66 / 200
第三章 帝国西部・刀編
第63話 前夜
しおりを挟む
ウォルター工房を出て、寒空の中宿に向かっている。外はすっかり暗くなり雪がちらつき始めていた。
「雪か。懐かしいな…」
スルト村にも季節の変遷はあるにはあったが、一年を通して過ごしやすい気候だった。冬は雪が降る事は無く、そんなに寒くもない。雪は前世ぶりで何となく嬉しくなってしまう。そんな事を考え雪を懐かしみながら宿に着くと、レオ、ミコト、オルガナ、ケンの4人が宿の前で待っていた。
「皆外で何してるんだ?」
「ジンおっそーい!」
「何って、待ってたんだよ! 遅いっつーの!」
「心配しちゃったよジンくーん」
「さ、寒い…ジン、さっさと入ろう」
レオはガタガタ震えていた。5人揃って宿の食堂の席に着く。
「すまないな、遅くなって。先に始めてもらってもよかったのに」
そんな事しねぇとケンが言い、他の3人も頷く。その後料理と酒が出てくるのを待ち、皆で乾杯。各々今日の収穫について話し出す。やはり職人の街という事で、色々な店があったらしく皆充実した時間を送ったようだ。
「でもねぇ、ちょっといいなって思ったやつが悉く高いのよっ!」
「それはミコトちゃんの欲しい装備が全部魔道具だからだよ…」
「魔道具じゃなきゃ意味ないじゃん! オルガナだって、早くゴブリンの魔法杖卒業したいでしょ?」
「うーん、これだって金貨1枚したしなぁ。これ以上は高望み出来ないよ…」
オルガナの魔法杖はゴブリンの魔力核だったのか。それにしてもゴブリンの魔力核は売ったら銅貨1枚。それが魔法杖になると金貨1枚になるとは。手間やそれ以外の材料を入れるとそれぐらいになるんだろうか…なんか納得いかないな。
「俺も値段には驚いたぜ。そろそろ剣もすり減って来たし、防具も新調したいと思ったんだが、フライバンシーの羽の剣が金貨4枚するし、アルクドゥスとかいう魔獣の爪の剣なんざ大金貨5枚だぞ!? 買えねぇっつーの。しばらく安い鉱石系で我慢するしか無いわ」
え? アルクドゥスの爪ってそんなにするの!?
ニットさん、俺なんかに大盤振る舞いが過ぎたのでは!?
自分が何気なく振るっていた舶刀がそんな値段だったとは…剣と舶刀では素材自体の量が違うかもしれないが、高級品であることは間違いない。
「いやいやレオはまだマシだろ…俺なんか盾と剣と防具だぞ? 剣は今はブロンズソードで十分だが、盾はそうはいかねぇ。今の鉄盾を1ランク上げようにも金貨数枚は要るんだぜ?」
これが普通なんだろうな…正直武器で困った事が無いし、防具なんて付けた事も無かった。
「ジンはウォルター工房どうだったの? 結構時間かかったみたいだけど」
「本物だったよ。腕は確かだと思う。特注だからその説明に時間が掛かったんだ」
「「やっぱ作るのか!?」」
男二人が調和る。ちょっと変わった武器が欲しくてな、と言うとまた驚いていた。
「そんなに珍しい事か? 素材は持ってたからな。手間賃だけ置いてきたよ」
「今日武具屋のおっさんに聞いたんだが、やっぱ鍛冶屋で直に依頼するのは高いって言っててな。中でもウォルター工房はこの街の三大名工の一つで別格らしい。数年前からウォルター工房は店に武具を卸さなくなった上に、注文も全然受けなくなって、今ある武具の相場が高騰してるんだってよ」
「あーっ、それあたしも装飾屋で聞いた! めっちゃ綺麗と思った魔力を上げるブレスレットが大金貨2枚もしたのよ! なんでこんなに高いのって聞いたらウォルター工房で作られたやつでさ、今は細工師の娘さんのしか出回って無いんだって」
そもそも卸値と売値は違うし、ジェンキンスさんの件を踏まえても、本人たちの思う金額以上で取引されてるんだろう。それにしてもカミラさんのまで高騰してるのか。いい仕事してる証拠だろうな。拵を頼んでやはり正解だった。
「あー…確かにそんな感じの人だったよ。俺も最初は帰れって追い出されそうになったし。でもちゃんと話は聞いてくれたし、最終的には受けてくれた。ウォルターさんが頑固なのは間違いないけど、娘さんは普通にいい人だったよ」
