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「ツトム! 助かった!!
あいつが特殊個体か?」
「はい。自分は黒オーガと呼んでいますけど」
二本角の黒オーガは両手に武器を持っている。
あれはなんだろう?
持ち方からするとトンファーなんだが、長い棒部分の先に刃が付いている。
トンファーソード? いや、トンファーブレードってとこか。
黒オーガは腰を落としやや前傾姿勢でトンファーブレードを構える。
「くるぞっ!!」
「グリードさん以外は下がって!」
この相手はナタリアさん達では荷が重い。
「グリードさんは防御主体で! 奴の肌に刃は通りません!」
「あいつと戦ったことがあるのか?」
「違う個体とならば1度。
この二本角とは初めてです」
ないよりマシだろうと収納から剣を出す。
もちろん剣で戦うつもりなどは毛頭なく、あくまで防御用なので鞘に入れたままである。
黒オーガと目が合う。
その瞬間、一気に斬り掛かってきた!
(こっちかよっ!)
魔盾に剣を添えてガードする。
黒オーガの右手のトンファーブレードによる斬撃は魔盾を斬り裂くが、ここまでは想定済みだ。
右手に風槍を圧縮していく……
が!!
受け止める予定だった剣を鞘ごと真っ二つに切断してそのまま肩口から腹部に掛けて斬撃が走った!
グリードさんが俺を斬った体勢の黒オーガに突きを放つ。
俺は出血に構わず回復魔法を使い傷を塞ぐ。
黒オーガは突きを無視して左手のトンファーブレードでグリードさんに斬り掛かる。
回復魔法がまだ終わってないので魔盾を出せない。
刃は通らないって言ったのに!!
しかしグリードさんは斬られる直前に2メートルほど後方に飛んで回避した。
なんだ?
なにかのスキルか?
再び風槍を圧縮する時間はないと見て風槍(回転)を放つ。
黒オーガも自ら後方に跳んで回避し距離を取った。
「ツトム! 大丈夫か?」
「え、ええ、なんとか……」
ひょっとしたら今までで1番危なかったかもしれない。
もうほんのちょっと踏み込んで斬られていれば俺の胴体は斜めに分かれていただろう。
血で濡れた鎧と衣服を浄化魔法で綺麗にする。
それにしても……
剣を鞘ごと斬るなんて、あのトンファーブレードは一体何で出来ているんだ?
まさかオリハルコンやヒヒイロカネみたいな伝説的な素材で作られた武器じゃないだろうな。
そんな激レアな素材で趣味全開な武器を作るなと強く抗議したい!
黒オーガは俺のことを不思議そうに見ている。
確かに斬ったはずなのにどういうことだ? ってところだろうか。
「グリードさん、奴を倒すための奥の手とか切り札とか必殺技的な何かはないのですか?」
「そんなのある訳ないだろ!
次に回避できる自信すらねーよ!!」
「(この3等級使えねぇー)」
「何か言ったか?」
「いいえ、何も」
「大体そういうのは魔術士の領分だろ!
そもそも魔術士なのに前に出てくるなよ!
昇格試験と同じ感覚で戦うなら死ぬぞ!!」
「わかってますが仕方ないんですよ!
奴を倒せそうな魔法が超至近で発動するタイプなのでどうしても懐に飛び込まないと……」
「魔術士が距離の利を捨ててどうすんだよ……
それで当てられそうなのか?」
「無理ですよ」
オークジェネラル高技量型の時は大剣1本だったのに当てられず、最終的には腕を斬り落とされてようやく倒したのだ。
黒オーガは左右それぞれに凄まじく斬れるトンファーブレードを装備して、一撃一撃がとんでもない破壊力だ。しかも早い!
迂闊に奴の間合いに入ったら斬り刻まれることは間違いないだろう。
「その魔法意味ねーだろ……」
風槍・零式は立ちはだかる強敵・難敵を屠ってきた俺の必殺技なんだが……
最近武器持ちの相手にどう当てるのかという根本的な面での課題が見つかってしまった…………つか最初から気付いとけという話ではあるが。
対黒オーガ用の必殺技の開発は正直言って難航している。
必殺技なんてものはそう簡単には開発できないし思い付かない、という大前提があるがそれに加えてどうしても"練習すれば解決できるかもしれない"直近の課題を優先してしまいがちだ。
黒オーガが再び腰を落として攻撃体勢に入った。
嫌な汗が背中を伝わるのがわかる。
一つの判断、一つの行動をミスればそれが即、死に繋がる生と死が隣り合わせの戦闘だ。
俺から視線を外さなかった黒オーガは一転、グリードさんに襲い掛かった!
防御姿勢を取っていた俺は完全に意表を突かれ一歩出遅れるものの、なんとかグリードさんの前に魔盾を展開することができた。
魔盾を斬り裂いて襲ってくる斬撃をグリードさんは受け流すことに成功!
しかしすかさず左手による攻撃体勢に移行する黒オーガ。
左右二刀のアドバンテージを最大限生かしてくる黒オーガに対し、グリードさんは初撃を全力で受け流した為に体勢不十分だ。
魔盾でなんとか……
しかし黒オーガは体を半回転させて俺へとターゲットを変えてきた!
やはりメルクでの聞き込みから分析した通り、奴らが魔術士を強く意識してることは間違いない。
今度は魔盾を2枚置きさらに後ろへと跳ぶ。
その2枚をぶち抜いて斬撃を走らせてきたが、魔盾2枚を置いたことが功を奏したのか革鎧を斬られるだけで済んだ。
それにしても魔盾2枚ですら止められないなんて……
この魔盾は強化型で、以前の薄いタイプの数倍の魔力を消費をしている。
(このまま守勢に回っていたらいずれはMPが尽きてしまう……)
攻撃だ。
奴を倒すか退かせるかしないとこの場を生き残れない!!
追撃してくる黒オーガに土甲弾を放つ。
ズドォォォォォォォォン!!!!
黒オーガは慌てて防御姿勢を取った。
結果を見届ける必要なんてない。
着弾を確認することもなく第2弾を放つ。
ズドォォォォォォォォン!!!!
第3弾! 第4弾! …………
ズドォォォォン!! ズドォォォォン!! ズドォォォォン!! ズドォォォォン!!
視界一杯に広がる土煙の中を凄まじいスピードで飛び出してきた黒オーガが瞬時に背後に回り込む!
ヤ、ヤバイ!!
魔盾が間に合わな……!?
「?!」
身体に衝撃を受けて地面に叩き付けられる。
それまで俺が立っていた場所を一閃して黒オーガが疾風のごとく駆け抜けていった。
どうやらグリードさんが俺を蹴って回避させてくれたようだ。さすが近接戦闘の本職だけはある。
「助かりました」
「お互い様だ!
それにさすがの魔法攻撃だったぞ」
グリードさんは褒めてくれるが……
やはり土甲弾は通用せずか。
それに……
「なんなんです? あのスピードは…………獣化移動?」
「確かに獣人の獣化移動とよく似てるが……」
「あんなスピードで動き回られたら防ぐことすら難しいですよ!」
魔盾の発動すら上回って攻撃して来るならもうどうしようもないぞ!!
「落ち着け!
今頃出してきたってことは最初から使えない理由がなにかあるんだ。
例えば身体への負担が大きいとかな!」
おぉ! さすが冷静だ。
戦い始めてまだ3ヵ月未満の俺とは違い、10年近い戦歴は伊達ではないな!
あいつが特殊個体か?」
「はい。自分は黒オーガと呼んでいますけど」
二本角の黒オーガは両手に武器を持っている。
あれはなんだろう?
持ち方からするとトンファーなんだが、長い棒部分の先に刃が付いている。
トンファーソード? いや、トンファーブレードってとこか。
黒オーガは腰を落としやや前傾姿勢でトンファーブレードを構える。
「くるぞっ!!」
「グリードさん以外は下がって!」
この相手はナタリアさん達では荷が重い。
「グリードさんは防御主体で! 奴の肌に刃は通りません!」
「あいつと戦ったことがあるのか?」
「違う個体とならば1度。
この二本角とは初めてです」
ないよりマシだろうと収納から剣を出す。
もちろん剣で戦うつもりなどは毛頭なく、あくまで防御用なので鞘に入れたままである。
黒オーガと目が合う。
その瞬間、一気に斬り掛かってきた!
(こっちかよっ!)
魔盾に剣を添えてガードする。
黒オーガの右手のトンファーブレードによる斬撃は魔盾を斬り裂くが、ここまでは想定済みだ。
右手に風槍を圧縮していく……
が!!
受け止める予定だった剣を鞘ごと真っ二つに切断してそのまま肩口から腹部に掛けて斬撃が走った!
グリードさんが俺を斬った体勢の黒オーガに突きを放つ。
俺は出血に構わず回復魔法を使い傷を塞ぐ。
黒オーガは突きを無視して左手のトンファーブレードでグリードさんに斬り掛かる。
回復魔法がまだ終わってないので魔盾を出せない。
刃は通らないって言ったのに!!
しかしグリードさんは斬られる直前に2メートルほど後方に飛んで回避した。
なんだ?
なにかのスキルか?
再び風槍を圧縮する時間はないと見て風槍(回転)を放つ。
黒オーガも自ら後方に跳んで回避し距離を取った。
「ツトム! 大丈夫か?」
「え、ええ、なんとか……」
ひょっとしたら今までで1番危なかったかもしれない。
もうほんのちょっと踏み込んで斬られていれば俺の胴体は斜めに分かれていただろう。
血で濡れた鎧と衣服を浄化魔法で綺麗にする。
それにしても……
剣を鞘ごと斬るなんて、あのトンファーブレードは一体何で出来ているんだ?
