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はじまり
楽しいは作るのだ
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朝起きてすぐの騒動から数十分後。いつもなら家族で朝食を食べるのだが、今日は大騒ぎの後だったため私達は静かに自室で食べることにした。
私はお皿に盛られたスライス肉をフォークでつつきながら、テーブルに肘をついて深いため息をついた。
「はぁぁぁ。守り手かぁ」
「ガウ?(どした?)」
頭の中に描いていた計画がおじゃんになり、正直言って楽しみがなくなってしまった悲しみが大きい。
向かいのテーブルにいるケイレブは朝食の生肉を美味しそうに食べながらも、目線だけは私に向けている。狼の姿ではあるが、床に座りテーブルの上にあるお皿から食物を食べているのは自身は人間だと自覚しているからだろう。だが、体が大きいためその様子はとても滑稽だ。
いや、そもそも彼は人間なので食べ物に制限はやい。玉ねぎだって食べられるし、甘いお菓子も食べちゃうのだ。今は生肉をうまうまうまうましているが、彼の正体は人間だ。お行儀悪くベロンベロンと名残惜しそうにお皿を舐めていたとしても、彼は人間なのだ。
人間のようで人間ではない姿のケイレブを見つめながら私はまた深くため息をついた。
「だってさ、あんな事やこんな事できたらいいなって思い描いてたことがパァァッよ?」
「ガウ(まあ、それはな)」
「それに私、魔道具を作るのは好きだけど魔獣を倒すのは専門じゃないし?むしろ魔獣を倒すのはケイレブの方が上手でしょ?」
「ガウガウ(それしか脳がないと言っても過言ではないくらいにな)」
ケイレブはウンウンと頷きながらもムシャムシャとおかわりの肉を食べている。次は火を通したステーキを食べているようだ。山盛りのお肉に尻尾ははち切れんばかりに揺れている。
お肉大好き狼くんであるケイレブの戦闘力は国1番だ。あの大きな牙と前足から繰り出されれ狼パンチの威力は凄まじい。
本人曰く、体を動かすのは楽しいし魔獣の弱点がなんとなく分かるとのこと。もし人化した姿で生まれていたら、国一番の戦士になっていたかもしれない。
島国ではあるが魔獣の被害が無いわけではない。海にいる魔獣が国を襲ってきたり、鳥型の魔獣がやってきたり…。まあ、陸続きの国に比べたら頻度は少ないが討伐隊を編成して立ち向かう事はあるのだ。
ケイレブと私は騎士達と共に何度も魔獣と戦ってきた。
だが、私は自陣で壊れた魔道具を直していたり、ボーッとお茶を飲んだりするだけで血生臭い仕事はケイレブが行っていた。適材適所だ。決して返り血を浴びたくないからではない。
(私だけでは魔獣に対抗するには弱い。ケイレブは魔獣の討伐はできるけど、人間との意思疎通ができない。だから2人とも守り手になったんだろうけど…)
自分たちがセットで選ばれた理由は何となく理解できるがやるせ無い気持ちは拭い切れない。
私は食べ物を食べる気分にはなれず、またハァーっと大きなため息をついた。
「呪いを解いてくれるなら、守り手になるのも良いけどさー。アンタ、3日後には人化すると思う?」
「ガーウッ(しーらね)」
「ですよねー」
ケイレブの前では基本的にお淑やかな言葉遣いはしない。気楽に付き合える関係だ。
前世の私はもちろん結婚して子供を産んで仕事もしていた。が、確か乳ガンを発症して儚く散った、と思われる。
自分が死んだ実感は全くない。だから正確な享年は覚えていない。しかし、病気になる前の記憶は保持していた。
とっても平凡な人生だったし、子供好きな女性でもあったが今の私よりは少しシャイだった。
正直双子の兄として生まれたケイレブが可愛くてたまらない。少しだけ私よりもお馬鹿な感じが幼く感じさせるし、無邪気な様子が前世の子供達を思い起こすからだ。
小さな頃から子供の様に可愛がってきたため、他の人々に話す時の[〇〇ですわ、うふふ]姫様モードでは話せない。むしろ心は姉、いや母親の気分である。
生肉を美味しそうに食べるケイレブの姿を見つめながらポケーってしていると、ふと頭の中に案が浮かんだ。
