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獣人国グエン
193.女王アリ
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その空間には今までの空間とは一線を画していた。
いままでと同じように土で覆われた空間なのだがいたるところに金・銀・赤・緑・紫など様々な色の鉱石や宝石の原石がいたるところから覗いている。
そして極めつけは天井にある。
なんと巨大な虹色に輝くおそらく鉱石が地下に現れた太陽のように輝いていた。
「きれい・・・。」
「ああ・・・。」
ここが迷宮の最奥であることも忘れてしばらくその美しい鉱石を眺めていた。
「ソラ、ソラ。どういう分担で行くんだ?」
ジンに呼びかけられて視線を鉱石から戻す。
「まずは敵の能力を確認してからだな。」
*****************
名前 アト・アン LV35
種族 ロイヤルガードアント
戦闘ランク C-
スキル
剣術 LV5
頑強 LV7
身体強化 LV5
外殻強化 LV7
蟻酸 LV4
再生 LV4
連携 LV2
状態異常耐性 LV2
悪食 LV4
称号
女王の守護者
*****************
名前 アントネット LV40
種族 インペリアルクィーンアント
戦闘ランク C
スキル
闇魔法 LV7
土魔法 LV5
蟻酸 LV4
再生 LV1
指揮 LV2
状態異常耐性 LV2
悪食 LV4
称号
女王
*****************
ロイヤルガードアントが防御を担当してその隙にインペリアルクィーンアントが魔法で攻撃してくるのかな?
連携と指揮があるから3匹が纏まって戦うんだろうな。
しかも全員再生持ちかぁ。
何故か蟻なのに2足歩行なんだよなぁ。
まずは俺の見たステータスを全員で共有しよう。
「さて今話したのが敵の能力だけど、どういう作戦で行く?」
「今回、ソラは見学だな!」
はい?
何を言っているのかなジンは?
「いやいや、戦力を減らすなんて愚作だよジン。」
「だって、ソラがいたら過剰戦力だぞ。《雷炎の矢》とか《断絶》とかさ。俺たちだけでも戦えるようにしとかないといつもソラがいるわけじゃないんだからな。」
そうなのかな?
パッシー以外はジンの意見に賛成なようで俺を見て頷いてくる。
「分からなくもないけど・・・・。分かったよ。ただし危なくなったら手を出すからな。」
「任しとけ!ソラの手は借りないぜ!」
「それで役割分担はどうするんだ?」
「俺はロイヤルガードアントを担当するぞ。」
「それじゃ、私とエルでもう一匹のロイヤルガードアントを倒すわ。」
「それでは私とパッシーでインペリアルクィーンアントの足止めいたしますのでなるべく早くロイヤルガードアントを倒して助力をおねがいします。」
「ブヒブヒ」(マジか。セバス・・・)
「それなら我は全員の補助をするとしよう。」
「危なくなったら助けるからな。」
こうして俺抜きで最下層攻略が始まった。
いままでと同じように土で覆われた空間なのだがいたるところに金・銀・赤・緑・紫など様々な色の鉱石や宝石の原石がいたるところから覗いている。
そして極めつけは天井にある。
なんと巨大な虹色に輝くおそらく鉱石が地下に現れた太陽のように輝いていた。
「きれい・・・。」
「ああ・・・。」
ここが迷宮の最奥であることも忘れてしばらくその美しい鉱石を眺めていた。
「ソラ、ソラ。どういう分担で行くんだ?」
ジンに呼びかけられて視線を鉱石から戻す。
「まずは敵の能力を確認してからだな。」
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名前 アト・アン LV35
種族 ロイヤルガードアント
戦闘ランク C-
スキル
剣術 LV5
頑強 LV7
身体強化 LV5
外殻強化 LV7
蟻酸 LV4
再生 LV4
連携 LV2
状態異常耐性 LV2
悪食 LV4
称号
女王の守護者
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名前 アントネット LV40
種族 インペリアルクィーンアント
戦闘ランク C
スキル
闇魔法 LV7
土魔法 LV5
蟻酸 LV4
再生 LV1
指揮 LV2
状態異常耐性 LV2
悪食 LV4
称号
女王
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ロイヤルガードアントが防御を担当してその隙にインペリアルクィーンアントが魔法で攻撃してくるのかな?
連携と指揮があるから3匹が纏まって戦うんだろうな。
しかも全員再生持ちかぁ。
何故か蟻なのに2足歩行なんだよなぁ。
まずは俺の見たステータスを全員で共有しよう。
「さて今話したのが敵の能力だけど、どういう作戦で行く?」
「今回、ソラは見学だな!」
はい?
何を言っているのかなジンは?
「いやいや、戦力を減らすなんて愚作だよジン。」
「だって、ソラがいたら過剰戦力だぞ。《雷炎の矢》とか《断絶》とかさ。俺たちだけでも戦えるようにしとかないといつもソラがいるわけじゃないんだからな。」
そうなのかな?
パッシー以外はジンの意見に賛成なようで俺を見て頷いてくる。
「分からなくもないけど・・・・。分かったよ。ただし危なくなったら手を出すからな。」
「任しとけ!ソラの手は借りないぜ!」
「それで役割分担はどうするんだ?」
「俺はロイヤルガードアントを担当するぞ。」
「それじゃ、私とエルでもう一匹のロイヤルガードアントを倒すわ。」
「それでは私とパッシーでインペリアルクィーンアントの足止めいたしますのでなるべく早くロイヤルガードアントを倒して助力をおねがいします。」
「ブヒブヒ」(マジか。セバス・・・)
「それなら我は全員の補助をするとしよう。」
「危なくなったら助けるからな。」
こうして俺抜きで最下層攻略が始まった。
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