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2章~何か作れる人が欲しい!!!!~
鉱石と鍛冶師の国グランダイト
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「ぐぐ~~」
「お腹空いたー」
「もうすぐ国につくので我慢して下さい!」少しワクワクしているみたいだ。
「その国ってどんな所か知ってるか?」
「もちろんです!今から行く国はグランダイトと言って鉱石と鍛冶師の国って言われてるんです。」鍛冶師か仲間にしときたいな。
「どんな人がいるんだ?」
「まず人間ですね」
「いやいや、逆にそれ以外とかいないだろ」
「いますよ」何食わぬ顔でむしろ俺の反応が不思議だと言うくらいに言った。
「えっ?」
「例えばエルフとか獣人とか天使とか悪魔とかいろいろいますよ?」
「この世界にはそんなに種類がいるのか」
「この世界?」不思議そうに見つめてくる。
「あーいや違うんだこっちの話」
「ふーん。そうですか。まあ、いいです。これから旅をしていくとして、鍛冶師いて欲しいですよね~」
「そうだな。ここからいい人見つけてつれていくか」
「はーい入国される方はこちらにお並び下さーい」一つの行列に誘導された。
「へー。入国審査とかやってんだ」
「当たり前じゃないですか。ここには一国を一撃で壊滅させるほどの兵器を作れる人だっているんですから」
「へ~」
「次の方」
「こんにちは」
「入国を希望される理由を教えて下さい」
「この国の人の中からむごっふぐぐぐぐ」急にリリィ口を抑えてきた。
「むごっ?」入国審査の受付の人が疑いの目で見てくる。
「旅をしていくのでその為に必要なものを買い揃えようかと」何とか笑顔を作っているが、こんなにぎこちない笑顔は初めて見た。
「分かりました。二人でよろしいですね。」
「はい!」
「では、そちらのゲートからお入り下さい。」
「ハル君!」入国したとたんに頬を膨らませながらこっちに振り向いた。
「ん?どうした?そんなに頬膨らまして」
「何言おうとしてたんですか!」
「何ってこの街の中から仲間にしたい人引っ張るってことだけど」
「ハル君私が最初に言ったこと覚えてますか?」呆れたご様子だ。
「この国はグランダイトって言って鉱石と鍛冶師の町って呼ばれてるってことだろ」
「そこじゃなくて、この国には一国を一撃で壊滅させるほどの兵器を作れる人だっているってことです。」
「あーそんな事言ってたな。」あっちからいい匂いがする。
「おっちゃん、これ2つちょーだい」
「じゃあ400ガルドね」
「ガルド?あぁーこれかはい、ありがとー」
「こっちこそありがとう」
「…………ってハル君!真面目に聞いてください!大事な話なんですから」
「はい、これあげる」
「あ、ありがとうございます」怒ってはいたが嬉しそうだった。
「で何だっけ」
「そんな兵器を作れる人を仲間にされたらこの国どうなるかわからないじゃないですか。だから、ここでは仲間にするとか禁句なんです!」
「んーよく分からんけど、分かった」
何だあそこもめてんのかな?
「ふら~」
「あ、あれなんてどうですか?旅するのに役立つと思います。買いましょう。ってハル君?どこにいったんですか?」
「お腹空いたー」
「もうすぐ国につくので我慢して下さい!」少しワクワクしているみたいだ。
「その国ってどんな所か知ってるか?」
「もちろんです!今から行く国はグランダイトと言って鉱石と鍛冶師の国って言われてるんです。」鍛冶師か仲間にしときたいな。
「どんな人がいるんだ?」
「まず人間ですね」
「いやいや、逆にそれ以外とかいないだろ」
「いますよ」何食わぬ顔でむしろ俺の反応が不思議だと言うくらいに言った。
「えっ?」
「例えばエルフとか獣人とか天使とか悪魔とかいろいろいますよ?」
「この世界にはそんなに種類がいるのか」
「この世界?」不思議そうに見つめてくる。
「あーいや違うんだこっちの話」
「ふーん。そうですか。まあ、いいです。これから旅をしていくとして、鍛冶師いて欲しいですよね~」
「そうだな。ここからいい人見つけてつれていくか」
「はーい入国される方はこちらにお並び下さーい」一つの行列に誘導された。
「へー。入国審査とかやってんだ」
「当たり前じゃないですか。ここには一国を一撃で壊滅させるほどの兵器を作れる人だっているんですから」
「へ~」
「次の方」
「こんにちは」
「入国を希望される理由を教えて下さい」
「この国の人の中からむごっふぐぐぐぐ」急にリリィ口を抑えてきた。
「むごっ?」入国審査の受付の人が疑いの目で見てくる。
「旅をしていくのでその為に必要なものを買い揃えようかと」何とか笑顔を作っているが、こんなにぎこちない笑顔は初めて見た。
「分かりました。二人でよろしいですね。」
「はい!」
「では、そちらのゲートからお入り下さい。」
「ハル君!」入国したとたんに頬を膨らませながらこっちに振り向いた。
「ん?どうした?そんなに頬膨らまして」
「何言おうとしてたんですか!」
「何ってこの街の中から仲間にしたい人引っ張るってことだけど」
「ハル君私が最初に言ったこと覚えてますか?」呆れたご様子だ。
「この国はグランダイトって言って鉱石と鍛冶師の町って呼ばれてるってことだろ」
「そこじゃなくて、この国には一国を一撃で壊滅させるほどの兵器を作れる人だっているってことです。」
「あーそんな事言ってたな。」あっちからいい匂いがする。
「おっちゃん、これ2つちょーだい」
「じゃあ400ガルドね」
「ガルド?あぁーこれかはい、ありがとー」
「こっちこそありがとう」
「…………ってハル君!真面目に聞いてください!大事な話なんですから」
「はい、これあげる」
「あ、ありがとうございます」怒ってはいたが嬉しそうだった。
「で何だっけ」
「そんな兵器を作れる人を仲間にされたらこの国どうなるかわからないじゃないですか。だから、ここでは仲間にするとか禁句なんです!」
「んーよく分からんけど、分かった」
何だあそこもめてんのかな?
「ふら~」
「あ、あれなんてどうですか?旅するのに役立つと思います。買いましょう。ってハル君?どこにいったんですか?」
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