「そんなウォルター工房にも認められるジン君がすごいんだよぉ。そういえば、シスじゃ食事代とか宿代全然気にして無かったよね? 収納魔法も持ってるし。もしかしてお金持ち?」
ズバリ聞いてくるなオルガナ…確かに帝都でかかる費用よりシスは遥かに安かったから、値段は全く気にしていなかったが。
「金持ちかどうかは分からないな…金銭感覚が帝都基準になってるからシス村が安く感じたのは間違いないけど、多分普通のBランク冒険者と変わらないよ」
「いいや、ジンは普通じゃない。俺らはよく知っている。ウォルター工房の依頼料はいくらって言われたんだ?」
「おぅレオ、いい事聞くな。俺も気になる! 今後の参考にしたい!」
「あたしも聞きたーい! ウォルター工房の特注とか夢だよね!」
「D級の魔力核で作った魔法杖っていくらするんだろ?」
この4人に隠す必要も無いが、さっきの会話を聞いてると非常に言いづらい。むやみに広めるんじゃないぞと前置きをして、正直に教えてやることにする。
「値段は本当に聞いて無いんだ。珍しい仕事だしタダでいいと言われたんだが、それじゃ俺が納得いかないってなって。手持ち全部、白金貨10枚置いてきた」
「は、白金貨10枚? ははは…家建っちまうよ」
「白金貨って金貨何枚?」
「馬鹿! 金貨50枚で白金貨1枚! ……はぁ!?」
「タダにしてくれるって言ったんだよね?」
大声で4人に無茶苦茶非難される。他の客の迷惑になると店員に怒られて4人は大人しくなったが、まだ信じられないと言った目つきでこっちを見てくる。
ほら、こうなる事は分かってたんだ。
「あ!!」
「「「「 今度はなに!! 」」」」
「すまん。有り金全部置いてきたからこの食事代が払えない。奢ってくれ」
――――!?
◇
ひと悶着した後、明日からの話になる。俺は武器を作るためにダンジョンに潜る必要がある事を伝えると、レオとケンが事前にこの街の鉱山にある『塔のダンジョン』について調べていてくれた。
塔のとは言っても本物の塔では無く、他のダンジョンとは違って下に下に深く潜っていくダンジョンの様だ。時折現れる広い空間や横穴の配置から、まるで階層化されているように見えるので、地中に埋まった巨大な塔のようだという事で塔のダンジョンとなったらしい。
鉱山の山頂付近が入り口となっており、川底のダンジョンと並ぶ、帝国屈指の人気ダンジョンとの事だ。現在発見されている帰還魔法陣は全部で10。3つ目までは上層、4~6つ目までが中層、7~9つ目までが下層。10以降が深層と呼ばれているらしいが、例のごとく底が分からない。考えようによっては人類は未だ低層に居るのかもしれない。
「行こう皆で」
「いいのか!?」
ダンジョンに誘われてレオは少し驚く。今まで俺から誘った事は無かったからな…。
「俺もダンジョンには1度しか入った事は無いが、レオ達なら上層は余裕だろう。焦る必要はないんだしじっくりやっていけば大丈夫だと思う。それに、依頼をこなすよりダンジョンの方が儲けに繋がるかもしれないぞ?」
「ほんと!?」
ミコトが真っ先に食いつく。
「ああ、行かない事には何とも言えないけどな。ヘタしたらギルドの依頼料を4等分するより、遥かに儲かるかもしれない」
4人はダンジョンに入った事は無いが、もともと興味はあったらしく俺の一言でダンジョン挑戦が決まった。皆は新しい装備のため、俺はゴルゴノプス討伐のため、明日から本格参戦だ。
「雪か。懐かしいな…」
スルト村にも季節の変遷はあるにはあったが、一年を通して過ごしやすい気候だった。冬は雪が降る事は無く、そんなに寒くもない。雪は前世ぶりで何となく嬉しくなってしまう。そんな事を考え雪を懐かしみながら宿に着くと、レオ、ミコト、オルガナ、ケンの4人が宿の前で待っていた。
「皆外で何してるんだ?」
「ジンおっそーい!」
「何って、待ってたんだよ! 遅いっつーの!」
「心配しちゃったよジンくーん」
「さ、寒い…ジン、さっさと入ろう」
レオはガタガタ震えていた。5人揃って宿の食堂の席に着く。
「すまないな、遅くなって。先に始めてもらってもよかったのに」
そんな事しねぇとケンが言い、他の3人も頷く。その後料理と酒が出てくるのを待ち、皆で乾杯。各々今日の収穫について話し出す。やはり職人の街という事で、色々な店があったらしく皆充実した時間を送ったようだ。
「でもねぇ、ちょっといいなって思ったやつが悉く高いのよっ!」
「それはミコトちゃんの欲しい装備が全部魔道具だからだよ…」
「魔道具じゃなきゃ意味ないじゃん! オルガナだって、早くゴブリンの魔法杖卒業したいでしょ?」
「うーん、これだって金貨1枚したしなぁ。これ以上は高望み出来ないよ…」
オルガナの魔法杖はゴブリンの魔力核だったのか。それにしてもゴブリンの魔力核は売ったら銅貨1枚。それが魔法杖になると金貨1枚になるとは。手間やそれ以外の材料を入れるとそれぐらいになるんだろうか…なんか納得いかないな。
「俺も値段には驚いたぜ。そろそろ剣もすり減って来たし、防具も新調したいと思ったんだが、フライバンシーの羽の剣が金貨4枚するし、アルクドゥスとかいう魔獣の爪の剣なんざ大金貨5枚だぞ!? 買えねぇっつーの。しばらく安い鉱石系で我慢するしか無いわ」
え? アルクドゥスの爪ってそんなにするの!?
ニットさん、俺なんかに大盤振る舞いが過ぎたのでは!?
自分が何気なく振るっていた舶刀がそんな値段だったとは…剣と舶刀では素材自体の量が違うかもしれないが、高級品であることは間違いない。
「いやいやレオはまだマシだろ…俺なんか盾と剣と防具だぞ? 剣は今はブロンズソードで十分だが、盾はそうはいかねぇ。今の鉄盾を1ランク上げようにも金貨数枚は要るんだぜ?」
これが普通なんだろうな…正直武器で困った事が無いし、防具なんて付けた事も無かった。
「ジンはウォルター工房どうだったの? 結構時間かかったみたいだけど」
「本物だったよ。腕は確かだと思う。特注だからその説明に時間が掛かったんだ」
「「やっぱ作るのか!?」」
男二人が調和る。ちょっと変わった武器が欲しくてな、と言うとまた驚いていた。
「そんなに珍しい事か? 素材は持ってたからな。手間賃だけ置いてきたよ」
「今日武具屋のおっさんに聞いたんだが、やっぱ鍛冶屋で直に依頼するのは高いって言っててな。中でもウォルター工房はこの街の三大名工の一つで別格らしい。数年前からウォルター工房は店に武具を卸さなくなった上に、注文も全然受けなくなって、今ある武具の相場が高騰してるんだってよ」
「あーっ、それあたしも装飾屋で聞いた! めっちゃ綺麗と思った魔力を上げるブレスレットが大金貨2枚もしたのよ! なんでこんなに高いのって聞いたらウォルター工房で作られたやつでさ、今は細工師の娘さんのしか出回って無いんだって」
そもそも卸値と売値は違うし、ジェンキンスさんの件を踏まえても、本人たちの思う金額以上で取引されてるんだろう。それにしてもカミラさんのまで高騰してるのか。いい仕事してる証拠だろうな。拵を頼んでやはり正解だった。
「あー…確かにそんな感じの人だったよ。俺も最初は帰れって追い出されそうになったし。でもちゃんと話は聞いてくれたし、最終的には受けてくれた。ウォルターさんが頑固なのは間違いないけど、娘さんは普通にいい人だったよ」
「そんなウォルター工房にも認められるジン君がすごいんだよぉ。そういえば、シスじゃ食事代とか宿代全然気にして無かったよね? 収納魔法も持ってるし。もしかしてお金持ち?」
ズバリ聞いてくるなオルガナ…確かに帝都でかかる費用よりシスは遥かに安かったから、値段は全く気にしていなかったが。
「金持ちかどうかは分からないな…金銭感覚が帝都基準になってるからシス村が安く感じたのは間違いないけど、多分普通のBランク冒険者と変わらないよ」
「いいや、ジンは普通じゃない。俺らはよく知っている。ウォルター工房の依頼料はいくらって言われたんだ?」
「おぅレオ、いい事聞くな。俺も気になる! 今後の参考にしたい!」
「あたしも聞きたーい! ウォルター工房の特注とか夢だよね!」
「D級の魔力核で作った魔法杖っていくらするんだろ?」
この4人に隠す必要も無いが、さっきの会話を聞いてると非常に言いづらい。むやみに広めるんじゃないぞと前置きをして、正直に教えてやることにする。
「値段は本当に聞いて無いんだ。珍しい仕事だしタダでいいと言われたんだが、それじゃ俺が納得いかないってなって。手持ち全部、白金貨10枚置いてきた」
「は、白金貨10枚? ははは…家建っちまうよ」
「白金貨って金貨何枚?」
「馬鹿! 金貨50枚で白金貨1枚! ……はぁ!?」
「タダにしてくれるって言ったんだよね?」
大声で4人に無茶苦茶非難される。他の客の迷惑になると店員に怒られて4人は大人しくなったが、まだ信じられないと言った目つきでこっちを見てくる。
ほら、こうなる事は分かってたんだ。
「あ!!」
「「「「 今度はなに!! 」」」」
「すまん。有り金全部置いてきたからこの食事代が払えない。奢ってくれ」
――――!?
◇
ひと悶着した後、明日からの話になる。俺は武器を作るためにダンジョンに潜る必要がある事を伝えると、レオとケンが事前にこの街の鉱山にある『塔のダンジョン』について調べていてくれた。
塔のとは言っても本物の塔では無く、他のダンジョンとは違って下に下に深く潜っていくダンジョンの様だ。時折現れる広い空間や横穴の配置から、まるで階層化されているように見えるので、地中に埋まった巨大な塔のようだという事で塔のダンジョンとなったらしい。
鉱山の山頂付近が入り口となっており、川底のダンジョンと並ぶ、帝国屈指の人気ダンジョンとの事だ。現在発見されている帰還魔法陣は全部で10。3つ目までは上層、4~6つ目までが中層、7~9つ目までが下層。10以降が深層と呼ばれているらしいが、例のごとく底が分からない。考えようによっては人類は未だ低層に居るのかもしれない。
「行こう皆で」
「いいのか!?」
ダンジョンに誘われてレオは少し驚く。今まで俺から誘った事は無かったからな…。
「俺もダンジョンには1度しか入った事は無いが、レオ達なら上層は余裕だろう。焦る必要はないんだしじっくりやっていけば大丈夫だと思う。それに、依頼をこなすよりダンジョンの方が儲けに繋がるかもしれないぞ?」
「ほんと!?」
ミコトが真っ先に食いつく。
「ああ、行かない事には何とも言えないけどな。ヘタしたらギルドの依頼料を4等分するより、遥かに儲かるかもしれない」
4人はダンジョンに入った事は無いが、もともと興味はあったらしく俺の一言でダンジョン挑戦が決まった。皆は新しい装備のため、俺はゴルゴノプス討伐のため、明日から本格参戦だ。
0
あなたにおすすめの小説
タイム連打ってなんだよ(困惑)
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」
王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。
パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。
アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。
「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」
目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?
※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。
『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる