53 / 200
第三章 帝国西部・刀編
第50話 温泉と清酒
しおりを挟む
「あ゛~いい湯だぁ~」
帝都を出発して1か月が経つ。俺は森の街道からかなり外れた、深森の温泉に浸かっていた。
数時間前、街道を歩いているとかすかな匂いに足を止めた。気になったので匂いを追ってみると、岩の間からチョロチョロと水が出ており、さらに湯気が立っていた。もしやと思い、かなり熱かったが口にして見ると、案の定温泉だったのだ。
俺は即決で岩の下に流れる小川を地魔法で広げて穴を掘り、近くの石を集めて囲いながら、湯が溜まるのを辛抱強く待った。そして、ついに浸かれる程度に溜まったので存分に湯を味わっているのだ。
「まさか森の中で湯治が出来るとは…旅の疲れも吹き飛ぶというものだ…」
湯の出所に浸していた瓶を引き寄せ、小さな盃に注ぎグイッと一飲み。温められた酒の風味が鼻を通り抜け、喉を熱くする。
「はぁぁぁ、うまい…」
この酒はスルト村にもマイルズにも無かった、帝都の酒店で店主の勧めで購入したものである。
東大陸の極東にある地域でのみ採れる材料を使った酒という事で、1瓶大銀貨1枚という高級酒だったが悔いはない。
なぜなら味わってみると前世の酒にどことなく似ていたから。前世で祝い日に飲んでいた白酒よりもさらに透き通っており、店主曰く清酒と言うらしい。
「酒も食事も圧倒的に前世よりも充実しているな―――うむ、いい」
温泉に清酒、最高の組み合わせだ。目的地のドッキアまでまだかかる。わざと依頼を受けずにゆるりと旅をしているのだ。ここに2、3日の滞在決定。こういう日もあっていい。
大陸はクテシフォン山脈を中心に西と東で気候が違う。西大陸は西に行けば行くほど寒くなり、東大陸は東に行けば行くほど暑くなる。
つまり、大陸中央の地域に位置する帝都やマイルズは非常に過ごしやすい気候だが、西大陸西部は寒く、極西ともなると氷雪の世界らしい。
深森の中とは言え、こういう場所で温泉を発見できたのは非常に運がよかった。
のんびりと湯を堪能していると、探知魔法に魔力反応が4つ。すぐさま遠視魔法に切り替えると、アッシュスコーピオン1匹と人間の魔力がかかった。恐らく戦っているのだろう。
アッシュスコーピオンは毒攻を持ち、その一撃には気を付けねばならないが正直もう俺の敵ではない。
「どなたか存じませんが頑張ってください…ここで応援しております」
俺はそう呟き、目を瞑った。
◇ ◇ ◇ ◇
キンキンキンッ ガキン!
「くそっ! 剣が通らない! それに色からして尻尾はおそらく毒だ!」
「どうすんのよ! 弓も通らないじゃない!」
「私の魔法も通じないと思う!」
パーティーリーダーで剣術士のレオは最近Eランクに昇格した冒険者だ。メンバーで同ランクの弓術士ミコトと魔法術士のオルガナを加えた3人は、大陸西部シス村出身の期待の新人冒険者パーティーだ。
「ちょっと深く入っただけで、いきなりこんなヤツに会うなんて付いてねぇ!――ぐぁっ!」
「「レオ(君)っ!!」」
レオは尻尾の毒攻を警戒するあまり、前足での攻撃を食らった。
「だめだ! 撤退するぞ! ミコト先導頼む! オルガナは俺がフォローするから全力で走れ!」
「了解よ!」
「ええ!」
逃げ切れるか!? 俺が2人をこんな深い所に誘ったばかりに! それに俺一人カッコつけて囮になった所で、この深部で2人が助かる保証は無い! 何が何でも逃げ切らないと!
『キシキシキシキシ!』
「ぐっ! こいつ巨体のくせに木ぃ避けんの上手過ぎだろっ!」
「レオ! あっちにモヤが見える! 目くらましに使えるかもしれない!」
「わかった! そっちに向かおう!」
◇ ◇ ◇ ◇
「あれ?近づいてくる?」
先程からチラチラと俺の遠視魔法に掛かっていた3人と1匹は、徐々にこちらに近づきつつある。
本当に勘弁して下さい。まさか魔獣を擦り付ける気じゃ無いだろうな。
――!――!!――!?
やはり叫ぶ声が聞こえてくる。ゆっくり浸かりたかったのに…
「出たっ! なんだか分からないけど湯が溜まってるみたいよ! 大きな岩もある! レオっ、オルガナ! 早や―――ええっ! ひ、人!?」
「ミコトちゃん! レオ君早く!」
「うぉぉぉぉ!」
ミコトと呼ばれた人が最初にここに辿り着き、続いて2人が俺の湯治場に闖入してくる。
「あなた何してるの!?」
「なんでこんな所に人が! なんてこった! すまないそこの人っ! 魔獣が来る! 逃げてくれ!」
「レオ君っ! 危ない!」
ドガァン!
『キシキシキシキシ!』
とうとう魔物も到着してしまった。若干湯気の多さに警戒していたが、俺が追加されて構わず突っ込んでくるようだ。俺の静かな湯治の時間を侵すとは!
俺はゆっくりと風呂縁に立ち、アッシュスコーピオンを睨みつける。遠視魔法で広げている無属性魔法を前方に集約し、相手を一刀に伏すイメージを持って魔力を爆発させる。
「――竜の威圧っ!」
ズンッ!
「うわっ!」
「ひぃっ!?」
「きゃぁ!」
『キキキッ!? キシキシ…』
目に見えない圧倒的な魔力が周囲を圧する。3匹の餌に1匹追加だと逸っていたアッシュスコーピオンは、圧の瞬間にビクッと身体を硬直させ、そのまま後ずさりして森に消えていった。
3人には悪い事をしたかな? すまない。まだピンポイントで対象を選べないんだ。どうしても集約範囲内を無差別に威圧してしまう。
俺が最近の魔獣の多さに辟易して、戦わずに済む方法を模索した結果編み出した魔法である。ダンジョンの魔素の濃さと、黒王竜の圧倒的な存在感をイメージの中心に置き、ただ威圧するだけの魔法。
どちらかと言えば固有技に近いかもしれない。
弱肉強食の世界で生きる、俺より弱い魔獣に非常に効果を発揮する一方、自我を持たない魔物には効かない。最弱クラスのゴブリンにすら効かない。それでも戦いの数は相当減って、旅は楽なものになった。
恐る恐る俺の方を見る3人。うち2人が悲鳴を上げた。
「わあぁぁぁ!変態!」
「きゃあぁぁぁぁぁ!」
な、なんだ!? まだ魔物が!? いや、探知魔法には何も…
「あ」
俺は慌てて左腕に巻いたストールを腰に巻き、風呂に飛び込む。
すまないアリア! ストールの使い方を誤った!!
沈黙が続き、俺は居たたまれなくなって清酒に手を伸ばした。うむ、どんな状況でもうまい。お三方、変態は放っておいてどうぞ行って下さい。
「あ、あの…」
何事も無かったかのように振る舞う俺に、レオと呼ばれていた男が俺に話しかけてきた。
止めて下さいよ…会わせる顔が無いのですよ…
恥ずかしさからそっぽを向いたまま、辛うじて返事をした。
「…はぃ」
「さっきの力は貴方が?」
「あー…少し驚かせました」
―――ありがとうございましたっ!
「へっ!?」
「助かりました。こうして3人無事なのも貴方のお陰です!」
「変態とか言ってごめんなさい!」
「悲鳴を上げてごめんなさい! 私何も見ていませんから!」
いやいや、見たから悲鳴を上げたのでは?
3人はそっぽ向く俺に頭を下げているようだ。俺は観念して3人の方に向き直り答える。
「い、いいえ。こちらこそすみません。湯治を邪魔されて腹が立ってしまい、礼儀も忘れた挙句にあなた方も巻き込んでしまいました」
「とんでもない! すごい圧力でした。俺感動しました!」
「そうです! あんな魔獣を一瞬で怯ませるなんて!」
「び、びっくりしました! あれも魔法なんでしょうか!?」
い、いかん。話が続きそうだ。こっちは素っ裸なのに!
「ちょ、ちょっと落ち着きませんか? とりあえず出ますので」
こうして帝都を出てから初めて人と会話を交わす俺。
こんな状況でなければ多少は喜べたのかもしれない。
帝都を出発して1か月が経つ。俺は森の街道からかなり外れた、深森の温泉に浸かっていた。
数時間前、街道を歩いているとかすかな匂いに足を止めた。気になったので匂いを追ってみると、岩の間からチョロチョロと水が出ており、さらに湯気が立っていた。もしやと思い、かなり熱かったが口にして見ると、案の定温泉だったのだ。
俺は即決で岩の下に流れる小川を地魔法で広げて穴を掘り、近くの石を集めて囲いながら、湯が溜まるのを辛抱強く待った。そして、ついに浸かれる程度に溜まったので存分に湯を味わっているのだ。
「まさか森の中で湯治が出来るとは…旅の疲れも吹き飛ぶというものだ…」
湯の出所に浸していた瓶を引き寄せ、小さな盃に注ぎグイッと一飲み。温められた酒の風味が鼻を通り抜け、喉を熱くする。
「はぁぁぁ、うまい…」
この酒はスルト村にもマイルズにも無かった、帝都の酒店で店主の勧めで購入したものである。
東大陸の極東にある地域でのみ採れる材料を使った酒という事で、1瓶大銀貨1枚という高級酒だったが悔いはない。
なぜなら味わってみると前世の酒にどことなく似ていたから。前世で祝い日に飲んでいた白酒よりもさらに透き通っており、店主曰く清酒と言うらしい。
「酒も食事も圧倒的に前世よりも充実しているな―――うむ、いい」
温泉に清酒、最高の組み合わせだ。目的地のドッキアまでまだかかる。わざと依頼を受けずにゆるりと旅をしているのだ。ここに2、3日の滞在決定。こういう日もあっていい。
大陸はクテシフォン山脈を中心に西と東で気候が違う。西大陸は西に行けば行くほど寒くなり、東大陸は東に行けば行くほど暑くなる。
つまり、大陸中央の地域に位置する帝都やマイルズは非常に過ごしやすい気候だが、西大陸西部は寒く、極西ともなると氷雪の世界らしい。
深森の中とは言え、こういう場所で温泉を発見できたのは非常に運がよかった。
のんびりと湯を堪能していると、探知魔法に魔力反応が4つ。すぐさま遠視魔法に切り替えると、アッシュスコーピオン1匹と人間の魔力がかかった。恐らく戦っているのだろう。
アッシュスコーピオンは毒攻を持ち、その一撃には気を付けねばならないが正直もう俺の敵ではない。
「どなたか存じませんが頑張ってください…ここで応援しております」
俺はそう呟き、目を瞑った。
◇ ◇ ◇ ◇
キンキンキンッ ガキン!
「くそっ! 剣が通らない! それに色からして尻尾はおそらく毒だ!」
「どうすんのよ! 弓も通らないじゃない!」
「私の魔法も通じないと思う!」
パーティーリーダーで剣術士のレオは最近Eランクに昇格した冒険者だ。メンバーで同ランクの弓術士ミコトと魔法術士のオルガナを加えた3人は、大陸西部シス村出身の期待の新人冒険者パーティーだ。
「ちょっと深く入っただけで、いきなりこんなヤツに会うなんて付いてねぇ!――ぐぁっ!」
「「レオ(君)っ!!」」
レオは尻尾の毒攻を警戒するあまり、前足での攻撃を食らった。
「だめだ! 撤退するぞ! ミコト先導頼む! オルガナは俺がフォローするから全力で走れ!」
「了解よ!」
「ええ!」
逃げ切れるか!? 俺が2人をこんな深い所に誘ったばかりに! それに俺一人カッコつけて囮になった所で、この深部で2人が助かる保証は無い! 何が何でも逃げ切らないと!
『キシキシキシキシ!』
「ぐっ! こいつ巨体のくせに木ぃ避けんの上手過ぎだろっ!」
「レオ! あっちにモヤが見える! 目くらましに使えるかもしれない!」
「わかった! そっちに向かおう!」
◇ ◇ ◇ ◇
「あれ?近づいてくる?」
先程からチラチラと俺の遠視魔法に掛かっていた3人と1匹は、徐々にこちらに近づきつつある。
本当に勘弁して下さい。まさか魔獣を擦り付ける気じゃ無いだろうな。
――!――!!――!?
やはり叫ぶ声が聞こえてくる。ゆっくり浸かりたかったのに…
「出たっ! なんだか分からないけど湯が溜まってるみたいよ! 大きな岩もある! レオっ、オルガナ! 早や―――ええっ! ひ、人!?」
「ミコトちゃん! レオ君早く!」
「うぉぉぉぉ!」
ミコトと呼ばれた人が最初にここに辿り着き、続いて2人が俺の湯治場に闖入してくる。
「あなた何してるの!?」
「なんでこんな所に人が! なんてこった! すまないそこの人っ! 魔獣が来る! 逃げてくれ!」
「レオ君っ! 危ない!」
ドガァン!
『キシキシキシキシ!』
とうとう魔物も到着してしまった。若干湯気の多さに警戒していたが、俺が追加されて構わず突っ込んでくるようだ。俺の静かな湯治の時間を侵すとは!
俺はゆっくりと風呂縁に立ち、アッシュスコーピオンを睨みつける。遠視魔法で広げている無属性魔法を前方に集約し、相手を一刀に伏すイメージを持って魔力を爆発させる。
「――竜の威圧っ!」
ズンッ!
「うわっ!」
「ひぃっ!?」
「きゃぁ!」
『キキキッ!? キシキシ…』
目に見えない圧倒的な魔力が周囲を圧する。3匹の餌に1匹追加だと逸っていたアッシュスコーピオンは、圧の瞬間にビクッと身体を硬直させ、そのまま後ずさりして森に消えていった。
3人には悪い事をしたかな? すまない。まだピンポイントで対象を選べないんだ。どうしても集約範囲内を無差別に威圧してしまう。
俺が最近の魔獣の多さに辟易して、戦わずに済む方法を模索した結果編み出した魔法である。ダンジョンの魔素の濃さと、黒王竜の圧倒的な存在感をイメージの中心に置き、ただ威圧するだけの魔法。
どちらかと言えば固有技に近いかもしれない。
弱肉強食の世界で生きる、俺より弱い魔獣に非常に効果を発揮する一方、自我を持たない魔物には効かない。最弱クラスのゴブリンにすら効かない。それでも戦いの数は相当減って、旅は楽なものになった。
恐る恐る俺の方を見る3人。うち2人が悲鳴を上げた。
「わあぁぁぁ!変態!」
「きゃあぁぁぁぁぁ!」
な、なんだ!? まだ魔物が!? いや、探知魔法には何も…
「あ」
俺は慌てて左腕に巻いたストールを腰に巻き、風呂に飛び込む。
すまないアリア! ストールの使い方を誤った!!
沈黙が続き、俺は居たたまれなくなって清酒に手を伸ばした。うむ、どんな状況でもうまい。お三方、変態は放っておいてどうぞ行って下さい。
「あ、あの…」
何事も無かったかのように振る舞う俺に、レオと呼ばれていた男が俺に話しかけてきた。
止めて下さいよ…会わせる顔が無いのですよ…
恥ずかしさからそっぽを向いたまま、辛うじて返事をした。
「…はぃ」
「さっきの力は貴方が?」
「あー…少し驚かせました」
―――ありがとうございましたっ!
「へっ!?」
「助かりました。こうして3人無事なのも貴方のお陰です!」
「変態とか言ってごめんなさい!」
「悲鳴を上げてごめんなさい! 私何も見ていませんから!」
いやいや、見たから悲鳴を上げたのでは?
3人はそっぽ向く俺に頭を下げているようだ。俺は観念して3人の方に向き直り答える。
「い、いいえ。こちらこそすみません。湯治を邪魔されて腹が立ってしまい、礼儀も忘れた挙句にあなた方も巻き込んでしまいました」
「とんでもない! すごい圧力でした。俺感動しました!」
「そうです! あんな魔獣を一瞬で怯ませるなんて!」
「び、びっくりしました! あれも魔法なんでしょうか!?」
い、いかん。話が続きそうだ。こっちは素っ裸なのに!
「ちょ、ちょっと落ち着きませんか? とりあえず出ますので」
こうして帝都を出てから初めて人と会話を交わす俺。
こんな状況でなければ多少は喜べたのかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
タイム連打ってなんだよ(困惑)
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」
王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。
パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。
アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。
「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」
目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?
※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。
『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる