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第十二章
430 無様な親子
しおりを挟む魔道具によって拡声されたことにより、ハンスは注目の的になっていた。
「……」
(な、なんでこうなるんだよ! ふざけんじゃねえ!)
ハンスは言葉を失っているが、心の中ではそのように怒りを露わにしている。
ちなみに先ほどのハンスの叫びと、心の声は同じだった。
とりあえず俺は事態を動かすために、返事をしておく。
「助けるもなにもこれは決定事項であり、既に為されたことだ。受け入れろ」
俺はハンスに、その現実を突きつけた。しかしハンスは、それに納得できないようである。
「ま、待ってくれ! お前は異端審問官なんだろ! ジンジフレ様にお願いして、俺を許してくれるように言ってくれ!」
(俺を助けろ! このクズが! 助かったら、絶対に復讐してやる! 俺はこんなところじゃ、終わらねえ!)
ハンスの心の声に対して、ある意味清々しさを感じた。こいつはもう、本物だろう。
おそらく今後、こいつが更生することはなさそうだ。
「無理だ。俺は確かに異端審問官であり、ジンジフレ様の耳目である。だがそれは、ジンジフレ様にお願いできるという訳ではない。
むしろ個人的な願いをするような者は、この役職に就くことはできないだろう。いくら願おうとも、無理なものは無理だ」
実際は俺がジンジフレなので、ハンスの罰を帳消しにすることは可能だ。けれども当然だが、そんなことをする気は一切ない。
「う、嘘だろ……そ、それじゃあ、キ、キングはいつ戻ってくる? スキルの封印と、この重い体はいつ治るんだ?」
(嫌だ嫌だ嫌だ! 嘘言ってんじゃねえ! どうにかしろ! どうにかしろよ!)
どうやらハンスは、この現実を受け入れられないようだ。
「キングについては、お前次第かもしれない。だが、そのスキルの封印と体の罰は、生涯続くはずだ」
「そんな……」
今度はハンスの言葉と、心の声が一致したようだ。絶望した表情で、そうハンスは呟いた。
ちなみに今後いくらハンスが善行と祈りを捧げようとも、キングを返すつもりはないけどな。返したらまた調子に乗るだろう。
またそんなハンスに、俺はもう一つの絶望を告げる。
「あと忘れているかもしれないが、この試合は俺の勝ちだ。よって約束通り、大金を支払ってもらう」
「え……?」
(試合? 約束? 大金???)
そう。ハンス側が試合の理由付けで、俺が勝った場合大金を支払うということを宣言していたのだ。
正直金銭は別に欲しいとは思っていないが、約束は約束だ。全て頂こう。
「何を呆けている。さあ、払ってくれ」
「え? ちっ、やっぱり金かよ! いいだろう! それくらい、全部払ってやるよ! だからジンジフレ様に――え?」
(あれ? アイテムボックスが開かねえ、なん……あ、封印されて、取り出せねええええ!!)
ハンスは俺の言葉に当初は希望を見出したようだが、すぐにそれが絶望へと変わる。
以前はアイテムボックスのスキルを所持していなかったが、成り上がったことでそのスキルオーブを得ていたのだろう。
しかし封印されたことで、アイテムボックスを使えなくなっているようだ。その結果として、収納した物を取り出せないらしい。
「どうした? 払ってくれるんだろ? 何をしているんだ?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ! 封印で、アイテムボックスから金が取り出せねえんだ! そ、そうだ! ジンジフレ様に許してくれるように頼んでくれ! そうしたら約束の二倍、いや三倍払う!」
(嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ! 俺の財産のほとんどは、アイテムボックスに入っているんだぞ! それにキングの方に入れていた金銭とかも、取り出せねえじゃねえか! ふざけるな! ふざけるなぁああ!)
ハンスの全身から、大量の汗がにじみ出す。相当焦っているのか、心の中で慌てふためいていた。
ふむ。成り上がっても、いや成り上がったからこそ、一番信用できるアイテムボックスに、財産のほとんどを入れていたのだろう。
だとしたらハンスの屋敷には、あまり目ぼしい財産は無いのかもしれない。
まあ、それでも約束は約束だ。取り立てよう。この様子だと、事前に大金を用意していないみたいだしな。
「どうやら払えないようだな。それなら、お前の屋敷の中から頂こう。それで足りないようなら、屋敷を売り払い、帳尻を合わせてもらう」
「は……? ふざけるなぁああ! そんなことが許されるわけがないだろ! 誰が払うか! この盗人がぁあ! お前に慈悲の心は無いのかよ! 俺がこんなに困っているのに!!」
(そうだ! こいつは盗人だ! 最初から俺の財産が目当てだったんだ! この守銭奴! 死ね! 死ね! 今すぐ死ね!)
俺の言葉に、ハンスは怒り狂った。もはやまともな会話は、不可能なようである。
「許すも何も、当然の権利だ。それに周りを見ろ。証人はいくらでもいるぞ」
「はっ……!?」
(な、何を見てやがる! お、俺を見るなぁ!!)
するとようやくハンスも、周囲から見られていることを認識したようだ。
観客たちは、ハンスの行動に呆れているようだった。この状況で、ハンスの味方をする者は皆無に等しい。
そのことに、ハンスも気がついたようだ。故にハンスは背後を振り返って、最後の希望に縋る。
「母さん! 親父! 助けてくれ! 商会が上手くいったのは、俺のおかげだろ! 代わりに払ってくれよ!」
(親なんだから、助けるのは当然だよな! だから俺を助けろ!)
ハンスはそう言って、サマンサとハンスに助けを求めた。
しかし、現実は非情である。
「あ、あなたとは、親子の縁を切らせてもらうわ!」
「ぐぅ、ハンス、もうお前は、私たちの子ではない! この親不孝者め!」
「え……?」
(親子の縁を、切る……?)
サマンサとハプンの言葉に、ハンスは硬直した。まさか見捨てられるとは、つゆにも思っていなかったようである。
流石にここまでの事を起こされると、二人もそう判断せざるを得ないようだ。
まあ、ハンスから散々甘い汁を吸っておいて、最後に見捨てるのも、どうかと思うがな。
するとハンスの怒りは頂点に達したのか、二人に向けてあることを暴露し始めた。
「お、俺を裏切ったな! 許さねえ! ならもう全部言ってやる! 母さんは俺と頻繁にXXXしていたし、昔は交渉のために他の男とXXXしまくっていたんだからな!
親父は無能なくせに、自分は商才があると勘違いした愚か者だ! 母さんと俺から甘い汁を吸って豊かになっただけの、運しか取り柄のないカスなんだよ!」
その暴露は、ハンスの心の声と一致した。どうやらこれは、事実のようである。
「なぁ!? そ、そんなことはしていないわ! う、嘘を言わないで!」
「や、やっぱり、そうだったのか……」
「あなた!? ち、違うのよ! あ、あなたは才能に溢れたすごい商人だわ!」
「もう、いい……」
サマンサは必死にそれを否定したが、対してハプンは違ったようだ。
ハプンは実のところ、身に覚えがあったのかもしれない。だがそれについて、気がつかない振りをしていたようである。
それを実際に突きつけられたことで、無視できなくなり、その現実が絶望として、今まさに襲い掛かっているようだった。
ハプンの何かが抜けたような表情に、流石のサマンサも不味いと感じたのか、懸命に言葉を紡ぐ。
だがそんな二人の態度に、周囲は逆にハンスの言葉が事実なのだと、確信をしたようだ。
「うわっ、流石に引く」
「きもちわりい」
「親子でとか……」
「ビッチじゃん」
「ある意味、ハプンには同情する」
「ざまぁ!」
「一家そろって滅べ!」
「なんなんだよこの家族……」
「こんなやつらを俺たちは尊敬して、憧れていたのか……」
観客席は、心底三人を軽蔑しているようである。中にはそんな三人に向けていたこれまでの感情を思い出し、不快に感じている者も多くいた。
「それだけじゃねえ! まだまだあるぞ! 昨日の夜なんか――」
(許さねえ、お前らも堕ちるところまで堕ちろ!)
更にそこからハンスは、様々なことを暴露していく。中にはこれまでハプンに同情的だった者たちが、手のひらを反すようなこともあった。
俺としても、流石にハプンが親の借金を理由に連れてきた女児と、赤ちゃんプレイをしていたことにはドン引きした。ちなみにハプンが、赤ちゃん役である。
明らかに犯罪であり、同情の余地は無い。やはりハプンも、ハンスの父親ということだけはあった。普通ではない。
サマンサも似たようにショタハーレムを、こっそりと築いていたようである。夫婦そろって、どうしようもなかった。
しかしハプンとサマンサも、これに負けてはいない。ハンスのやってきたことを、お返しとばかりに暴露していく。
その内容は酷いものであり、やはりハンスも、色々と問題を起こしていた。
中身は語るも憚れるような内容であり、場合によっては殺されても文句は言えないレベルである。
あまりにも酷い内容なので、それについては割愛しよう。胸糞悪いこと、この上ない。
ハンスのような人物に権力を与えることが、いかに不味い事なのかを、よく理解させられた。
ハプンとサマンサの内容が、可愛らしく思えるくらいである。
ちなみにその内容は、主にサマンサが口にしていた。どうやらベッドの中で、ハンスが自慢していたらしい。
実の母親とXXXした後に、不快極まる残虐行為を自慢する息子。とても狂っている状況である。
観客席も、流石にこれにはドン引きだ。
逆によくここまで、バレずに過ごせてきたものだな。それだけ、ハンスの悪運が強かったということだろう。
ハンスはこれに弁明をするが、当然誰も信じてはくれなかった。加えて俺は心の声が聞こえるので、それが事実だということをよく理解している。
はぁ、生きて地獄を見てもらおうと思ったが、もはやこいつが生きていること自体が、害悪だろう。
それに俺がここで生かすことを決めても、落ちぶれたこいつが長生きできるとは思えない。
ならここで俺が一思いに処断したいところだが、流石にハンスくらいの愚か者でも、殺せば犯罪になってしまう。
路地裏のような人目が無い場所ならいざ知らず、観客に囲まれたここではそれも難しい。
すると俺が、そんなことを思った時である。ハンスは懐から護身用なのか、唐突にナイフを抜いた。
どうやらアイテムボックスに入れずに、直接持っていた物のようである。
「全部、お前のせいだ。お前さえいなければ……全部、そう全部上手くいっていたのに!!」
(そうだ。こいつが悪い。俺は悪くねえ。全部こいつのせいだ! 返せ、返せよ! 俺の栄光、金、力を!)
そしていよいよ精神がおかしくなったのか、ハンスは俺にそう言うと、手に持ったナイフで襲い掛かってきたのだった。
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