71 / 200
第三章 帝国西部・刀編
第68話 末路
しおりを挟む
「ヒィィィィ!」
死にたくない!死にたくない!
だから下層なんて嫌だったんだ!あんな化け物に挑んだのが間違いだったんだ!僕は悪くない!
魔石を売った代金の半分をくれるオイシイ仕事だったから応募したが、死んだんじゃ元も子もない!
必死に7つ目の魔法陣を目指して走っているこの男はシルマール。Cランク冒険者である。
つい先程までアラネアというC級指定の魔物と戦って、いや、目の前にして震えていたが恐怖が限界を超え、ついにその場から逃げてきた。
「あ、あれ…?さっきは1本道だったのになんで道が分かれてるんだよ!」
――ガシャンガシャンガシャン
前から近づいてくる規則的な金属鎧の音。
「アーマースケルトンか!魔法術師の僕に勝てると思ってるのか!――水弾魔法!」
ダダダダダダダ!
『オオオォォォォ…』
「フン!雑魚が!」
ちゃっかり魔石を拾い、そろそろ7つ目の魔法陣に戻ってもおかしくない距離は走ったつもりだが、一向に魔法陣は現れない。
「はぁはぁ…いつになったら、」
――ガシャンガシャンガシャン
「またか…僕の邪魔をするな!――水弾魔法!」
シルマールが放った水弾は先程同様に魔物に命中するが、貫通しなかった。
「あ、あれ?なんで… 」
――ドンドンドン!
すると、アーマースケルトンの後ろから火球3つがシルマール目掛けて飛んでくる。
「うわぁぁぁぁ!」
辛くも逃げ、改めて敵の陣容を確認すると、自分がアーマースケルトンだと思っていたのは、アーマースケルトンナイトという上位種だった。それが3体に加え、同位種のスケルトンウィザードが3体の、遠近対応の組み合わせだった。
「なっ!?そんなのアリかよ!ずっと単体だったのに!」
シルマールがこの組み合わせを知らないのも無理はない。実はアラクネに挑む前に何度も遭遇していたのだが、特に危険なスケルトンウィザードを前を行く近接職二人が早々に倒していたからだ。その間彼は物陰に隠れて居ただけ。
『コォォォォォォ』
『カタカタカタカタ』
完全に逃げ腰のシルマールに向かって、アーマースケルトンナイトが襲い掛かる。
「く、来るなぁ! 誰か助けてぇー!」
ブンブンと目の前で魔法杖を振り回すが、かとんぼも殺せないような攻撃が魔物に当たる訳も無く、アーマースケルトンナイトが剣を構え向かって来るや否や、泣き叫んで助けを請うた。
その姿はおおよそ中級ランクの冒険とは思えない振る舞いである。
「どっせい!!」
シルマールの悲鳴に呼応するかのように、後ろで火球魔法を放とうとしていたスケルトンウィザード3体の断末魔が響き、襲い掛かって来ていたアーマースケルトンナイト3体の胴体が同時に真っ二つになった。
恐る恐る目を開けると、そこには大剣を肩に担いだ大男と、その後ろに3人の男が立っていた。
ガシャン! とアーマースケルトンナイトの骨を踏みしだいた大男は、シルマールを訝し気に見ている。
「お前さんなんでこんなところに1人でいるんだ?」
アーマースケルトンナイト3体を1撃で倒した!? 俺はツイてるぞ!!
「た、助かった…奥に途轍もない化け物がいます!今すぐ逃げましょう!」
「化け物?どんな?」
シルマールは化け物の特徴を伝え、逃げる事を必死に勧める。
「それはアラネアですね。おかしいですね…アラネア単独では出ないはずなんですが。もう一匹似たような蜘蛛型がいませんでしたか?」
後ろに立っていた3人の内の1人が冷静に分析し、シルマールに問う。
「いませんでしたよ!1匹でもあの強さだ…思い出しただけでも恐ろしい!」
「お前さん見たとこ魔法術師だな。さっきも聞いたが前衛はどうした?」
最初は1人でいる事を誤魔化したつもりだったが、大男の迫力に押され、シルマールは答える。
「あ…う…1人はその…吹っ飛ばされて、もう1人も戦ってたが多分もう…」
この言葉に場の空気が張り詰める。すると、後ろの3人の内の1人で弓術士らしき青年が声を上げた。
「リーダー、こいつ仲間見捨てて逃げて来たっぽいねー。」
ギクッ!っと肩をすぼめる。
「ち、違う!助けを…そう!助けを呼ぼうと思ってここまで走って来たんだ!」
リーダーと呼ばれた大男の腕にすがり必死に助けを乞うシルマールに、男は冷たい目を向け一言発する。
「放せ。」
――バガッ!
