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100話 魔法の性質3
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「おお…すごい…本当に飛んでる…けど、お前いつもこんなにイメージして魔法使ってるのか?」
「新しい属性を作る時はイメージを明確にした状態で使った方が成功率が上がるんだ。うん、俺の方でも問題なく使えるな。さて、次は重力魔法だが…これは、地属性か土、もしくはそれに風を加えた属性だと思うんだよな。
それかもしくは、光と闇の混合か…空間は無属性ではあるが…まぁ、やれるだけやってみよう。
基盤は多分無属性で良くて、そこから属性の持っている性質を持ってくる。重力の性質は、
【引力】【斥力】遠心力もあるが、それは物理現象によるものだからそれは今は無視で良い。
んで、それらに対して、
【引力】は引っ張る力、
【斥力】は放つ力となっているから、その2つを再現すれば重力魔法も完成するはずってことで、
まずは引力から再現していこう。結局の所、最も性質が近いものから変化させればいいから、基礎属性で考えるとして、
火水風土の中で、火と水の性質にそれらはないから除外する。雷は落下による引力は再現できるかもしれないが、性質としては違うから除外。火と水同様に氷も除外。光と闇の性質は【増幅】【支配】らしいけど、より細かく分解して魔力を使えば性質が変わって…あ、これだわ。闇は影、んで影は空にはできなくて、できる場所は光のない場所…つまり、引力が働いている場所に最も多く存在していて、
光は空…斥力が働いている場所に存在する。
あとは、無属性をベースに風と光、土と闇を混合させて…
【引力】【斥力】
これらをまとめたスキルとして、【重力魔法】
引力を使うなら圧力を与えられるし、斥力なら逆に体を軽くできる」
「…これさ、気付いたんだけど発想力ないと魔法って不向きだよな」
「まぁ、そうだな。でも、簡単なイメージだけでも出来たら魔法は使えるから、こういった属性がなくても戦えるぞ。例えば、土属性で弾丸を形成して、風で回転を掛けながら押し出せば銃弾として使えるし、土と火を混合させればその弾丸は大砲の弾にもなる」
「ああ、確かに…」
「用途を明確にした状態で、性質を学べば幾らでも再現は出来ると思う。
無論、化学を魔法で再現しているだけに過ぎないが。さて、これで賢者の取得条件は満たしたが、レベルがなくとも進化はできるものなのか?」
《通常はレベルをあげないと出来んな。なにか方法はあるかもしれんが…レベル制限っつう封印を解かない限りは無理だろ》
「健太の方は問題なさそうだな。守谷の方も…うん、順調にレベル上げが捗っているみたいだな」
「新しい属性を作る時はイメージを明確にした状態で使った方が成功率が上がるんだ。うん、俺の方でも問題なく使えるな。さて、次は重力魔法だが…これは、地属性か土、もしくはそれに風を加えた属性だと思うんだよな。
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基盤は多分無属性で良くて、そこから属性の持っている性質を持ってくる。重力の性質は、
【引力】【斥力】遠心力もあるが、それは物理現象によるものだからそれは今は無視で良い。
んで、それらに対して、
【引力】は引っ張る力、
【斥力】は放つ力となっているから、その2つを再現すれば重力魔法も完成するはずってことで、
まずは引力から再現していこう。結局の所、最も性質が近いものから変化させればいいから、基礎属性で考えるとして、
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光は空…斥力が働いている場所に存在する。
あとは、無属性をベースに風と光、土と闇を混合させて…
【引力】【斥力】
これらをまとめたスキルとして、【重力魔法】
引力を使うなら圧力を与えられるし、斥力なら逆に体を軽くできる」
「…これさ、気付いたんだけど発想力ないと魔法って不向きだよな」
「まぁ、そうだな。でも、簡単なイメージだけでも出来たら魔法は使えるから、こういった属性がなくても戦えるぞ。例えば、土属性で弾丸を形成して、風で回転を掛けながら押し出せば銃弾として使えるし、土と火を混合させればその弾丸は大砲の弾にもなる」
「ああ、確かに…」
「用途を明確にした状態で、性質を学べば幾らでも再現は出来ると思う。
無論、化学を魔法で再現しているだけに過ぎないが。さて、これで賢者の取得条件は満たしたが、レベルがなくとも進化はできるものなのか?」
《通常はレベルをあげないと出来んな。なにか方法はあるかもしれんが…レベル制限っつう封印を解かない限りは無理だろ》
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