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第一部 ダンジョンの階層主は、パーティに捨てられた泣き虫魔法使いに翻弄される
37. 爆炎
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「あ、暑い…い、一体どうなって…」
エレインが70階層に戻ると、あちこちで地面が燃えていた。刀の交わる音や、冒険者の雄叫びなどは聞こえない。燃え盛る炎の音だけが耳に届く。
(ホムラさん…アグニちゃん…っ!)
エレインは、炎の間を縫ってホムラ達を探す。辺りを見回し、ふと見上げた先に、幾重にも重なる何かの山が見えた。
「なにこれ…って、ひっ、人!?」
折り重なって伸びていたのは、何人もの冒険者であった。そして、その山の上に悠々と腰掛けて居たのがーーー
「ん?ああ、戻ったのか。ったくお前もタイミング悪りぃよなァ。お前が地上に行ってすぐだぜ、コイツらが乗り込んで来たの」
灼刀を肩に乗せて、傷ひとつ付いていないホムラであった。
(よかった、無事だった…)
ほーっと息を吐いたエレインは、ようやく場の現状を把握した。
ボスの間の中心に、ホムラが座している気絶した冒険者達の山ができあがっていた。そして残りの半数ほどが、壁際に後退して様子を伺っていた。遠目で見る限り、皆肩で息をしており、装備は焼け焦げ、既にかなりのダメージを負っている様子だ。後方では治癒師によって負傷者の治療がされており、体力回復のためにポーションを飲んでいる者もいる。
「何人かかってこようが、統率が取れてなきゃ意味がねぇんだよ。同盟だかパーティだか知らねぇが、寄せ集めの冒険者が何人束になろうが全く脅威でもなんでもねぇのさ」
そう言うと、ホムラは軽やかに冒険者の山から飛び降りて、エレインの前に着地した。
「この、化け物め…!」
残った冒険者達の先頭で、剣を地面に突き刺し、膝をついてこちらを睨みつけているのは、ボロボロになったアレクであった。
「アレク…」
アレクの瞳には濃い憎しみの色が浮かんでいる。100人の冒険者を引き連れても手も足も出なかったようだ。悔しそうにギリギリと歯を食いしばっている。
「んあ?なんだァ?流石に力の差を思い知っただろ?」
アレクの視線に気付いたホムラが、ニヤニヤと挑発的な笑みを浮かべながらアレクに言った。だが、アレクは一層目を細めて睨み付けてくる。そして、周りの冒険者達の方へ視線を移した。
「おい、お前ら!まだまだこんなもんじゃないだろ!早く起きて戦え!」
アレクは、満身創痍の冒険者達に怒鳴りつけるように指示を出した。あちらこちらから舌打ちや非難の声が聞こえてくるが、何人かは力を振り絞って立ち上がり、剣や杖を構えた。
「俺はまだ、負けてはいない…!」
アレクも膝を震わせながら立ち上がり、ホムラに剣を突きつける。それに対するホムラは肩をすくめて余裕の表情だ。
「ったく、力量の差を知るのも冒険者に必要な能力だろうが。自らの力を過信するなって前に言わなかったかァ?ここまでしても分からねぇなら…キツーくお灸を据えておかねぇとな」
ホムラは口角を吊り上げてボキボキと指の骨を鳴らした。そして、肩越しにエレインの方を振り返った。
「そうだ、おチビ、今から使う魔法をよく見とけよ」
そう言うと、天高く右手を掲げたホムラ。集中するためか、硬く瞳を閉じている。
途端にピリッと空気が張り詰める。
「お、おい…なんかさっきよりも暑くないか?」
「く、空気が乾燥していくような…」
「喉が張り付きそうだ…」
空気中の水分が蒸発し、ボスの間に陽炎が揺らめく。
異常な暑さに、冒険者達の間で戸惑いの声があがる。
「極大魔法《爆炎》だ」
「す、すごい…」
いつものホムラの火球ですら並大抵の冒険者にとっては、高威力であるのに。ホムラの掲げた手で作り出されたものは、まるで小さな太陽がそこにあるかのように、あるいは地底のマグマの塊を取り出してきたかのように、炎と呼ぶには余りにも常識外れの豪炎であった。
身体中から汗が噴き出るが、体表に滲み出た汗はすぐに蒸発していき、身体が乾いていくようだ。
「う、嘘だろ…」
「あんなの喰らったら一瞬でチリになるぞ…」
「勝てっこない…」
あちらこちらで、カランカランと武器が床に落ちる音が虚しく響いた。アレクを除く他の冒険者達は、皆戦意を喪失したように膝から崩れ落ちてしまった。恐怖で失神している者や、泣きじゃくる者など様々である。
「ま、こんなもん打った日にゃ、この部屋も吹き飛んじまうからな」
ホムラはそう言うと、魔力を散らせて豪炎を鎮めた。
「ぐ…100人連れても勝てないのか…お前は、お前は…どうすれば倒せるんだ…」
「さぁな、地道に鍛錬しろ」
アレクの顔に絶望の色が滲む。ホムラはアレクの前まで歩み出ると、拳で思い切り横っ面を殴りつけた。
「っ!」
思わずエレインは両手で顔を覆った。恐る恐る指の隙間から様子を見ると、殴り飛ばされたアレクは地面に突っ伏して、意識を飛ばしていた。
「さて、と。これで片付いたな。おい、アグニ!掃除の時間だぞ」
ホムラに呼ばれたアグニが、玉座の陰から姿を現した。傍にはうっとりだらしない表情をしたドリューンも居る。
「アグニちゃん!無事だったのね」
エレインはアグニに駆け寄ると、ぎゅうっと抱きしめて頬擦りをした。げんなりした顔でエレインを押し返しながらアグニが返事をする。
「手を出すなと言われたので、ドリューさんと玉座の陰から見てました」
「はぁん…今日のホムラ様は一段と蕩けてしまいそうだったわ…」
「ええ、今日も元気に燃えてましたね」
ドリューンは水浸しになっていたので、恐らくホムラの極大魔法に水分を持っていかれてアグニに救われたといったところだろうか。
いつも通りのやり取りに、エレインはホッと息を吐いた。
「あーー…後始末が面倒臭ぇ…」
地面に臥した冒険者の山を見て、ホムラはがくりと肩を落としたのだった。
エレインが70階層に戻ると、あちこちで地面が燃えていた。刀の交わる音や、冒険者の雄叫びなどは聞こえない。燃え盛る炎の音だけが耳に届く。
(ホムラさん…アグニちゃん…っ!)
エレインは、炎の間を縫ってホムラ達を探す。辺りを見回し、ふと見上げた先に、幾重にも重なる何かの山が見えた。
「なにこれ…って、ひっ、人!?」
折り重なって伸びていたのは、何人もの冒険者であった。そして、その山の上に悠々と腰掛けて居たのがーーー
「ん?ああ、戻ったのか。ったくお前もタイミング悪りぃよなァ。お前が地上に行ってすぐだぜ、コイツらが乗り込んで来たの」
灼刀を肩に乗せて、傷ひとつ付いていないホムラであった。
(よかった、無事だった…)
ほーっと息を吐いたエレインは、ようやく場の現状を把握した。
ボスの間の中心に、ホムラが座している気絶した冒険者達の山ができあがっていた。そして残りの半数ほどが、壁際に後退して様子を伺っていた。遠目で見る限り、皆肩で息をしており、装備は焼け焦げ、既にかなりのダメージを負っている様子だ。後方では治癒師によって負傷者の治療がされており、体力回復のためにポーションを飲んでいる者もいる。
「何人かかってこようが、統率が取れてなきゃ意味がねぇんだよ。同盟だかパーティだか知らねぇが、寄せ集めの冒険者が何人束になろうが全く脅威でもなんでもねぇのさ」
そう言うと、ホムラは軽やかに冒険者の山から飛び降りて、エレインの前に着地した。
「この、化け物め…!」
残った冒険者達の先頭で、剣を地面に突き刺し、膝をついてこちらを睨みつけているのは、ボロボロになったアレクであった。
「アレク…」
アレクの瞳には濃い憎しみの色が浮かんでいる。100人の冒険者を引き連れても手も足も出なかったようだ。悔しそうにギリギリと歯を食いしばっている。
「んあ?なんだァ?流石に力の差を思い知っただろ?」
アレクの視線に気付いたホムラが、ニヤニヤと挑発的な笑みを浮かべながらアレクに言った。だが、アレクは一層目を細めて睨み付けてくる。そして、周りの冒険者達の方へ視線を移した。
「おい、お前ら!まだまだこんなもんじゃないだろ!早く起きて戦え!」
アレクは、満身創痍の冒険者達に怒鳴りつけるように指示を出した。あちらこちらから舌打ちや非難の声が聞こえてくるが、何人かは力を振り絞って立ち上がり、剣や杖を構えた。
「俺はまだ、負けてはいない…!」
アレクも膝を震わせながら立ち上がり、ホムラに剣を突きつける。それに対するホムラは肩をすくめて余裕の表情だ。
「ったく、力量の差を知るのも冒険者に必要な能力だろうが。自らの力を過信するなって前に言わなかったかァ?ここまでしても分からねぇなら…キツーくお灸を据えておかねぇとな」
ホムラは口角を吊り上げてボキボキと指の骨を鳴らした。そして、肩越しにエレインの方を振り返った。
「そうだ、おチビ、今から使う魔法をよく見とけよ」
そう言うと、天高く右手を掲げたホムラ。集中するためか、硬く瞳を閉じている。
途端にピリッと空気が張り詰める。
「お、おい…なんかさっきよりも暑くないか?」
「く、空気が乾燥していくような…」
「喉が張り付きそうだ…」
空気中の水分が蒸発し、ボスの間に陽炎が揺らめく。
異常な暑さに、冒険者達の間で戸惑いの声があがる。
「極大魔法《爆炎》だ」
「す、すごい…」
いつものホムラの火球ですら並大抵の冒険者にとっては、高威力であるのに。ホムラの掲げた手で作り出されたものは、まるで小さな太陽がそこにあるかのように、あるいは地底のマグマの塊を取り出してきたかのように、炎と呼ぶには余りにも常識外れの豪炎であった。
身体中から汗が噴き出るが、体表に滲み出た汗はすぐに蒸発していき、身体が乾いていくようだ。
「う、嘘だろ…」
「あんなの喰らったら一瞬でチリになるぞ…」
「勝てっこない…」
あちらこちらで、カランカランと武器が床に落ちる音が虚しく響いた。アレクを除く他の冒険者達は、皆戦意を喪失したように膝から崩れ落ちてしまった。恐怖で失神している者や、泣きじゃくる者など様々である。
「ま、こんなもん打った日にゃ、この部屋も吹き飛んじまうからな」
ホムラはそう言うと、魔力を散らせて豪炎を鎮めた。
「ぐ…100人連れても勝てないのか…お前は、お前は…どうすれば倒せるんだ…」
「さぁな、地道に鍛錬しろ」
アレクの顔に絶望の色が滲む。ホムラはアレクの前まで歩み出ると、拳で思い切り横っ面を殴りつけた。
「っ!」
思わずエレインは両手で顔を覆った。恐る恐る指の隙間から様子を見ると、殴り飛ばされたアレクは地面に突っ伏して、意識を飛ばしていた。
「さて、と。これで片付いたな。おい、アグニ!掃除の時間だぞ」
ホムラに呼ばれたアグニが、玉座の陰から姿を現した。傍にはうっとりだらしない表情をしたドリューンも居る。
「アグニちゃん!無事だったのね」
エレインはアグニに駆け寄ると、ぎゅうっと抱きしめて頬擦りをした。げんなりした顔でエレインを押し返しながらアグニが返事をする。
「手を出すなと言われたので、ドリューさんと玉座の陰から見てました」
「はぁん…今日のホムラ様は一段と蕩けてしまいそうだったわ…」
「ええ、今日も元気に燃えてましたね」
ドリューンは水浸しになっていたので、恐らくホムラの極大魔法に水分を持っていかれてアグニに救われたといったところだろうか。
いつも通りのやり取りに、エレインはホッと息を吐いた。
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