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第八夜 変性女子
第3話 お兄様へ……
しおりを挟む客間を出て別館へ赴く一行──。
ハットと信一郎を先頭に、阿美、美吽、葵が続く。
長い廊下を歩きながら、前触れもなくハットが話しかけてきた。
「時に先生、幽谷響があんな僧侶の格好をしている理由──御存知ですか?」
「それなら少し前に『方相氏』の周介君から聞いたよ。彼や幽谷響はどこぞのお寺で古流武術の稽古をしてたんだって? その関係でお坊さんの格好をしてるんだって聞いたけど……」
「大体あってますね。では、その寺院の宗派は知っていますか?」
「そこまで詳しくは……武術と関係のある宗派って日本にあったかな?」
「──力法宗」
背後から葵がボソリと呟き、その名前を告げた。
「え……力法宗? そんな宗派あったかな? 聞いたことないんだけど……」
多くを語らない葵に代わり、その解説をハットが引き継いだ。
「先生が知らなくても当然です──なにせ力法宗は、その宗派ごと魔道に堕ちたんですからね。表の世界では語り継がれていません」
力法宗とは禅宗の一派だったらしい。
その禅宗の内のひとつ、臨済宗の修行には“公案”というものがある。
これは悟りを開いた先人たちの言葉や行いの記録である。
ここから師匠は弟子たちに問題として課題を与える。これを解くことによって弟子たちは悟りへと導かれるのだ。
しかしこの公案、禅問答と俗称されるほど意味不明な問題ばかり。
おまけに正解というものがない。
囚われない心で考えることで悟りを開こうとするのが公案なのだ。
この公案では師弟で激しく議論することもあり、時には罵り合いから取っ組み合いの大喧嘩になったこともあるという。
昔──ある寺で公案を巡って師匠と言い争う修行僧がいた。
「その修行僧は堪忍袋の緒が切れて、師匠に殴り掛かったそうです」
「まあ禅宗の名僧のエピソードでは暴力で悟りを開いた人もいたっていう話だから、珍しくはないけれど……お坊さんが殴り合いってどうかと思う」
彼らは殴り合い、叩き合い、蹴り合い、その果てに見出してしまった。
悟りを開くのに言葉は不要──その真理を拳で語れ
「ちょ、ちょっと待って、じゃあ何? その力法宗っていうのは……肉体言語で悟りを開こうっていう超肉体派な手段に打って出たっていうの?」
「はい、結果として宗派自体が魔道に堕ちた、極めてレアなケースです」
その一派は修行のために肉体を鍛え、殴り合いを円滑にするため武術を発展させていった。やがて武術に修行の重点を置き、より技術を高めるために様々な武術を取り込んでいく。
ひたすら強さを求めて修行を重ね、真の強者となって悟りを得る。
本来の禅から逸脱したその信条は、全ての禅宗から見限られるものだった。
「そして魔道に堕ちた……少林寺も真っ青な厨設定だね」
「かくして力法宗は魔道における武術の一派となりました。昔のことはよく知りませんが、今では力を求める魔道師に門戸を開いており、何人かの魔道師は力法宗の技を会得しています」
話ながら歩いている内に、別館のダンスホール前に着いていた。
阿美と美吽が前に回り、ダンスホールの入り口を開ける。
「幽谷響はね──その力法宗において管長に継ぐ実力の持ち主なんですよ」
ダンスホールに入った瞬間、メイドの雨が降ってきた。
ホール中央では幽谷響が踊るように目まぐるしく動いている。
次から次へとメイドたちに襲いかかられているが、それを軽やかに躱して、避けて、受け流して、宙へと投げ飛ばしていく。
信一郎はこれに別段驚きはしなかった。
「喧嘩させても強いのは知ってたけど……これほどとはね」
「幽谷響は男性にしては小柄、体格や膂力に任せた武術は不向きです。だからこそ相手の力を利用する合気道のような技を極めたのでしょうね」
幽谷響はほとんど動かず、襲ってくるメイドたちを投げ飛ばしている。
それがどれだけ武術を極めた結果なのか、想像も付かない。
「あれは格闘技を嗜んでましたってレベルじゃないな……」
「幽谷響は強さに執心していた時期があると、年配の魔道師から聞いたことがあります。その事情は定かではありませんが、噂では武術以外にも複数の魔道師の技術を学んだとか盗んだとか……」
「あいつ何足の草鞋を履いてるんだ? 二足どころじゃないだろ?」
魔道師『幽谷響』──未だに謎の多い男である。
死屍累々なメイドの群れの中、青い顔をした真奈がガタガタ震えていた。
「ト、トッツアンごめーん! 謝りますからもう止めてー! みんなのライフはもうゼロよ? 明日からの仕事に障るからもう勘弁してやってー! ナメてかかってスンマセンしたー!!」
白旗ならぬ白いブラジャーを振って真奈は降参する。
真奈の泣き顔に満足したのか、幽谷響はサディスティックに笑っていた。
「もう終いでございやすか? ちと遊び足りねぇんでやすがねぇ」
「ヒィィーッ!? やめてよして触らないであっち行ってー! 空中三十回転捻りなんてもうイヤァァーッ!?」
真奈は『百々目鬼』の能力で逃げると、ハットの背後に隠れた。
肩にしがみつく真奈の頭をハットは撫でてやる。
「幽谷響、あんまりウチのメイドをイジメないでくれないか?」
「吹っ掛けてきたのはそちらですぜ? それをとや……か…………く…………」
いつもの調子で話していた幽谷響が、その途中で絶句した。
目を点にして見つめる先──そこに葵が立っている。
唖然呆然とする幽谷響は震える指先を葵に突きつけた。
それを受けた葵はほんのわずかに、それこそ注視していないと見過ごしてしまうくらいわずかに、口元を緩ませて微笑んだのだ。
「お、おまえ…………葵か!?」
「お久し振りでございます──お兄様」
表情を変えず、感情を表さず、葵はスカートの裾を摘んで楚々と挨拶する。
幽谷響はそれが気にくわないとばかりに渋い顔だが、いつもの凶相とは異なる厳しい表情になった。まるで子供を叱る父親のような形相である。
「葵……こんなとこで何をしてやがる? その戯けたナリはなんだ?」
幽谷響はいつもの口調を忘れるほど怒っているようだ。
いつにない迫力を醸し出している。
葵はそれを正面から受けて平然と答えていた。
「はい、二年ほど前から、この魔酔館にてメイドとして奉仕しております」
「二年前って……進学してすぐじゃねえか!? 大学はどうした!?」
「得るものが無さそうなのでとうの昔に退学しました」
「何してやがんだ!? お兄ちゃん何遍も言っただろ! 大学だけは出とけよって! それにその巫山戯た格好はなんなんだ! お兄ちゃん、そんな破廉恥な真似は許さねぇって怒っただろ!!」
「ですがお兄様、葵はどうしてもお兄様のことを諦めきれず……」
「ですがもヨスガノソラもねぇ! どうしてお兄ちゃんのいうこと聞けねぇんだ!? お兄ちゃん、マジで怒るぞ!」
「こればかりは聞き分けられません! 私は……お兄様を愛しているのです!!」
いきなりの愛の告白に、ダンスホールからいくつもの口笛が鳴った。
幽谷響はその口笛を吹き飛ばすような怒鳴り声を上げる。
「だああああああっ! その台詞も聞き飽きたわ! いいか葵! その気持ちには天地がひっくり返っても応えられねぇと何万遍繰り替えしゃいいんだ! いいかげん諦めやがれ!!」
黙って聞いていた信一郎だが、耐えられないのでハットに訊いてみた。
「ねえハット君……あの二人、どういう関係? まさか本当に兄妹?」
「正確に言えば義兄弟ですかね。ほら、今さっき話に出た力法宗、葵ちゃんは力法宗管長のお孫さんで、幽谷響は管長の一番弟子。管長のお寺で一緒に暮らしていた兄弟弟子という間柄なんですよ」
なるほど、それで『お兄様』で『お兄ちゃん』なわけだ。
今まで無表情だった葵だが、胸に手を当てて切なそうに訴えた。
「お兄様はどうして……どうして葵の愛を受け入れてくださらないのですか?」
「だから何遍も言わせんじゃねえ! 愛とかどうとか以前に──」
「おまえ──“男”だろうが!!」
「…………は?」
こいつ何を言ってんだ? と信一郎は放心しかけてしまった。
「おい幽谷響、葵ちゃんは女の子……」
「先生、こいつの見た目に騙されちゃいけやせんぜ! こいつぁ先生も顔負けするぐらい美少女みたいな面と悩ましい体型をしておりやすがね……正真正銘、紛う事なき男なんでございやすよ!!」
この頃流行の男の娘ってやつでさ、と幽谷響は付け加えた。
「いや、そんな馬鹿な。だって『木魂』で葵ちゃんを調べたけど……」
そこまで言いかけた信一郎は気付いた。
幽谷響も思い至ったらしく、信一郎と同時にそちらへ目をやる。
「──そう、僕の仕業ですよ」
待っていました、とばかりにハットが満面の笑みで語り出した。
「葵ちゃんは幼い頃から大好きなお兄様に愛の告白をした。だが、男であるために受け入れてもらえなかった……ならば身も心も完全な女性になればいい、と考えて我が朱雀院家の門を叩いた」
次にハットは信一郎の方を向いた。
「葵ちゃんがこの屋敷を尋ねた頃、この狂気のマッドサイエンティストである朱雀院ハットは、その才能を完膚無きまでに打ちのめされていたのです」
「狂気のマッドサイエンティスト……え? ハット君が打ちのめされた? もしかして、私がメイドさんたちを見分けたことを言ってるのか?」
朱雀院家のメイドには男性から女性に変えられた者も少なくない。
いや、結構いる。かなりいる。
信一郎はその全員を『木魂』の能力で見分けてしまったのだ。
骨格に男性の名残がある、臓器の配置が微妙にズレてる、遺伝子の配列が男性のまま……そういう細かい指摘をしたら、ハットが予想以上にショックを受けていたのを覚えている。
「そう、それです。性転換なんて僕の技術力ならお茶の子さいさい……そう思っていた時期が僕にもありました。だがしかし、僕はとんだ甘ちゃんだった、井の中の蛙、大海を知らずです」
ハットは演技っぽく身振り手振りを加えて語り続ける。
「先生の御指摘を受けて僕は目覚めました。たかが性転換されど性転換、人体改造技術を以てすれば造作もないと侮るなかれ。完全な女性体を造り上げることが如何に困難かを思い知らされたんです。だから僕は研究をやり直しました。生まれた時から女性だった、と『木魂』ですら勘違いするような完璧な女性への性転換技術に着手したんです。その研究成果として──」
オーバーアクションでハットが手を振ると、葵が静かに一礼した。
「──葵が1人の女性として此処におります」
葵はハットが本腰を入れて改造した男性から女性への性転換者らしい。
だとしたら、その技術力は完璧を通り越してもはや神業である。
なにせ生命を司る『木魂』の能力を以てしても見破れなかったのだ。
葵は──生物学的に完全な女性体だった。
「なるほど、それで今日この日にこうして私たちを引き合わせるセッティングをしたわけか、道理で私に葵ちゃんを確認させたがるわけだ……しかしハット君、君の才能には脱帽するよ」
その執念に呆れながらも信一郎は拍手を送った。
「先生に認められるのは褒められるよりも光栄なことです」
ハットが嬉しそうに一礼をした後、ダンスホールを揺るがす音が響いた。
それは幽谷響が踏み鳴らした足音だった。
悪魔さえ尻込みしそうな激怒の形相、その怒りの矛先は大事な弟分を女に変えてしまった狂気のマッドサイエンティストに向けられている。
「朱雀院卿! あんた……ウチの子に何してくれてんだッ!!」
怒り心頭の幽谷響は、今にもハットに殴りかかりそうな勢いだった。
葵はハットの前に出ると、幽谷響の強烈な怒りを受け止めた。
「お兄様、ハット様は何も悪くありません! 私がお兄様に愛されたい一心で懇願したのですから、責任は私にあります! 私はどうしてもお兄様に愛されたかっただけなのです! もしも責められる人がこの場にいるとすれば……私の気持ちをここまで追い込んだお兄様に他ありません!!」
「うっ、くっ…………言うじゃねえか、この野郎」
面と向かって言われてしまえば、幽谷響としても立場がないだろう。
しかし、幽谷響は育ての兄という立場で激昂した。
幽谷響は魔道師の領分を弁えている割に、こういう倫理にはうるさいのだ。それが家族同然の弟分だから尚更なのだろう。
「女装ぐらいなら尻叩きで済ませてやったものを、お兄ちゃんになんの断りもなく性転換して女になるなんざ正気の沙汰じゃねえぞ……お師匠様になんて言い訳するつもりだ!?」
「御祖父様の許可なら承諾済みです」
へ? と間抜けな声を上げる幽谷響に葵は説明した。
「性転換後なので事後報告になりましたが……こちらに御祖父様が来訪された際、女性になった旨とお兄様の許に嫁ぎたいという意向を伝えておきました」
「な、ななな……なんだと!? そ、それでお師匠様はなんて?」
「はい、女性になる旨については『いいよ、ナイスバディな孫娘なんてオレにとってご褒美だ』とのこと。お兄様に嫁ぐ件については『幽谷響がいいってんならオレは文句ねーよ。曾孫が生まれたら顔拝ましてくれ』とのことでした」
「あんのクソジジイッ! アバウトにも限度があんだろ!」
怒り狂う幽谷響と落ち着き払っている葵、その間にハットが仲裁に入る。
「まあ落ち着きたまえよ幽谷響、そんなに怒ることはないんじゃないか? 君が葵ちゃんを受け入れられなかったのは、男の子だったからだろう? しかし、今の葵ちゃんは細胞の末端まで女の子なんだ。月経も定期的にあるし、妊娠して子供を産むこともできる。この大きなオッパイも天然物だから自分のお乳で赤ちゃんだって育てられる。これは君が最も信頼している先生のお墨付きなのだよ?」
「……幽谷響、こればっかりは『木魂』の号に懸けて保証しよう」
ハットの肩を持つわけではないが、葵が女性なのは認めてあげたかった。
そうでもしないと、葵の気持ちは報われそうにない。
「もう葵とお兄様の愛の前に何の障害もないのです──さあっ!!」
「両腕広げて待ち構えてても、そのでかい乳には飛び込まねぇからな!!」
その割には必死で踏み留まっている幽谷響だった。
幽谷響は歯を食いしばり、ボサボサ頭を掻きむしりながら煩悶する。
「葵……確かにおまえは可愛かったよ。他の弟分たちはバカでアホでボンクラで、ものの見事に愚弟ばっかりだ。それに比べておまえは、聞き分けが良くて物覚えが早い。見た目が良いのも手伝って、おまえにばっかり眼を掛けてたのは事実だ……おまえは目に入れても痛くねぇ可愛い弟だったよ」
「でしたらお兄様、どうして……?」
切なく問い掛ける葵に、幽谷響は寂しそうな顔で苦笑した。
「男だとか女だとかじゃね……俺はおまえを弟としてしか見れねぇんだよ」
家族に恋はできない──幽谷響は率直にそう言った。
幽谷響の血縁関係はその素性と同じく不明である。
しかし、今までの会話や『方相氏』などの魔道師から話を聞く限り、彼は力法宗の関係者を家族同然に扱っているようだ。
家族を大切にしているからこそ、幽谷響はあんなに葵を叱ったのだろう。
だが、その告白は葵にしてみれば絶望的なもの。
悲しげに俯いた葵は、胸に押し当てていた両手をダラリと下げた。
「お兄様は葵の愛を受け入れてくれない……そう仰るのですね?」
「そうだよ、弟が妹に変わろうと根っこは同じだ。俺はおまえのお兄ちゃんで……ぐぼああああああああああっ!?」
突然、幽谷響はヒキガエルが潰されるような濁声を上げた。
不可視の力に弾き飛ばされた幽谷響は、ダンスホールの壁に叩きつけられる。
何が起きたかわからない──だが、葵が何かをしたのは間違いない。
届く距離ではないのに、葵はその拳を幽谷響へ向けて突き出していたのだ。
「げほ……あ、葵ぃ、テメェ……ッ!?」
幽谷響は腹を押さえて咳き込み、自分に向かってくる葵を睨んだ。
「お兄様が受け入れてくださらなくても、葵はお兄様への愛を貫きます……たとえお兄様を屈服させてでも……葵のことを愛していただきます!」
持ち上げられた葵の瞳には覚悟の光が宿っていた。
葵は右手を差し出すように伸ばして左手を脇に添え、腰を落として身構える。
「ケッ、上等だコラ……お兄ちゃんを押し倒そうってか?」
幽谷響も立ち直ると、こちらは身構えず前傾姿勢になって両腕を下げた。
闘う気な2人、そこへハットが空気を読まずに声をかける。
「よし、ではこうしよう──負けた方が勝った方の言い分に従うこと、強さを信条として魔道に堕ちた力法宗に相応しい決着じゃないか。双方共に異存はないね?」
ハットが提案するまでもなく、幽谷響と葵はそのつもりだったらしい。
「お兄ちゃんが勝ったら、弟として言うこと聞けよ……葵?」
「では、葵が勝ちましたら、1人の男性として私の愛を受け取っていただきますよ……お兄様?」
かくして──兄弟による愛を懸けた戦いが始まる。
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