「ねぇ、ケイレブ。一緒に森に向かう時さ、アンタの背中に乗れたりする?」
「ガウ…ガウガウ(まあ、エヴィくらいなら乗せられると思うけど…)」
「え!?本当?じゃあ、鞍を作って…はっ!収納カバンも手入れしなきゃね。あと、野宿を想定してテント的な物も作らなきゃ…。水筒や保冷バック的なのもあると良いかも。そうね、あとはあとは…」
妙案が浮かべば後は実行あるのみ。頭の中の知識を整理しながら、どの組み合わせでどんな魔道具にすべきかを考えるだけでワクワクしてくる。
私はスカートを捲り太ももにあるホルスターからいつも持ち歩いてるネタ帳とペンを取り出すと、無心で案を書き始めた。ちなみにこのホルスターも前世の知識から作成した物だ。
洋服店のデザイナーからは素晴らしい発想だと褒められ、売りたいと申し出てくるため許可したところ、公国に住む平民女性達のスカートの中にある秘密道具として爆発的人気となった。
貴族の女性方はドレスをめくって物を取り出す事がはしたないと忌避する人が多かったため、逆に腰につけるウエストポーチを貴族向けに販売。これも爆発的人気となった。
だが、私は格好良さからホルスターを愛用している。だって、スパイ映画でよくあるではないか。スリットが入ったドレスから太ももにあるホルスターが見えるあの感じは、とても憧れる。
流石にスリットがあるドレスを作成するのは周りに止められたため、カッコよさの演出は出来ていない。せっかく美人且つスタイル良しで生まれ変わったというのに大変遺憾である。
ちなみに、設計図やレシピを委託するにあたって売上の3割を公国に納める契約をした。つまり売れれば売れるほど国庫が潤っていくのだ。魔道具も同じ方法で売り出しているため、制作は外部に任せっきりだ。
目新しく便利なものはどんどん売れる。知識とは本当に素晴らしい。
前世では発明バカではなかったが、今は作りたいものが作れるし、作ったものは全て高評価。
そんな環境なら誰しもその事にバカになるほど夢中になる筈だ。
「ふぁぁぁ!みなぎってきたぁぁぁ!」
「ガウ…(でた、エヴィの発明バカ状態)」
そんな私を見ていたケイレブは呆れた様な声を出して残りの生肉を食べ始めた。
私はお皿に盛られたスライス肉をフォークでつつきながら、テーブルに肘をついて深いため息をついた。
「はぁぁぁ。守り手かぁ」
「ガウ?(どした?)」
頭の中に描いていた計画がおじゃんになり、正直言って楽しみがなくなってしまった悲しみが大きい。
向かいのテーブルにいるケイレブは朝食の生肉を美味しそうに食べながらも、目線だけは私に向けている。狼の姿ではあるが、床に座りテーブルの上にあるお皿から食物を食べているのは自身は人間だと自覚しているからだろう。だが、体が大きいためその様子はとても滑稽だ。
いや、そもそも彼は人間なので食べ物に制限はやい。玉ねぎだって食べられるし、甘いお菓子も食べちゃうのだ。今は生肉をうまうまうまうましているが、彼の正体は人間だ。お行儀悪くベロンベロンと名残惜しそうにお皿を舐めていたとしても、彼は人間なのだ。
人間のようで人間ではない姿のケイレブを見つめながら私はまた深くため息をついた。
「だってさ、あんな事やこんな事できたらいいなって思い描いてたことがパァァッよ?」
「ガウ(まあ、それはな)」
「それに私、魔道具を作るのは好きだけど魔獣を倒すのは専門じゃないし?むしろ魔獣を倒すのはケイレブの方が上手でしょ?」
「ガウガウ(それしか脳がないと言っても過言ではないくらいにな)」
ケイレブはウンウンと頷きながらもムシャムシャとおかわりの肉を食べている。次は火を通したステーキを食べているようだ。山盛りのお肉に尻尾ははち切れんばかりに揺れている。
お肉大好き狼くんであるケイレブの戦闘力は国1番だ。あの大きな牙と前足から繰り出されれ狼パンチの威力は凄まじい。
本人曰く、体を動かすのは楽しいし魔獣の弱点がなんとなく分かるとのこと。もし人化した姿で生まれていたら、国一番の戦士になっていたかもしれない。