まさかオリハルコンやヒヒイロカネみたいな伝説的な素材で作られた武器じゃないだろうな。
そんな激レアな素材で趣味全開な武器を作るなと強く抗議したい!
黒オーガは俺のことを不思議そうに見ている。
確かに斬ったはずなのにどういうことだ? ってところだろうか。
「グリードさん、奴を倒すための奥の手とか切り札とか必殺技的な何かはないのですか?」
「そんなのある訳ないだろ!
次に回避できる自信すらねーよ!!」
「(この3等級使えねぇー)」
「何か言ったか?」
「いいえ、何も」
「大体そういうのは魔術士の領分だろ!
そもそも魔術士なのに前に出てくるなよ!
昇格試験と同じ感覚で戦うなら死ぬぞ!!」
「わかってますが仕方ないんですよ!
奴を倒せそうな魔法が超至近で発動するタイプなのでどうしても懐に飛び込まないと……」
「魔術士が距離の利を捨ててどうすんだよ……
それで当てられそうなのか?」
「無理ですよ」
オークジェネラル高技量型の時は大剣1本だったのに当てられず、最終的には腕を斬り落とされてようやく倒したのだ。
黒オーガは左右それぞれに凄まじく斬れるトンファーブレードを装備して、一撃一撃がとんでもない破壊力だ。しかも早い!
迂闊に奴の間合いに入ったら斬り刻まれることは間違いないだろう。
「その魔法意味ねーだろ……」
風槍・零式は立ちはだかる強敵・難敵を屠ってきた俺の必殺技なんだが……
最近武器持ちの相手にどう当てるのかという根本的な面での課題が見つかってしまった…………つか最初から気付いとけという話ではあるが。
対黒オーガ用の必殺技の開発は正直言って難航している。
必殺技なんてものはそう簡単には開発できないし思い付かない、という大前提があるがそれに加えてどうしても"練習すれば解決できるかもしれない"直近の課題を優先してしまいがちだ。
黒オーガが再び腰を落として攻撃体勢に入った。
嫌な汗が背中を伝わるのがわかる。
一つの判断、一つの行動をミスればそれが即、死に繋がる生と死が隣り合わせの戦闘だ。
俺から視線を外さなかった黒オーガは一転、グリードさんに襲い掛かった!
防御姿勢を取っていた俺は完全に意表を突かれ一歩出遅れるものの、なんとかグリードさんの前に魔盾を展開することができた。
魔盾を斬り裂いて襲ってくる斬撃をグリードさんは受け流すことに成功!
しかしすかさず左手による攻撃体勢に移行する黒オーガ。
左右二刀のアドバンテージを最大限生かしてくる黒オーガに対し、グリードさんは初撃を全力で受け流した為に体勢不十分だ。
魔盾でなんとか……
しかし黒オーガは体を半回転させて俺へとターゲットを変えてきた!
やはりメルクでの聞き込みから分析した通り、奴らが魔術士を強く意識してることは間違いない。
今度は魔盾を2枚置きさらに後ろへと跳ぶ。
その2枚をぶち抜いて斬撃を走らせてきたが、魔盾2枚を置いたことが功を奏したのか革鎧を斬られるだけで済んだ。
それにしても魔盾2枚ですら止められないなんて……
この魔盾は強化型で、以前の薄いタイプの数倍の魔力を消費をしている。
(このまま守勢に回っていたらいずれはMPが尽きてしまう……)
攻撃だ。
奴を倒すか退かせるかしないとこの場を生き残れない!!
追撃してくる黒オーガに土甲弾を放つ。
ズドォォォォォォォォン!!!!
黒オーガは慌てて防御姿勢を取った。
結果を見届ける必要なんてない。
着弾を確認することもなく第2弾を放つ。
ズドォォォォォォォォン!!!!
第3弾! 第4弾! …………
ズドォォォォン!! ズドォォォォン!! ズドォォォォン!! ズドォォォォン!!
視界一杯に広がる土煙の中を凄まじいスピードで飛び出してきた黒オーガが瞬時に背後に回り込む!
ヤ、ヤバイ!!
魔盾が間に合わな……!?
「?!」
身体に衝撃を受けて地面に叩き付けられる。
それまで俺が立っていた場所を一閃して黒オーガが疾風のごとく駆け抜けていった。
どうやらグリードさんが俺を蹴って回避させてくれたようだ。さすが近接戦闘の本職だけはある。
「助かりました」
「お互い様だ!
それにさすがの魔法攻撃だったぞ」
グリードさんは褒めてくれるが……
やはり土甲弾は通用せずか。
それに……
「なんなんです? あのスピードは…………獣化移動?」
「確かに獣人の獣化移動とよく似てるが……」
「あんなスピードで動き回られたら防ぐことすら難しいですよ!」
魔盾の発動すら上回って攻撃して来るならもうどうしようもないぞ!!
「落ち着け!
今頃出してきたってことは最初から使えない理由がなにかあるんだ。
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