94 / 100
第194章『似た者同士』
しおりを挟む
第194章『似た者同士』
「敦賀!止まれ!止まれって!!」
「何だ、どうした!?」
「あれ!真吾が!!」
順調に掃討を続けていたタカコの分隊、その彼女達が乗るトラックが分隊長であるタカコの号令で突然動きを止めた。新戦法を充分に検証出来る程の活骸の群れが見当たらずに走行中、多少の時間停止していても問題は無いかと運転手である敦賀がトラックを停止させれば荷台に立つタカコが後方を指し示す。
「真吾!?何やってんだあの馬鹿!」
「司令!?」
彼女が示す先にいたのは、指揮車両の助手席に乗り現場を走行しつつ状況を確かめて指揮を執っている筈の総司令である高根の姿、それが何故か周囲に警護の姿も無く一人で大和を手にし活骸を斬り伏せているのを見て、荷台の全員は顔を見合わせて散弾銃を床に置き、代わりに夫々に貸与されている太刀を手にして荷台を飛び降りた。
「おい!タカコ!」
「憲一に連絡して状況確かめろ!」
小此木に連絡を取れ、それだけ言ってタカコもまた村正を手にし駆けて行く。敦賀はその彼等の背中を見ながら舌打ちをし、無線機の送受話器を乱暴に掴み取った。
十体から先は斬った数を数えるのは止めた、もっと鈍っているかも知れないと思っていたが案外そうではなかったらしい、まだ後二十はいけるかと手拭いを取り出して刃の脂を拭い、輝きを取り戻したそれを見て高根は力強く笑った。
以前、もう二年以上前にタカコを戦闘に参加させるかどうかで敦賀と言い争いをした時の事を思い出す、
『てめぇが腰にぶら下げてるその大和は総司令様のお飾りか?』
彼はそう言っていた。そう、敦賀の言う通りだ、これは、大和はお飾り等ではない、海兵の持つ全ての刀は活骸を、敵を斬り伏せる為に存在しているのだ、強さの象徴の装飾品等ではない。
と、手拭いをポケットへと戻せば前方の路地からまた数体が現る。もっと、もっと斬り伏せて前に進むのだと口元を歪めて笑いながら眦を決し一歩前へと踏み出せば、突然高根の両脇を幾筋もの風が追い越して行く。
「司令!ご無事ですか!」
「お前等!何やってんだ!?」
「それはこっちの台詞ですよ司令!とにかく下がって下さい、自分等が片付けます!」
現れたのは敦賀とタカコ以外のタカコの分隊の面々、泉と島津が高根の両脇に付き、他は前方に現れた活骸へと斬り掛かって行く。もう少しの間楽しみたかったがどうやらもう終わりの様だ、部下が出張って来た状況でこれ以上我は通せない、そう思い大和を下ろした直後、背後に突然現れた鋭い気配に、高根は反射的に踵を返し大和を振り上げていた。
響き渡る鋭い金属音、目の前には交差する刃、その向こうに在るのは、怒りに燃えたタカコの双眸。
「タカコ!お前何やってんだ!」
「うるせぇ!海兵隊の頭がこんな所で仕事放り出して一兵卒みてぇにウキウキ活骸斬ってんの見てキレねぇワケが無ぇだろうが!てめぇ司令官の自覚有るのかクソッタレが!!」
「はあぁ!?てめぇが言うかそれをよ!」
タカコの村正の刃を受け止めた高根、その彼がタカコの言葉に憤慨し怒鳴り返す。その間も二本の太刀は鍔迫り合いを続け、両脇にいた泉と島津、そして活骸を斬り伏せて戻って来た他の面々も唖然とした様子でそれを眺めていた。
立場を弁えろ、替えの利く身上ではないだろう、お前が言うな、そっちこそ、延々と続く罵り合い、何がどうなっているのか、何故二人がこんな罵り合いをしているのか、皆目見当が付かない上に二人の間には鋭い刃、下手に止めに入っても誰かが怪我をすると若干遠巻きに眺める中、二人の男がその諍いの中心へと近付き、大きく腕を振り上げ高根とタカコの後頭部へと夫々掌を叩き込む。響き渡る小気味の良い音、頭を押さえて蹲る二人の背後に在ったのは、カタギリと、そして、いつの間にか追いついて来た敦賀の姿。
「……へぇ……?罠仕掛けてでも俺等の制止振り切って単騎でカチ込み掛ける馬鹿上官が何を偉そうな事言ってるんです……?」
「おい、真吾よ……てめぇ……活骸斬りたいからって憲一に全権押し付けて来やがったってなぁ……?」
適当でいい加減で掴み所の無い、そんな上官を抱えて気苦労の絶えない敦賀とカタギリ。どうにも反りが合わなくて寄れば触れば啀み合っていたというのに、この時ばかりは心には同じ憤りを抱き夫々の上官へと殺気と怒りを湛えてにじり寄って行く。
「や、あの、ほら、ね?ケイン?カタギリ中尉?」
「や、やだなぁ、敦賀、恐いよ?そんな恐い顔してたらタカコが怯えちまうぞ?」
若干引き攣った顔をしつつも真剣には捉えていない様子のタカコと高根、その振る舞いが更に敦賀とカタギリの怒りを増幅させ、す、と、音も無く夫々の太刀を構えたのを認識した瞬間、指揮官二人は己の太刀を手に脱兎の如く走り出した。
「待てやこの馬鹿上官!今度こそブン殴る!寧ろブチ殺す!どんだけ部下に手間掛けさせるつもりだ!」
「真吾!てめぇもいい加減立場を理解しやがれ!完全に沈めねぇと理解出来ねぇのかこの糞が!」
「やだ!無理!現場が一番性に合ってるんだもん!」
「たまには良いだろうがよ!」
「ふざけんな!」
「ブチ殺す!」
ぎゃあぎゃあと叫びながら新たに前方に現れた活骸の群れへと突っ込んで行くタカコと高根、その方角から汚れた血飛沫が上がり、そこに敦賀とカタギリも突っ込んで行く様子を眺めつつ、流れについて行けずに唖然としていた面々が誰とも無く口を開く。
「……あれ?ギリ、タカコの事上官とか言ってなかったか?」
「言ってましたね。タカコの方もギリの事ケインとか、中尉とか言ってたような……ギリもワシントン人って事ですかね?」
「うそーん、他国の士官かよ。俺あいつの事パシリにした事有るんだけど」
「あれ?そうすっと、ギリが中尉、軍人って事は……タカコもそうって事ですかね?」
「まぁ、それは不思議じゃねぇけど」
「それにしてもよ……前から思ってたんだけど、司令とタカコって……」
「……はい、そっくりですよね……あの、何と言うか、指揮官として或る意味物凄く駄目なところが……前からもしかしてとは思ってたんですけど、今回の司令の動きで確信しました……」
波乱続きの海兵隊にいればカタギリの出自等最早取るに足らない事なのか軽く流し、
「……取り敢えず、仕事に戻ります?活骸の掃討に来たんですし、それやっちゃいません?」
と、誰かが発した言葉に頷き合い太刀を構え直し、残された八人も活骸の群れへと向かい走り出して行った。
「敦賀!止まれ!止まれって!!」
「何だ、どうした!?」
「あれ!真吾が!!」
順調に掃討を続けていたタカコの分隊、その彼女達が乗るトラックが分隊長であるタカコの号令で突然動きを止めた。新戦法を充分に検証出来る程の活骸の群れが見当たらずに走行中、多少の時間停止していても問題は無いかと運転手である敦賀がトラックを停止させれば荷台に立つタカコが後方を指し示す。
「真吾!?何やってんだあの馬鹿!」
「司令!?」
彼女が示す先にいたのは、指揮車両の助手席に乗り現場を走行しつつ状況を確かめて指揮を執っている筈の総司令である高根の姿、それが何故か周囲に警護の姿も無く一人で大和を手にし活骸を斬り伏せているのを見て、荷台の全員は顔を見合わせて散弾銃を床に置き、代わりに夫々に貸与されている太刀を手にして荷台を飛び降りた。
「おい!タカコ!」
「憲一に連絡して状況確かめろ!」
小此木に連絡を取れ、それだけ言ってタカコもまた村正を手にし駆けて行く。敦賀はその彼等の背中を見ながら舌打ちをし、無線機の送受話器を乱暴に掴み取った。
十体から先は斬った数を数えるのは止めた、もっと鈍っているかも知れないと思っていたが案外そうではなかったらしい、まだ後二十はいけるかと手拭いを取り出して刃の脂を拭い、輝きを取り戻したそれを見て高根は力強く笑った。
以前、もう二年以上前にタカコを戦闘に参加させるかどうかで敦賀と言い争いをした時の事を思い出す、
『てめぇが腰にぶら下げてるその大和は総司令様のお飾りか?』
彼はそう言っていた。そう、敦賀の言う通りだ、これは、大和はお飾り等ではない、海兵の持つ全ての刀は活骸を、敵を斬り伏せる為に存在しているのだ、強さの象徴の装飾品等ではない。
と、手拭いをポケットへと戻せば前方の路地からまた数体が現る。もっと、もっと斬り伏せて前に進むのだと口元を歪めて笑いながら眦を決し一歩前へと踏み出せば、突然高根の両脇を幾筋もの風が追い越して行く。
「司令!ご無事ですか!」
「お前等!何やってんだ!?」
「それはこっちの台詞ですよ司令!とにかく下がって下さい、自分等が片付けます!」
現れたのは敦賀とタカコ以外のタカコの分隊の面々、泉と島津が高根の両脇に付き、他は前方に現れた活骸へと斬り掛かって行く。もう少しの間楽しみたかったがどうやらもう終わりの様だ、部下が出張って来た状況でこれ以上我は通せない、そう思い大和を下ろした直後、背後に突然現れた鋭い気配に、高根は反射的に踵を返し大和を振り上げていた。
響き渡る鋭い金属音、目の前には交差する刃、その向こうに在るのは、怒りに燃えたタカコの双眸。
「タカコ!お前何やってんだ!」
「うるせぇ!海兵隊の頭がこんな所で仕事放り出して一兵卒みてぇにウキウキ活骸斬ってんの見てキレねぇワケが無ぇだろうが!てめぇ司令官の自覚有るのかクソッタレが!!」
「はあぁ!?てめぇが言うかそれをよ!」
