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第3章 彼方に消えしは幽冥街
第56話:拝啓、クロコは平常運転です
「荒ぶるメイドのポーズッ!」
そのメイドは両手を翼のように高々と掲げながら片足で立った。かつて見たことあるはずだが思い出せない、怪鳥を表現したようなポーズだ。
──どことも知れない廃ビル。
その屋上の縁に立つは、1人の美しいメイド。
古式ゆかしいメイド服で健康的なナイスバディを包んだ、ポニーテールがよく似合う美女だ。まだ若いらしく美少女でも通りそうな気がする。
あの美尻はかなりの上物と見た。
しかし、美女には違いないが表情に乏しく愛嬌がない。
人形みたいだと簡単に言えればいいのだが、無表情の裏に激しい喜怒哀楽がちゃんと見え隠れしているのがわかる。人一倍感情豊かなのは間違いない。
顔が動かない分、ボディランゲージで表しているようだ。
だからなのか──奇行が目立つ。
「高ぶるメイドのポーズッ!」
今度は両手を鉤爪みたいに怒らせて、獣じみたポージングを取っていた。先ほどの怪鳥めいたポーズもそうだが、どこで見たのかを思い出してきた。
昔、特撮ヒーロー物でお目に掛かったポーズだ。
何がしたいんじゃ、このメイドは?
クロコ・バックマウンド──彼女はそう名乗っていた。
信じがたいことに、こんなでもGMらしい。
アルマゲドンをプレイ中に何人かのGMと出会ったことはある。なかなか個性的なキャラ揃いだったが、ここまで妙ちきりんな性格の人物は初めてだった。
「漲るメイドの……あぁんッ!?」
「やめんか騒々しい、あんまり騒ぐと連中に見つかってしまうぞ」
いいかげん喧しいので、ドンカイは窘めるように止めた。
言っても聞かなそうなのでデコピンで背中を突く。
ドンカイの轟腕でツッコミをすると、彼女の背骨をへし折りかねないので、これで加減するしかない。しかし、デコピンとしては強めだ。
ヘナヘナと腰砕けに頽れたクロコは、上気した頬に手を添えてうっとりしているのだが、色っぽい仕種なのに不思議と色気はない。
クロコは嬌声めいた艶っぽい声でうっとり呟く。
「はぁ……今の一撃、性感帯にクリティカルヒットいたしました」
「かなり強めに打ったんじゃがな……?」
「私、ある程度の痛みならば快感に変換できますので……」
「いちいち説明せんでいいわい」
奇行もさることながら──脳内がピンク色に染まっていた。
酔った勢いならば付き合ってやれそうだが、素面だと面と向かっているだけで鬱陶しい。このメイド、口さえ開けば終始エロトークなのだ。
「はぁ……厄介な娘さんと連れになったもんじゃ」
騒ぐメイドを静めた後、ドンカイはドカリと腰を下ろした。
そして、あぐらで頬杖を突いてため息をつく。
力士の現役時代──地獄のような荒行にも耐えてきた身だが、この数日の逃避行はさすがに辛い。逃げ回るというのも性に合っていなかった。
正直、もう動きたくないほど疲れている。
ドンカイ・ソウカイ──元横綱・呑海。
アルマゲドンでは素性を隠していたはずなのだが、数日前にこのメイドと出会った時には一目で「高名な横綱ですね」と看破されてしまった。
自慢ではないが、ドンカイは現実だと有名人だ。
テレビや動画で見た顔を覚えていたのかも知れないが、それだけでなんの躊躇もなくドンカイを横綱・呑海だとわかるものだろうか?
まるでドンカイのことを最初から知っていたかのように──。
「……で、何をそんなにはしゃいどるんじゃ?」
メイドが(性的に)落ち着いたのを見計らって問い掛ける。
すると、クロコは元気溌剌に立ち上がった。
「今この瞬間、私にスポットライトが当たっている気がします!」
たった今──私に脚光が当たっております!
クロコはそのスポットライトを全身に浴びているようだ。
クロコはまた屋上の際に立って歓声を上げる。
まるで両手を太陽へ伸ばすように空へと突き上げ、無表情なままだというに感激に打ち震えながら感涙の涙を流していた。
「小説で言うなら30話分くらい放置プレイをさせられた挙げ句、ツバサ様とミロ様のめくるめくエロライフに参加することも許されず、苦汁に耐え忍んだ2ヵ月半……そんな苦悩の日々から解放される兆しを受け取りました!」
「…………はぁ」
ドンカイには彼女の発言がちっとも理解できなかった。
次にクロコは四つん這いになり、右拳でダンダンと床を叩いて悔しがる。
やはり無表情のままだが、その声には感情が込められていた。
「ああっ! それにつけても口惜しや……この私ともあろう者が、ツバサ様が初めて女体の快楽を味わうため熟れた身体を持て余す夜や、男の子なのに神々の乳母として豊乳を慰める朝や、ミロ様の股間から男の子が飛び出してツバサ様を弄ぶシーンや、ツバサ様がブライダルインナーで羞恥心MAXなところなど……最高の場面に一度として立ち会えないだなんてッ!!」
エロメイド失格です! と悔恨の念を込めて絶叫する。
訂正──込められていたのは感情ではなく劣情だった。
「自分でエロメイドと認めるんか……」
いっそ清々しいのぉ、とドンカイは独りごちる。
「まるで見てきたようにエロシーンを並べとるが……そういう技能か?」
以前、女性プレイヤーにその手の技能でストーカー行為を働いていた愚か者を懲らしめたことがあったが、それと似たようなものか?
しかし、クロコは全力で否定する。
「いいえ、エロメイドのみが持つ第六感です!」
なんじゃそりゃ、とドンカイは呆れ顔で言い捨てた。
「だいたい、聞いてる限りではツバサ君が本意じゃないエロシーンばかりではないか……そこにおまえさんが混じって何するつもりじゃ?」
クロコは右拳を固く握りしめて即答する。ただし、その親指は人差し指と中指の間に挟まっていた。映像化されたらモザイク必須である
「無論──なにです」
「ストレートに返してるが曖昧にもぼやかしとるな」
拳を握り締めたまま、クロコは瞼を閉じて力説する。
「想像してみてください。誰よりも男であることを誇示する美少年のツバサ様が、あんな爆乳巨尻の長身美少女にされて、『俺は男だ』と泣き顔で主張しながらも、ミロ様にメス堕ちさせられる……それを考え……え……ッッッ!!」
突然ガクガクと震え出すクロコ。
カッ! と見開いた瞳は白眼を剥き、鼻からはおびただしい鼻血を噴き出す。
「んんんんっ……ぉほおっ♪」
「妄想だけでどこまで捗ったんじゃ!?」
鼻にティッシュを詰め込み、クロコは無表情に戻る。
「失礼、お見苦しいところを……妄想だけでほぼイキました」
「イキかけたどころか達してるんかい!?」
このメイド──色んな意味でヤバイ。
ドンカイも横綱という職業柄、力士の先輩やタニマチに連れられて夜の街で遊んでは、色んなお姉ちゃんたちと出会ってきた。
しかし、ここまでブッ飛んだ女はお目に掛かったことがない。
「連れになったワシも頭を悩ますぐらいなんじゃから、こんなエロい娘に目ぇつけられたツバサ君も難儀よのぉ。はてさて、どうしたものか……。」
~~~~~~~~~~~~
事の起こりは──2ヵ月半ほど前まで遡る。
運営から謎のアナウンスが聞こえたかと思えば、ドンカイを初めとするプレイヤーの多くは、このどことも知れない異世界に転移させられていた。
いや、これはもう──転生と言うべきかも知れない。
ドンカイはオーガという鬼に似た種族から、そのまま角力神という戦闘系に優れた神族に進化したのだが、外見的特徴はオーガから引き継がれている。
角や牙、3m近い身長などはそのままなのだ。
神族という新たな肉体を受肉させられた。
ドンカイとしては、そんなイメージがしっくりきたのだ。
とにもかくにも、異世界だろうと無駄死にするつもりはなく、ドンカイは生きるために行動を起こした。武者修行の旅だと思えば苦にもならなかった。
現実で似た地域を挙げるならば──アフリカのサバンナ地帯。
やや乾燥した大地だが、まばらに植物や樹木が生い茂り、時に枯れかけた川や沼めいた水溜まりがあるくらい。動物やモンスターもまばらだが生息している。
アルマゲドンにも似たようなエリアがあったはずだ。
そんな異世界をドンカイは彷徨った。
途中、同じ境遇のプレイヤーと出会い、この状況を生き抜くためパーティーを組んで協力することになった。人数はドンカイを含めて合計7人。
やがて──ドンカイたちはこの街に辿り着いた。
サバンナ地帯に突然、何の脈絡もなく、日本のどこかにありそうな街がぽっかりと出現したのだ。しかも、完全に廃墟と化していて人気はない。
まるで天地創造をした巨人が、この街だけを日本から引っこ抜いて、この異世界へ無造作に置いたような違和感があった。
それぐらいミスマッチな風景だった。
「なんじゃ? こんなところに街が……?」
ドンカイたちは不審に思いながらも街に足を踏み入れる。
その瞬間──何者かとすれ違った気がした。
そんな気がした、と言えばそれまでだが、確かに自分の身体を触りながら何者かが街の外へ出て行くような気配があったのだ。
思わず振り返ると、次の異変がドンカイたちを襲う。
振り返るとそこに──街が広がっていた。
ドンカイたちはサバンナ地帯から街に一歩踏み込んだだけ、振り返れば乾いたサバンナの大地が広がっているはずなのに、それが消えていたのだ。
あるのは崩壊したコンクリートジャングル。
それがどこまでもいつまでも、果てしなく続いていた。
「まるで怪談じゃな……」
ドンカイは冷や汗を滲ませてしまった。
わけがわからないまま、ドンカイたちはこの街を探索することになった。出ようにも出られないので、脱出の手段を探す意味合いもあった。
「東京都由明区……東京24区?」
倒れた電柱や街の案内板を調べると、ここが東京には存在しないはずの24区ということがわかった。パーティーメンバーの何人かが“幽冥街”という都市伝説を知っており、その話題で少しだけ盛り上がった。
我々プレイヤーだけではなく──現実の土地まで転移している。
この事実をどう受け止めればいいのか?
街ごと転移しているのならば、ここに住んでいた住人はどうした?
見る影もない廃墟から察するに、住民はモンスターにでも殺されたのか?
憶測と推測が飛び交い、この話に興奮する者まで現れる始末だ。
だが、その盛り上がりに水を差す者が現れた。
あの多脚蜘蛛の群れである。
1本の脚に10もの関節を持ち、その節くれ立った脚を18本も持つ百足のような大蜘蛛だ。アルマゲドンでは見なかったモンスターである。
この幽冥街に辿り着くまでの道中、様々なモンスターや生き物と遭遇してきたが、どれもアルマゲドンで見掛けたものばかりだった。
『ここは異世界などではなく、アルマゲドンの新しいワールドの一部ではないか? 我々はサーバーの不具合で飛ばされただけではないか?』
そんな考察をする者もいたが──彼は真っ先に多脚蜘蛛に捕まった。
勿論、ドンカイたちは捕まった者を助けようと奮戦した。多脚蜘蛛は大して強くないので、アルマゲドンで鳴らしたドンカイたちならば楽勝だった。
しかし、数が多い──半端ではない。
1匹見たら1000匹来る勢いだった。
おまけに倒しても倒しても、次から次へと湧いてくる。
多勢に無勢とはまさにこのこと、ドンカイたちは捕まった者を助け出して一目散に逃げ出した。どうやら地の利は蜘蛛たちにあるようで、ドンカイたちはこの街のことを何一つ知らない。この不利な状況では戦略的撤退も致し方ない。
逃げる途中──また見慣れぬバケモノに遭遇した。
それは紛うことなきバケモノなのだが、部分的に人間と酷似した特徴を持っている不思議なバケモノだった。
5mを超えるゴリラのような巨体を誇るが、頭が潰れていて口が横に大きく開いた者。10mを超える蛇みたいな細長い身体なのだが、顔は人間のそれで短く退化した手足を持つ者。3mとこの中では小柄だが人間とよく似た体躯で、肘から先がカマキリのようになっていて、球体の顔に大きな一つ目がある者。
超現実主義の極み──パーティーの誰かがそう呟いた。
うまいことを言う、とドンカイは感心したものだ。
超現実主義とは、夢のように理性でコントロールできない、現実ではありえない無意識の世界を模索すること。意識や認識よりも奥底にあるもの、潜在意識から立ち上る自由な表現力。人間の原始的な感情を拘束する精神や理性、そこから解き放たれた新たな世界観を描くことに腐心した絵画群のことだ。
……という先輩力士の受け売りをドンカイは脳内再現してみた。
未だに文言は覚えているが、内容はさっぱりわからない。
どうもドンカイの兄弟子は骨董マニアだったり絵画収集にハマったりと、高尚な趣味に手を出す人が多くて、その付き合いで勉強させられてしまった。
今にして思えばインテリが多かったのだろう。
ドンカイたちを襲う怪物は、そうした絵画に現れそうなものだった。
そいつらも多脚蜘蛛のようにドンカイたちへ襲いかかってきた。こちらは多脚蜘蛛より強くて1体倒すのにも手間がかかる。
結局、また逃げの一手を打つしかない。
逃げる途中、誰かがあのバケモノのことをこう呼んだ。
『――ニンゲンモドキ』
外見から皮肉った呼び方だが、不思議に得心させるものがあった。
多脚蜘蛛にニンゲンモドキ。
この2種の怪物に追い立てられるように、ドンカイたちは幽冥街を逃げ惑う。逃亡の最中、1人また1人と連中の餌食になっていった。
ドンカイたちが残り4人になった頃──クロコたちと出会った。
クロコたちもまた5名ほどのパーティー(最初はあちらも8名ほどいたとか)で、多脚蜘蛛の大群から全速力で逃げている最中だった。
クロコはパーティーの仲間を逃がすため、殿を務めていた。
雑居ビルが建ち並んだ通りをクロコたちは逃げている。
「準備──地雷」
走る途中で振り返り、クロコが小さく呟く。
多脚蜘蛛の行く手にはいつの間にか多数の地雷が仕掛けられており、その上を通った蜘蛛たちを吹き飛ばしていく。
だが、あれでは足止めにしかならない。
「準備──狙撃、狙撃、狙撃、狙撃、狙撃…………」
クロコは走りながらブツブツと呟く。そして、最後に多脚蜘蛛の群れを指し示して何者かに命令するような一言を告げる。
「──殺戮領域完成、掃射」
鼓膜を突き破るような銃声が鳴り響いた。
通りに立ち並ぶ無数の廃墟から多脚蜘蛛に向けて、何十丁もの銃火器による砲火が浴びせかけられたのだ。
しかも左右から弾道を交差させる形で──。
その狙撃手たちが何者かはわからない。
しかしクロコの指示で動いていることは疑いようがない。また、何十丁もの銃砲を左右二手に分けて、一斉射撃を交差させる攻撃方法は見たことがあった。
昔、戦国時代物の漫画で読んだ記憶がある。
「フッ……殺し間へようこそ」
クロコはドヤ顔でそう言った。彼女も愛読者らしい。
だが油断大敵、勝ち誇る彼女にニンゲンモドキが忍び寄っていた。
「余所見しちゃいかんぞ!」
そこにドンカイが割り込み、張り手でニンゲンモドキを張り飛ばした。
一瞬、呆気に取られるクロコをドンカイは小脇に抱える。
「失礼、こうした方が早いわい」
「あら大胆ですわね」
満更でもないクロコを抱え直して、ドンカイは空いた轟腕を振り翳す。
──【大洋と大海を攪拌せし轟腕】
これこそがドンカイの覚醒した過大能力。
ドンカイの両腕はこの異世界のどこかにある海と繋がっているようで、海にまつわるものを操ったり呼び出したりすることができるのだ。
「むぅぅぅぅぅん!」
突き出した轟腕から大津波が巻き起こり、多脚蜘蛛もニンゲンモドキも一緒くたに押し流す。まだだ、この程度では安心できない。
ドンカイは近くに転がっている大小の看板に目をつけた。
大きい看板をプレイヤーたちに投げつける。
「御主らはそれに乗れぇ! ぬうぅぅぅぅぅりゃぁぁぁぁぁっ!」
今度は轟腕を地面に叩きつけると、そこから大津波どころではない大瀑布を発生させて、その場の何もかもを海水の激流で洗い流す。
ドンカイは小振りな看板に乗り、サーフィンの要領で波を乗りこなす。プレイヤーたちも大きな看板を船代わりにして波に乗っていく。
「サーフィンもこなすとは……さすがはスポーツ好きで知られた元横綱、呑海関。現大海洋親方……芸達者ですわね」
ドンカイの小脇でクロコは口笛を吹いて賞賛した。
「むぅ! 娘さん、どうしてワシのことを……?」
訝しむドンカイに対して、素知らぬ顔で当然のように答えた。
「有名人ですもの、知っていて当然ですわ」
細かい話は後じゃ、とドンカイは豪腕から海流を解き放って付近一帯を水没させるほど増水させ、巻き起こる波に乗っていく。
船代わりの大看板に乗ったプレイヤーたちとともに逃げ続けた。
こうして──ドンカイとクロコは窮地を脱したのだ。
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