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Act.3
#6
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「何をやっているのだ全く――」
高いとも低いとも言えない声。男とも女ともとれる。話し方からもどちらかとは判断できかねる。
「何を同情している? 仲間だからか? だから勝てないのだよ」
するとネットホワイトは身の丈の二倍はあると思われる剣をいつの間にか召喚し、即座にゴーヌの元へ走っていく。
「待っ……!」
健太の止める声も聞かず、ホワイトはゴーヌの目の前で飛び上がると、真っ二つにゴーヌを切り裂いた。
「……っ!」
声さえも出なかった。少しの戸惑いもなく、ゴーヌを切り裂くホワイトに、健太は何も言う事ができなかった。煙幕と共にゴーヌが消えると、残ったマーゴットに向かってホワイトは歩き始める。
「おい、ネットレッドを出せ」
ホワイトに圧倒され動くことができないマーゴットにホワイトは近づいていく。しゃがみ込んでいたマーゴットの首を片手で軽々と持ち上げ、腕を伸ばす。苦しくてホワイトの手を引っ掻くマーゴットだったが、そんな事はお構い無しだった。
『くる……し……やめ……』
「ネットレッドを出せ」
更に首をきつく絞めるホワイト。マーゴットは途切れ途切れたったが、何かの呪文を唱え始めた。すると上空に突然竜也が現れ、真っ逆さまに下降してきた。
「竜也さん!」
健太のいる場所からでは、到底追いつきそうにもなかった。その内にも竜也の体はどんどん加速していった。その時、健太の目の前を素早く何かが移動し、竜也の落下位置に追いついた。危機一髪の所で竜也を受け止めたのは、ゴーヌから落下した時に左腕を失った想だった。右腕と体全体で竜也を受けとめ、わずかにホっとする。
竜也にかけたものと同じ術をホワイトにかけようとしたマーゴットにホワイト気づき、襲ってくる闇を一太刀で葬り、マーゴットを空高く放り上げると剣を構えた。
ホワイトの剣をサーベルが止め、マーコットは地面に叩きつけられる。その様子は普通の子どもそのままたった。ホワイトはサーベルを振り払うとマーゴットに歩み寄り、剣を振り上げる。
カキィ……ン。
再びサーベルが邪魔をし、ホワイトはそのサーベルの主、沙弥を見る。
「何のマネだ」
「そこまでやるこたぁねーんじゃねーの?」
「うるさい」
「いくらガキだからってこーゆー殺し方はねーだろ」
「邪魔するな、望月沙弥」
「!?」
誰も知り得なかった沙弥の本名をなぜホワイトが知っているのか。幸いその言葉を他の四人には聞かれていなかったものの、四人にバレてしまう事を恐れた沙弥はホワイトに斬りかかる。それを見た想は沙弥を止める為に走る。
「バカ! 望月お前同士討ちする気かよ!!」
「黙ってろ想!」
「同士……? 仲間だと? お前達と……?」
嘲笑うように見るホワイトに、沙弥の神経が逆撫でされる。斬りかかろうとしたが想にサーベルを取り上げられ、還されてしまっていた。
「一つ勘違いしている様だな」
「何がだよ」
「仲間という事だ」
言うと同時に姿を消してしまったホワイト。不可解な点が多いホワイトに沙弥と想はあ然とする。
高いとも低いとも言えない声。男とも女ともとれる。話し方からもどちらかとは判断できかねる。
「何を同情している? 仲間だからか? だから勝てないのだよ」
するとネットホワイトは身の丈の二倍はあると思われる剣をいつの間にか召喚し、即座にゴーヌの元へ走っていく。
「待っ……!」
健太の止める声も聞かず、ホワイトはゴーヌの目の前で飛び上がると、真っ二つにゴーヌを切り裂いた。
「……っ!」
声さえも出なかった。少しの戸惑いもなく、ゴーヌを切り裂くホワイトに、健太は何も言う事ができなかった。煙幕と共にゴーヌが消えると、残ったマーゴットに向かってホワイトは歩き始める。
「おい、ネットレッドを出せ」
ホワイトに圧倒され動くことができないマーゴットにホワイトは近づいていく。しゃがみ込んでいたマーゴットの首を片手で軽々と持ち上げ、腕を伸ばす。苦しくてホワイトの手を引っ掻くマーゴットだったが、そんな事はお構い無しだった。
『くる……し……やめ……』
「ネットレッドを出せ」
更に首をきつく絞めるホワイト。マーゴットは途切れ途切れたったが、何かの呪文を唱え始めた。すると上空に突然竜也が現れ、真っ逆さまに下降してきた。
「竜也さん!」
健太のいる場所からでは、到底追いつきそうにもなかった。その内にも竜也の体はどんどん加速していった。その時、健太の目の前を素早く何かが移動し、竜也の落下位置に追いついた。危機一髪の所で竜也を受け止めたのは、ゴーヌから落下した時に左腕を失った想だった。右腕と体全体で竜也を受けとめ、わずかにホっとする。
竜也にかけたものと同じ術をホワイトにかけようとしたマーゴットにホワイト気づき、襲ってくる闇を一太刀で葬り、マーゴットを空高く放り上げると剣を構えた。
ホワイトの剣をサーベルが止め、マーコットは地面に叩きつけられる。その様子は普通の子どもそのままたった。ホワイトはサーベルを振り払うとマーゴットに歩み寄り、剣を振り上げる。
カキィ……ン。
再びサーベルが邪魔をし、ホワイトはそのサーベルの主、沙弥を見る。
「何のマネだ」
「そこまでやるこたぁねーんじゃねーの?」
「うるさい」
「いくらガキだからってこーゆー殺し方はねーだろ」
「邪魔するな、望月沙弥」
「!?」
誰も知り得なかった沙弥の本名をなぜホワイトが知っているのか。幸いその言葉を他の四人には聞かれていなかったものの、四人にバレてしまう事を恐れた沙弥はホワイトに斬りかかる。それを見た想は沙弥を止める為に走る。
「バカ! 望月お前同士討ちする気かよ!!」
「黙ってろ想!」
「同士……? 仲間だと? お前達と……?」
嘲笑うように見るホワイトに、沙弥の神経が逆撫でされる。斬りかかろうとしたが想にサーベルを取り上げられ、還されてしまっていた。
「一つ勘違いしている様だな」
「何がだよ」
「仲間という事だ」
言うと同時に姿を消してしまったホワイト。不可解な点が多いホワイトに沙弥と想はあ然とする。
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