532 / 535
第十三章
461 ブラックヴァイパー ⑬
しおりを挟む今の一撃により、周囲に静寂が走る。だが、それも一瞬のことだった。次の瞬間には、大歓声へと変わったのである。
「すげえええええ!?」
「な、なんだ今のは!?」
「まじかよ! マタリネッゾの噴火を打ち消しやがった!」
「あのモブメッツとかいうやつは、Bランク、いやAランクの実力はあるだろ!!」
「くそがああ! 爆山兄弟に全賭けしてたにのにいいい!!!?」
「俺、モブメッツさんのファンになったわ」
「凄すぎる」
観客はわかりやすいくらいに、手の平返しをしていた。しかしそれも無理もない。今の一撃は、それだけ衝撃的だったのだろう。
加えてアナウンスも、ようやくそこで反応を示す。
『な、なんてことだ! モブメッツの一撃が、マタリネッゾの切り札である噴火を消し飛ばしてしまったぞぉ! 誰がこれを、いったい予想できたことだろうかぁ! しかし焦るのはまだ早い! 試合はまだ続いているぅ! 果たしてどちらが勝利するのだろうかぁ!』
アナウンスの言う通り、まだ試合は続いていた。けれども実際には、もう終わったも同然である。
マタリネッゾとヨシサッギは、そのことを聞いて即座に口を開いた。
「も、もう無理だ! 私の魔力は無い! ま、負けを認める!」
「お、俺も戦えねぇ! こんな化け物と戦っていられるか! もう負けでいい!」
そう言って声を張り上げると、二人は負けを認めたのである。
ふむ。まあ、仕方がないか。直撃していたら、自分たちが消し飛んでいたと理解しているのだろう。
それとぶっつけ本番で七属剣技も上手く発動できたし、試合は上出来だ。観客も、十分に楽しめたと思われる。
『おおっと、ここで爆山兄弟が負けを宣言してしまったぁ! よってこの試合の勝者は、モブメッツだぁ! 見事な番狂わせが起きてしまったが、その実力は確かなものとなったぁ!
そしてモブメッツにはまだ、もうひと試合残っているぞぉ! 一時間後に始まる次の試合に、これは期待するしかないぃ!』
そんなアナウンスが聞こえた後、いつの間にか鉄格子によって閉まっていた通路が開かれていた。
俺は擬剣パンドラソードを鞘に収めると、その場を後にする。
ちなみに爆山兄弟は腰を抜かして立てないのか、担架のようなもので運ばれていった。
そうして無事に控室に戻ってくると、一時間後に第二試合が行われるので、その時までに戻ってくるようにと係りの者に言われる。
だが俺は別にここを動く気は無かったので、控室の椅子に座って先ほどのことを思い出していた。
なんだか久々に、大技を使ったような気がするな。いや、たぶんそうなのだろう。最後に使ったのは、それこそ赤い煙戦のとき以来かもしれない。
まあといっても、先ほどのはかなり手加減をして放ったんだけどな。そうでなければ、闇闘技場ごと消し飛んでいたかもしれない。
不殺のスキルがあってもこれなのだから、もし無かったら失敗していたかもしれないな。
俺にとってスキル無しの手加減は、巨人が人用の針に、糸を通すようなものだ。集中すれば可能でも、瞬時に熟すのは難しい。
しかしそれが不殺のスキルによって、かなりやりやすくなった。このまま不殺のスキルを使っていけば、今よりも手加減が上手くなることだろう。取得しておいて良かった。
それとやはり大技を放つのは、楽しいな。もっと自由に放ちたいところだが、手加減でどうにかならないだろうか?
これはもう、強くなりすぎた弊害だろう。
いつか自身の力を制限する何かを、手に入れてみてもいいかもしれない。手加減とかを気にせずに、戦いを自由に楽しみたいものだ。
俺は先ほどのことから、そんなことをつい思ってしまう。
するとそんな時、控室に誰かがやってくる。見ればそれは、ヴィレッタたちだった。
「にゃわぁあん!」
「レっ、フーレ!」
そして顔を合わせると同時に、レフが俺の胸に飛び込んでくる。当然、俺はそれを受け止めた。
白い子犬の姿であるが、いつものように背中を撫でてやる。俺とわずかでも離れ離れだったのが、寂しかったみたいだ。
そうして俺がレフを撫でてやると、続いてヴィレッタたちが声をかけてくる。
「モブメッツ君。素晴らしい試合だった。まさかあそこまで強いだなんて、良い意味で予想を裏切られたわ。これなら次の試合も大丈夫そうね」
「流石はモブメッツさんだ! 最高だったぜ! モブメッツさんは本当にすげえな! 俺様もアレには、情けなくも尻尾を内側に丸めてしまったくらいだ! あんな切り札があってBランクなら、Aランクも確実だな!」
二人は先ほどの試合を見て、大興奮のようだった。それだけ、七属剣技による攻撃が強烈だったのだろう。
ちなみにモブメッツはBランク冒険者という設定のため、ポッチはそんなことを言ったのだと思われる。
確かにあの大技を持っていれば、Aランクも十分に狙えるだろう。
それとポッチの配下三人も来ており、それぞれ俺のことを絶賛してくれた。荒事部門は強いほど尊敬されるらしく、三人は少年のように目を輝かせていたほどである。
またヴィレッタたちは俺のために軽食などを持ってきてくれたようなので、頂いておいた。
