学校転移﹣ひとりぼっちの挑戦者﹣

空碧

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4話 ゴブリン

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「うわ…めちゃくちゃ居るじゃん」
《経験値稼ぎ放題だな》
「その前に体力と集中力が切れて死ぬだろうな。まぁ…どうにかなるだろ」

学校の校庭へ出ると、ゴブリンが群れを成して散策していた。
正確に見れば、群れの中でもいくつかのグループに分かれて行動しているようで、彼は足音をできるだけ消しつつも素早く動き、一番近いゴブリンのグループへと向かった。

「銃は気付かれてからだな。まずは…2匹」

双剣で同時に2体、奇襲して喉を一突きする。直ぐに他のゴブリンも気づき、こちらに襲いかかってきたが、遠くのグループはまだ動いておらず、ひとまずそのグループの残りの2体を流れるように処理した。

「大和、レベルは?」
《上がってる。SPは5、APは3だ》
「APってのは?」
《Ability Point、能力値に振り分けられるポイントだ。基本的にステータスはランク分けでされているが、そのランクの中にも細かい数値が存在する。
例えば、体力Fの最大値は5で、これを越えるにはLv.2に上がる必要があるが、APを振り分けることで能力値の上昇と共に経験値も入る》
「なるほど、SPで気配察知を取得、APは体力、魔力、攻撃に1ずつ分配」
《SPの残りは2だ》
「この場に最適なスキルは?」
《身体強化が2となっている》
「じゃ、それも獲得だ。さて…これで近場のゴブリンは殲滅できた。全部で…13体か。結局2グループしか来なかったな」
《いくつかのグループは気付いている。引くなら追いかけては来ないだろうが、この先警戒が高まるだろうな》
「じゃあ、ここで殲滅しておかないとな。銃は…拳銃か」
《レベルが5まで上がれば初心者用武器セット貰えるぞ》
「武器は何種類だ?」
《5種類だ》
「三種類じゃないのか。まぁ、だったら次の目標はFランクのガチャの当たり枠とLv.5だな。さてと…魔石を2つ拳銃にリロード。一番近いのは…あっちのグループだな」

辺りを見渡し、最も近いゴブリンの群れに再び駆け込んだ。基本的にはインベントリの応用技で攻撃していき、インベントリが間に合わない時は腰に掛けて置いた拳銃でその都度処理していく。

「チッ…慣れるまでは反動がでかいな。」
《少し下に傾けて撃て。銃は基本的に上向きに反動がある。下に向けて撃つ瞬間に下へ意識しながら持つ力を意識する》
「おう、やってみる…っと、動き出したか。魔法は使えないのか?」
《魔法を使うには複数のスキルが必要になる。自力で行うには、少しの間集中する必要があるし、それを行った上で出来ない場合もある》
「とりあえず説明してくれ」
《わかった》
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