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第10話
真実のカケラを知る者達 2
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「母さん…もう、聞かないよ。自分で答えを探すよ。」
「えぇ、そうしなさい。」
「うん。」
母さんは何も言わずにレミーを抱きしめた。レミーは、母さんの目に浮かぶ涙を拭い抱きしめ返した。それだけで親子は繋がっている。だから、大丈夫。
「母さん、バーネット達の所へ行くね。」
「決めたのね。貴方は凄いわ。」
「え?凄いかな?普通だわ」
「貴方は貴方の信じた事を真っ直ぐ貫く強さと行動力がある。昔からそうだったわ。…あの人に似たのね。でも顔は私に似て美人だわ」
母さんは、胸を張って言い切った。全く、母親は凄い。娘よりずっと凄い。
だって、少しの不安も全てを包んで背を叩いてくれるのだから。親は、いや家族は凄い。
「だって、ロアー家の一人娘だから!!」
だから、私も胸を張って言い切った。決意はもう揺らがない。迷いは消えた。
私は私のしたい事すべきだと思う事を決めた。だからその意思を真っ直ぐ貫く。そして動き出す。
後悔をしない為に
「えぇ、そうしなさい。」
「うん。」
母さんは何も言わずにレミーを抱きしめた。レミーは、母さんの目に浮かぶ涙を拭い抱きしめ返した。それだけで親子は繋がっている。だから、大丈夫。
「母さん、バーネット達の所へ行くね。」
「決めたのね。貴方は凄いわ。」
「え?凄いかな?普通だわ」
「貴方は貴方の信じた事を真っ直ぐ貫く強さと行動力がある。昔からそうだったわ。…あの人に似たのね。でも顔は私に似て美人だわ」
母さんは、胸を張って言い切った。全く、母親は凄い。娘よりずっと凄い。
だって、少しの不安も全てを包んで背を叩いてくれるのだから。親は、いや家族は凄い。
「だって、ロアー家の一人娘だから!!」
だから、私も胸を張って言い切った。決意はもう揺らがない。迷いは消えた。
私は私のしたい事すべきだと思う事を決めた。だからその意思を真っ直ぐ貫く。そして動き出す。
後悔をしない為に
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