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2章ハイライト・閣僚懇談会。政策大綱作成へ向けた打ち合わせ
(書き始め)ショート(善政の部)食品は免税っ!それくらいしなきゃ(福原文科相、北町農水相、野島総務相、リモートで黒川国交相と元山財務相)
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ここは第八庁舎内会議室。
いつになくけたたましく喋っていた福原久子文科相(67)は、大きな声でボヤく。
「最近食費が高止まりでね~😩何だかんだでまだ大食らいの夫と息子たちそれぞれの夫婦がね、頭イタいの💢おまけに次男はレスラー続けてるから相当……」
止めどない愚痴を聞かされ続けていた月岡せあら副大臣は、
「ウチだって変わりませんよ💧そんなに」
二人の話を横で聞いていた北町了仙農水相(58)は、
「福原さんアンタまだそんなに払ってんの!?贅沢な食材じゃなければ無理なくいけそうだけどなぁ🙁で、もうちょっと詳しく」
福原はしょんぼりしながら、
「会食は除いて自炊してる弁当の主食にもち麦入れてんだよね。これだけは譲れないの」
「そこはカルローズ米じゃだめなの?」
「そう。おなかの調子変わっちゃうから」
二人の話を聞いていた月岡がすんなりと頷く。
サクッと話を聞いた北町はすぐに、
「それじゃあな😔」
ちょうどいいタイミングに、パソコンの通知音が鳴った。
液晶画面に「野島秀一総務相☠️」と、出た。
月岡副大臣が通知欄をクリック。
あらかじめ福原から許可は得ている。
「相変わらず彼のことは苦手なんですね😏」
福原は、笑ってサラリと、
「ユーモア。いつものね😁で、北町サン♪」
北町が福原に目を合わせて、
「まぁとにかく食材にも食品にも税が無くなれば、国民全体の購買力は戻るのよ。その分、取れなかった分の税はお金がたんまり貯まってるところからもぎ取るって誰か言ってたね。足らずはそこらから持ってくればいいじゃない、と。でもさ」
「でも?」
福原はとっさに返した。
(しばらくやり取りが続く)
―――
室内パソコン前で月岡副大臣のキーボードを鳴らす音が部屋を埋め尽くす。そして、
「簡単な挨拶だけ、返しておきました」
福原はハッと我に返って、パソコン前へ駆け寄りながら、
「ありがとう!」
福原【今すぐ~室まで来れますか?】
野島【はい!●から取り急ぎ向かいます】
―――
まもなく野島到着。
手にしている旧機種のiOSが汗にまみれていて、
とても息が荒い……
野島、室内の全員に向けて軽く一礼し、
「皆さまおまたせしました」
(しばらくみんなでペラペラ)
他からも手短にあいさつ。
福原からことの要点を説明する。
皆、真剣な面持ちで頷く。
(北町から:既存の軽減措置、特定の食品税率8%とどう折り合いつけられるか)
野島から、
「この件を閣議にかけたいのですね、その方向で考えましょう」
福原と月岡、ついでに北町の表情が明るくなった
話の流れで、リモートで黒川国交相と元山財務相も急きょ参加することに。
野島から、
「お忙しい中すみません、そしてありがとうございます💦」
件の二人宛に、官庁の専用ネットワーク経由でリモート会議への参加打診を発信。
各人の書記官名義の返信が届き、彼らから大臣へ取り次いだ。
その結果、黒川は別の庁舎内から、元山は大阪造幣局近くの庁舎からの参加になった。
(またしばらくみんなでペラペラ)
今度は挨拶は省き、元山から早速、
「俺、10分しかないから話聞くだけな。悪ぃけど。それでよければ🙇♂️」
皆、快諾した。
再び野島から、
(元山へ:税務全般にどう影響するかしないかの見通しについて今言えることは何か)
(黒川へ:輸送コストにも軽減措置がなされるかどうか)
黒川からは少々ゆっくりと、
