85 / 85
最終話 オレのヴァンパイア
しおりを挟む
まだ初日で午前中だというのに、杵島はこのカフェに何回も来ているのか。
それはちょっと引く。
上条との関係性を紹介したらしく、クラス全員が杵島のことを理解している顔だった。
「沙耶菜、かわいい、格好いい……!
先生方、見てください沙耶菜のブラックスーツ堕天使!!
ポニーテールが! うなじが芸術です!
まるで本物の天使です! ああ堕天使でした、俺はどこに堕とされてもかまわ、ぐふっ」
ぱかーん、と小気味よいお盆の音を杵島の後頭部に炸裂させ、上条は裏方テントに逃げてしまった。
これは確かに恥ずかしいな。イベントで保護者のほうがはしゃぐ場合はよくあるが、婚約者にはしゃがれると超痛い。
オレが「いい大人が落ち着けんのか」と杵島をたしなめると、ようやくしゅんとした。
他の客が近づきにくいだろうが。営業妨害だ。
オレの舌が合格点を出すカップケーキを食しながら、しばらく杵島と話した。
結婚式は4月末に決まったそうで、オレと桐生には、近々招待状が届くとのこと。
上条にベタ惚れなところといい、有事の際の動きといい、「もし沙耶菜に何かあれば、僕は刑務所に入ってもかまいません」と言い切ったあの顔といい。
こいつは、上条のよき伴侶になる。
すでに尻に敷かれ気味なのがいい感じだ。幸せになれよ。
「ごちそうさま。美味しかったよ。
仮装も素敵だよ、みんな頑張ってね」
桐生が生徒をねぎらい、文化祭用通貨『アヤザワ紙幣』で会計を済ました。
文化祭では一切の現金が使えない。各所に設置されたインフォメーションで、『アヤザワ紙幣』を購入する。
購入した紙幣はお金に戻せないので、使い切らないといけない。
文化祭前に、生徒全員に3000アヤザワが無料配布される。さっきのケーキセットは800アヤザワだ。
「細かい額の紙幣になると、いつも余っちゃうんだよね。
譲渡や募金が可能なのが救いかな」
「オレはだいたい、自分の分は生徒にくれてやってたな」
「だめだよ、生徒の社会学習も兼ねてるんだから。
ちゃんと稼がせてあげないと。
理事長賞狙ってるところもあるんだよ」
その年の売り上げナンバーワンの出し物には、理事長賞が贈られる。
表彰状と、ミニトロフィーと、クラス全員(または部活全員)への粗品。
まったく『粗品』ではないらしく、前年度は高級ブランドの万年筆だったらしい。
社会人になってから使っても、見劣りどころか先輩に驚かれる代物だったとか。
「じゃ、次は僕のクラスの出し物に行こう。
入場料は1000アヤザワだったっけ」
「嫌だ! オレは行かないぞ、嫌だ!!
お前のクラス、お化け屋敷だろ!?
セミプロの特殊メイク班が来たんだろ、演技指導まであったんだろ!?
