441 / 535
第十一章
388 城での進化 ①
しおりを挟む
そうして案内してもらったのは、広々とした訓練場である。今の時間は使われていないみたいだし、ここならば進化させた配下を召喚しても大丈夫だろう。
また案内してくれたメイドのルイーザが、人払いをするか訊いてきたけれども、別に構わないと言っておく。
もはやこの城では、俺の存在やある程度の能力について、知れ渡っているみたいだしな。
見ればチラチラと、俺の様子を伺っている者たちがいた。中には、祈る者までいる感じである。
何だか少し気になるが、この城に滞在している間に慣れるしかないな。逆にコソコソする方が、面倒な気がする。
そう思いつつ、俺はまず進化させる順番を決めることにした。
うむ。ランクアップモンスターが先で、次にフュージョンモンスターにしよう。その中での順番は、入手順でいいか。
今回進化させるのは四体であり、順番はトーン、ルトナイ、サン、アロマという感じで決めた。
そういえば一度に四体も進化させるのは、初めてのことだな。そう考えると、何だかワクワクしてくる。
どのような進化を遂げるのか、俺は今から楽しみで仕方がない。
そして俺はいよいよ、配下たちの進化を実行に移す。
よし、まず最初は、トーンからだ。
俺はトーンのカードを取り出すと、生贄となる代償のカードを用意する。
トーンはCランクのトレント系なので、代償は同じCランクでトレント系である、アプルトレントが十枚だ。
ランクアップモンスターは、基本的に同じ系統で同じランクなら、代償の枚数は十枚で済む。
だが代償にするカードのランクが低いと、必要な枚数が増える感じだ。
なので今回は、アプルトレント十枚で問題ない。ちなみにアプルトレントの枚数はこれで、三十枚から二十枚になる。
そうして俺は、トーンの進化を実行した。それによりカードが一瞬輝き、トーンのカードが新たな姿を現す。
よし、無事に進化ができたみたいだな。いったいトーンは、どれくらい強くなったのだろうか。
俺はそう思いながら、早速その内容を確認してみた。
種族:デスウォールトレント(トーン)
種族特性
【闇盾の木壁】【ルーツウォール】
【身体操作上昇(中)】【エナジードレイン】
【生命感知】【偽装擬態】【貯蔵】
【苗床吸収】【骸木人生成】
エクストラ
【ランクアップモンスター】
スキル
【樹液果実生成】
進化を遂げたトーンはネクロトレントから、新たにデスウォールトレントになったようである。
カードから確認できる容姿は、以前と似たような雰囲気があった。
黒茶色の木の部分と、中央付近にある目は赤く吊り上がっている。
以前との違いは、葉の色が赤色からトレント本来の緑色に戻ったことだろうか。
おそらくランクとしては、順当にBランクになったような気がする。
また気になったスキルの効果も、確認してみた。
名称:【闇盾の木壁】
効果
・一日に三時間周囲に闇の結界を展開する。
・このスキルには以下の効果が内包される。
【盾適性】【闇属性適性】
【闇属性耐性(中)】【物魔耐性(小)】
【硬化】【再生】【ガード】【パリィ】
【シールドバッシュ】【挑発】
【シャドーニードル】【シャドーバインド】
名称:ルーツウォール
効果
・盾のような根の塊を影響範囲内で生成し、操作することを可能とする。
名称:樹液果実生成
効果
・樹液を生成する。
・果実を生成する。
色々とスキルや装備が消失したと思っていたが、どうやら【闇盾の木壁】というスキルに、だいたいは内包されたらしい。
また周囲に闇の結界を展開できるらしく、どのような効果なのかはまだ未知数だ。これはあとで試してみようと思う。
それと他にはルーツウォールという、盾のような根の塊を生み出して操ることができるようだ。
おそらくこれは、盾スキルと組み合わせて運用する形だろう。盾としての役割と同時に、トーンのメインウエポンになるような気がした。
そして樹液生成が、樹液果実生成に進化している。今回の進化による、スキルのランクアップ対象になったのだろう。
効果内容はふわっとしているが、これは期待ができる。どのような樹液と果実が生成されるのか、実に楽しみだ。
スキル構成を見た感じ、トーンは順当に強みを伸ばした進化を遂げたようである。
さて、確認も済んだし、実際にトーンを召喚してみよう。
そう思い俺は、早速進化したトーンを訓練場の広い場所で召喚した。
「トーン、出てこい!」
「――ギィ」
すると以前よりも低い、まるで木が擦り合わさったような声を響かせながら、トーンが現れる。加えてその大きさは、予想以上だった。
「おおっ、でかいな……」
「――ギギッ」
トーンのサイズは見上げるほど大きく、何より横にも太い。
高さは二階建ての家くらいであり、横幅は高さよりは当然細いものの、まるで壁のように広かった。
正直部屋の中で召喚していたら、大変なことになっていただろうな。
また以前のように木の一部が縦に開くと、中にはハエトリグサのような鋭い歯が並んでいる。
加えてよく見れば、口内にも様々なトゲや鋭い根っこなどが確認できた。
おそらくその中に放り込まれたら、生還することは困難だろう。
それにスキル以外の基礎能力も高そうだし、Bランクモンスターの中でも、強い方だと思われる。耐久面でいえば、Aランク相当なのは確実に違いない。
しかし今後の壁役としては申し分ないが、やはりネックなのはその大きさである。場合によっては、マイナスの方向に働くこともあるだろう。
ふむ。これは縮小のスキルオーブを手に入れて、覚えさせる必要がありそうだな。
確かまだあったはずだが、他にも縮小のスキルを覚えさせたい配下がいる。それに今後も縮小のスキルは必要になるだろう。
なのでどうにかして、縮小のスキルオーブを新たに入手したい。とりあえずそれについては、後で考えよう。
そう思いつつ、俺は気になっていたスキルを実際に使わせてみることにした。
まずは、【闇盾の木壁】の結界である。
「トーン、結界を出してくれ」
「――ギィ!」
命じてみるとその瞬間、紫色の半透明な結界が、トーンを中心に半円状に広がった。
なるほど。こんな感じになるのか。
トーンに使ってみた感じを訊いてみると、どうやら敵を中に入れないようにすることができるらしい。また味方判別をした者は、出入りが自由なようだ。
加えて物理攻撃はもちろんのこと、魔法攻撃も防ぐことができるとのこと。ただ見た目通り、闇属性には強く、光属性などには弱いみたいだ。
一日に三時間とはいえ、もしもの時は即座に展開できるので、便利なことには違いない。
また範囲を狭めれば強度が上がり、広げればその分強度が下がるので、注意が必要のようだ。
そうして次に、ルーツウォールを試すことにした。
「トーン、次はルーツウォールだ」
「――ギギ!」
すると周囲の地面から、巨大な根っこが無数に姿を現す。途中までは太い普通の根っこなのだが、先端は盾のように四角く、巨大な根っこの集合体のような感じになっている。
また自由に動かせるようであり、とても迫力があった。人一人など、簡単に押し潰せそうな規模である。
何より一本だけではなく、無数に生やすことができるのが素晴らしい。これは集団戦でも、活躍しそうである。
更にこのルーツウォールへと硬化を発動した上で、シールドバッシュを行えば、大抵の敵はひとたまりもないだろう。
やはりこのルーツウォールは、トーンにとってはメインウエポンになりそうだ。
そうしてルーツウォールを解除してもらうと、一瞬で腐るようにして小さくなり、瞬く間に消えてしまった。
どうやら生成した後も残り続けるということは、無いようである。
そして最後に、【樹液果実生成】を試すことにした。
「トーン、最後に樹液果実生成を頼む」
「――ギギィ!」
俺がそう命じると、トーンは自身の根っこの一つを俺の元へと伸ばし、スキルを発動する。
するとトーンの根っこに、アプルの実が生った。どうやら根っこの先からでも、果実が作れるようだ。
早速取って齧ってみると、甘さと酸味が良い塩梅で口の中に広がる。とても美味しかった。
これはアプルトレントのアプルよりも、数段上かもしれない。これは高級フルーツ店にも、出せるレベルだろう。
「にゃにゃ!」
「ああ、レフにもやろう」
「にゃぁ!」
ここまでついて来ていたレフにも、俺の食べかけだが分け与えてやる。するとレフはトーンの作り出したアプルの果実を、シャクシャクとおいしそうに食べ始めた。
続いてアプルの次は、トーンシロップも出してもらう。これも根っこの先端から、まるで蜂蜜を垂らしたかのようにして溢れ出す。
それを軽く指ですくって舐めてみると、加工処理をしていないにもかかわらず、とても甘く美味しかった。
加えてこれもアプルと同様に、以前口にしたトーンシロップよりも、数段上の美味しさだったのである。
またこれまでのトーンシロップは、そのままだと水っぽく、濃縮させることであの甘さを実現していたのだ。
しかしこの新しいトーンシロップは、その濃縮工程をしなくてもいいようである。手間が減った上で、なおかつ大量生産もできるようだ。
これはトーンシロップが大好物の、リーフェも喜ぶことだろう。実際カードから出たがっているが、次の進化が控えているので、後で渡すことにして出ないように抑え込んだ。
とりあえず、トーンの進化結果は以上である。
俺はそうしてトーンをカードに戻すと、次はルトナイのカードを取り出すのだった。
また案内してくれたメイドのルイーザが、人払いをするか訊いてきたけれども、別に構わないと言っておく。