タカコの村正の刃を受け止めた高根、その彼がタカコの言葉に憤慨し怒鳴り返す。その間も二本の太刀は鍔迫り合いを続け、両脇にいた泉と島津、そして活骸を斬り伏せて戻って来た他の面々も唖然とした様子でそれを眺めていた。
立場を弁えろ、替えの利く身上ではないだろう、お前が言うな、そっちこそ、延々と続く罵り合い、何がどうなっているのか、何故二人がこんな罵り合いをしているのか、皆目見当が付かない上に二人の間には鋭い刃、下手に止めに入っても誰かが怪我をすると若干遠巻きに眺める中、二人の男がその諍いの中心へと近付き、大きく腕を振り上げ高根とタカコの後頭部へと夫々掌を叩き込む。響き渡る小気味の良い音、頭を押さえて蹲る二人の背後に在ったのは、カタギリと、そして、いつの間にか追いついて来た敦賀の姿。
「……へぇ……?罠仕掛けてでも俺等の制止振り切って単騎でカチ込み掛ける馬鹿上官が何を偉そうな事言ってるんです……?」
「おい、真吾よ……てめぇ……活骸斬りたいからって憲一に全権押し付けて来やがったってなぁ……?」
適当でいい加減で掴み所の無い、そんな上官を抱えて気苦労の絶えない敦賀とカタギリ。どうにも反りが合わなくて寄れば触れば啀み合っていたというのに、この時ばかりは心には同じ憤りを抱き夫々の上官へと殺気と怒りを湛えてにじり寄って行く。
「や、あの、ほら、ね?ケイン?カタギリ中尉?」
「や、やだなぁ、敦賀、恐いよ?そんな恐い顔してたらタカコが怯えちまうぞ?」
若干引き攣った顔をしつつも真剣には捉えていない様子のタカコと高根、その振る舞いが更に敦賀とカタギリの怒りを増幅させ、す、と、音も無く夫々の太刀を構えたのを認識した瞬間、指揮官二人は己の太刀を手に脱兎の如く走り出した。
「待てやこの馬鹿上官!今度こそブン殴る!寧ろブチ殺す!どんだけ部下に手間掛けさせるつもりだ!」
「真吾!てめぇもいい加減立場を理解しやがれ!完全に沈めねぇと理解出来ねぇのかこの糞が!」
「やだ!無理!現場が一番性に合ってるんだもん!」
「たまには良いだろうがよ!」
「ふざけんな!」
「ブチ殺す!」
ぎゃあぎゃあと叫びながら新たに前方に現れた活骸の群れへと突っ込んで行くタカコと高根、その方角から汚れた血飛沫が上がり、そこに敦賀とカタギリも突っ込んで行く様子を眺めつつ、流れについて行けずに唖然としていた面々が誰とも無く口を開く。
「……あれ?ギリ、タカコの事上官とか言ってなかったか?」
「言ってましたね。タカコの方もギリの事ケインとか、中尉とか言ってたような……ギリもワシントン人って事ですかね?」
「うそーん、他国の士官かよ。俺あいつの事パシリにした事有るんだけど」
「あれ?そうすっと、ギリが中尉、軍人って事は……タカコもそうって事ですかね?」
「まぁ、それは不思議じゃねぇけど」
「それにしてもよ……前から思ってたんだけど、司令とタカコって……」
「……はい、そっくりですよね……あの、何と言うか、指揮官として或る意味物凄く駄目なところが……前からもしかしてとは思ってたんですけど、今回の司令の動きで確信しました……」
波乱続きの海兵隊にいればカタギリの出自等最早取るに足らない事なのか軽く流し、
「……取り敢えず、仕事に戻ります?活骸の掃討に来たんですし、それやっちゃいません?」
と、誰かが発した言葉に頷き合い太刀を構え直し、残された八人も活骸の群れへと向かい走り出して行った。
0
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
【短編】記憶を失っていても
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
7年以上前の記憶のない平民出身のラチェルは、6年前に娘のハリエットを生んでからグリオス国のアンギュロスの森付近の修道院で働きながら暮らしていた。
そんなある日ハリエットは見たことのない白銀色の大樹を見つけたと、母ラチェルに話すのだが……。
これは記憶の全てを失ったラチェル──シェシュティナが全てを取り戻すまでのお話。
※氷雨そら先生、キムラましゅろう先生のシークレットベビー企画開催作品です( ´艸`)
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
霊力ゼロの陰陽師見習い
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
【完結】メルティは諦めない~立派なレディになったなら
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる