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心がこもった料理
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お母さんからはなかなか連絡が来ない
寝ているのか病院にいったのか
どうしているか分からなかった
「お母さんどうしたんだろうね~
何も言ってなかったの?」
玲奈ちゃんのお母さんはリビングの
テレビを見つめビスケットを口に
持って行きながら不安そうにそう言った
僕もつられてビスケットを頬張り
ため息をついた
「もう少ししたら帰ってないか見て来ます」
「いいんだよ、もし良かったら
ご飯食べて帰ってくれてもいいからね
今日は私と玲奈だけだから
遠慮しなくていいし
そんなたいした料理はできないけど
翔くんが良かったら食べていって」
僕は迷ったけど、玲奈ちゃんママと
ご飯食べたいし、家に帰っても辛く
なるばかりだし、好意に甘えようかと
思った
「本当にいいんですか?」
「いいよ!翔くんと久しぶりに一緒に
ご飯食べたいし、今から作るから待っててね」
玲奈ちゃんママは台所から野菜やお肉を
取り出し料理を作り始めた
僕はテレビを見ている振りをしながら
チラチラ玲奈ちゃんママを見たり
野菜を切っているコンコンコンと
言う音を聞いたり
何を作ってくれているのか想像したり
心踊らせていた
「ただいま~」
玲奈ちゃんが帰って来た
玲奈ちゃんと遊んだのは
まだ玲奈ちゃんが小さい時で
きっと玲奈ちゃんは
僕の事は覚えてないと思うので
少し緊張した
「玲奈~お帰り!
翔くんのお母さんがいないから
今日は一緒にご飯食べるからね
翔くんの事覚えてるでしょう?
玲奈が小さい時よく遊んでもらったもんね」
玲奈ちゃんママは玲奈ちゃんのカバンを
受け取るとそう言った
「写真で見た事あるから
なんとなく覚えてるよ
翔君の家に行って
一緒にご飯食べたんだよね~」
玲奈ちゃんはニコニコしながら言った
玲奈ちゃんは宿題して来ると言って
自分の部屋に向かった
しばらくするとご飯が出来たようで
テーブルの上に次々並べられ
僕は手伝おうと台所に向かった
「ありがとう!
じゃあこれ運んでくれる?」
可愛い入れ物に入ったスープを渡され
それをテーブルに運んだ
「玲奈、ご飯出来たし食べよう~」
大急ぎで階段から降りて来た玲奈ちゃんは
椅子に腰掛けた
「翔君はここに座ってね
いっぱい食べてね」
僕は少し照れながら椅子に座り
いただきますと言って食べ始めた
手作りの料理食べるのは久しぶりで
グラタンを食べた途端なぜか
涙が出て来た
それに気がついた玲奈ちゃんママは
「翔君どうしたの?
