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限りなく善に近い悪
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受付の放った言葉が、私には信じられなかった。
「ふ、不合格……ですか?」
「はい」
受付から書類を受け取り、目を通した。そこには自分の名前と、不合格の印が刻まれていた。
「次回の試験日は半年後となっております。お疲れ様でした」
● ● ●
6年間、死ぬ気で勉学に励んだ。家族も友人も恋人も全て捨て、私はひたすらに魔術を学んだ。 全ては幼い頃からの夢である、魔術師になるためだった。
家に着いた私は、もう一度書類に目を落とした。
──ポーラ・ウィンウッド、不合格。
試験は実技試験と筆記試験からなる、ごく一般的なものだ。基本的に、魔術師を志す者は、実技試験で高い評価を得ようとする場合が多い。
筆記試験では一般教養から魔法全般の知識が必要になり、幅広く抑えるにはかなりの時間を要する。対して実技試験は、いかに国家に有益な魔法を使えるかをアピールできれば良い。
私は逆だった。実技では大した点数が取れないことは、昨年の試験から分かっていた。だから筆記の方で評価を得ようと考えたのだ。そういう考えを持つ者は、いないではないものの少ないようだった。
事実、私の筆記試験での順位は4位だ。試験を受けた者が300人を超えているため、好成績といっても差し支えはないだろう。
が、ダメだった。
実技試験の結果に目を通す。順位は、32位。
この試験で正式に魔術師と認定される人数は、30人と決まっている。知らない人間から見れば、筆記の結果も加味して、合格の可能性もあると思うだろう。
しかし違うのだ。この国では、実技試験でしか魔術師としての才覚を計っていない。それも、いかに国家に対して有用であるか、しか見ていない。
ため息をつき、書類を次々にめくる。最後の頁には、今回の試験によって正式に魔術師として認定された人間の名前が連なっていた。その中の一つの名前に、私は目を止めた。
──ソフィア・ワインバルド、総合順位2位。
はっと息を呑む。忘れるはずがない。ソフィアは、私が14歳の頃に通っていた魔術学校で同級生だった。いや、親友だった。
しかし彼女は、別の国で錬金術なる代物を学ぶために、既にこの国を発ったと聞いていたが。私が知らない間に帰国していたのだろうか。
少し長い、手紙を綴った。かつての親友に向けて。
● ● ●
「ソフィア、おまたせ」
待ち合わせ場所には既に彼女がいた。かなり早く来たつもりだったが、やはり、彼女の几帳面な性格は昔から変わっていないようだ。
「ポーラ、ひさしぶり! 会いたかったよ!」
ぎゅっと抱きつかれ、少し気恥ずかしくなる。周りに人がたくさんいるのに。こういうところも、昔から全く変わってないのかもしれない。
少し歩いてから、私たちは適当な茶店に入った。内装は東国を意識したデザインらしく、木で出来た椅子や飾られている陶器がなんとも不思議な空間を作り出していた。
二人分の紅茶と軽食を頼むと、話を始めた。
「それにしても、本当にひさしぶりだなぁ。わたしが向こうに行ってからだから、6年くらい?」
「うん。多分それくらい」
「6年かぁ。どうりで変わってるわけだね、ポーラも、この国も」
「そうそう、向こうの国のこと、詳しく教えてよ……」
他愛もない話から、ずっと昔の思い出話まで。永遠とも思えるくらいの時間を彼女と過ごしていた。
やがて一瞬、会話が途切れた。数秒だったかもしれないし、数分だったかもしれない。でもそこで、私の心の中で少しの怖れが胸をかすめた気がした。
「あっ、そうだ。そういえば、ポーラはなんでわたしがこの国に帰ってきたって分かったの?」
……普通の質問だ。自分の胸が、いかに無根拠かが分かった。
「ああ。それは、魔術師試験の書類に書いてあったから」
私が答えると、ソフィアはもともと大きい瞳をさらに開けて言った。
「そうだった! ポーラは魔術師になるのが夢だったもんね。そっか、一緒の試験を受けてたんだぁ」
「うん」
「筆記試験、難しかったよね。わたし全然分からなかった」
「どれくらい取れたの?」
聞いてみた。すると彼女は、ちょっとまってね、と言い、バッグの中から書類を取り出した。どうやらまだ未開封らしい。
