異世界最強勇者様が追放転移、転移先はこの現代日本でした。勇者は日本で静かに楽々のんびり隠居生活を目指します。

覧都

文字の大きさ
215 / 236
第二部 第2章 冒険者編

第二百十五話 勇者は守られたい

「ふん、なんだ言ってみろ!」

 偽勇者エイゼン様が、アゴのヒゲを右手で擦りながら言いました。

「あ、あの、皆さんが連れて行かれるはずだった先に――」

 受付のお姉さんのメブラクさんが、足が折れて行動不能のバルテンさんをチラチラ見て気にしながら、言いにくそうに小さな声でゴニョゴニョ言っています。

「はあぁーーっ! 何が言いたいのか、わからないんだよ!! はっきりいいやがれ!!」

「……」

 偽勇者エイゼン様は、考える気もないようですね。
 偽勇者エイゼン様に怒鳴られると受付のお姉さんは、悲しそうな顔をして下を向いて黙ってしまいました。

 待ってください、整理してみましょう。
 そもそも、僕達はなぜエイゼンの絆のバルテンさんに襲われたのでしょうか。
 それは、あのエイゼンの絆のりっぱな建物に連れ込まれて暴行されて、商品として売り飛ばされる……。
 受付のお姉さんのメブラクさんは『お願いがあります』と言いました。
 そして、エイゼンの絆の当主バルテンさんをとても気にしています。

 以上のことを総合して考えると導き出される答えは。

「ノブコ、何があるというのでしょうか?」

 僕が考えだした答えは、ノブコに聞くでした。

「はい、エイゼンの絆のアジトに行けばわかりますよ」

 ノブコがけわしい顔で言いました。
 言い終わると、メガネを右手の人差し指でクイッと上げました。
 キラリとレンズが白く光ります。
 さすがはノブコです。
 すべて、謎はとけてしまったようです。

「嬢ちゃん、あんたは行かんほうがええ」

 路上生活者のおじさんが僕に心配そうな表情で言いました。
 スカートの中に頭を突っ込まれたおじさんなので、いまでは親近感を覚えています。
 おじさんもそうなのでしょうか?

「どうしてですか?」

「ふむ、この街をよく見れ。衛兵がほとんどいないじゃろ。兵士は戦場に持って行かれた。この街の治安は、冒険者組織が守っておる。だが、それがいかんのじゃろう、増長してしまって手が付けられんようになってしもうた。とくにあの建物じゃ。あの中は治外法権じゃ。中で何をされても外からは何もわからん。何をされてもな。わかるじゃろ」

 この街は、良くも悪くも冒険者に支配されているということでしょうか。
 まだ、外には一般の人の目があるので、常識的な事しかできない。
 でも、一歩あの建物の中に入ったら、暴行されても、殺されても外からは何もわからないということでしょうか。
 悪党にとっては住みやすい街です。

「それならば、なおさら行かなくてはなりません」

「嬢ちゃん、さっきから見ておったが、あんたが一番弱いのじゃろ。悪いことは言わん。あの6人に任せておけばよいじゃろう。嬢ちゃんが人質にでもされたら、いくら強い6人でも動きが取れなくなる。わしと一緒にここにおった方がええじゃろう」

 僕は、このおじさんに心配されているようです。
 まもってもらえるみたいです。
 すこしうれしい気がします。

「だが、断ります。僕も行かなくてはなりません。あの6人が心配です」

「な、なに?? あの6人が心配?? あの強い6人が?」

「はい。あの6人は僕がいないと、悪党は皆殺しにしてしまうかもしれません。違いますね、悪党は皆殺しです。僕はそれを止めないといけません。それが出来るのは僕だけなのですから」

「そ、そっちかいな!! やっかいなもんじゃのう。わかった。もう止めん! 行くがええじゃろう。気を付けてな」

「はい」

 僕達は、エイゼンの絆のアジトへ歩きはじめました。

「お、おい!! 俺様を忘れるんじゃねえ!! お前達は俺様のパーティー仲間なんだろうがよう!! おいていくんじゃねえよ!! こ、こわいじゃないかー!!」

 取り残された偽勇者エイゼン様が、あせって小走りで追いかけて来ます。



 エイゼンの絆のアジトの前まで来ると、異様な雰囲気があります。
 街はゴミだらけ、そして落書きだらけで汚かったのに、この建物はとても綺麗です。
 街はどうでもいいけど、自分の家だけは綺麗にするという横柄な感じがにじみでています。
 ユウキのお婆さんが家の外を掃除するとき、家の周辺から前の道路までしっかり掃除するのとはまるでちがいます。

「なんだ、誰もいねえじゃねえか」

 偽勇者エイゼン様が言いました。
 中には、受付があり受付の後ろに机が並んでいます。
 でも人の気配がありません。

「ふふふ、あなた達は、おろかですねえ。ここに足を踏み入れたらどうなるのか。誰も教えてくれなかったのですか? オイッ!!」

 長髪を後ろで束ねた頭の良さそうな男が奥の扉から出て来ました。
 目は細く、一見優しそうに見えます。
 胸のプレートはBランクです。
 男の声に反応して、窓際で隠れていた男が立ち上がり窓のカーテンを閉めました。
 これで外からは何も見えなくなりました。
 男は、僕達の視線が男の胸のプレートに集中しているのに気が付いたようです。

「ああ、これですか。ふふふ、Bクラスです。だいたい、こういう組織には副当主は2名いるものなのです。わたくしはエイゼンの絆副当主のゼキと申します。オイッ!! 歓迎の用意をしねえか!!」

 会話と命令の口調がまるで違います。
 表情は穏やかで優しそうですが、命令の口調は横柄で高圧的です。
 違和感がありすぎて、背筋が寒くなります。

「ひひひ」

 いやな笑い声と共に机の影に気配を消していた手下が立ち上がりました。
 手には弓を構えています。
 それが歓迎ということなのでしょう。
 その矢が全部僕に向いています。
 僕はそれほど、か弱く見えるのでしょうか?
 それならこの姿は変装としてもとても役にたっています。

 キュートルスリーが、僕のほうを見て指をさしてハートを書きました。
 真似をして、黒と白のメイドも同じ仕草です。

 ――まさか!?