もはやこの城では、俺の存在やある程度の能力について、知れ渡っているみたいだしな。
見ればチラチラと、俺の様子を伺っている者たちがいた。中には、祈る者までいる感じである。
何だか少し気になるが、この城に滞在している間に慣れるしかないな。逆にコソコソする方が、面倒な気がする。
そう思いつつ、俺はまず進化させる順番を決めることにした。
うむ。ランクアップモンスターが先で、次にフュージョンモンスターにしよう。その中での順番は、入手順でいいか。
今回進化させるのは四体であり、順番はトーン、ルトナイ、サン、アロマという感じで決めた。
そういえば一度に四体も進化させるのは、初めてのことだな。そう考えると、何だかワクワクしてくる。
どのような進化を遂げるのか、俺は今から楽しみで仕方がない。
そして俺はいよいよ、配下たちの進化を実行に移す。
よし、まず最初は、トーンからだ。
俺はトーンのカードを取り出すと、生贄となる代償のカードを用意する。
トーンはCランクのトレント系なので、代償は同じCランクでトレント系である、アプルトレントが十枚だ。
ランクアップモンスターは、基本的に同じ系統で同じランクなら、代償の枚数は十枚で済む。
だが代償にするカードのランクが低いと、必要な枚数が増える感じだ。
なので今回は、アプルトレント十枚で問題ない。ちなみにアプルトレントの枚数はこれで、三十枚から二十枚になる。
そうして俺は、トーンの進化を実行した。それによりカードが一瞬輝き、トーンのカードが新たな姿を現す。
よし、無事に進化ができたみたいだな。いったいトーンは、どれくらい強くなったのだろうか。
俺はそう思いながら、早速その内容を確認してみた。
種族:デスウォールトレント(トーン)
種族特性
【闇盾の木壁】【ルーツウォール】
【身体操作上昇(中)】【エナジードレイン】
【生命感知】【偽装擬態】【貯蔵】
【苗床吸収】【骸木人生成】
エクストラ
【ランクアップモンスター】
スキル
【樹液果実生成】
進化を遂げたトーンはネクロトレントから、新たにデスウォールトレントになったようである。
カードから確認できる容姿は、以前と似たような雰囲気があった。
黒茶色の木の部分と、中央付近にある目は赤く吊り上がっている。
以前との違いは、葉の色が赤色からトレント本来の緑色に戻ったことだろうか。
おそらくランクとしては、順当にBランクになったような気がする。
また気になったスキルの効果も、確認してみた。
名称:【闇盾の木壁】
効果
・一日に三時間周囲に闇の結界を展開する。
・このスキルには以下の効果が内包される。
【盾適性】【闇属性適性】
【闇属性耐性(中)】【物魔耐性(小)】
【硬化】【再生】【ガード】【パリィ】
【シールドバッシュ】【挑発】
【シャドーニードル】【シャドーバインド】
名称:ルーツウォール
効果
・盾のような根の塊を影響範囲内で生成し、操作することを可能とする。
名称:樹液果実生成
効果
・樹液を生成する。
・果実を生成する。
色々とスキルや装備が消失したと思っていたが、どうやら【闇盾の木壁】というスキルに、だいたいは内包されたらしい。
また周囲に闇の結界を展開できるらしく、どのような効果なのかはまだ未知数だ。これはあとで試してみようと思う。
それと他にはルーツウォールという、盾のような根の塊を生み出して操ることができるようだ。
おそらくこれは、盾スキルと組み合わせて運用する形だろう。盾としての役割と同時に、トーンのメインウエポンになるような気がした。
そして樹液生成が、樹液果実生成に進化している。今回の進化による、スキルのランクアップ対象になったのだろう。
効果内容はふわっとしているが、これは期待ができる。どのような樹液と果実が生成されるのか、実に楽しみだ。
スキル構成を見た感じ、トーンは順当に強みを伸ばした進化を遂げたようである。
さて、確認も済んだし、実際にトーンを召喚してみよう。
そう思い俺は、早速進化したトーンを訓練場の広い場所で召喚した。
「トーン、出てこい!」
「――ギィ」
すると以前よりも低い、まるで木が擦り合わさったような声を響かせながら、トーンが現れる。加えてその大きさは、予想以上だった。
「おおっ、でかいな……」
「――ギギッ」
トーンのサイズは見上げるほど大きく、何より横にも太い。
高さは二階建ての家くらいであり、横幅は高さよりは当然細いものの、まるで壁のように広かった。
正直部屋の中で召喚していたら、大変なことになっていただろうな。
また以前のように木の一部が縦に開くと、中にはハエトリグサのような鋭い歯が並んでいる。
加えてよく見れば、口内にも様々なトゲや鋭い根っこなどが確認できた。