嫌だ絶対行かな、」
ほどなくして、オレの悲鳴が1-Cお化け屋敷エリアに響き渡った。
「お前のクラスの本気度がやばい」
「みんな、いい仕事してた~♪
あれはよかった、あとでもっかい入ろ」
「もうオレは嫌だからな!!」
レタスとツナのクレープを食べながら、桐生が大笑いする。
オレはチョコケーキとプリンとアイスとカスタードクリームが入った、『こんもりあまあまクレープ』という名前のやつだ。
調理部のやつ、桐生とオレのを取り違えて渡しやがって。
オレが甘党で悪かったな。
「あのね、朝霧先生」
「うん?」
「ありがとう」
「なんだ、急に」
「いろいろあったな、と思って」
「そうだな。今年度は、いろいろありすぎたな」
それなりに長く教師をやっていたが、きっと、今年度以上に濃厚な年はないだろう。
同僚がヴァンパイア体質だった件を超えることは、きっと今後もありえない。
「これからもよろしくお願いします」
校内だから、どこかよそよそしい挨拶だった。
社交辞令っぽく聞こえるのが嫌で、オレは「ああ」とだけ返した。
体育館、講堂を回って、ステージの催し物を鑑賞する。
初日とは思えない大盛り上がりに、オレたちは人込みから逃げるように移動した。
学校を離れ、自然公園に行ってみると、もう出し物は店じまい準備をしていた。
学校外の施設は、午後5時までしか借りられない。いったんテントにシートをかけて場を去るのも時間に含まれる。
人はどんどん学校へ流れているようだ。
しばらくすると、自然公園はすっかり静かになった。
「ここで一息つけるね」
桐生が木製のベンチに座る。
オレも頷いて隣に座った。
公園の木々は、常緑樹と落葉樹がはっきり見分けられるようになった。
赤や黄色に色づき落ち葉を降らす様は、秋の深まりを感じさせる。
「今日は十分見て回って疲れた。明日の見回りもあるし、そろそろ帰宅しよう」
何度かオレが安定剤を服用したのはバレているだろう。
二学期メインの学校行事だから頑張ったが、人が多いと近いシルエットの人間とすれ違う。
屋台の裸電球や、テント脇の資材に嫌な汗が吹き出す。
桐生にしがみつくと少し落ち着けた。だからどうにか乗り切れた。
明日からの二日間、オレの見回りは校舎内が担当だ。ダメージは最小限で乗り切れると思うが、もしもの時は早退許可をもらっている。
あの日から一か月半。
寛解への道のりはまだ長そうだ。
「令一」
「ん?」
人の気配がなくなったからか、桐生がオレを名前で呼んだ。
桐生の耳がそう判断したなら、周囲に誰もいないのだろう。
「左手、出してくれる?」
「? ああ」
言われるままに手を出すと、桐生はオレの左手薬指に、そっと指輪をはめた。
ブラックシルバーカラーの、アンティーク風の指輪。
これはたぶん、アクセサリ屋台で売っていたやつだ。
倒産した店舗から在庫をまるごと、原価割れまくりの格安で仕入れた品は、素人の生徒が適当につけた値札が当てにならず掘り出し物があるという。
細いアームの指輪には、細やかなツタ模様が彫り込まれている。
輪は少し開いていて、フリーサイズだ。桐生はオレの指のサイズがわからなかったんだろう。
センスは悪くないな。素材がなんだかわからんが。オレには金属アレルギーがないからそこは気にしない。
「今は、これくらいしか贈れないけど。
いつか、きちんとしたのを受け取ってください」
桐生が照れながら笑う。
こいつが未来の幸せを考えているなんて。成長したな、としみじみ思う。
根っこはネガティブで、自己卑下が強くて、幸せを当たり前に手放していた奴だったのに。
「気長に待っている。
その時は、お互いのデザインを見にいこう。
サイズも測るぞ」
「うん」
オレたちは結婚できない。
職業柄、カミングアウトもできない。
だが、それがどうした?
