魔力増強したい。

主人公の魔力講座

魔力の仕組み、結構雑だな......。

適当？そんなレベルじゃない。荒削りなんてまだ丁寧なもんで、ここまで来ると削る前に完成した感じだ。

は？

まぁとりあえず仕組みが雑すぎる。今まで人類がなんとなく使っていた理由が分かったわ。

魔力とは何かを簡単に説明すると、

ん？

元から簡単で......
簡単を簡単にするんだから......
え？ウソのウソはホントだっけ？

まぁいい。
魔力を簡単に説明すると、
歯磨きをしなかった結果できた虫歯みたいなものだ。つまり、魔力は痛い。

おい、

あぁ....違った。つまり魔力は、本来はできて欲しくないものだ。考えてみれば分かる、魔力がもたらすものを。

例:  地震　雷　火事　親父

災厄だらけだ。
最悪な災厄で、サイ役だ。恐竜だ。

なくてもいいと平和主義者がよく言う。火球は料理に使えますか？風力発電機を壊さない程度の風を、魔術師たちに起こせますか？雷落として楽しいですか？とね。

賛成酸性アルカリ性。
確かにそうだ。
花火にもなりゃしない。観客全員を巻き込む花火大会はいらん。

だがな、俺は魔力排除する側には立っていない。
むしろ魔力擁護派？

なくていいけど、なかったら寂しい。

なんでかって？それはなぁ。あれだ。
そこに山があるから？

ん？ミスったぜ。
そこに魔力があるからだ。

あぁ、違う。時と場合に合ってない。
あえて自分の言葉で言うとしたら......

カッコいいから？

あの厨二感溢れる色とか見た目とか。
なんだあれ、魔力とか言うシステム作った奴、絶対にモテないだろ。

まぁ、作ったんじゃないんだろうけど。
バグだな。魔力は。

で、魔力の仕組みだ。

魔力は人の感情から生まれる。
分かりやすく言うと、魔力は人の感情から生まれるということだ。

......。

分かりやすく言うと、魔力は人の感情を具現化した力？だ。多分、そうだ。

例えば俺に好きな人ができたとしよう。
すると(好き)という感情が魔力となる。
それだけ。

じゃあなぜ魔力になるのか？

それは人の感情にはいつでも、なんらかの負の力が働いているからだ。
ところが性善説っての？
とにかく人は負の力を抑えたくなる。

で、負の力を抑える為の力が生まれた。
でも人の感情は常に揺れ動くわけだ。
すると負の力を抑えるパワーが体内で頻繁に移動することになる。

ただ移動するだけなのだが、何しろ強大な力だ。人の感情を抑えるのに必要な力は。

感情の起伏の激しい人じゃあ、ミスって雷を落とす力になる。

イメージとしては、メントスコーラを体内で繰り返す感じ。
ん～いや、正確にはメントスコーラを体内で繰り返してミキサーにかける感じかな。
揺れて揺れて、ボン!‼︎

魔力って雑なんだよ。
揺れたら爆発する、イリュージョン‼︎

感情も吸われちまう。
まぁ、今はいい。

.....俺って頭悪い？
いろいろ滅茶苦茶だけど。

結論!‼︎
魔力＝メントスコーラ