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プロローグ

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私の名前は…神王龍かみおうりゅう 魔姫まひめだ。

現在…私は、魔王と戦っている。

「お前…強いな。認めてやろう。最強はお前だ。」

「そうか。ありがと…な!!」

ユニークスキル 『紋章』で、魔王を満身創痍にさせるまで、相手をした。

そして、私は言った。

「だけど…ここまで着いてこれた奴は初めてだ。」

私は、魔王に向けて紋章を向けた。

「お前は、今から封印する。
ユニークスキル…『紋章』を発動!」

そして、魔王は抵抗はしなかった。何故かと言うと…もう、既に満身創痍だったからだ。

『封印!!』

そして、魔王を封印して倒した。

そして…魔王を倒した…今、次の標的が居なくなった。だったら…このふざけまくってる腐った世の中にした神を殺すことにしよう。

そうすれば…人間も私達も自由になれるし、平和になる。そして、私は神が見てる中で…宣言した。

「私…いいや…俺、神王龍 魔姫は…好き勝手してる神々に、宣言する!! お前らを…殺す!!」

そして、これから…最強の賢者VS神々として戦う事となった。

宣言してから数分後…魔王城から来た…最初の相手は、神々の次期王様 オーディンだ。

「最強の賢者よ。よく考えて…言った発言かもしれないが…もう一度、考えてみろ。それで考え直したら…見逃してやる。」

「嫌に決まってるだろ。だって…お前らのした事は忘れねぇぞ…」

そう…私は、昔…好きな子を神々が私の目の前で殺された。何故かって? 反逆したからだ。反逆するものは…神々の玩具となり、飽きたら…殺す。そう、それを目の前で見せられた。そして…その後も…私は……苦痛を乗り越えた。これは、後で話すとしよう。だから…決めた。最強の賢者になって、魔王を討伐した後…神々を殺す…と。

「そうか…ならば…元最強の賢者よ。残念だが、殺さなければならない。」

「あぁ…そうだな。」

紋章が使えなくなった…今、私は…
私だけの専用のスキルを発動する事にした。

そして、私は…オーディンの目の前に行ってそのスキルで…殴り飛ばした。

「…?! お前…魔王の戦闘の時が本気じゃなかったのか!?」

「・・・馬鹿が…。演技だよ。」

「演技…だと!?」

そうだ。何故…演技をしていたか? 答えは簡単だ。神々は俺の戦闘を逐一…チェックしている。

だから…演技をしていた。
魔王もその他の戦闘も…1割の力しか使っていなかった。

今の力の割合は…5割だ。

「い、今のスキルはなんだ!??!」

「レアスキルだよ。」

「レア…だと!??!」

「そうさ、お前からすると元、神々の王 ゼウスが俺を捕まえて…改造された。スキルだよ。それが…『魔神王-ルシファー-』』だ!!」

そうだ。何もしてない俺は…後に、神々に捕まり、神々の悪戯、そして、神々の玩具にされた俺は…神々に改造された人間だ。

「く、クソがァァァァ!!!!」

「さぁ…始めようか。神様よ。」

私は、神々に向けて、宣言をした。

「反逆の賢者。ゴッド・スレイヤーの始まりだ!!!!」

一方、その頃。神の世界では…

「なぁ…最強の賢者が反逆したらしいよ。」

「私達じゃ勝てませんね。」

「どうするよ? ゼウス」

「・・・。様子見だ。最悪…あいつより最強な賢者を作らなきゃいけない。」

そして、強化カプセルにいる男を見つめて言った。

「等々…この日が来てしまった…か。」

俺は、壁を殴って…力強く歯を食いしばりながら、言った。

「反逆の最強賢者…神王龍 魔姫。あいつは…実にいい……″神造人間″だったのに…な。クソが!! 
あいつが…暴走すると…神界の破滅に繋がる。
・・・一体、どうしたらいいんだ。」

一方その頃、魔姫は…

「お、お前…おぼ…え…てろ…よ。いつ…か…あの…ゼウ…スが…おま…え…を…ころ…すか…ら…」

と、言って死んで行った。
そして、ステータスプレートに新しいスキルが追加された。

それが…神殺しの紋章。神を殺すことで、その殺した神の力が使える紋章のスキル。

「ふふ…ふはははは!!!!」

俺は、思わず…笑ってしまった。
何故かって? 俺がこれから神になる瞬間だからだ。

最高最善の神の人間になるのだ。
そして、俺は言ったのだ。このセリフを…

「俺は、この手で…世界を変える!!」
……と。

こうして、反逆の最強賢者…神王龍 魔姫は、神を殺す…ゴッド・スレイヤーとなるのだった。
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