桐生のヴァンパイア体質に比べたら、同性愛を隠すなんてイージーモードだ。
オレはしばらく、桐生からの愛がこもったプレゼントを眺めた。
細身で装飾もシンプルなので結婚指輪に見えそうなのに、輪は閉じていない。
ちょうどオレたちに似合いの指輪だ。
中途半端が、今は心地いい。
「これなら、普段こっちにはめれば、ファッションリングで通るな」
オレは指輪を右手の中指に付け替えた。
フリーサイズは、こういう時にありがたい。
「生徒は不要なアクセ禁止なのに? 教師もアウトくらわない?」
「文化祭の屋台で買ってやった、といえば、不要とも言い切れんだろ。
文化祭の思い出を大事にしてるんだ」
「ふふっ、すごい言い訳」
「嘘はひとつもないぞ。買ったのがお前なだけだ」
オレたちは笑いあって、互いに沈黙した。
桐生は強い反応を示さない。周囲は、きっと今も誰もいない。
オレは目を閉じる。
桐生の唇が、優しくオレに重なる。
一秒にも足りない、微かな口づけ。
「これが錆びる前に、新しいのを寄越せよ」
「そうだね。それ、錆びない素材だったらいいんだけどね」
オレたちは、これからも人間に紛れて生きる。
それはちっとも不幸でなくて、むしろ楽しくて、ちょっと刺激的で面白い。
オレは朝霧令一。
私立アヤザワ高等学校の生物教師で、ヴァンパイアのパートナーだ。
オレの恋人は、小宮山桐生。
私立アヤザワ高等学校の国語教師で、生来のヴァンパイア体質だ。
それ以上でもそれ以下でもないオレたちは、きっと、相も変わらず教師を続けていくのだろう。
「そろそろ帰ろうか。風が冷たくなってきた」
「そうだな」
オレたちは手を繋ぐ。
人のいない自然公園で、今だけそっと手を繋ぐ。
隠れることは、存外、楽しいものだ。
「桐生。ちょっとかがめ」
「?」
まだ公園にいるうちに、オレは、不意打ちで桐生にキスを返してやった。
これからもよろしくな。
オレのヴァンパイア。
おわり
それはちょっと引く。
上条との関係性を紹介したらしく、クラス全員が杵島のことを理解している顔だった。
「沙耶菜、かわいい、格好いい……!
先生方、見てください沙耶菜のブラックスーツ堕天使!!
ポニーテールが! うなじが芸術です!
まるで本物の天使です! ああ堕天使でした、俺はどこに堕とされてもかまわ、ぐふっ」
ぱかーん、と小気味よいお盆の音を杵島の後頭部に炸裂させ、上条は裏方テントに逃げてしまった。
これは確かに恥ずかしいな。イベントで保護者のほうがはしゃぐ場合はよくあるが、婚約者にはしゃがれると超痛い。
オレが「いい大人が落ち着けんのか」と杵島をたしなめると、ようやくしゅんとした。
他の客が近づきにくいだろうが。営業妨害だ。
オレの舌が合格点を出すカップケーキを食しながら、しばらく杵島と話した。
結婚式は4月末に決まったそうで、オレと桐生には、近々招待状が届くとのこと。
上条にベタ惚れなところといい、有事の際の動きといい、「もし沙耶菜に何かあれば、僕は刑務所に入ってもかまいません」と言い切ったあの顔といい。
こいつは、上条のよき伴侶になる。
すでに尻に敷かれ気味なのがいい感じだ。幸せになれよ。
「ごちそうさま。美味しかったよ。
仮装も素敵だよ、みんな頑張ってね」
桐生が生徒をねぎらい、文化祭用通貨『アヤザワ紙幣』で会計を済ました。
文化祭では一切の現金が使えない。各所に設置されたインフォメーションで、『アヤザワ紙幣』を購入する。
購入した紙幣はお金に戻せないので、使い切らないといけない。
文化祭前に、生徒全員に3000アヤザワが無料配布される。さっきのケーキセットは800アヤザワだ。
「細かい額の紙幣になると、いつも余っちゃうんだよね。
譲渡や募金が可能なのが救いかな」
「オレはだいたい、自分の分は生徒にくれてやってたな」
「だめだよ、生徒の社会学習も兼ねてるんだから。
ちゃんと稼がせてあげないと。
理事長賞狙ってるところもあるんだよ」
その年の売り上げナンバーワンの出し物には、理事長賞が贈られる。
表彰状と、ミニトロフィーと、クラス全員(または部活全員)への粗品。
まったく『粗品』ではないらしく、前年度は高級ブランドの万年筆だったらしい。
社会人になってから使っても、見劣りどころか先輩に驚かれる代物だったとか。
「じゃ、次は僕のクラスの出し物に行こう。
入場料は1000アヤザワだったっけ」
「嫌だ! オレは行かないぞ、嫌だ!!
お前のクラス、お化け屋敷だろ!?
セミプロの特殊メイク班が来たんだろ、演技指導まであったんだろ!?
嫌だ絶対行かな、」
ほどなくして、オレの悲鳴が1-Cお化け屋敷エリアに響き渡った。
「お前のクラスの本気度がやばい」
「みんな、いい仕事してた~♪
あれはよかった、あとでもっかい入ろ」
「もうオレは嫌だからな!!」
レタスとツナのクレープを食べながら、桐生が大笑いする。
オレはチョコケーキとプリンとアイスとカスタードクリームが入った、『こんもりあまあまクレープ』という名前のやつだ。
調理部のやつ、桐生とオレのを取り違えて渡しやがって。
オレが甘党で悪かったな。
「あのね、朝霧先生」
「うん?」
「ありがとう」
「なんだ、急に」
「いろいろあったな、と思って」
「そうだな。今年度は、いろいろありすぎたな」
それなりに長く教師をやっていたが、きっと、今年度以上に濃厚な年はないだろう。
同僚がヴァンパイア体質だった件を超えることは、きっと今後もありえない。
「これからもよろしくお願いします」
校内だから、どこかよそよそしい挨拶だった。
社交辞令っぽく聞こえるのが嫌で、オレは「ああ」とだけ返した。
体育館、講堂を回って、ステージの催し物を鑑賞する。
初日とは思えない大盛り上がりに、オレたちは人込みから逃げるように移動した。
学校を離れ、自然公園に行ってみると、もう出し物は店じまい準備をしていた。
学校外の施設は、午後5時までしか借りられない。いったんテントにシートをかけて場を去るのも時間に含まれる。
人はどんどん学校へ流れているようだ。
しばらくすると、自然公園はすっかり静かになった。
「ここで一息つけるね」
桐生が木製のベンチに座る。
オレも頷いて隣に座った。
公園の木々は、常緑樹と落葉樹がはっきり見分けられるようになった。
赤や黄色に色づき落ち葉を降らす様は、秋の深まりを感じさせる。
「今日は十分見て回って疲れた。明日の見回りもあるし、そろそろ帰宅しよう」
何度かオレが安定剤を服用したのはバレているだろう。
二学期メインの学校行事だから頑張ったが、人が多いと近いシルエットの人間とすれ違う。
屋台の裸電球や、テント脇の資材に嫌な汗が吹き出す。
桐生にしがみつくと少し落ち着けた。だからどうにか乗り切れた。
明日からの二日間、オレの見回りは校舎内が担当だ。ダメージは最小限で乗り切れると思うが、もしもの時は早退許可をもらっている。
あの日から一か月半。
寛解への道のりはまだ長そうだ。
「令一」
「ん?」
人の気配がなくなったからか、桐生がオレを名前で呼んだ。
桐生の耳がそう判断したなら、周囲に誰もいないのだろう。
「左手、出してくれる?」
「? ああ」
言われるままに手を出すと、桐生はオレの左手薬指に、そっと指輪をはめた。
ブラックシルバーカラーの、アンティーク風の指輪。
これはたぶん、アクセサリ屋台で売っていたやつだ。
倒産した店舗から在庫をまるごと、原価割れまくりの格安で仕入れた品は、素人の生徒が適当につけた値札が当てにならず掘り出し物があるという。
細いアームの指輪には、細やかなツタ模様が彫り込まれている。
輪は少し開いていて、フリーサイズだ。桐生はオレの指のサイズがわからなかったんだろう。
センスは悪くないな。素材がなんだかわからんが。オレには金属アレルギーがないからそこは気にしない。
「今は、これくらいしか贈れないけど。
いつか、きちんとしたのを受け取ってください」
桐生が照れながら笑う。
こいつが未来の幸せを考えているなんて。成長したな、としみじみ思う。
根っこはネガティブで、自己卑下が強くて、幸せを当たり前に手放していた奴だったのに。
「気長に待っている。
その時は、お互いのデザインを見にいこう。
サイズも測るぞ」
「うん」
オレたちは結婚できない。
職業柄、カミングアウトもできない。
だが、それがどうした?
桐生のヴァンパイア体質に比べたら、同性愛を隠すなんてイージーモードだ。
オレはしばらく、桐生からの愛がこもったプレゼントを眺めた。
細身で装飾もシンプルなので結婚指輪に見えそうなのに、輪は閉じていない。
ちょうどオレたちに似合いの指輪だ。
中途半端が、今は心地いい。
「これなら、普段こっちにはめれば、ファッションリングで通るな」
オレは指輪を右手の中指に付け替えた。
フリーサイズは、こういう時にありがたい。
「生徒は不要なアクセ禁止なのに? 教師もアウトくらわない?」
「文化祭の屋台で買ってやった、といえば、不要とも言い切れんだろ。
文化祭の思い出を大事にしてるんだ」
「ふふっ、すごい言い訳」
「嘘はひとつもないぞ。買ったのがお前なだけだ」
オレたちは笑いあって、互いに沈黙した。
桐生は強い反応を示さない。周囲は、きっと今も誰もいない。
オレは目を閉じる。
桐生の唇が、優しくオレに重なる。
一秒にも足りない、微かな口づけ。
「これが錆びる前に、新しいのを寄越せよ」
「そうだね。それ、錆びない素材だったらいいんだけどね」
オレたちは、これからも人間に紛れて生きる。
それはちっとも不幸でなくて、むしろ楽しくて、ちょっと刺激的で面白い。
オレは朝霧令一。
私立アヤザワ高等学校の生物教師で、ヴァンパイアのパートナーだ。
オレの恋人は、小宮山桐生。
私立アヤザワ高等学校の国語教師で、生来のヴァンパイア体質だ。
それ以上でもそれ以下でもないオレたちは、きっと、相も変わらず教師を続けていくのだろう。
「そろそろ帰ろうか。風が冷たくなってきた」
「そうだな」
オレたちは手を繋ぐ。
人のいない自然公園で、今だけそっと手を繋ぐ。
隠れることは、存外、楽しいものだ。
「桐生。ちょっとかがめ」
「?」
まだ公園にいるうちに、オレは、不意打ちで桐生にキスを返してやった。
これからもよろしくな。
オレのヴァンパイア。
おわり
31
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
いつも別サイトの方も見させていただいています。毎日ありがとうございます。とても面白くて、いつも楽しみにしています。体調に気をつけて、がんばってください。
三池様、コメントありがとうございます!
あちらの方にも来ていただいているのですか!嬉しいです!
嬉しいお言葉、こちらこそ感謝です。
体、もう壊さないよう頑張ります!
コウモリ姿の小宮山先生かわいいだろうなあ。
そして小宮山先生のために部屋を改造する朝霧先生も面白いです!本編がドキドキハラハラする展開なので小話で癒されます。
ドゥ様、コメントありがとうございますーー!!!
めちゃくちゃ嬉しいです!!
コウモリ姿は、リスのようなモモンガのような、えもいわれぬかわいさです。朝霧は溺愛です笑
漫画とかで、合間に四コマが挟まれる感覚で小ネタをいれているので、癒しになったならすごく嬉しいです♪
本編がサスペンスモードになっていますが、どうぞよろしくお願いいたします。
珈琲屋さん、ありがとうございます!
嬉しいですーー!!
あちらではすごく厳しいので(一回注意メール来ました)ヒヤヒヤ書いてて、R18シーンを削りまくったりしてて!
こちらは削らないで書けると思うと、すごく嬉しいです!
(現状、コピーを乗っけてるのでR15になってる変な状態…w)
はい! まさにです、ありがとうございます!
桐生は自分が理性も倫理観も投げ捨てたらどうなるか、気づいていたんだと思います。
13歳で自分の体質を知ってから、ずっと。
朝霧は、桐生を止めたかったというより、そのあとにくるだろう後悔から救いたかったんだと……。
だって、もし立場逆で、朝霧が攻撃側だったら、桐生が「やめてー!」つってもやめないと思いますもんw