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95話 武術②
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「持ち方だが、まぁ基本的には2つだな。真っ直ぐ持つ方法と、刃を逆さにして持つ方法。
ふたつの違いは、攻撃の方法が違うこと。
前者での戦い方は主に脚を地につけて戦う方法。これは真正面からやり合ったり、短剣でも簡単に火力が出せる。ただ、その分一撃一撃のスピードが落ちるから、短剣のメリットがちょっと薄まる。とは言っても、その軽さは十分だから連撃とかを繰り出すのはやりやすいかもな。
んで、後者の場合は、基本的にはずっと動き続ける素早さ重視の型になる。
基本的な攻撃方法は、上段から下段に突き刺すのはあるが、基本的には肉体の動きに合わせて攻撃を出す。そうだな、イメージとしてはトンファーに近いと思う」
「なるほど…じゃあ俺はどっちかと言うと前者の方か。ちなみに難易度的には?」
「圧倒的後者が楽。体の動きに合わせた型だから、覚える部分が少ない。
前者は脚を止めて攻撃を繰り出す分、主な防御は双剣での防御か回避、あとはパリィとなるが防御に関しては武器相性によってはそのまま攻撃されるから、突きとかに関しての防御か、防いで即弾くみたいなやり方が主流にな」
「なるほど…だが、そっちの方が俺にはあってるよな?」
「ああ、スピードがあまりないから、一撃一撃を大切にした方がいい。大切なのは1つ、よく見ることだ。攻撃されるにしろ攻撃するにしろ、どちらも同じことが言えるか必ず流れが存在している。その境を止めたら攻撃はできなくなるし、相手の動きを見ていたら攻撃できるタイミングが自ずと分かってくる。もっとも、それがわかっても体が追いつかないと直ぐ攻撃のチャンスが消える場合があるから、最善策は身体に反射することを覚えることだがな」
相川は脳内でシュミレーションしながらそれらを淡々と説明し、そのシュミレーションを健太が共鳴で守谷の脳内に映し出す。
守谷はある程度理解したのか、狼を一匹解放して欲しいと頼み、戦闘を始める。
「狼の特徴は、驚異的な俊敏力。攻撃もまぁ多少は強いが、俊敏力に比べればどうってことはない。奇襲にしろなんにしろ、どこを攻撃すれば攻撃を防げるのかをよく観察しろ。
それと、何も短剣で防ぐだけではなく、それ以外の体で蹴りを入れたり、身体で押し返したりもできる。
例えば、噛みつきは飛び込み、噛み付く時の着地点までの距離でその度合いは完成する。
噛みつかれる前に前に詰めれば、顎の力は必然と弱くなり、かつ隙もできる」
「フゥ…攻撃の計算…後ろから来る…噛みつき、飛び込み無し、狙いは脚…タイミングよくジャンプして…脳天1点狙い!」
「うん、良いな。その調子だ。地球でも色んなスポーツを趣味で学んでいたようだし、経験が活かされているな」
「へへ、そうだろ。まぁアドバイス上手いのもあったけどな。もう何体か倒したら武術のスキルも取れるか?」
「ああ。もしかしたら守谷は物理方面に才能を持っているかもな」
「俺は?」
「お前は魔法方面。感応力が高いからな」
「そうか…」
「才能の有無に限らず、戦う術を持つのはいいことだ。それに、スポーツができるなら、いずれ武術もできるようになる」
「ほんとか?」
「ああ、断言する。ま、それがどれだけ時間が掛かるかは分からんがな」
ふたつの違いは、攻撃の方法が違うこと。
前者での戦い方は主に脚を地につけて戦う方法。これは真正面からやり合ったり、短剣でも簡単に火力が出せる。ただ、その分一撃一撃のスピードが落ちるから、短剣のメリットがちょっと薄まる。とは言っても、その軽さは十分だから連撃とかを繰り出すのはやりやすいかもな。
んで、後者の場合は、基本的にはずっと動き続ける素早さ重視の型になる。
基本的な攻撃方法は、上段から下段に突き刺すのはあるが、基本的には肉体の動きに合わせて攻撃を出す。そうだな、イメージとしてはトンファーに近いと思う」
「なるほど…じゃあ俺はどっちかと言うと前者の方か。ちなみに難易度的には?」
「圧倒的後者が楽。体の動きに合わせた型だから、覚える部分が少ない。
前者は脚を止めて攻撃を繰り出す分、主な防御は双剣での防御か回避、あとはパリィとなるが防御に関しては武器相性によってはそのまま攻撃されるから、突きとかに関しての防御か、防いで即弾くみたいなやり方が主流にな」
「なるほど…だが、そっちの方が俺にはあってるよな?」
「ああ、スピードがあまりないから、一撃一撃を大切にした方がいい。大切なのは1つ、よく見ることだ。攻撃されるにしろ攻撃するにしろ、どちらも同じことが言えるか必ず流れが存在している。その境を止めたら攻撃はできなくなるし、相手の動きを見ていたら攻撃できるタイミングが自ずと分かってくる。もっとも、それがわかっても体が追いつかないと直ぐ攻撃のチャンスが消える場合があるから、最善策は身体に反射することを覚えることだがな」
相川は脳内でシュミレーションしながらそれらを淡々と説明し、そのシュミレーションを健太が共鳴で守谷の脳内に映し出す。
守谷はある程度理解したのか、狼を一匹解放して欲しいと頼み、戦闘を始める。
「狼の特徴は、驚異的な俊敏力。攻撃もまぁ多少は強いが、俊敏力に比べればどうってことはない。奇襲にしろなんにしろ、どこを攻撃すれば攻撃を防げるのかをよく観察しろ。
それと、何も短剣で防ぐだけではなく、それ以外の体で蹴りを入れたり、身体で押し返したりもできる。
例えば、噛みつきは飛び込み、噛み付く時の着地点までの距離でその度合いは完成する。
噛みつかれる前に前に詰めれば、顎の力は必然と弱くなり、かつ隙もできる」
「フゥ…攻撃の計算…後ろから来る…噛みつき、飛び込み無し、狙いは脚…タイミングよくジャンプして…脳天1点狙い!」
「うん、良いな。その調子だ。地球でも色んなスポーツを趣味で学んでいたようだし、経験が活かされているな」
「へへ、そうだろ。まぁアドバイス上手いのもあったけどな。もう何体か倒したら武術のスキルも取れるか?」
「ああ。もしかしたら守谷は物理方面に才能を持っているかもな」
「俺は?」
「お前は魔法方面。感応力が高いからな」
「そうか…」
「才能の有無に限らず、戦う術を持つのはいいことだ。それに、スポーツができるなら、いずれ武術もできるようになる」
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「ああ、断言する。ま、それがどれだけ時間が掛かるかは分からんがな」
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