何かあった?」と
とても心配そうにしている
玲奈ちゃんも僕を心配そうに見つめた
僕は言葉にすることが出来ない
様々な想いを胸に秘めてうつむいた
玲奈ちゃんママ達の心の温かさや
心のこもった料理や優しさ
そしていつも我慢ばかりしている
辛い毎日の出来事
そしてお母さんの辛そうな顔
色々な想いがこみ上げて来て
流れる涙を止める事ができなくて
少しずつ玲奈ちゃんママが作ってくれた
料理を口の中に運んだ
「何か辛い事思い出したのかな、、
悲しい時は泣いていいからね」
優しく見つめる玲奈ちゃんママの言葉に
益々胸がいっぱいになった
玲奈ちゃんママだったらきっと
僕の気持ち分かってくれそう、、
でも言えなかった
僕は久しぶりに優しくしてもらえた事
手作り料理を食べれた事
そして玲奈ちゃんママが心配してくれた事
それがとても嬉しくて
そして涙を沢山流したことで
心が少しスッキリした
僕には玲奈ちゃんママがいる
そう勝手に思うだけで
悲しみが少し和らいだ
寝ているのか病院にいったのか
どうしているか分からなかった
「お母さんどうしたんだろうね~
何も言ってなかったの?」
玲奈ちゃんのお母さんはリビングの
テレビを見つめビスケットを口に
持って行きながら不安そうにそう言った
僕もつられてビスケットを頬張り
ため息をついた
「もう少ししたら帰ってないか見て来ます」
「いいんだよ、もし良かったら
ご飯食べて帰ってくれてもいいからね
今日は私と玲奈だけだから
遠慮しなくていいし
そんなたいした料理はできないけど
翔くんが良かったら食べていって」
僕は迷ったけど、玲奈ちゃんママと
ご飯食べたいし、家に帰っても辛く
なるばかりだし、好意に甘えようかと
思った
「本当にいいんですか?」
「いいよ!翔くんと久しぶりに一緒に
ご飯食べたいし、今から作るから待っててね」
玲奈ちゃんママは台所から野菜やお肉を
取り出し料理を作り始めた
僕はテレビを見ている振りをしながら
チラチラ玲奈ちゃんママを見たり
野菜を切っているコンコンコンと
言う音を聞いたり
何を作ってくれているのか想像したり
心踊らせていた
「ただいま~」
玲奈ちゃんが帰って来た
玲奈ちゃんと遊んだのは
まだ玲奈ちゃんが小さい時で
きっと玲奈ちゃんは
僕の事は覚えてないと思うので
少し緊張した
「玲奈~お帰り!
翔くんのお母さんがいないから
今日は一緒にご飯食べるからね
翔くんの事覚えてるでしょう?
玲奈が小さい時よく遊んでもらったもんね」
玲奈ちゃんママは玲奈ちゃんのカバンを
受け取るとそう言った
「写真で見た事あるから
なんとなく覚えてるよ
翔君の家に行って
一緒にご飯食べたんだよね~」
玲奈ちゃんはニコニコしながら言った
玲奈ちゃんは宿題して来ると言って
自分の部屋に向かった
しばらくするとご飯が出来たようで
テーブルの上に次々並べられ
僕は手伝おうと台所に向かった
「ありがとう!
じゃあこれ運んでくれる?」
可愛い入れ物に入ったスープを渡され
それをテーブルに運んだ
「玲奈、ご飯出来たし食べよう~」
大急ぎで階段から降りて来た玲奈ちゃんは
椅子に腰掛けた
「翔君はここに座ってね
いっぱい食べてね」
僕は少し照れながら椅子に座り
いただきますと言って食べ始めた
手作りの料理食べるのは久しぶりで
グラタンを食べた途端なぜか
涙が出て来た
それに気がついた玲奈ちゃんママは
「翔君どうしたの?
何かあった?」と
とても心配そうにしている
玲奈ちゃんも僕を心配そうに見つめた
僕は言葉にすることが出来ない
様々な想いを胸に秘めてうつむいた
玲奈ちゃんママ達の心の温かさや
心のこもった料理や優しさ
そしていつも我慢ばかりしている
辛い毎日の出来事
そしてお母さんの辛そうな顔
色々な想いがこみ上げて来て
流れる涙を止める事ができなくて
少しずつ玲奈ちゃんママが作ってくれた
料理を口の中に運んだ
「何か辛い事思い出したのかな、、
悲しい時は泣いていいからね」
優しく見つめる玲奈ちゃんママの言葉に
益々胸がいっぱいになった
玲奈ちゃんママだったらきっと
僕の気持ち分かってくれそう、、
でも言えなかった
僕は久しぶりに優しくしてもらえた事
手作り料理を食べれた事
そして玲奈ちゃんママが心配してくれた事
それがとても嬉しくて
そして涙を沢山流したことで
心が少しスッキリした
僕には玲奈ちゃんママがいる
そう勝手に思うだけで
悲しみが少し和らいだ
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