最初はヴィレッタが高級なものを用意しようとしたらしいが、ポッチがそれを止めたらしい。
こういう時は闇闘技場で売っている食べやすい肉くらいが最高だと言って、それを持ってきてくれたみたいだ。
俺としても高級なフルコース料理を用意されるよりも、こうした物の方がありがたい。
ちなみにポッチが持ってきてくれたのは、よく焼かれた骨付き肉である。意外と大きく、骨の部分を握って食べるスタイルのようだ。
そうして甘じょっぱいタレが塗られた骨付き肉を手に取ると、俺は豪快にかぶりついた。その瞬間、口いっぱいに肉とタレの旨味が広がっていく。
これは、旨いな。照り焼き味に近いかもしれない。肉も思ったより柔らかいし、相性抜群だ。
そうしてあっという間に、俺はその肉を食べ終えてしまう。
ちなみに試合前なので、飲み物はアルコールではなく、水をもらった。
正直俺は酔わないのだが、モブメッツであるという設定もあるため、念のためだ。
そして食後に少し会話をしたあと、ヴィレッタたちは元の観客席へと戻っていく。
またそのときレフが中々離れなくて大変だったが、なんとか説得して離れてもらった。
そうして控室で一人になると、俺は次に戦う相手のことを思い浮かべる。
さて、次はCランクモンスターが相手か。
正直Cランクモンスターについては、現状俺にとってはザコモンスターとそう変わらない。
だが珍しいモンスターかもしれないので、何か面白いスキルを使うことを期待しようと思う。
ただその場合でも、残念だがカード化することは難しい。流石に観客の目の前でカード化するわけにはいかなかった。とても残念である。
そんなことを思いながら待機していると、ようやく次の試合の準備が整ったようだ。前回と同じように係りの者に呼ばれて、闘技場への扉を開いてもらう。
俺はその指示に従い、通路を歩いて行く。そして闘技場に出ると、どうやら今回は俺が先らしい。闘技場に、モンスターの姿は見当たらなかった。
すると俺がある程度進んだ時点で、試合を進行するアナウンスが聞こえてくる。
『お前ら待たせたなぁ! 爆山兄弟を破ったモブメッツの第二試合が、ようやく始まるぜぇえ! 相手はCランクの中でも凶悪なモンスターだぁ! 人族相手に勝てたとしても、モンスターも同じようにいくとは限らないのが、勝負の世界だぜぇ!』
荒々しい男の声で、アナウンスが試合前から盛り上げていく。観客席もそれに影響されて、騒ぎ始めた。
「モブメッツ待ってたぜぇ!」
「やっちまえ!」
「くそっ、何で第二試合からは賭けられないんだ! 俺もモブメッツに賭けていれば……」
「あの大技をもう一度見せてくれぇ!」
「いえぇーい!」
「早く始めろー!」
そんな観客席の声が響く中、アナウンスが続ける。
『そして肝心のモンスターだが、気性がとても荒い! 解放した瞬間に、試合が始まるというわけだぁ! 呆けていると、あっという間にやられるぞぉ!
それといい加減、そのモンスターも気になるよなぁ? いいぜ、教えてやろう! モブメッツと戦うのは、なんとツインスコルピオンだぁ!
尾が二本生えた巨大なサソリ系のモンスターで、猛毒の針と凶悪なハサミを持つぞぉ! 果たしてモブメッツは、このCランクモンスターに勝てるのだろうかぁ!』
ふむ。戦う相手は、ツインスコルピオンというモンスターか。なんとなく、予想ができる相手だな。
しかし毒か。俺に毒は、ほとんど効かないんだが……。
そう。状態異常耐性(特大)を所持しているので、俺に生半可な毒は通らないのである。
まあとりあえず、実際に戦ってみてから評価を下そう。
俺がそう考えていると、いよいよモンスターを解き放つようだった。
『それでは、試合を開始するぅ! モンスター解放だぁ!』
アナウンスがそう叫ぶと、俺が出てきた通路から見て右側の壁中央にある、巨大な鉄格子が少しずつ開いていく。
そして開き切る前に、奥から何かが迫って来たかと思えば、その隙間から無理やりモンスターが飛び出してきたのである。
「キシャァアーーッ!!」
「なるほど。お前がツインスコルピオンか」
俺の前に現れたのは、黒光りする外骨格と特徴的な二本の尾を持つ、巨大なサソリ系モンスターだった。
62
あなたにおすすめの小説
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
実家にガチャが来たそしてダンジョンが出来た ~スキルを沢山獲得してこの世界で最強になるようです~
仮実谷 望
ファンタジー
とあるサイトを眺めていると隠しリンクを踏んでしまう。主人公はそのサイトでガチャを廻してしまうとサイトからガチャが家に来た。突然の不可思議現象に戸惑うがすぐに納得する。そしてガチャから引いたダンジョンの芽がダンジョンになりダンジョンに入ることになる。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
シンギョウ ガク
ファンタジー
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる