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第四十七話 勇敢な少女
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?? やだ…やめて…
葉月 …
凄く小さい声で女の子がそういうのを、彩里は見逃さなかった。
敵 いいから黙ってついてこいや!
敵は静かに暴れる女の子にイラつきを覚えていた。
葉月 …発見。
彩里は周りに3人がいないことをわかっていながら、静かに救出を試みた。
敵 …!!
葉月 (いざ戦闘になったときは水の消費量をできる限り抑えるのが大事…)ほっ…!
彩里は今までにないほどに冷静に状況を分析し、確実に相手の顔面に水を放った。
敵 ちっ…!(雑魚のくせにこざかしい!目くらましだけを狙ったな…!?)
?? うわっ!
解放された女の子は少しびっくりしていた。
葉月 走れる!?
その様子はいつもの彩里そのものだった。
?? うん…!
女の子を先に鈴音のところへ連れて行こうとしたその時だった。
?? …いや後ろっ!
葉月 …は!?
敵のペア おらぁ!!
彩里が振り返ったその瞬間、敵の近くにいたペアが暴風を浴びせてきた。
葉月 (避けられない!水で覆って守る!!)
敵 ナイスゥアシストォ。よお子像、戦場で単独行動するほど馬鹿な戦争やってねーんだよ。
葉月 …(近くに2人はいなさそう…でも、ここで騒ぎを大きくするのは可能性の低い賭けだな…今は乱戦状態だろうけど、騒ぎが大きくなると敵が寄ってくる。)なら!つかまって!!
?? …え?
敵 何かする前に捕まえるぞ!
葉月 (水の発射地点を地面からにして勢いを強めて放出する…!)おあああ!!!?
敵 …はぁ!?
敵のペア ほんとにガキかよ!?その精神!!
彩里たちは地面からの水の勢いで鈴音のいる方向へ吹っ飛ぶことに成功した。
葉月 3人ともおおおおおおお!!
彩里は宙に浮いている間に、大声をだして3人を探した。
灰白 この声、空から…!?
岩田 は…!?吹っ飛んでやがる!!
萩原 誰か連れてる!!戻れってことね!!
葉月 走れええええ!!!
敵 あのガキどもをとらえてくれえええ!!
軍の少数と3人は、宙を舞う2人を見つめ、それから追いかけ始めた。
灰白 (大丈夫、ここからの落下地点が分かるのは俺たちだけ…着地予想点は、鈴音の待機地点!!)ただ2人の位置が分からない…!
岩田 この距離…時太の時止めで飛ばしてくれないと着地点に間に合わない!!
葉月 (時太と進は見つけた!ただ千聖が見つからない!!着地点でこの子の下敷きになればとりあえずことは済むけど、そのあとの足で逃げきれる気がしない!!少なくとも、またどこかに飛べるほどの能力のクールタイムが無くなってくれるまでは耐えしのがないといけない!)
灰白 (この状況を何とかできるのは俺だけだ!!進を何としてでも見つけないと…!!)
そのとき、時太の視界に千聖の姿が映る。
萩原 あ!!会えた!
灰白 君に頼みがある!!
萩原 え、何!?なんでもするよ!!
灰白 今から君をぶん投げるから、空中で対応して着地して、何とか2人の着地に間に合わせて!!
萩原 え…は!?
灰白 瞬間移動とでも言っておくよ!その方が、進のいない現状、2人の助かる確立が上がる!
萩原 まって、本当にどういうこと!!?
灰白 時間がない!覚悟決めたら行って!
萩原 もおおおわかった!!いつでもオッケーィ!!
灰白 飛ばすよーー!!(時間停止!!)
その瞬間、時を止めた時太は萩原の足をもって、時が動き出すぎりぎりまで豪快に回し、そのままぶん投げた。
灰白 おし、軌道ばっちり!!
投げられた千聖は斜め上に少し飛び、それからまた止まった。
灰白 後は頼んだよ!!遅れてこっちもつくから!!戻るころにはクールタイムも無くなってるはず!
萩原 うわあああああ!!
時が動き出した瞬間、千聖は勢いよく吹っ飛んでいった。
灰白 (さすがに体力の消耗もやばいけど、そんなこと言ってらんない…!走れ俺!!)
?? 今あの子瞬間移動して…!?
葉月 時太の能力で千聖が吹っ飛ばされたんだよ!
?? …みんな、すごい…!
女の子は自分のために仲間が助け合いをしている様子を見て、感動が抑えられなかった。
萩原 (着地着地いいい!!)あっぶな…でも届いたあ!!
千聖は興奮しつつ上を見上げた。
葉月 女の子キャッチしてーー!!
萩原 はーーーい!
葉月 (1人なら多少の水のクッションでダメージを軽減できる!)がはっっっ!!!
萩原 きゃあ!
?? わあああっ!
千聖はなんとか女の子をキャッチしたが、3人とも地面に倒れこんでしまった。
葉月 いっててて…
敵 お仲間より先に俺らのおでましよ!!
倒れた先には先にたどり着いていた敵が嬉しそうな顔をして立っていた。
葉月 (着地で使った水の量が思ったより多かった!クールタイムで次能力が使えるまでにめっちゃ時間かかる!!やらかした!!)
敵 好き勝手暴れやがって、殺しはしないがおとなしくさせる程度には痛めつけてやるよ!!
葉月 (なんか来る!動け体ぁ!!)
彩里が攻撃を何とかして避けようとしたその瞬間だった。
桜木 うううう“っ!!
敵 いってええ!?
萩原 鈴音!!
鈴音はやっとの思いで敵のもとへ近づき、全力で相手の腕を噛んだ。
敵 なんだこいつ!?離れろガキィッッッ!!!
桜木 きゃあっ!
敵 くそが、邪魔しやがって…
岩田 お前のおかげで、助かったぞ鈴音!!
敵が鈴音を薙ぎ払った瞬間、進が到着し、即座に相手の頭上に岩を生成した。
敵 どこから…!ぐはああっ!!!
岩田 大丈夫か、何とか間に合ったようだが…
灰白 ナイス進!
時太はその直後、遅れて合流することに成功した。
敵軍 集まれえええ!!
葉月 動けるっちゃあ動けるけど、まだ能力が使えるまでは回復してない…
灰白 俺も全力出せるわけじゃ無い。
岩田 クッソ…どうする、この状況。かなりまずい!!
?? …私が!!
5人 …!?
岩田 何する気だ!!
女の子は敵軍へ向かって全力で走り始めた。
萩原 っちょっと待って…!いっっ!!
千聖は追いかけようとした瞬間、足をつってしまった。
?? 私がおとりになるから、皆さんだけでも逃げてください!!!
桜木 やめて!!!
?? 私の覚悟を無駄にしないで!!!
桜木 !!
萩原 …!!
葉月 はあ、っは、ごめんだけど、助かる方法は、隙ができたこの瞬間しかない…助けたかった。あの子も…この村の人も…でも、今の自分達だけじゃきつい…
岩田 …
灰白 …2人とも、準備はできた…?
桜木 …やだぁ…
鈴音は泣きながら小さくそうつぶやく。
萩原 いい。いいよ。私達は託された思いを受け継がなきゃ。鈴音。
桜木 千聖…
敵 1人は捕らえた!まだいるぞぉ!!!
葉月 つかまって!!みんな、全力だして吹っ飛ぶよ!!
岩田 しっかりつかまれ!!!
灰白 離さないでね!!
桜木 …うんん!!!
萩原 …行ってきます!!!
2人は泣きながら燃え盛る村を振り返り、勇気ある女の子へ敬意を表した。))
桜木 (あれ以来、思いを受け取った千聖は笑顔を絶やさなかった。そんな彼女に、私はひそかにあこがれていた。)よし、行くよ。鈴音。
萩原 …うん!!!
桜木 (この笑顔が、私を救ってくれた。)
葉月 …
凄く小さい声で女の子がそういうのを、彩里は見逃さなかった。
敵 いいから黙ってついてこいや!
敵は静かに暴れる女の子にイラつきを覚えていた。
葉月 …発見。
彩里は周りに3人がいないことをわかっていながら、静かに救出を試みた。
敵 …!!
葉月 (いざ戦闘になったときは水の消費量をできる限り抑えるのが大事…)ほっ…!
彩里は今までにないほどに冷静に状況を分析し、確実に相手の顔面に水を放った。
敵 ちっ…!(雑魚のくせにこざかしい!目くらましだけを狙ったな…!?)
?? うわっ!
解放された女の子は少しびっくりしていた。
葉月 走れる!?
その様子はいつもの彩里そのものだった。
?? うん…!
女の子を先に鈴音のところへ連れて行こうとしたその時だった。
?? …いや後ろっ!
葉月 …は!?
敵のペア おらぁ!!
彩里が振り返ったその瞬間、敵の近くにいたペアが暴風を浴びせてきた。
葉月 (避けられない!水で覆って守る!!)
敵 ナイスゥアシストォ。よお子像、戦場で単独行動するほど馬鹿な戦争やってねーんだよ。
葉月 …(近くに2人はいなさそう…でも、ここで騒ぎを大きくするのは可能性の低い賭けだな…今は乱戦状態だろうけど、騒ぎが大きくなると敵が寄ってくる。)なら!つかまって!!
?? …え?
敵 何かする前に捕まえるぞ!
葉月 (水の発射地点を地面からにして勢いを強めて放出する…!)おあああ!!!?
敵 …はぁ!?
敵のペア ほんとにガキかよ!?その精神!!
彩里たちは地面からの水の勢いで鈴音のいる方向へ吹っ飛ぶことに成功した。
葉月 3人ともおおおおおおお!!
彩里は宙に浮いている間に、大声をだして3人を探した。
灰白 この声、空から…!?
岩田 は…!?吹っ飛んでやがる!!
萩原 誰か連れてる!!戻れってことね!!
葉月 走れええええ!!!
敵 あのガキどもをとらえてくれえええ!!
軍の少数と3人は、宙を舞う2人を見つめ、それから追いかけ始めた。
灰白 (大丈夫、ここからの落下地点が分かるのは俺たちだけ…着地予想点は、鈴音の待機地点!!)ただ2人の位置が分からない…!
岩田 この距離…時太の時止めで飛ばしてくれないと着地点に間に合わない!!
葉月 (時太と進は見つけた!ただ千聖が見つからない!!着地点でこの子の下敷きになればとりあえずことは済むけど、そのあとの足で逃げきれる気がしない!!少なくとも、またどこかに飛べるほどの能力のクールタイムが無くなってくれるまでは耐えしのがないといけない!)
灰白 (この状況を何とかできるのは俺だけだ!!進を何としてでも見つけないと…!!)
そのとき、時太の視界に千聖の姿が映る。
萩原 あ!!会えた!
灰白 君に頼みがある!!
萩原 え、何!?なんでもするよ!!
灰白 今から君をぶん投げるから、空中で対応して着地して、何とか2人の着地に間に合わせて!!
萩原 え…は!?
灰白 瞬間移動とでも言っておくよ!その方が、進のいない現状、2人の助かる確立が上がる!
萩原 まって、本当にどういうこと!!?
灰白 時間がない!覚悟決めたら行って!
萩原 もおおおわかった!!いつでもオッケーィ!!
灰白 飛ばすよーー!!(時間停止!!)
その瞬間、時を止めた時太は萩原の足をもって、時が動き出すぎりぎりまで豪快に回し、そのままぶん投げた。
灰白 おし、軌道ばっちり!!
投げられた千聖は斜め上に少し飛び、それからまた止まった。
灰白 後は頼んだよ!!遅れてこっちもつくから!!戻るころにはクールタイムも無くなってるはず!
萩原 うわあああああ!!
時が動き出した瞬間、千聖は勢いよく吹っ飛んでいった。
灰白 (さすがに体力の消耗もやばいけど、そんなこと言ってらんない…!走れ俺!!)
?? 今あの子瞬間移動して…!?
葉月 時太の能力で千聖が吹っ飛ばされたんだよ!
?? …みんな、すごい…!
女の子は自分のために仲間が助け合いをしている様子を見て、感動が抑えられなかった。
萩原 (着地着地いいい!!)あっぶな…でも届いたあ!!
千聖は興奮しつつ上を見上げた。
葉月 女の子キャッチしてーー!!
萩原 はーーーい!
葉月 (1人なら多少の水のクッションでダメージを軽減できる!)がはっっっ!!!
萩原 きゃあ!
?? わあああっ!
千聖はなんとか女の子をキャッチしたが、3人とも地面に倒れこんでしまった。
葉月 いっててて…
敵 お仲間より先に俺らのおでましよ!!
倒れた先には先にたどり着いていた敵が嬉しそうな顔をして立っていた。
葉月 (着地で使った水の量が思ったより多かった!クールタイムで次能力が使えるまでにめっちゃ時間かかる!!やらかした!!)
敵 好き勝手暴れやがって、殺しはしないがおとなしくさせる程度には痛めつけてやるよ!!
葉月 (なんか来る!動け体ぁ!!)
彩里が攻撃を何とかして避けようとしたその瞬間だった。
桜木 うううう“っ!!
敵 いってええ!?
萩原 鈴音!!
鈴音はやっとの思いで敵のもとへ近づき、全力で相手の腕を噛んだ。
敵 なんだこいつ!?離れろガキィッッッ!!!
桜木 きゃあっ!
敵 くそが、邪魔しやがって…
岩田 お前のおかげで、助かったぞ鈴音!!
敵が鈴音を薙ぎ払った瞬間、進が到着し、即座に相手の頭上に岩を生成した。
敵 どこから…!ぐはああっ!!!
岩田 大丈夫か、何とか間に合ったようだが…
灰白 ナイス進!
時太はその直後、遅れて合流することに成功した。
敵軍 集まれえええ!!
葉月 動けるっちゃあ動けるけど、まだ能力が使えるまでは回復してない…
灰白 俺も全力出せるわけじゃ無い。
岩田 クッソ…どうする、この状況。かなりまずい!!
?? …私が!!
5人 …!?
岩田 何する気だ!!
女の子は敵軍へ向かって全力で走り始めた。
萩原 っちょっと待って…!いっっ!!
千聖は追いかけようとした瞬間、足をつってしまった。
?? 私がおとりになるから、皆さんだけでも逃げてください!!!
桜木 やめて!!!
?? 私の覚悟を無駄にしないで!!!
桜木 !!
萩原 …!!
葉月 はあ、っは、ごめんだけど、助かる方法は、隙ができたこの瞬間しかない…助けたかった。あの子も…この村の人も…でも、今の自分達だけじゃきつい…
岩田 …
灰白 …2人とも、準備はできた…?
桜木 …やだぁ…
鈴音は泣きながら小さくそうつぶやく。
萩原 いい。いいよ。私達は託された思いを受け継がなきゃ。鈴音。
桜木 千聖…
敵 1人は捕らえた!まだいるぞぉ!!!
葉月 つかまって!!みんな、全力だして吹っ飛ぶよ!!
岩田 しっかりつかまれ!!!
灰白 離さないでね!!
桜木 …うんん!!!
萩原 …行ってきます!!!
2人は泣きながら燃え盛る村を振り返り、勇気ある女の子へ敬意を表した。))
桜木 (あれ以来、思いを受け取った千聖は笑顔を絶やさなかった。そんな彼女に、私はひそかにあこがれていた。)よし、行くよ。鈴音。
萩原 …うん!!!
桜木 (この笑顔が、私を救ってくれた。)
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