「げぺぇっ!」
「な、なんで…?」
訳も分からず大男に殴られ、壁際に吹き飛ぶシルマールに後ろの3人が声を掛けた。
「最初に俺達と逃げようなんて言ったの忘れたのかなぁ?」
「この階層まで来といて骸骨相手に腰抜かしてんじゃ、多分コイツ寄生だな。」
「ああ、臨時パーティー報酬目当ての。本当にそんなの居たんですね。」
続いて大男が怒りの表情で言い放つ。
「お前のやった事は別に悪じゃない。人間として生に縋りつくのは当たり前だからな。」
「じゃ、じゃあ…」
「だが冒険者として、まだ戦ってる仲間を助けようともせず、見捨てて逃げるなんざ論外だ。」
「!?」
「自力で脱出するなり、一生そこで震えるなりしてろ。」
「ふぐぅ……」
大男がその場を離れ歩き出すと、他の3人もそれに続く。
一人取り残され呆然とするシルマール。
これまで上手く立ち回ってきた。やって来れたんだ。その証拠に俺は生きているし、さっきの2人は間違いなく死んだ。
昨日今日会ったばかりの奴らの為に死ぬなんてまっぴらだ!運よく俺が魔石を拾っていたから、あいつらの分まで俺が持ってるし、全部売って大儲けだ!
我欲で自らを奮い立たせ、再び歩き出すシルマール。
見捨てられた彼がその後どうなったのか、誰も知る由もない。
シルマールを冒険者有るまじきと断罪した彼ら4人は、Aランクパーティー『鉄の大牙』。リーダーで剣闘士のアッガスを中心に、弓術士兼探査士のコンラッド、槍闘士のハイク、魔導師のグレオールで構成される、現在ドッキアに滞在する中で最強のパーティーである。
因みにパーティー名はメンバーが全員Aランク以上である事、メンバーが3年間変わっていない事、その他各種条件を達成すれば、その功績を讃える形でギルドから贈られる称号のようなものである。自身らでパーティー名を選べる訳ではないが、あまりに似つかわしく無いと判断できる場合のみ、抗議する事は出来るが原則変えられない。
パーティー名を送られたパーティーは”ネームドパーティー”と呼ばれ、多くの民や冒険者から、尊敬と畏怖の念を受ける。
そんな彼らとジンの運命が交錯するのはそう遠くない。
◇ ◇ ◇ ◇
「グリンデル~おるかぁ~?」
「来てやったぞぉ。」
暗く静まり返るウォルター工房に2人の地人が訪れた。名はカルマンにトヴァシ。
2人共ドッキアにそれぞれ工房を構える工房主である。100を超える工房がひしめき合うこのドッキアで、グリンデルを含めた3人はドッキアの三名工と呼ばれていた。
その3人の作り出す品は冒険者にとってあこがれの対象だったが、ここ数年はグリンデルのみ名を落としている。理由は商品を作らなくなり、直接の依頼しか受けなくなったからだ。需給バランスが崩れ、それが不評の元になっていた。
この2人はグリンデルの事情をよく知る人物であり、同郷の鍛冶職人として良きライバルでもあった。
「ったく、相変わらず辛気臭ぇなぁ。」
「出かけてんのか?」
「「……うおっ!」」
2人が工房の奥に目をやると暗がりの中、グリンデルが腕を組んで座っていた。
「おい、グリンデル!居たんなら返事ぐらいしろってんだ!」
「カミラの頼みだからわざわざ来てやったってのに!…ってグリンデル?」
トヴァシが明かりを灯し、2人は様子のおかしいグリンデルの側に寄る。するとテーブルに置かれた素材を凝視し、何かを考え込んでいる様子だ。
2人が側に来てようやく気が付いたのか、グリンデルがやっと声を上げた。
「…おお!来たか!待ってたぜ!」
「はぁ…お前なぁ…」
「何難しい顔してんだよ。これ素材だろ?珍しく依頼受けんのか?」
「ああ、今頭ん中でイメージをな。2人共よく来てくれた。手伝ってほしいんだ。」
「手伝うって何を。」
「武器作んのをだ。」
「はぁ?お前さん何言ってんだよ、俺ら工房主だぞ?」
「俺たちゃ頑固なお前さんと違って忙しいんだよ!」
「まずは2人共、黙ってこいつをよく見てくれ。」
グリンデルはテーブルに置かれた黒い鱗と石を指差した。
死にたくない!死にたくない!
だから下層なんて嫌だったんだ!あんな化け物に挑んだのが間違いだったんだ!僕は悪くない!
魔石を売った代金の半分をくれるオイシイ仕事だったから応募したが、死んだんじゃ元も子もない!
