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1章
大精霊の異変
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私達は、森の大精霊を見た。
ーおかしい。
先の砂漠騒動で大精霊は悪魔を封印し眠りについたというデータが残っている。
未だ封印は解かれていないのは確認済みだ。
封印と森の維持のために今後数百年起きることはないとわかっている。
歴史の教科書にも乗るほど有名だ。
だが大精霊が現に起きて活動している。
もっとわからないのは大精霊が活性化しているというのに森が砂漠になったままだ。
明らかにおかしい。
アルザも大精霊が起きていることはおかしいとわかっているようだ。
アルザ「…どうする?(小声)」
ジーン「様子を見よう。異常事態だからこそ何が起きてるかわからない。とりあえず記録だ。」
Start-REC
スーツに割くエネルギーを減らしてカメラを起動した。
これが良くなかった。
精霊がこっちを見た。
服はボロボロで目が赤く光っている。
正気の目をしていない
私達が隠れている場所を凝視している。
大精霊が何かの魔法をためている。
ジーン「まずい、バレてる!逃げろ!」
Start-boost
岩陰から飛び出し、別の岩陰へ走りだした
その直後、わたしたちが隠れていた場所は深くえぐれ、アルザの身長の三倍近い長さの尖った枝が何本も生えて天井に突き刺さり、それと同時に枝で出口も塞がれてしまった。
「「ヒエッ…」」
大精霊はまた攻撃をため始めている。
アルザ「ここもじきに危なくなるわね。それに、スピリットが来ているわ。」
周りにはマジカ・スピリットたちがいつの間にか増えていた。
ジーン「次が来るぞ!」
今度は木属性の矢が飛んできた。迷彩服の身体能力向上でらくらく避けられはするが、とどまっていられる状況ではなかった。
ジーン「この威力では盾で防ぐのもできなさそうだ。」
私は走り続けた。スーツのお陰で疲労は感じない。
スピリットたちの遠隔攻撃も飛んでくる。スピリットたちを倒してもすぐに復活してくる。やはり魔力源が近いからだろうか。
攻撃が激しくなってきた。地面に足をつけることもしづらくなってきた
ジーン「仕方ない。足場を展開する。そいつで上下にも逃げろ!」
ナネの木→Gene tic engineering-Leaf=Big and Max. load 4t-Grows quicly ✕3
ジーンはバッグの中から魔力を込めた何かを蒔いた。その何かは瞬く間に成長し、大きな葉っぱを付けた木が三本立った。
ジーン「アルザ、この木の葉っぱを使って立体的に避けろ。こいつは相手の魔力攻撃を吸い取る。最悪は盾にしろ。解決策を考える。」
アルザ「助かった~。これ、ナネの木の葉っぱじゃないかしら。」
ジーン「後で説明する。それより攻撃を回避しつつ聞いてほしいことがある。
一つ。多分あれは大精霊の分身、もしくは一部だ。とりあえずは分身と呼ぶが。分身は怒りかなにかの強い感情に取り込まれ暴走状態に陥っている。このままでは逃げることはおろか出口すら開放できない可能性があるということ。
二つ。ここの周りの材質はほぼ岩盤だ。穴を掘って脱出には相当な苦労がかかる。
三つ。大精霊の分身にしては魔力が少ない。多分マジカ・モンスターやスピリット生み出したことで魔力不足なのかもしれない。ただ、相手が大精霊の分身である以上魔力はほぼ無限大に回復する。つまりジリ貧だ。こうなった以上
私達のできることは一つ。大精霊と話し合いをして和解し、枝をどけてもらうことだ。」
アルザ「どうやって話し合いするのよ。相手は怒りで我を忘れてるんでしょ?」
ジーン「対暴動鎮圧用緑魔力沈静化弾、Bullet-Green-Qwietを使う。こいつでアイツを沈静化する。ほんとは一発で範囲内の人を気絶させることができる代物なのだが…そんなことは置いといて幸いなことに大精霊の分身は動けないようだ。うごかぬ的なら当てやすいだろう。
…一つ問題がある。緑魔力が足りないのだ。B-G-Qは生成に魔力を大量に使う。大精霊、ましてや同属性を沈静化させるには80発くらい必要だ。
だが、今ある魔力だと50発程度しか打てない。魔力を得るにはスピリットを捕まえる、つまりアルザ、君にあの大量のスピリットの近くに行ってもらうという危険を冒してもらわないといけない。」
こんなことを話している間にもスピリットは増えていく。
アルザ「スピリットを捕まえて魔力にするしかないと思う。私の道は私が切り開く。」
ジーン「そう言ってくれてありがとう。そして危険にさらしてすまない。…さあ始めよう。」
ジーン「君のやることは一つ。アシスタをバインドモードにして取り外し、スピリットに近づいてアシスタをかざすことで捕まえ、安全な場所でB-G-Qに変えてぶち込め。目標は60体以上。アシスタに入れて置けるのは6体までだ。」
gene rate-powered arm,Gigant arm
ジーン「できるだけ近づかなくてもいいようにマジックハンドを作った。活用してくれ」
私は別行動で敵のヘイトを買いつつB-G-Qを打ち込む。よろしく頼んだぞ」
transform-combat plane
バッグが背中から外れたかと思うと、中から羽やエンジンが出てきて変形し、戦闘機となった。
アルザ「やるわよ~」
ジーン「作戦開始だ ! 駆け抜けろ ! 」
ーおかしい。
先の砂漠騒動で大精霊は悪魔を封印し眠りについたというデータが残っている。
未だ封印は解かれていないのは確認済みだ。
封印と森の維持のために今後数百年起きることはないとわかっている。
歴史の教科書にも乗るほど有名だ。
だが大精霊が現に起きて活動している。
もっとわからないのは大精霊が活性化しているというのに森が砂漠になったままだ。
明らかにおかしい。
アルザも大精霊が起きていることはおかしいとわかっているようだ。
アルザ「…どうする?(小声)」
ジーン「様子を見よう。異常事態だからこそ何が起きてるかわからない。とりあえず記録だ。」
Start-REC
スーツに割くエネルギーを減らしてカメラを起動した。
これが良くなかった。
精霊がこっちを見た。
服はボロボロで目が赤く光っている。
正気の目をしていない
私達が隠れている場所を凝視している。
大精霊が何かの魔法をためている。
ジーン「まずい、バレてる!逃げろ!」
Start-boost
岩陰から飛び出し、別の岩陰へ走りだした
その直後、わたしたちが隠れていた場所は深くえぐれ、アルザの身長の三倍近い長さの尖った枝が何本も生えて天井に突き刺さり、それと同時に枝で出口も塞がれてしまった。
「「ヒエッ…」」
大精霊はまた攻撃をため始めている。
アルザ「ここもじきに危なくなるわね。それに、スピリットが来ているわ。」
周りにはマジカ・スピリットたちがいつの間にか増えていた。
ジーン「次が来るぞ!」
今度は木属性の矢が飛んできた。迷彩服の身体能力向上でらくらく避けられはするが、とどまっていられる状況ではなかった。
ジーン「この威力では盾で防ぐのもできなさそうだ。」
私は走り続けた。スーツのお陰で疲労は感じない。
スピリットたちの遠隔攻撃も飛んでくる。スピリットたちを倒してもすぐに復活してくる。やはり魔力源が近いからだろうか。
攻撃が激しくなってきた。地面に足をつけることもしづらくなってきた
ジーン「仕方ない。足場を展開する。そいつで上下にも逃げろ!」
ナネの木→Gene tic engineering-Leaf=Big and Max. load 4t-Grows quicly ✕3
ジーンはバッグの中から魔力を込めた何かを蒔いた。その何かは瞬く間に成長し、大きな葉っぱを付けた木が三本立った。
ジーン「アルザ、この木の葉っぱを使って立体的に避けろ。こいつは相手の魔力攻撃を吸い取る。最悪は盾にしろ。解決策を考える。」
アルザ「助かった~。これ、ナネの木の葉っぱじゃないかしら。」
ジーン「後で説明する。それより攻撃を回避しつつ聞いてほしいことがある。
一つ。多分あれは大精霊の分身、もしくは一部だ。とりあえずは分身と呼ぶが。分身は怒りかなにかの強い感情に取り込まれ暴走状態に陥っている。このままでは逃げることはおろか出口すら開放できない可能性があるということ。
二つ。ここの周りの材質はほぼ岩盤だ。穴を掘って脱出には相当な苦労がかかる。
三つ。大精霊の分身にしては魔力が少ない。多分マジカ・モンスターやスピリット生み出したことで魔力不足なのかもしれない。ただ、相手が大精霊の分身である以上魔力はほぼ無限大に回復する。つまりジリ貧だ。こうなった以上
私達のできることは一つ。大精霊と話し合いをして和解し、枝をどけてもらうことだ。」
アルザ「どうやって話し合いするのよ。相手は怒りで我を忘れてるんでしょ?」
ジーン「対暴動鎮圧用緑魔力沈静化弾、Bullet-Green-Qwietを使う。こいつでアイツを沈静化する。ほんとは一発で範囲内の人を気絶させることができる代物なのだが…そんなことは置いといて幸いなことに大精霊の分身は動けないようだ。うごかぬ的なら当てやすいだろう。
…一つ問題がある。緑魔力が足りないのだ。B-G-Qは生成に魔力を大量に使う。大精霊、ましてや同属性を沈静化させるには80発くらい必要だ。
だが、今ある魔力だと50発程度しか打てない。魔力を得るにはスピリットを捕まえる、つまりアルザ、君にあの大量のスピリットの近くに行ってもらうという危険を冒してもらわないといけない。」
こんなことを話している間にもスピリットは増えていく。
アルザ「スピリットを捕まえて魔力にするしかないと思う。私の道は私が切り開く。」
ジーン「そう言ってくれてありがとう。そして危険にさらしてすまない。…さあ始めよう。」
ジーン「君のやることは一つ。アシスタをバインドモードにして取り外し、スピリットに近づいてアシスタをかざすことで捕まえ、安全な場所でB-G-Qに変えてぶち込め。目標は60体以上。アシスタに入れて置けるのは6体までだ。」
gene rate-powered arm,Gigant arm
ジーン「できるだけ近づかなくてもいいようにマジックハンドを作った。活用してくれ」
私は別行動で敵のヘイトを買いつつB-G-Qを打ち込む。よろしく頼んだぞ」
transform-combat plane
バッグが背中から外れたかと思うと、中から羽やエンジンが出てきて変形し、戦闘機となった。
アルザ「やるわよ~」
ジーン「作戦開始だ ! 駆け抜けろ ! 」
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