島国ではあるが魔獣の被害が無いわけではない。海にいる魔獣が国を襲ってきたり、鳥型の魔獣がやってきたり…。まあ、陸続きの国に比べたら頻度は少ないが討伐隊を編成して立ち向かう事はあるのだ。
ケイレブと私は騎士達と共に何度も魔獣と戦ってきた。
だが、私は自陣で壊れた魔道具を直していたり、ボーッとお茶を飲んだりするだけで血生臭い仕事はケイレブが行っていた。適材適所だ。決して返り血を浴びたくないからではない。
(私だけでは魔獣に対抗するには弱い。ケイレブは魔獣の討伐はできるけど、人間との意思疎通ができない。だから2人とも守り手になったんだろうけど…)
自分たちがセットで選ばれた理由は何となく理解できるがやるせ無い気持ちは拭い切れない。
私は食べ物を食べる気分にはなれず、またハァーっと大きなため息をついた。
「呪いを解いてくれるなら、守り手になるのも良いけどさー。アンタ、3日後には人化すると思う?」
「ガーウッ(しーらね)」
「ですよねー」
ケイレブの前では基本的にお淑やかな言葉遣いはしない。気楽に付き合える関係だ。
前世の私はもちろん結婚して子供を産んで仕事もしていた。が、確か乳ガンを発症して儚く散った、と思われる。
自分が死んだ実感は全くない。だから正確な享年は覚えていない。しかし、病気になる前の記憶は保持していた。
とっても平凡な人生だったし、子供好きな女性でもあったが今の私よりは少しシャイだった。
正直双子の兄として生まれたケイレブが可愛くてたまらない。少しだけ私よりもお馬鹿な感じが幼く感じさせるし、無邪気な様子が前世の子供達を思い起こすからだ。
小さな頃から子供の様に可愛がってきたため、他の人々に話す時の[〇〇ですわ、うふふ]姫様モードでは話せない。むしろ心は姉、いや母親の気分である。
生肉を美味しそうに食べるケイレブの姿を見つめながらポケーってしていると、ふと頭の中に案が浮かんだ。
「ねぇ、ケイレブ。一緒に森に向かう時さ、アンタの背中に乗れたりする?」
「ガウ…ガウガウ(まあ、エヴィくらいなら乗せられると思うけど…)」
「え!?本当?じゃあ、鞍を作って…はっ!収納カバンも手入れしなきゃね。あと、野宿を想定してテント的な物も作らなきゃ…。水筒や保冷バック的なのもあると良いかも。そうね、あとはあとは…」
妙案が浮かべば後は実行あるのみ。頭の中の知識を整理しながら、どの組み合わせでどんな魔道具にすべきかを考えるだけでワクワクしてくる。
私はスカートを捲り太ももにあるホルスターからいつも持ち歩いてるネタ帳とペンを取り出すと、無心で案を書き始めた。ちなみにこのホルスターも前世の知識から作成した物だ。
洋服店のデザイナーからは素晴らしい発想だと褒められ、売りたいと申し出てくるため許可したところ、公国に住む平民女性達のスカートの中にある秘密道具として爆発的人気となった。
貴族の女性方はドレスをめくって物を取り出す事がはしたないと忌避する人が多かったため、逆に腰につけるウエストポーチを貴族向けに販売。これも爆発的人気となった。
だが、私は格好良さからホルスターを愛用している。だって、スパイ映画でよくあるではないか。スリットが入ったドレスから太ももにあるホルスターが見えるあの感じは、とても憧れる。
流石にスリットがあるドレスを作成するのは周りに止められたため、カッコよさの演出は出来ていない。せっかく美人且つスタイル良しで生まれ変わったというのに大変遺憾である。
ちなみに、設計図やレシピを委託するにあたって売上の3割を公国に納める契約をした。つまり売れれば売れるほど国庫が潤っていくのだ。魔道具も同じ方法で売り出しているため、制作は外部に任せっきりだ。
目新しく便利なものはどんどん売れる。知識とは本当に素晴らしい。
前世では発明バカではなかったが、今は作りたいものが作れるし、作ったものは全て高評価。
そんな環境なら誰しもその事にバカになるほど夢中になる筈だ。
「ふぁぁぁ!みなぎってきたぁぁぁ!」
「ガウ…(でた、エヴィの発明バカ状態)」
そんな私を見ていたケイレブは呆れた様な声を出して残りの生肉を食べ始めた。
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