます!
お礼という訳ではありませんが、手土産として持参した物がありますのでお受け取り下さい」
まずは収納から大きなタライを取り出してその中にカリークを12匹入れる。
「まぁ!」「お魚だ!」
「一昨日漁村にて仕入れた物で収納魔法で保管していましたので新鮮です」
続いてタライの中を氷結魔法で凍らせる。
「明日になると味が落ちるかと思いますので今日中に調理してください」
「困ったわぁ。半分は焼いて食べるにしても残りはどうしようかしら」
「お母さん大丈夫よ。漁村で調理方法を聞いてきたから」
「そう。ならルルカに任せるわね」
次は角付き肉の塊を1つ出す。
「まぁまぁ!」「デカっ!」「ツトムさん……角付き肉をどれだけ買い込んでいるのですか……」
ヤバイな。買い過ぎてしまったことがルルカにバレそうだ。
「こんなに頂いても食べ切れないので困ったわぁ」
「ご家族の分を除いてお店で売ることはできませんか?」
「それをしちゃうとお肉屋さんに悪いしねぇ」
他店の領分は侵せないのだろうな。ご近所付き合いもあるだろうし。
「では残りはお嬢さんを……」
ギロッ!!
さすがに自重すべきなんだろうな。横から太ももをつねられているし……
「コホン、ルルカさんを迎えに来る時にでも」
「そうしてくださいな」
「次のはお土産ではなく余り物なのですが……」
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「家具のほうは不要でしたらお店で売って下さい。これなら……」
「そうねぇ。ウチは雑貨屋だから家具なら扱えるかしら」
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2種20本を一気に出す。
「あらまぁ!」「お酒?」「あの時の……」
最後にルルカにバックを渡し目線で促す。
「王都の貴金属店でツトムさんに買って頂いた品よ。
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