 しかたがありません。
 不本意ですがやるしかありませんね。

「きゃあ!! なんで僕をねらうのですかー!」

 そう言って僕は頭を抱えてしゃがみ込みました。

「くひっ!!」

 メイヤが声をもらして肩をふるわせます。
 表情がいつも通りなので不気味です。
 キュートルスリーと白と黒のメイドも肩がガクガク震えています。
 偽勇者エイゼン様だけがキョトンとしています。

「ふふふ、やっぱりな!! スカートがひるがえった時に、一人だけ恥ずかしそうにしゃがんだから、そうじゃねえかと思ったが、やっぱりお前だけは弱いみたいだな。全員動くな!! 少しでも動いたら、あの女の命はねえ!! おとなしくしろ!!」

「まったく、いわんこっちゃない!! 嬢ちゃんあんたはわしが守ってやる!!」

 せ、正義のヒーローがあらわれました。
 と、おもったら、さっきの路上生活者のおじさんでした。
 猫背気味に立って、顔が下を向いています。
 立っているのがやっと、という感じです。
 だ、大丈夫なのでしょうか。

「ちっ! おい!! 2、3本お見舞いしてやれ!!」

 副当主のゼキがいうと、手下が矢を放ちました。

「ふんっ!!」

 路上生活者のおじさんが酔っ払いのようにフラフラ揺れながら飛んできた矢を打ち払います。

「なにっ!?」

 ゼキが驚きの表情になりました。

「おい!! あんた達!! ぼさっとしないで仕事をするんじゃ!!」

 路上生活者のおじさんが大声を出しました。

「うぎゃあぁーー!!」
「ぐえぇーー!!」
「げはっ!!」
「ごあぁぁーーっ!!」

 次々男達が倒されます。
 頭をかかえてしゃがんでいる僕をねらった矢が、数本飛んできましたけどそれらはすべて路上生活者のおじさんが打ち払ってくれました。
 なかなか、すごいおじさんです。

「しかし、すごいもんじゃのう。あれだけ威張りちらしていたエイゼンの絆の冒険者達がまるで歯が立たないとはのう。おどろきじゃ!! ぐはっ!!」

 ゼキが路上生活者のおじさんの脇腹を蹴り飛ばしました。
 おじさんがなんどもなんども転がります。
 強烈な一撃です。大丈夫でしょうか?
 いつの間にかゼキは、こっちに来ていたようです。
 そして、僕を羽交い締めにします。
 大ピンチです!!
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした

むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~ Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。 配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。 誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。 そんなホシは、ぼそっと一言。 「うちのペット達の方が手応えあるかな」 それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。

52歳のおっさん、異世界転移したら下水道に捨てられた――下水の汚物は宝の山だった

よっしぃ
ファンタジー
【祝!3/22~25 ホットランキング第1位獲得!】 皆様の熱い応援、本当にありがとうございます! ファンタジー部門6位獲得しました!感謝です! 【書籍化作家の本気作。まず1話、読んでください】 電車でマナー違反を注意したら、逆ギレされて殴られた。 気がついたら異世界召喚。 だが能力鑑定は「なし」。魔力適性も「なし」。 52歳のおっさんに、異世界は容赦ない。 結論――王都の地下下水道に「廃棄」。 玄湊康太郎。職業、設備管理。趣味、健康管理。 血管年齢は実年齢マイナス20歳。 そんな自慢も、汚物まみれの下水道じゃ何の役にも立たない。 だが、転んだ拍子に起きた「偶然の浄化」が、すべてを変えた。 下水には、地上の連中が気づかない「資源」が眠っている。 捨てられた魔道具。 長年魔素を吸い続けた高純度魔石。 そして、同じく捨てられた元聖女、セシリア。 チート能力なし。異能なし。魔法も使えない。 あるのは、52年分の知識と経験、そして設備屋としてのプロ意識だけ。 汚物を「資源」に変え、捨てられた者たちと共に成り上がる。 スラムから始まる、おっさんの本気の逆転劇。 この作品には、現代の「病気」と「健康」に対する、作者の本気のメッセージが込められています。 魔力は毒である。代謝こそが命である。 軽い気持ちで読み飛ばせる作品ではありません。 でも、だからこそ――まず1話、読んでください。 【最新情報&著者プロフィール】 代表作『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』(オリコンライトノベル部門18位記録)の著者が贈る最新作! ◆ 2月に待望の【第2巻】刊行! ◆ 現在、怒涛の展開となる【第3巻】を鋭意執筆中! ◆ 【コミカライズ企画進行中】! すでにキャラデザが完成し、3巻発売と同時に連載スタート予定です。絶対的な勢いで駆け上がる本作に、ぜひご期待ください!

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

【完結】異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!

枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕 タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】 3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!

ダンジョンのある生活《スマホ片手にレベルアップ》

盾乃あに
ファンタジー
進藤タクマは25歳、彼女にフラれて同棲中の家を追い出され、新しい部屋を借りたがそこにはキッチンに見知らぬ扉が付いていた。床下収納だと思って開けたらそこは始まりのダンジョンだった。  ダンジョンを攻略する自衛隊、タクマは部屋を譲り新しい部屋に引っ越すが、そこにもダンジョンが……  始まりのダンジョンを攻略することになったタクマ。    さぁ、ダンジョン攻略のはじまりだ。