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①〜彼はどこに…?
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ピピピッピピピッ
鳴り響く目覚まし音
「んー…あぁ…もう朝か。」
目覚まし音を止めるため、横を向く
「……あれ…?」
いつも隣にいるはずの彼がいなかった
「こんな朝早くからどこ行ってるんだろ…?」
その後、彼に電話したものの、応答はなく、
メールにも既読はつかなかった
「まだ既読つかないな」
そう言ったのは夜の12時
彼はいつも8時には帰ってきている
でも、今日はまだ帰っていなかった
「ほんとにどうしちゃったんだろ」
「あれ…?あの本…なんだろ…?」
夜だからわかったのかもしれない
机の上に置いてあるキラキラ光る本
私はそれを手に取った
「…ん?」
「パラレルワールド…?」
「咲夜が買ったのかな…?」
「でも…不思議ね」
「キラキラ光る本なんて初めて見た、」
私はその本をめくろうとしたが、
眠気に負けて寝てしまった
「うーん…この本…」
そう言ったのは午前9時
まだ、彼は現れなかった
私はその本を開けた
するとそこには…
この本は『パラレルワールド』への入り口です。
貴方は次のページを開けば、『パラレルワールド』へ行けます。
ただし、1週間で戻ってこないといけません。
『パラレルワールド』へ行った人をこの世界へ戻したい貴女。
戻したいのなら貴女がパラレルワールドへ行って彼を見つけてきてください。
そして、必ず1ヶ月以内で見つけてきてください。
「え…?」
「昨夜はこの、パラレルワールドへ行ったっていうの?」
そして、本と隣り合わせに
彼のお気に入りの帽子が置いてあった
「…咲夜。。」
「ほんとにパラレルワールドへ行ったんだね」
「私。咲夜を探しに行く」
「だから咲夜、、」
「待っててね」
そして私は『入り口』のページをゆっくりと開けた
鳴り響く目覚まし音
「んー…あぁ…もう朝か。」
目覚まし音を止めるため、横を向く
「……あれ…?」
いつも隣にいるはずの彼がいなかった
「こんな朝早くからどこ行ってるんだろ…?」
その後、彼に電話したものの、応答はなく、
メールにも既読はつかなかった
「まだ既読つかないな」
そう言ったのは夜の12時
彼はいつも8時には帰ってきている
でも、今日はまだ帰っていなかった
「ほんとにどうしちゃったんだろ」
「あれ…?あの本…なんだろ…?」
夜だからわかったのかもしれない
机の上に置いてあるキラキラ光る本
私はそれを手に取った
「…ん?」
「パラレルワールド…?」
「咲夜が買ったのかな…?」
「でも…不思議ね」
「キラキラ光る本なんて初めて見た、」
私はその本をめくろうとしたが、
眠気に負けて寝てしまった
「うーん…この本…」
そう言ったのは午前9時
まだ、彼は現れなかった
私はその本を開けた
するとそこには…
この本は『パラレルワールド』への入り口です。
貴方は次のページを開けば、『パラレルワールド』へ行けます。
ただし、1週間で戻ってこないといけません。
『パラレルワールド』へ行った人をこの世界へ戻したい貴女。
戻したいのなら貴女がパラレルワールドへ行って彼を見つけてきてください。
そして、必ず1ヶ月以内で見つけてきてください。
「え…?」
「昨夜はこの、パラレルワールドへ行ったっていうの?」
そして、本と隣り合わせに
彼のお気に入りの帽子が置いてあった
「…咲夜。。」
「ほんとにパラレルワールドへ行ったんだね」
「私。咲夜を探しに行く」
「だから咲夜、、」
「待っててね」
そして私は『入り口』のページをゆっくりと開けた
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