必死に7つ目の魔法陣を目指して走っているこの男はシルマール。Cランク冒険者である。
つい先程までアラネアというC級指定の魔物と戦って、いや、目の前にして震えていたが恐怖が限界を超え、ついにその場から逃げてきた。
「あ、あれ…?さっきは1本道だったのになんで道が分かれてるんだよ!」
――ガシャンガシャンガシャン
前から近づいてくる規則的な金属鎧の音。
「アーマースケルトンか!魔法術師の僕に勝てると思ってるのか!――水弾魔法!」
ダダダダダダダ!
『オオオォォォォ…』
「フン!雑魚が!」
ちゃっかり魔石を拾い、そろそろ7つ目の魔法陣に戻ってもおかしくない距離は走ったつもりだが、一向に魔法陣は現れない。
「はぁはぁ…いつになったら、」
――ガシャンガシャンガシャン
「またか…僕の邪魔をするな!――水弾魔法!」
シルマールが放った水弾は先程同様に魔物に命中するが、貫通しなかった。
「あ、あれ?なんで… 」
――ドンドンドン!
すると、アーマースケルトンの後ろから火球3つがシルマール目掛けて飛んでくる。
「うわぁぁぁぁ!」
辛くも逃げ、改めて敵の陣容を確認すると、自分がアーマースケルトンだと思っていたのは、アーマースケルトンナイトという上位種だった。それが3体に加え、同位種のスケルトンウィザードが3体の、遠近対応の組み合わせだった。
「なっ!?そんなのアリかよ!ずっと単体だったのに!」
シルマールがこの組み合わせを知らないのも無理はない。実はアラクネに挑む前に何度も遭遇していたのだが、特に危険なスケルトンウィザードを前を行く近接職二人が早々に倒していたからだ。その間彼は物陰に隠れて居ただけ。
『コォォォォォォ』
『カタカタカタカタ』
完全に逃げ腰のシルマールに向かって、アーマースケルトンナイトが襲い掛かる。
「く、来るなぁ! 誰か助けてぇー!」
ブンブンと目の前で魔法杖を振り回すが、かとんぼも殺せないような攻撃が魔物に当たる訳も無く、アーマースケルトンナイトが剣を構え向かって来るや否や、泣き叫んで助けを請うた。
その姿はおおよそ中級ランクの冒険とは思えない振る舞いである。
「どっせい!!」
シルマールの悲鳴に呼応するかのように、後ろで火球魔法を放とうとしていたスケルトンウィザード3体の断末魔が響き、襲い掛かって来ていたアーマースケルトンナイト3体の胴体が同時に真っ二つになった。
恐る恐る目を開けると、そこには大剣を肩に担いだ大男と、その後ろに3人の男が立っていた。
ガシャン! とアーマースケルトンナイトの骨を踏みしだいた大男は、シルマールを訝し気に見ている。
「お前さんなんでこんなところに1人でいるんだ?」
アーマースケルトンナイト3体を1撃で倒した!? 俺はツイてるぞ!!
「た、助かった…奥に途轍もない化け物がいます!今すぐ逃げましょう!」
「化け物?どんな?」
シルマールは化け物の特徴を伝え、逃げる事を必死に勧める。
「それはアラネアですね。おかしいですね…アラネア単独では出ないはずなんですが。もう一匹似たような蜘蛛型がいませんでしたか?」
後ろに立っていた3人の内の1人が冷静に分析し、シルマールに問う。
「いませんでしたよ!1匹でもあの強さだ…思い出しただけでも恐ろしい!」
「お前さん見たとこ魔法術師だな。さっきも聞いたが前衛はどうした?」
最初は1人でいる事を誤魔化したつもりだったが、大男の迫力に押され、シルマールは答える。
「あ…う…1人はその…吹っ飛ばされて、もう1人も戦ってたが多分もう…」
この言葉に場の空気が張り詰める。すると、後ろの3人の内の1人で弓術士らしき青年が声を上げた。
「リーダー、こいつ仲間見捨てて逃げて来たっぽいねー。」
ギクッ!っと肩をすぼめる。
「ち、違う!助けを…そう!助けを呼ぼうと思ってここまで走って来たんだ!」
リーダーと呼ばれた大男の腕にすがり必死に助けを乞うシルマールに、男は冷たい目を向け一言発する。
「放せ。」
――バガッ!