何枚か頁をめくり、順番を数える。
「んー、あった! 16位だって。点数は書いてないみたい」
16位だとおよそ800点くらいか。全然分からないと言ったのに、すごい点数だ。実技試験の片手間に勉強したくらいではそんな順位は取れない。
やがて、彼女の視線は頁の上部へと移っていった。
「ふぅん……あっ。あれ、ポーラ!? す、すごいっ! 4位だって!」
キラキラした瞳を向けてくる。しかし、私は何故だか悲しくなった。筆記でいくら良い順位を取っても、この国では関係ないのだから。
「ちょっと勉強したんだ」
「そうなんだ。ちょっと勉強しただけで4位なんて、すごいなぁ」
ソフィアはしきりに頷いている。本当は血反吐を吐くほど勉強したけど、それで4位しか取れなかったなんて、言うのが恥ずかしい。
彼女なら、本気を出せば1位も簡単に取れてしまうだろう。それが少し、少しだけ悔しかった。
ソフィアは書類を机におき、もう一度私を見た。
「じゃあさ、もうあれはもらってるんでしょ? ポーラのはどんなのだった?」
「あれ?」
「髪飾りだよ。合格した人が貰えるってやつ」
心臓がどくりと脈を打った。今度のは無根拠じゃない。自分でも分かるけど、しかし分からない何かが胸を跳ねているのだ。
私は精一杯に声を絞り出した。
「あー……私、合格してないんだ」
「えっ!」
ソフィアはすごく驚いている様子だった。私なら、試験に合格できると思っていたんだろうか。そう思ってくれているなら嬉しい。けど、私はダメだった。
「で、でもっ、筆記は4位なのに!」
「まあ、実技試験のほうがちょっとね」
「何位だったの!?」
顔をぐっと近づけて聞いてくる。答えるのが、少しだけ躊躇われた。
「……32位」
「……32位なのに合格できなかったの? そんなの、おかしい」
「おかしくないんだよ。単に私が実力不足だったから」
「でも、そんなのって!」
ソフィアの声は震えていた。怒りのようにも、悲しみのようにも取れる声だった。
「そんなのって間違ってる! それじゃあ筆記試験なんて関係ないようなものじゃない!」
ソフィアは机を決して小さくない音で叩いた。周りの客たちが大声を出した主を見る。彼女は顔を赤くして、口に手を当てた。
「ソフィアが怒ってくれるのは嬉しいよ。でも、落ちたのは事実だし、それは自分の実力が足りてなかったってこと」
「でも、でも……」
「いいの。ありがとう、ソフィア」
私だって悔しい。実技試験だって、自分の持てる全ての力を出して頑張ったつもりだ。でもそれを国に、ましてや彼女に文句を言ったところでどうしようもないのだ。
私は彼女を見ないように、残り一口だった紅茶を飲んだ。角砂糖を二ついれたはずのそれは、意外にも苦かった。
● ● ●
茶店から出た後、帰路の途中も会話は続いた。ただ、ソフィアが試験の話を持ち出さないことがかえって辛かった。
やがて大通りまで出ると、彼女は私の手をしっかりと握りしめてきた。夕暮れに近いとはいえ、まだ人は数多く歩いている。
「ちょっ、どうしたの?」
「聞いて」
握った手を胸の前あたりまで持ってきて、私の顔をじっと見てきた。こんな告白のされ方は初めてだ。いや、告白自体されたことなかったか。
「わたし、魔術師をやめようと思う」
「えっ?」
ソフィアの言ったことが信じられなかった。魔術師をやめるとはどういうことだろう。
「実技試験だけで決めるなんて、やっぱり間違ってる。ポーラみたいに筆記試験で頑張っている人がいるのに、それが正当に評価されないなんておかしいよ」
「でもそれは……」
「だからさ、わたしが抗議してくる。試験のバランスを見直せって。合格した魔術師が言うんだから、向こうも少しは聞いてくれると思う」
私はただ、彼女の言っていることが分からなかった。たったそれだけのために魔術師をやめるなんて。ソフィアだって必死に勉強してきただろうに。
やがて出た言葉は、果たして自分の意思かは分からなかった。
「待って。そんなことのために魔術師をやめるなんてダメだよ。だって、ソフィアだって必死に勉強したんでしょ? それなのに、チャンスを捨てるようなことはしちゃいけない」
「ポーラ、聞いて」
彼女は私の目を見た。握っていた手はいつのまにか離れていた。
「わたし、本当は魔術師になるつもりはなかったの。ただ、6年間でどれだけ自分が成長したかを知りたくて、試験を受けただけ」
それを聞いて、胸がぎゅっと締め付けられるような感覚になった。今ならこの痛みの正体が分かる。これは……。
「わたしには魔術がなくても、錬金術があるから」
「ふ、不合格……ですか?」
「はい」
受付から書類を受け取り、目を通した。そこには自分の名前と、不合格の印が刻まれていた。
「次回の試験日は半年後となっております。お疲れ様でした」
● ● ●
6年間、死ぬ気で勉学に励んだ。家族も友人も恋人も全て捨て、私はひたすらに魔術を学んだ。 全ては幼い頃からの夢である、魔術師になるためだった。
家に着いた私は、もう一度書類に目を落とした。
──ポーラ・ウィンウッド、不合格。
試験は実技試験と筆記試験からなる、ごく一般的なものだ。基本的に、魔術師を志す者は、実技試験で高い評価を得ようとする場合が多い。
筆記試験では一般教養から魔法全般の知識が必要になり、幅広く抑えるにはかなりの時間を要する。対して実技試験は、いかに国家に有益な魔法を使えるかをアピールできれば良い。
私は逆だった。実技では大した点数が取れないことは、昨年の試験から分かっていた。だから筆記の方で評価を得ようと考えたのだ。そういう考えを持つ者は、いないではないものの少ないようだった。
事実、私の筆記試験での順位は4位だ。試験を受けた者が300人を超えているため、好成績といっても差し支えはないだろう。
が、ダメだった。
実技試験の結果に目を通す。順位は、32位。
この試験で正式に魔術師と認定される人数は、30人と決まっている。知らない人間から見れば、筆記の結果も加味して、合格の可能性もあると思うだろう。
しかし違うのだ。この国では、実技試験でしか魔術師としての才覚を計っていない。それも、いかに国家に対して有用であるか、しか見ていない。
ため息をつき、書類を次々にめくる。最後の頁には、今回の試験によって正式に魔術師として認定された人間の名前が連なっていた。その中の一つの名前に、私は目を止めた。
──ソフィア・ワインバルド、総合順位2位。
はっと息を呑む。忘れるはずがない。ソフィアは、私が14歳の頃に通っていた魔術学校で同級生だった。いや、親友だった。
しかし彼女は、別の国で錬金術なる代物を学ぶために、既にこの国を発ったと聞いていたが。私が知らない間に帰国していたのだろうか。
少し長い、手紙を綴った。かつての親友に向けて。
● ● ●
「ソフィア、おまたせ」
待ち合わせ場所には既に彼女がいた。かなり早く来たつもりだったが、やはり、彼女の几帳面な性格は昔から変わっていないようだ。
「ポーラ、ひさしぶり! 会いたかったよ!」
ぎゅっと抱きつかれ、少し気恥ずかしくなる。周りに人がたくさんいるのに。こういうところも、昔から全く変わってないのかもしれない。
少し歩いてから、私たちは適当な茶店に入った。内装は東国を意識したデザインらしく、木で出来た椅子や飾られている陶器がなんとも不思議な空間を作り出していた。
二人分の紅茶と軽食を頼むと、話を始めた。
「それにしても、本当にひさしぶりだなぁ。わたしが向こうに行ってからだから、6年くらい?」
「うん。多分それくらい」
「6年かぁ。どうりで変わってるわけだね、ポーラも、この国も」
「そうそう、向こうの国のこと、詳しく教えてよ……」
他愛もない話から、ずっと昔の思い出話まで。永遠とも思えるくらいの時間を彼女と過ごしていた。
やがて一瞬、会話が途切れた。数秒だったかもしれないし、数分だったかもしれない。でもそこで、私の心の中で少しの怖れが胸をかすめた気がした。
「あっ、そうだ。そういえば、ポーラはなんでわたしがこの国に帰ってきたって分かったの?」
……普通の質問だ。自分の胸が、いかに無根拠かが分かった。
「ああ。それは、魔術師試験の書類に書いてあったから」
私が答えると、ソフィアはもともと大きい瞳をさらに開けて言った。
「そうだった! ポーラは魔術師になるのが夢だったもんね。そっか、一緒の試験を受けてたんだぁ」
「うん」
「筆記試験、難しかったよね。わたし全然分からなかった」
「どれくらい取れたの?」
聞いてみた。すると彼女は、ちょっとまってね、と言い、バッグの中から書類を取り出した。どうやらまだ未開封らしい。
何枚か頁をめくり、順番を数える。
「んー、あった! 16位だって。点数は書いてないみたい」
16位だとおよそ800点くらいか。全然分からないと言ったのに、すごい点数だ。実技試験の片手間に勉強したくらいではそんな順位は取れない。
やがて、彼女の視線は頁の上部へと移っていった。
「ふぅん……あっ。あれ、ポーラ!? す、すごいっ! 4位だって!」
キラキラした瞳を向けてくる。しかし、私は何故だか悲しくなった。筆記でいくら良い順位を取っても、この国では関係ないのだから。
「ちょっと勉強したんだ」
「そうなんだ。ちょっと勉強しただけで4位なんて、すごいなぁ」
ソフィアはしきりに頷いている。本当は血反吐を吐くほど勉強したけど、それで4位しか取れなかったなんて、言うのが恥ずかしい。
彼女なら、本気を出せば1位も簡単に取れてしまうだろう。それが少し、少しだけ悔しかった。
ソフィアは書類を机におき、もう一度私を見た。
「じゃあさ、もうあれはもらってるんでしょ? ポーラのはどんなのだった?」
「あれ?」
「髪飾りだよ。合格した人が貰えるってやつ」
心臓がどくりと脈を打った。今度のは無根拠じゃない。自分でも分かるけど、しかし分からない何かが胸を跳ねているのだ。
私は精一杯に声を絞り出した。
「あー……私、合格してないんだ」
「えっ!」
ソフィアはすごく驚いている様子だった。私なら、試験に合格できると思っていたんだろうか。そう思ってくれているなら嬉しい。けど、私はダメだった。
「で、でもっ、筆記は4位なのに!」
「まあ、実技試験のほうがちょっとね」
「何位だったの!?」
顔をぐっと近づけて聞いてくる。答えるのが、少しだけ躊躇われた。
「……32位」
「……32位なのに合格できなかったの? そんなの、おかしい」
「おかしくないんだよ。単に私が実力不足だったから」
「でも、そんなのって!」
ソフィアの声は震えていた。怒りのようにも、悲しみのようにも取れる声だった。
「そんなのって間違ってる! それじゃあ筆記試験なんて関係ないようなものじゃない!」
ソフィアは机を決して小さくない音で叩いた。周りの客たちが大声を出した主を見る。彼女は顔を赤くして、口に手を当てた。
「ソフィアが怒ってくれるのは嬉しいよ。でも、落ちたのは事実だし、それは自分の実力が足りてなかったってこと」
「でも、でも……」
「いいの。ありがとう、ソフィア」
私だって悔しい。実技試験だって、自分の持てる全ての力を出して頑張ったつもりだ。でもそれを国に、ましてや彼女に文句を言ったところでどうしようもないのだ。
私は彼女を見ないように、残り一口だった紅茶を飲んだ。角砂糖を二ついれたはずのそれは、意外にも苦かった。
● ● ●
茶店から出た後、帰路の途中も会話は続いた。ただ、ソフィアが試験の話を持ち出さないことがかえって辛かった。
やがて大通りまで出ると、彼女は私の手をしっかりと握りしめてきた。夕暮れに近いとはいえ、まだ人は数多く歩いている。
「ちょっ、どうしたの?」
「聞いて」
握った手を胸の前あたりまで持ってきて、私の顔をじっと見てきた。こんな告白のされ方は初めてだ。いや、告白自体されたことなかったか。
「わたし、魔術師をやめようと思う」
「えっ?」
ソフィアの言ったことが信じられなかった。魔術師をやめるとはどういうことだろう。
「実技試験だけで決めるなんて、やっぱり間違ってる。ポーラみたいに筆記試験で頑張っている人がいるのに、それが正当に評価されないなんておかしいよ」
「でもそれは……」
「だからさ、わたしが抗議してくる。試験のバランスを見直せって。合格した魔術師が言うんだから、向こうも少しは聞いてくれると思う」
私はただ、彼女の言っていることが分からなかった。たったそれだけのために魔術師をやめるなんて。ソフィアだって必死に勉強してきただろうに。
やがて出た言葉は、果たして自分の意思かは分からなかった。
「待って。そんなことのために魔術師をやめるなんてダメだよ。だって、ソフィアだって必死に勉強したんでしょ? それなのに、チャンスを捨てるようなことはしちゃいけない」
「ポーラ、聞いて」
彼女は私の目を見た。握っていた手はいつのまにか離れていた。
「わたし、本当は魔術師になるつもりはなかったの。ただ、6年間でどれだけ自分が成長したかを知りたくて、試験を受けただけ」
それを聞いて、胸がぎゅっと締め付けられるような感覚になった。今ならこの痛みの正体が分かる。これは……。
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