親はウォーキング、子供はランニング

Morin Darin

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親子の絆

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▼ 親はウォーキング、子はランニング ー 親子の絆とは ー

おはようございます。
いつもなら、駅前まで自転車で行くのだが、
昨日の台風の影響で自転車が倒れてハンドルが動かない。

時間もなく仕方なく歩くことにした。

道すがら自転車なら、朝の爽やかな風の感触を受け、過ぎ去る情景の間をひた走るのだが、ウォーキングだと、人の動きにも目にとめる余裕がある。

前方から親子三人連れが近づいてきた。
親子といえば横一列に楽しく語らいながら歩くすがたを想像するのだが、縦一列の縦列行進である。

すれちがいざまによく見ると、
母親は携帯に必死で、おかまいなしに、その後ろから小さなお嬢ちゃんたちが続く。

おねいちゃんのほうは早歩きで、最後方のちいちゃい妹さんは小走りにお母さんの後を追う。

一見微笑むような光景だが、かわいそうなのは、一番下のおじょうちゃん。遅れまいと必死に追いかけている。

子供と親の歩数はダンチの違い。
後ろを気づかうこともなく、母親は親子よりもメールの他人に心を奪われいる。

昨今、佐世保や神戸で家族の絆にヒビが入った悲惨な事件が発生している。あぁ~、世も末と嘆き悲しむことが多い。

親はウォーキング、子はランニングではないが、
昨日のつかの間人間観察で親子のスキマを見てしまったように思う。
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