「その、事情なら……おそらく通るでしょう。良い報告が出来ると思うので、前向きな気持ちで待っていてくださいね」
話がまとまって黒川と元山がリモート会話から降りる。
お開きに。
いつになくけたたましく喋っていた福原久子文科相(67)は、大きな声でボヤく。
「最近食費が高止まりでね~😩何だかんだでまだ大食らいの夫と息子たちそれぞれの夫婦がね、頭イタいの💢おまけに次男はレスラー続けてるから相当……」
止めどない愚痴を聞かされ続けていた月岡せあら副大臣は、
「ウチだって変わりませんよ💧そんなに」
二人の話を横で聞いていた北町了仙農水相(58)は、
「福原さんアンタまだそんなに払ってんの!?贅沢な食材じゃなければ無理なくいけそうだけどなぁ🙁で、もうちょっと詳しく」
福原はしょんぼりしながら、
「会食は除いて自炊してる弁当の主食にもち麦入れてんだよね。これだけは譲れないの」
「そこはカルローズ米じゃだめなの?」
「そう。おなかの調子変わっちゃうから」
二人の話を聞いていた月岡がすんなりと頷く。
サクッと話を聞いた北町はすぐに、
「それじゃあな😔」
ちょうどいいタイミングに、パソコンの通知音が鳴った。
液晶画面に「野島秀一総務相☠️」と、出た。
月岡副大臣が通知欄をクリック。
あらかじめ福原から許可は得ている。
「相変わらず彼のことは苦手なんですね😏」
福原は、笑ってサラリと、
「ユーモア。いつものね😁で、北町サン♪」
北町が福原に目を合わせて、
「まぁとにかく食材にも食品にも税が無くなれば、国民全体の購買力は戻るのよ。その分、取れなかった分の税はお金がたんまり貯まってるところからもぎ取るって誰か言ってたね。足らずはそこらから持ってくればいいじゃない、と。でもさ」
「でも?」
福原はとっさに返した。
(しばらくやり取りが続く)
―――
室内パソコン前で月岡副大臣のキーボードを鳴らす音が部屋を埋め尽くす。そして、
「簡単な挨拶だけ、返しておきました」
福原はハッと我に返って、パソコン前へ駆け寄りながら、
「ありがとう!」
福原【今すぐ~室まで来れますか?】
野島【はい!●から取り急ぎ向かいます】
―――
まもなく野島到着。
手にしている旧機種のiOSが汗にまみれていて、
とても息が荒い……
野島、室内の全員に向けて軽く一礼し、
「皆さまおまたせしました」
(しばらくみんなでペラペラ)
他からも手短にあいさつ。
福原からことの要点を説明する。
皆、真剣な面持ちで頷く。
(北町から:既存の軽減措置、特定の食品税率8%とどう折り合いつけられるか)
野島から、
「この件を閣議にかけたいのですね、その方向で考えましょう」
福原と月岡、ついでに北町の表情が明るくなった
話の流れで、リモートで黒川国交相と元山財務相も急きょ参加することに。
野島から、
「お忙しい中すみません、そしてありがとうございます💦」
件の二人宛に、官庁の専用ネットワーク経由でリモート会議への参加打診を発信。
各人の書記官名義の返信が届き、彼らから大臣へ取り次いだ。
その結果、黒川は別の庁舎内から、元山は大阪造幣局近くの庁舎からの参加になった。
(またしばらくみんなでペラペラ)
今度は挨拶は省き、元山から早速、
「俺、10分しかないから話聞くだけな。悪ぃけど。それでよければ🙇♂️」
皆、快諾した。
再び野島から、
(元山へ:税務全般にどう影響するかしないかの見通しについて今言えることは何か)
(黒川へ:輸送コストにも軽減措置がなされるかどうか)
黒川からは少々ゆっくりと、
「その、事情なら……おそらく通るでしょう。良い報告が出来ると思うので、前向きな気持ちで待っていてくださいね」
話がまとまって黒川と元山がリモート会話から降りる。
お開きに。
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