「げぺぇっ!」
「な、なんで…?」
訳も分からず大男に殴られ、壁際に吹き飛ぶシルマールに後ろの3人が声を掛けた。
「最初に俺達と逃げようなんて言ったの忘れたのかなぁ?」
「この階層まで来といて骸骨相手に腰抜かしてんじゃ、多分コイツ寄生だな。」
「ああ、臨時パーティー報酬目当ての。本当にそんなの居たんですね。」
続いて大男が怒りの表情で言い放つ。
「お前のやった事は別に悪じゃない。人間として生に縋りつくのは当たり前だからな。」
「じゃ、じゃあ…」
「だが冒険者として、まだ戦ってる仲間を助けようともせず、見捨てて逃げるなんざ論外だ。」
「!?」
「自力で脱出するなり、一生そこで震えるなりしてろ。」
「ふぐぅ……」
大男がその場を離れ歩き出すと、他の3人もそれに続く。
一人取り残され呆然とするシルマール。
これまで上手く立ち回ってきた。やって来れたんだ。その証拠に俺は生きているし、さっきの2人は間違いなく死んだ。
昨日今日会ったばかりの奴らの為に死ぬなんてまっぴらだ!運よく俺が魔石を拾っていたから、あいつらの分まで俺が持ってるし、全部売って大儲けだ!
我欲で自らを奮い立たせ、再び歩き出すシルマール。
見捨てられた彼がその後どうなったのか、誰も知る由もない。
シルマールを冒険者有るまじきと断罪した彼ら4人は、Aランクパーティー『鉄の大牙』。リーダーで剣闘士のアッガスを中心に、弓術士兼探査士のコンラッド、槍闘士のハイク、魔導師のグレオールで構成される、現在ドッキアに滞在する中で最強のパーティーである。
因みにパーティー名はメンバーが全員Aランク以上である事、メンバーが3年間変わっていない事、その他各種条件を達成すれば、その功績を讃える形でギルドから贈られる称号のようなものである。自身らでパーティー名を選べる訳ではないが、あまりに似つかわしく無いと判断できる場合のみ、抗議する事は出来るが原則変えられない。
パーティー名を送られたパーティーは”ネームドパーティー”と呼ばれ、多くの民や冒険者から、尊敬と畏怖の念を受ける。
そんな彼らとジンの運命が交錯するのはそう遠くない。
◇ ◇ ◇ ◇
「グリンデル~おるかぁ~?」
「来てやったぞぉ。」
暗く静まり返るウォルター工房に2人の地人が訪れた。名はカルマンにトヴァシ。
2人共ドッキアにそれぞれ工房を構える工房主である。100を超える工房がひしめき合うこのドッキアで、グリンデルを含めた3人はドッキアの三名工と呼ばれていた。
その3人の作り出す品は冒険者にとってあこがれの対象だったが、ここ数年はグリンデルのみ名を落としている。理由は商品を作らなくなり、直接の依頼しか受けなくなったからだ。需給バランスが崩れ、それが不評の元になっていた。
この2人はグリンデルの事情をよく知る人物であり、同郷の鍛冶職人として良きライバルでもあった。
「ったく、相変わらず辛気臭ぇなぁ。」
「出かけてんのか?」
「「……うおっ!」」
2人が工房の奥に目をやると暗がりの中、グリンデルが腕を組んで座っていた。
「おい、グリンデル!居たんなら返事ぐらいしろってんだ!」
「カミラの頼みだからわざわざ来てやったってのに!…ってグリンデル?」
トヴァシが明かりを灯し、2人は様子のおかしいグリンデルの側に寄る。するとテーブルに置かれた素材を凝視し、何かを考え込んでいる様子だ。
2人が側に来てようやく気が付いたのか、グリンデルがやっと声を上げた。
「…おお!来たか!待ってたぜ!」
「はぁ…お前なぁ…」
「何難しい顔してんだよ。これ素材だろ?珍しく依頼受けんのか?」
「ああ、今頭ん中でイメージをな。2人共よく来てくれた。手伝ってほしいんだ。」
「手伝うって何を。」
「武器作んのをだ。」
「はぁ?お前さん何言ってんだよ、俺ら工房主だぞ?」
「俺たちゃ頑固なお前さんと違って忙しいんだよ!」
「まずは2人共、黙ってこいつをよく見てくれ。」
グリンデルはテーブルに置かれた黒い鱗と石を指差した。
0
あなたにおすすめの小説
タイム連打ってなんだよ(困惑)
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」
王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。
パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。
アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。
「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」
目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?
※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。
『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
男爵家の厄介者は賢者と呼ばれる
暇野無学
ファンタジー
魔法もスキルも授からなかったが、他人の魔法は俺のもの。な~んちゃって。
授けの儀で授かったのは魔法やスキルじゃなかった。神父様には読めなかったが、俺には馴染みの文字だが魔法とは違う。転移した世界は優しくない世界、殺される前に授かったものを利用して逃げ出す算段をする。魔法でないものを利用して魔法を使い熟し、やがては無敵の魔法使いになる。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる