【完結】パーティに捨てられた泣き虫魔法使いは、ダンジョンの階層主に溺愛される

水都 ミナト

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第一部 ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される

01. 破壊魔神と恐れられる男

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 ーーーダンジョン。
 大昔、それは突如地上に現れた。雲を突き破るほどの高さを誇る超高層迷宮である。巨大な塔のようなダンジョンの中には罠が張り巡らされ、様々な危険なモンスターや魔物が生息していた。

 その最上階を地上から目視することは叶わず、人々は皆、未知なる脅威に畏怖しーーー同時に歓喜した。その得体の知れない塔からは、見たこともないような金属や宝石、武器や防具などが発見された。ダンジョンからもたらされるお宝は、人々を豊かにし、活気付かせた。

 だが、人々を魅了したのはそのような宝物だけではなかった。

 ダンジョンの最上階には一体何があるのか。
 最上階から望む景色はどのようなものかーーー

 ダンジョンは、人々の知的好奇心をこれでもかというほど掻き立てた。
 そして、人々はダンジョンを囲うようにして街を興した。今では、世界各地からダンジョンへの挑戦者が後を立たず、街は賑わった。

 そうしてダンジョンの踏破は人類の悲願となり、浪漫となった。


 先の勇猛な冒険者達により解き明かされた内容によると、ダンジョンは100階層あるとされている。各階層により、深さや複雑さに違いがあるため、外からはどこからどこまでがどの階層であるかは分からなかった。
 そして、10層ごとに階層主と呼ばれる強力なボスがいる。そのボスを倒すと次の層への階段が現れるという。

 現在、人類が到達している最高階層は70階層。
 到達から早くも10年余りが経過するが、人々は70階層のボス攻略に苦戦を強いられていた。

 その70層を守護する階層主は、全てを焼き払う炎の鬼神である。
 フィールドをも破壊し尽くすその戦闘狂ぶりから、人々から『破壊魔神』と謳われ、恐れられていた。

 そして、今日もダンジョン制覇を夢見て、数多の冒険者達がダンジョンへと足を踏み入れるのであったーーー



◇◇◇

「危ない!みんな散れ!」
「きゃー!!」
「うぉっ!?」

 ドォォォォォン!!!

 フロアを揺るがす大きな揺れに、冒険者達は立っていられずにその場で転倒した。

 ここはダンジョン70階層、ボスの間。
 階層主である炎の鬼神が守護するこの場には、日々冒険者が挑みにやって来る。

「オラオラァ!そんなもんかよ!?もっと、もっとだ!!血湧き肉躍る戦いを!!もっと全力でぶつかってこい!」
「くっ…こちとらすでに総力戦だっての…」
「この…破壊魔神め…」
「ほらよ!爆ぜろやァ!!」
「ちょ、うわぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 すでに満身創痍といった冒険者達に、容赦無く巨大な火球が降り注ぐ。
 冒険者達は、何とか回避をして直撃を免れたものの、地面に着弾した火球の衝撃波によって吹き飛ばされてしまった。壁に激突した者、何回転も地面を転がる者。あちこちで火の手が上がる中、冒険者達は絶望の淵に立たされていた。

 燃え盛る炎の中を悠然と歩いて来るのは、頭に二本の灼角を生やし、紅蓮に煌めく瞳を持つ男である。外に跳ねた短めの髪は、炎と見紛うような朱色をしている。
 着物を着崩した様相で、既にひび割れてボコボコとマグマが湧き上がるそのフィールドを、裸足で平然と歩いている。長い灼刀を肩に乗せ、もう一方の掌ではいつでも放てる状態の火球が、ゴウゴウと炎の威力を高めている。

「何だよ、もう終わりかよ?」

 鬼神が地面に突っ伏す冒険者をツンツン突くが反応がない。白目を剥いて泡を吹いている。

「チッ、まだ暴れたりねぇってのに…根性ねぇな」

 鬼神は、火球を握り潰して雲散させた。空いた手で冒険者達をひょいと担ぐと、部屋の隅で緑に光り輝く魔法陣へ向かった。そして魔法陣の上にポイポイっと、まるでゴミを捨てるかのように冒険者達を放り投げていく。

 魔法陣の光に包まれた冒険者達は、光の粒子となり、シュンッとその姿を消した。

 ダンジョンのボスの間では、転移のための魔石は機能しない。
 その代わりに、各部屋には冒険者が離脱するための唯一の方法として、脱出用の魔法陣が施されている。
 先ほど鬼神により魔法陣へと放り投げられた冒険者達は、今頃地上で伸びていることだろう。

「ケッ、今日の挑戦者も手応えがなかったな。つまんねぇの」

 鬼神は頭を掻きながら玉座だったものに腰掛けた。辺り構わず火球を放ち、炎を纏う灼刀を振り回していたため、ボスの間は見るも無惨な状態だ。

 その時、ズゥゥンと重い地響きがして、低く重厚な声がこだました。

「ホムラ様…長く戦いを楽しみたいのでしたら、少しは手加減というものを覚えては…」

 恐る恐る鬼神に問いかけたのは、鬼神の従者であり、共にここ70階層を守護する火竜であった。
 火竜は、20メートルほどもあろうかという巨大さだ。赤く燃えるような両翼に、全てを引き裂かんとする鋭い爪。何者も食いちぎる強靭な牙。そして、炎を宿す紅色の瞳を有していた。

 その火竜にホムラと呼ばれた男こそ、70階層の守護者であり、炎の鬼神。
 彼の名は『焔ーホムラー』。
 その名に違わず、身も心も燃え激った熱い男であった。

 ホムラはわざとらしく大きなため息を吐くと、火竜を仰ぎ見て言った。

「はぁ?アグニ、お前さっきのが俺の全力だと思ってるわけねぇだろうな?これでも手加減してるっつーの」
「…そうでしたか」

 先ほどホムラが冒険者へ向けて放った火球は、裕にパーティ全員を覆い尽くすほどの大きさであった。そのレベルで手加減している状態とは…『アグニ』と呼ばれた火竜は頬を引くつかせる。

「また部屋がボロボロですよ」
「問題ねぇだろ。ここは何でもありのダンジョンだぜ?見てろ」

 ホムラが言うや否や、フィールドを淡い光が包み込んだ。次の瞬間には、つい先刻までマグマが湧き上がり、あちこち大穴が空いていたフィールドが、荘厳な部屋に様変わりしていた。
 ホムラが座る玉座もまた、元通りだ。
 部屋の装いは、まるで王への謁見の間のような構造であった。天井は高く、幾つもの巨大な柱が円を描くように天井に向かって伸びている。隣立する柱の先には、一段高い空間があり、そこに豪奢な玉座が置かれている。戦闘のための部屋であるため、部屋の造りは至ってシンプルだ。

「ほらな。俺がどれだけ暴れてもあっという間に元通りだ」
「はぁ…いつ見ても凄いですね」

 部屋を元通りにしたのはホムラの力ではない。
 ダンジョンの意志とも言うべき何かが、来る次の挑戦者に備えて場を整えてくれるのだ。そのおかげで、ホムラはいつも部屋の損壊を気にせずに暴れ回ることができている。

「それにしても、もうちっと骨のある奴は居ないのかね」

 立派な肘掛けに肘を突きつつ、退屈そうにホムラは独り言ちる。

 ホムラが守護するのは70階層と上層であるため、ダンジョンが地上に顕現してから何十年もの間、挑戦者が現れることはなかった。長き年月を経て、初めてボスの間の重い扉が開かれた時は、ようやく挑戦者が来たかと歓喜したものだった。

 だが、それから早くも10年余り。ホムラを心から燃えさせ、満足させるような好敵手は現れていない。それどころか、本気すらも出せていない。
 来る日も来る日も、挑戦者をボコボコにして追い返しているうちに、いつしかホムラは『破壊魔神』と言われるようになってしまった。

 『破壊魔神』と称されるホムラであるが、彼は戦闘を好むだけで、殺生を好まない。
 もちろん、ダンジョンでは一歩間違えれば死に至ることもある。
 ホムラは、ようやく70階層まで辿り着いた冒険者達を殺してしまっては、また次の世代が成熟するまで待ち続けなければならないと考えていた。死なない程度に痛めつけ、魔法陣から地上へ帰す。そしてその冒険者達が修行や鍛錬を積み、再びホムラに挑むために扉を開ける。そんな日を楽しみに待つのだ。

 それでも、一向にホムラを満足させる冒険者は現れなかった。溜まった鬱憤は、アグニと戦うことで発散していたのだが、アグニからすればいい迷惑であった。

「はぁ~暴れ足りねぇ。次の挑戦者はまだか?」

 暇を持て余し、手のひらサイズの火球を作ってジャグリングを始めたちょうどその時。

 ギイィと、重たい大扉が僅かに開き、部屋に光が差し込んだ。そして、一つの黒い影がボスの間へ転がり込んできた。

「おっ!来たか!パーティも組まずに一人で挑みに来るたァ、大した度胸じゃねぇか!」

 ホムラは待ち侘びた次の挑戦者の登場に心を躍らせる。そして、勢いよく玉座から立ち上がると、ボボボと柱の間に据えられた松明に火を灯した。そのままの勢いで駆け出しながら、挨拶代わりに顔ほどの大きさの火球を幾つか放った。

 ゴォォッ!!ドォォン…!

 火球は冒険者の囲むように着弾し、激しく燃え盛る。
 ホムラは、間髪入れずに次の火球を準備する。相手が一人であれ、ホムラが油断することはない。全神経を相手に集中させて迎撃するのだ。

 だからこそ、ホムラはその違和感に瞬時に気が付いた。
 何かおかしい。一向に臨戦体制を取らず、攻撃を仕掛けてこない相手に、ホムラは首を捻る。

 頭を抱えて蹲るばかりで、攻撃も防御もする気はないのだろうか。
 ホムラは部屋を駆け抜けながら、目を凝らして相手を観察した。

 特徴的な三角帽を被っており、長い杖を持っているため、恐らく職種は魔法使いか。ホムラの属性は火なので、水魔法が得意であれば善戦出来るかもしれない。僅かな期待を胸に、再び火球を放つ。

 ホムラが放った火球により、冒険者の三角帽が吹き飛んだ。ハラリと淡い水色の髪が現れる。
 冒険者は女のようだ。が、ホムラにとっては男だろうが女だろうが関係なかった。ただ、戦えればそれでいい。

 あっという間に蹲る冒険者の前まで辿り着いたホムラは、腕を組んで仁王立ちをした。

「来たか挑戦者よ!少しは骨のある奴だといいんだがな…せいぜい楽しませてくれよォ!」

 そして緩やかに抜刀し、煌めく灼刃を冒険者へ向けた。

「………………いで」
「んあ?なんだって?」

 その時、僅かに耳に言葉が届いた。が、何と言っているのか分からない。ホムラが尋ね返すと、

「…っこ、殺さないで…」

 震えた声で確かにそう言った。

「はぁ?まあ俺は殺しはしねぇけどよ、自分から挑みに来てそれはねぇだろ。おら、さっさと立てよ。早く戦ろうぜェ!!」

 70階層踏破のために挑みに来ておいて、何を戯言を抜かしているのか。
 ホムラからすれば、理解が出来ないことだった。ホムラが求めるのは、ただ戦うことのみ。突きつけていた灼刀を冒険者の女の顎に当て、俯いている顔を無理やり上向かせる。

「い、い、いやぁぁぁぁぁぁぁああ!!!殺さないでぇぇぇ!!うぇぇぇぇん誰か助けてぇぇ!!」
「……………はぁ?」

 すると驚くべきことに、冒険者はホムラの顔を見るや泣き叫び出した。というか、俯いていて分からなかったが、既に顔面涙でぐしょぐしょになっていた。

「えぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!怖いよぉぉぉ!!死にたくないいいい!!」
「な、なんだぁ…?」

 ダムが決壊したかのように、泣き崩れる冒険者。床にはみるみるうちに涙の水溜りが広がる。

 余りの勢いに圧倒され、興を削がれたホムラは、突きつけていた灼刀を所在なさげに下ろしたのだった。
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