おそらくその中に放り込まれたら、生還することは困難だろう。
それにスキル以外の基礎能力も高そうだし、Bランクモンスターの中でも、強い方だと思われる。耐久面でいえば、Aランク相当なのは確実に違いない。
しかし今後の壁役としては申し分ないが、やはりネックなのはその大きさである。場合によっては、マイナスの方向に働くこともあるだろう。
ふむ。これは縮小のスキルオーブを手に入れて、覚えさせる必要がありそうだな。
確かまだあったはずだが、他にも縮小のスキルを覚えさせたい配下がいる。それに今後も縮小のスキルは必要になるだろう。
なのでどうにかして、縮小のスキルオーブを新たに入手したい。とりあえずそれについては、後で考えよう。
そう思いつつ、俺は気になっていたスキルを実際に使わせてみることにした。
まずは、【闇盾の木壁】の結界である。
「トーン、結界を出してくれ」
「――ギィ!」
命じてみるとその瞬間、紫色の半透明な結界が、トーンを中心に半円状に広がった。
なるほど。こんな感じになるのか。
トーンに使ってみた感じを訊いてみると、どうやら敵を中に入れないようにすることができるらしい。また味方判別をした者は、出入りが自由なようだ。
加えて物理攻撃はもちろんのこと、魔法攻撃も防ぐことができるとのこと。ただ見た目通り、闇属性には強く、光属性などには弱いみたいだ。
一日に三時間とはいえ、もしもの時は即座に展開できるので、便利なことには違いない。
また範囲を狭めれば強度が上がり、広げればその分強度が下がるので、注意が必要のようだ。
そうして次に、ルーツウォールを試すことにした。
「トーン、次はルーツウォールだ」
「――ギギ!」
すると周囲の地面から、巨大な根っこが無数に姿を現す。途中までは太い普通の根っこなのだが、先端は盾のように四角く、巨大な根っこの集合体のような感じになっている。
また自由に動かせるようであり、とても迫力があった。人一人など、簡単に押し潰せそうな規模である。
何より一本だけではなく、無数に生やすことができるのが素晴らしい。これは集団戦でも、活躍しそうである。
更にこのルーツウォールへと硬化を発動した上で、シールドバッシュを行えば、大抵の敵はひとたまりもないだろう。
やはりこのルーツウォールは、トーンにとってはメインウエポンになりそうだ。
そうしてルーツウォールを解除してもらうと、一瞬で腐るようにして小さくなり、瞬く間に消えてしまった。
どうやら生成した後も残り続けるということは、無いようである。
そして最後に、【樹液果実生成】を試すことにした。
「トーン、最後に樹液果実生成を頼む」
「――ギギィ!」
俺がそう命じると、トーンは自身の根っこの一つを俺の元へと伸ばし、スキルを発動する。
するとトーンの根っこに、アプルの実が生った。どうやら根っこの先からでも、果実が作れるようだ。
早速取って齧ってみると、甘さと酸味が良い塩梅で口の中に広がる。とても美味しかった。
これはアプルトレントのアプルよりも、数段上かもしれない。これは高級フルーツ店にも、出せるレベルだろう。
「にゃにゃ!」
「ああ、レフにもやろう」
「にゃぁ!」
ここまでついて来ていたレフにも、俺の食べかけだが分け与えてやる。するとレフはトーンの作り出したアプルの果実を、シャクシャクとおいしそうに食べ始めた。
続いてアプルの次は、トーンシロップも出してもらう。これも根っこの先端から、まるで蜂蜜を垂らしたかのようにして溢れ出す。
それを軽く指ですくって舐めてみると、加工処理をしていないにもかかわらず、とても甘く美味しかった。
加えてこれもアプルと同様に、以前口にしたトーンシロップよりも、数段上の美味しさだったのである。
またこれまでのトーンシロップは、そのままだと水っぽく、濃縮させることであの甘さを実現していたのだ。
しかしこの新しいトーンシロップは、その濃縮工程をしなくてもいいようである。手間が減った上で、なおかつ大量生産もできるようだ。
これはトーンシロップが大好物の、リーフェも喜ぶことだろう。実際カードから出たがっているが、次の進化が控えているので、後で渡すことにして出ないように抑え込んだ。
とりあえず、トーンの進化結果は以上である。
俺はそうしてトーンをカードに戻すと、次はルトナイのカードを取り出すのだった。
92
あなたにおすすめの小説
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
実家にガチャが来たそしてダンジョンが出来た ~スキルを沢山獲得してこの世界で最強になるようです~
仮実谷 望
ファンタジー
とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる