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第9章
野球部追放!
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「・・・・・やっぱり、さっきのは君が悪いんじゃないのかい。」
中沢が険しい表情で言った。
「いえ、愛菜は悪くないです。マネジャーは奴隷ではありません。拒否権があるんです。」
「・・・・・そのセリフはさっき、会長が言われたって言ってたよな。」
蛭田は皆に同意をも求める。皆、頷いた。それを見て初めて自分の立場が悪くなっているのに気付く愛菜。
「なんですかその目は。愛菜が動画をアップすれば、汚名を挽回できるんですよ!」
白い目で見られている事にたじろく愛菜は、必死に自分の有用性を訴えた。
「そもそも読書部に負けた動画をアップしたのって、お前じゃねえの。」
桃太郎に鋭く核心を突かれ、愛菜は動揺を隠しきれない。
「な、何を言ってるんですか。愛菜がそんな事をする訳ないです。」
「だってさ、試合中にギャルが試合を熱心に動画で撮影してるのを、俺見たんだよ。あれお前だよな。」
桃太郎は愛菜の事をよく記憶していたらしい。これは拙い事になった。
「ど、動画は撮影していたけど、アップロードはしてないよ。わ。私じゃない。」
アップロードはなつきがしたもので愛菜ではないが、嗾けたのは愛菜だ。共犯とも云えたが、ここは否定しなければ。
「お前さあ、何がしたいんだよ。マネージャーの仕事は全くしない。その癖、動画の撮影は熱心でさ。冷やかしじゃねえのかよ。」
「ち、違うよ。」
越前に凄まれて、愛菜はしどろもどろになる。
「また、俺達を馬鹿にした動画をアップして、笑いものにしようとしているんじゃないのか。」
「違う。そんなんじゃない。」
「それじゃあ、この前、アップした動画はなんなんんだ。確かに俺達は読書部に負けた。それは事実だ。だが、お前の様な何の目的も無く、生きているだけの奴らに笑いものにされる謂れは無い。ふざけるな。」
「越前君、待って。愛菜は本当にアップしてないの。」
「嘘つけ!お前の態度を見てれば、犯人であることは明々白々だろうが。なんだかんだ言って、マネージャーの仕事をしないのがその証拠だ。」
「・・・・・・・。」
「出て行け!お前の様な下卑た女の顔を見てると吐き気がする。もう二度とその厚化粧の顔を見せるな。」
「越前。気持ちは分かるが、芦田さんが犯人だと決まった訳ではない。決めつけるのは・・・・。」
手塚が血気に逸る越前を止めようとするのを最後まで聞かず、愛菜は逃げだした。
「あっ!ちょっと、愛菜ちゃん。」
咲良が止めようとするのを振り払って、愛菜は遁走した。
なつきが教室で携帯を弄っていると、愛菜が飛び込んで来た。
「わっ!な、何、どうしたの?」
「なつき、越前君が酷いの。」
愛菜はなつきの胸で号泣した。
中沢が険しい表情で言った。
「いえ、愛菜は悪くないです。マネジャーは奴隷ではありません。拒否権があるんです。」
「・・・・・そのセリフはさっき、会長が言われたって言ってたよな。」
蛭田は皆に同意をも求める。皆、頷いた。それを見て初めて自分の立場が悪くなっているのに気付く愛菜。
「なんですかその目は。愛菜が動画をアップすれば、汚名を挽回できるんですよ!」
白い目で見られている事にたじろく愛菜は、必死に自分の有用性を訴えた。
「そもそも読書部に負けた動画をアップしたのって、お前じゃねえの。」
桃太郎に鋭く核心を突かれ、愛菜は動揺を隠しきれない。
「な、何を言ってるんですか。愛菜がそんな事をする訳ないです。」
「だってさ、試合中にギャルが試合を熱心に動画で撮影してるのを、俺見たんだよ。あれお前だよな。」
桃太郎は愛菜の事をよく記憶していたらしい。これは拙い事になった。
「ど、動画は撮影していたけど、アップロードはしてないよ。わ。私じゃない。」
アップロードはなつきがしたもので愛菜ではないが、嗾けたのは愛菜だ。共犯とも云えたが、ここは否定しなければ。
「お前さあ、何がしたいんだよ。マネージャーの仕事は全くしない。その癖、動画の撮影は熱心でさ。冷やかしじゃねえのかよ。」
「ち、違うよ。」
越前に凄まれて、愛菜はしどろもどろになる。
「また、俺達を馬鹿にした動画をアップして、笑いものにしようとしているんじゃないのか。」
「違う。そんなんじゃない。」
「それじゃあ、この前、アップした動画はなんなんんだ。確かに俺達は読書部に負けた。それは事実だ。だが、お前の様な何の目的も無く、生きているだけの奴らに笑いものにされる謂れは無い。ふざけるな。」
「越前君、待って。愛菜は本当にアップしてないの。」
「嘘つけ!お前の態度を見てれば、犯人であることは明々白々だろうが。なんだかんだ言って、マネージャーの仕事をしないのがその証拠だ。」
「・・・・・・・。」
「出て行け!お前の様な下卑た女の顔を見てると吐き気がする。もう二度とその厚化粧の顔を見せるな。」
「越前。気持ちは分かるが、芦田さんが犯人だと決まった訳ではない。決めつけるのは・・・・。」
手塚が血気に逸る越前を止めようとするのを最後まで聞かず、愛菜は逃げだした。
「あっ!ちょっと、愛菜ちゃん。」
咲良が止めようとするのを振り払って、愛菜は遁走した。
なつきが教室で携帯を弄っていると、愛菜が飛び込んで来た。
「わっ!な、何、どうしたの?」
「なつき、越前君が酷いの。」
愛菜はなつきの胸で号泣した。
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