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「その導士というのは、国から贈られる称号とかでしょうか?」
もう直球で聞いてみた。
「いんや!
魔術士達を導く者、という意でワシ自らがそのように名乗っておる!」
自称なんかいっ?!
「それに、元王室魔術士だと王家に飼われてるみたいで、なんか嫌じゃろ?」
「よ、よろしいのですか?」
嫌な汗が出始めた。
「ん? 何がじゃ?」
「いえ、王家の方々に対するそのような言い方は、不敬罪とかに該当しませんか?」
「構わん! 構わん!
王家といったところで所詮は我らと同じ人間に過ぎんワイ!」
ほぉ…………
この時代にしては随分と先進的な考えをしてる爺さんだな。
「新しく王になった若者はかなりの器と聞いておるがのォ」
確かに、あの若き王が発するプレッシャーは物凄かった!
「それでもワシに手出しすることはできんじゃろう」
この爺さん、王家でも手を出せないぐらいの凄い魔術士なのか?
王室魔術士? とやらを辞めた後にここ(=魔術研究所)の所長に天下りできるぐらいだし。
「ノイエダーフ導士のような王家すら一目置く、素晴らしい魔術士に教えて頂けるなんて光栄です!」
とりあえずゴマを擦っておく。
とっとと死霊術を教えて欲しい。
「なぁに、王家が恐れているのはワシ個人よりも弟子たちの動向よ」
「導士のお弟子さんたちですか?」
「うむ。
弟子たちがこの国で働くのは、ワシがいるからというのも大きな理由の一つなのでな。
ワシが国や王家と敵対するような事態になったら、この国を出て行く者が続出するじゃろう。
帝国やコートダールのほうが待遇面では上だしの」
確か一般人が魔法学院に通うに際しては、国に仕えることと引き換えに学費と寮費が免除される仕組みだったはず(騎士学校も同様である)。
つまり、この爺さんが言ってる国を出て行く弟子たちというのは、魔法学院を自費で卒業した貴族や富裕層の子弟達ということになる。
中には爵位や商売を継いで国内に留まる者もいるだろうが、それでもこれだけの人材(=魔術士)流失は国も何としても避けたいだろう。
「まぁ前置きはこの辺にして、そろそろ講義を始めようかの。
ほれっ!」
「っ?!」
導士は収納から1体のオークを出した。
しかも、動いている…………
「これが死霊術じゃ!」
出されたオークは、ラジオ体操のような奇怪な動きをしている。
「このオークは導士が操っているのですか?」
「簡単な指示を与えているだけじゃ。
最初は直接操る必要があるが、死霊術の腕を上げれば指示するだけで勝手に動いてくれるぞ」
奇怪な動きを続けているオークは通常のモノよりかなり大きい。
おそらくオークジェネラルと思われる。
しかし…………
「死霊術は己の魔力で死体を操る魔法じゃ」
死霊術を間近で見てるのに、ステータス画面のスキルツリーに死霊術は表れない。
「なので死体を収納にしまう前に魔力を補充しておくことが肝心じゃ。
次に出すときは戦闘直前かもしれんからの」
即戦闘で使いたいときに、のんびりと魔力補充なんてできないってことね。
でも収納にしまっておけるのは朗報だな。
どこに置けばいいのか問題はこれで解決したわけだ。ルルカにも怒られずに済む。
「魔力を大量に補充すればするほど長く動かせるということでしょうか?」
「残念ながらそうはならん。
各死体ごとに魔力を受け入れる量が決まっておるのじゃ。
死体の大きさと上位種かどうかで変わってくるようだがの」
「導士のオークはジェネラルですよね?
目一杯の魔力でどのぐらい動かせるのでしょう?」
「大体3刻ほどじゃな」
3刻…………約6時間か。
俺の収納にあるオークキングや黒オーガなら、活動時間が伸びたりするのだろうか?
「注意すべきは、戦闘の際は操れる時間が短くなるということじゃ」
「魔力が切れたら…………」
「当然動かなくなる。また魔力を補充すれば操れるようになるがの」
例えるなら、死体が車で魔力がガソリンといったところか。
そして無理な運転(=戦闘)をすると燃費も悪くなる。
「それでは実際に死体を操るところから見せようかの」
そう言うと導士は収納からあるモノを出した。
「骨?」
「うむ。
死体は大きくなるほど操るのが難しくなる。
最も簡単なのがこの骨じゃ」
導士が骨に手をかざしている。
「このようにして死体を操る。
コツとしては、魔力を送る際に全体に染み渡らせるようにすることじゃ」
魔力というものは直接見れるわけではない。
なので導士がどのようにして魔力を送っているのか、今ひとつピンと来ない。
攻撃魔法のときなどは、発生するエネルギー力場みたいなものを感じることはできるのだけど。
死霊術を見てもステータス画面のスキルツリーに表示されないし…………
これは習得するのにかなり苦労するかも。
「あっ?!」
骨が勝手に組みあがって動き出した。
あれは兎だ。
骨だけなので見た目では何の動物なのかは分かりづらいけど、動く様子で兎だとわかった。
ただ、声を出して驚いたのは骨が動き出したからではない。
スキルツリーに死霊術が薄暗く表示されたからだった。
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今回の397話で『異世界ライフは山あり谷あり』はめでたく400回に到達することができました!!
(プロローグの3話分がカウントされてないので、半端な話数でスイマセン)
そして少し前に100万字も突破しております!
これらはひとえに読者の皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございます!
今後も『異世界ライフは山あり谷あり』をよろしくお願い致します。
もう直球で聞いてみた。
「いんや!
魔術士達を導く者、という意でワシ自らがそのように名乗っておる!」
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「それに、元王室魔術士だと王家に飼われてるみたいで、なんか嫌じゃろ?」
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「ん? 何がじゃ?」
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「構わん! 構わん!
王家といったところで所詮は我らと同じ人間に過ぎんワイ!」
ほぉ…………
この時代にしては随分と先進的な考えをしてる爺さんだな。
「新しく王になった若者はかなりの器と聞いておるがのォ」
確かに、あの若き王が発するプレッシャーは物凄かった!
「それでもワシに手出しすることはできんじゃろう」
この爺さん、王家でも手を出せないぐらいの凄い魔術士なのか?
王室魔術士? とやらを辞めた後にここ(=魔術研究所)の所長に天下りできるぐらいだし。
「ノイエダーフ導士のような王家すら一目置く、素晴らしい魔術士に教えて頂けるなんて光栄です!」
とりあえずゴマを擦っておく。
とっとと死霊術を教えて欲しい。
「なぁに、王家が恐れているのはワシ個人よりも弟子たちの動向よ」
「導士のお弟子さんたちですか?」
「うむ。
弟子たちがこの国で働くのは、ワシがいるからというのも大きな理由の一つなのでな。
ワシが国や王家と敵対するような事態になったら、この国を出て行く者が続出するじゃろう。
帝国やコートダールのほうが待遇面では上だしの」
確か一般人が魔法学院に通うに際しては、国に仕えることと引き換えに学費と寮費が免除される仕組みだったはず(騎士学校も同様である)。
つまり、この爺さんが言ってる国を出て行く弟子たちというのは、魔法学院を自費で卒業した貴族や富裕層の子弟達ということになる。
中には爵位や商売を継いで国内に留まる者もいるだろうが、それでもこれだけの人材(=魔術士)流失は国も何としても避けたいだろう。
「まぁ前置きはこの辺にして、そろそろ講義を始めようかの。
ほれっ!」
「っ?!」
導士は収納から1体のオークを出した。
しかも、動いている…………
「これが死霊術じゃ!」
出されたオークは、ラジオ体操のような奇怪な動きをしている。
「このオークは導士が操っているのですか?」
「簡単な指示を与えているだけじゃ。
最初は直接操る必要があるが、死霊術の腕を上げれば指示するだけで勝手に動いてくれるぞ」
奇怪な動きを続けているオークは通常のモノよりかなり大きい。
おそらくオークジェネラルと思われる。
しかし…………
「死霊術は己の魔力で死体を操る魔法じゃ」
死霊術を間近で見てるのに、ステータス画面のスキルツリーに死霊術は表れない。
「なので死体を収納にしまう前に魔力を補充しておくことが肝心じゃ。
次に出すときは戦闘直前かもしれんからの」
即戦闘で使いたいときに、のんびりと魔力補充なんてできないってことね。
でも収納にしまっておけるのは朗報だな。
どこに置けばいいのか問題はこれで解決したわけだ。ルルカにも怒られずに済む。
「魔力を大量に補充すればするほど長く動かせるということでしょうか?」
「残念ながらそうはならん。
各死体ごとに魔力を受け入れる量が決まっておるのじゃ。
死体の大きさと上位種かどうかで変わってくるようだがの」
「導士のオークはジェネラルですよね?
目一杯の魔力でどのぐらい動かせるのでしょう?」
「大体3刻ほどじゃな」
3刻…………約6時間か。
俺の収納にあるオークキングや黒オーガなら、活動時間が伸びたりするのだろうか?
「注意すべきは、戦闘の際は操れる時間が短くなるということじゃ」
「魔力が切れたら…………」
「当然動かなくなる。また魔力を補充すれば操れるようになるがの」
例えるなら、死体が車で魔力がガソリンといったところか。
そして無理な運転(=戦闘)をすると燃費も悪くなる。
「それでは実際に死体を操るところから見せようかの」
そう言うと導士は収納からあるモノを出した。
「骨?」
「うむ。
死体は大きくなるほど操るのが難しくなる。
最も簡単なのがこの骨じゃ」
導士が骨に手をかざしている。
「このようにして死体を操る。
コツとしては、魔力を送る際に全体に染み渡らせるようにすることじゃ」
魔力というものは直接見れるわけではない。
なので導士がどのようにして魔力を送っているのか、今ひとつピンと来ない。
攻撃魔法のときなどは、発生するエネルギー力場みたいなものを感じることはできるのだけど。
死霊術を見てもステータス画面のスキルツリーに表示されないし…………
これは習得するのにかなり苦労するかも。
「あっ?!」
骨が勝手に組みあがって動き出した。
あれは兎だ。
骨だけなので見た目では何の動物なのかは分かりづらいけど、動く様子で兎だとわかった。
ただ、声を出して驚いたのは骨が動き出したからではない。
スキルツリーに死霊術が薄暗く表示されたからだった。
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今回の397話で『異世界ライフは山あり谷あり』はめでたく400回に到達することができました!!
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