倒したモンスターをカード化!~二重取りスキルで報酬倍増! デミゴッドが行く異世界旅~

乃神レンガ

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第十三章

461 ブラックヴァイパー ⑬

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 今の一撃により、周囲に静寂が走る。だが、それも一瞬のことだった。次の瞬間には、大歓声へと変わったのである。

「すげえええええ!?」
「な、なんだ今のは!?」
「まじかよ! マタリネッゾの噴火を打ち消しやがった!」
「あのモブメッツとかいうやつは、Bランク、いやAランクの実力はあるだろ!!」
「くそがああ! 爆山ばっか兄弟に全賭けしてたにのにいいい!!!?」
「俺、モブメッツさんのファンになったわ」
「凄すぎる」

 観客はわかりやすいくらいに、手の平返しをしていた。しかしそれも無理もない。今の一撃は、それだけ衝撃的だったのだろう。

 加えてアナウンスも、ようやくそこで反応を示す。

『な、なんてことだ! モブメッツの一撃が、マタリネッゾの切り札である噴火を消し飛ばしてしまったぞぉ! 誰がこれを、いったい予想できたことだろうかぁ! しかしあせるのはまだ早い! 試合はまだ続いているぅ! 果たしてどちらが勝利するのだろうかぁ!』

 アナウンスの言う通り、まだ試合は続いていた。けれども実際には、もう終わったも同然である。

 マタリネッゾとヨシサッギは、そのことを聞いて即座に口を開いた。

「も、もう無理だ! 私の魔力は無い! ま、負けを認める!」
「お、俺も戦えねぇ! こんな化け物と戦っていられるか! もう負けでいい!」

 そう言って声を張り上げると、二人は負けを認めたのである。

 ふむ。まあ、仕方がないか。直撃していたら、自分たちが消し飛んでいたと理解しているのだろう。

 それとぶっつけ本番で七属剣技も上手く発動できたし、試合は上出来だ。観客も、十分に楽しめたと思われる。

『おおっと、ここで爆山ばっか兄弟が負けを宣言してしまったぁ! よってこの試合の勝者は、モブメッツだぁ! 見事な番狂わせが起きてしまったが、その実力は確かなものとなったぁ!
 そしてモブメッツにはまだ、もうひと試合残っているぞぉ! 一時間後に始まる次の試合に、これは期待するしかないぃ!』

 そんなアナウンスが聞こえた後、いつの間にか鉄格子てつごうしによって閉まっていた通路が開かれていた。

 俺は擬剣パンドラソードを鞘に収めると、その場を後にする。

 ちなみに爆山ばっか兄弟は腰を抜かして立てないのか、担架たんかのようなもので運ばれていった。

 そうして無事に控室に戻ってくると、一時間後に第二試合が行われるので、その時までに戻ってくるようにと係りの者に言われる。

 だが俺は別にここを動く気は無かったので、控室の椅子に座って先ほどのことを思い出していた。

 なんだか久々に、大技を使ったような気がするな。いや、たぶんそうなのだろう。最後に使ったのは、それこそ赤い煙戦のとき以来かもしれない。

 まあといっても、先ほどのはかなり手加減をして放ったんだけどな。そうでなければ、闇闘技場ごと消し飛んでいたかもしれない。

 不殺のスキルがあってもこれなのだから、もし無かったら失敗していたかもしれないな。

 俺にとってスキル無しの手加減は、巨人が人用の針に、糸を通すようなものだ。集中すれば可能でも、瞬時に熟すのは難しい。

 しかしそれが不殺のスキルによって、かなりやりやすくなった。このまま不殺のスキルを使っていけば、今よりも手加減が上手くなることだろう。取得しておいて良かった。

 それとやはり大技を放つのは、楽しいな。もっと自由に放ちたいところだが、手加減でどうにかならないだろうか?

 これはもう、強くなりすぎた弊害へいがいだろう。

 いつか自身の力を制限する何かを、手に入れてみてもいいかもしれない。手加減とかを気にせずに、戦いを自由に楽しみたいものだ。

 俺は先ほどのことから、そんなことをつい思ってしまう。

 するとそんな時、控室に誰かがやってくる。見ればそれは、ヴィレッタたちだった。

「にゃわぁあん!」
「レっ、フーレ!」

 そして顔を合わせると同時に、レフが俺の胸に飛び込んでくる。当然、俺はそれを受け止めた。

 白い子犬の姿であるが、いつものように背中を撫でてやる。俺とわずかでも離れ離れだったのが、寂しかったみたいだ。

 そうして俺がレフを撫でてやると、続いてヴィレッタたちが声をかけてくる。

「モブメッツ君。素晴らしい試合だった。まさかあそこまで強いだなんて、良い意味で予想を裏切られたわ。これなら次の試合も大丈夫そうね」
「流石はモブメッツさんだ! 最高だったぜ! モブメッツさんは本当にすげえな! 俺様もアレには、情けなくも尻尾を内側に丸めてしまったくらいだ! あんな切り札があってBランクなら、Aランクも確実だな!」

 二人は先ほどの試合を見て、大興奮のようだった。それだけ、七属剣技による攻撃が強烈だったのだろう。

 ちなみにモブメッツはBランク冒険者という設定のため、ポッチはそんなことを言ったのだと思われる。

 確かにあの大技を持っていれば、Aランクも十分に狙えるだろう。

 それとポッチの配下三人も来ており、それぞれ俺のことを絶賛してくれた。荒事部門は強いほど尊敬されるらしく、三人は少年のように目を輝かせていたほどである。

 またヴィレッタたちは俺のために軽食などを持ってきてくれたようなので、頂いておいた。

 最初はヴィレッタが高級なものを用意しようとしたらしいが、ポッチがそれを止めたらしい。

 こういう時は闇闘技場で売っている食べやすい肉くらいが最高だと言って、それを持ってきてくれたみたいだ。

 俺としても高級なフルコース料理を用意されるよりも、こうした物の方がありがたい。

 ちなみにポッチが持ってきてくれたのは、よく焼かれた骨付き肉である。意外と大きく、骨の部分を握って食べるスタイルのようだ。

 そうして甘じょっぱいタレが塗られた骨付き肉を手に取ると、俺は豪快にかぶりついた。その瞬間、口いっぱいに肉とタレの旨味が広がっていく。

 これは、旨いな。照り焼き味に近いかもしれない。肉も思ったより柔らかいし、相性抜群だ。

 そうしてあっという間に、俺はその肉を食べ終えてしまう。

 ちなみに試合前なので、飲み物はアルコールではなく、水をもらった。

 正直俺は酔わないのだが、モブメッツであるという設定もあるため、念のためだ。

 そして食後に少し会話をしたあと、ヴィレッタたちは元の観客席へと戻っていく。

 またそのときレフが中々離れなくて大変だったが、なんとか説得して離れてもらった。

 そうして控室で一人になると、俺は次に戦う相手のことを思い浮かべる。

 さて、次はCランクモンスターが相手か。

 正直Cランクモンスターについては、現状俺にとってはザコモンスターとそう変わらない。

 だが珍しいモンスターかもしれないので、何か面白いスキルを使うことを期待しようと思う。

 ただその場合でも、残念だがカード化することは難しい。流石に観客の目の前でカード化するわけにはいかなかった。とても残念である。

 そんなことを思いながら待機していると、ようやく次の試合の準備が整ったようだ。前回と同じように係りの者に呼ばれて、闘技場への扉を開いてもらう。

 俺はその指示に従い、通路を歩いて行く。そして闘技場に出ると、どうやら今回は俺が先らしい。闘技場に、モンスターの姿は見当たらなかった。

 すると俺がある程度進んだ時点で、試合を進行するアナウンスが聞こえてくる。

『お前ら待たせたなぁ! 爆山ばっか兄弟を破ったモブメッツの第二試合が、ようやく始まるぜぇえ! 相手はCランクの中でも凶悪なモンスターだぁ! 人族相手に勝てたとしても、モンスターも同じようにいくとは限らないのが、勝負の世界だぜぇ!』

 荒々しい男の声で、アナウンスが試合前から盛り上げていく。観客席もそれに影響されて、騒ぎ始めた。

「モブメッツ待ってたぜぇ!」
「やっちまえ!」
「くそっ、何で第二試合からは賭けられないんだ! 俺もモブメッツに賭けていれば……」
「あの大技をもう一度見せてくれぇ!」
「いえぇーい!」
「早く始めろー!」

 そんな観客席の声が響く中、アナウンスが続ける。

『そして肝心のモンスターだが、気性がとても荒い! 解放した瞬間に、試合が始まるというわけだぁ! 呆けていると、あっという間にやられるぞぉ!
 それといい加減、そのモンスターも気になるよなぁ? いいぜ、教えてやろう! モブメッツと戦うのは、なんとツインスコルピオンだぁ!
 尾が二本生えた巨大なサソリ系のモンスターで、猛毒の針と凶悪なハサミを持つぞぉ! 果たしてモブメッツは、このCランクモンスターに勝てるのだろうかぁ!』

 ふむ。戦う相手は、ツインスコルピオンというモンスターか。なんとなく、予想ができる相手だな。

 しかし毒か。俺に毒は、ほとんど効かないんだが……。

 そう。状態異常耐性(特大)を所持しているので、俺に生半可な毒は通らないのである。

 まあとりあえず、実際に戦ってみてから評価を下そう。

 俺がそう考えていると、いよいよモンスターを解き放つようだった。

『それでは、試合を開始するぅ! モンスター解放だぁ!』

 アナウンスがそう叫ぶと、俺が出てきた通路から見て右側の壁中央にある、巨大な鉄格子が少しずつ開いていく。

 そして開き切る前に、奥から何かが迫って来たかと思えば、その隙間から無理やりモンスターが飛び出してきたのである。

「キシャァアーーッ!!」
「なるほど。お前がツインスコルピオンか」

 俺の前に現れたのは、黒光りする外骨格と特徴的な二本の尾を持つ、巨大なサソリ系モンスターだった。
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