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55.精神的な
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みんなで地下室にやって来たので、早速地下室を広げる作業に入ろう。
照明は事前に曾祖父さんに頼んで用意してもらっていたので、それを設置しながらまずは起点となるこの地下室の扉を入って左手方向の壁からサーチで場所を確認しながら真っ直ぐに通路を作っていき、敷地ギリギリまで通路を作ったら直角に曲がってさらに2m通路を作り、そこに一部屋作った。
〉一部屋目完成!
〉はやっ!
〉普通じゃありえない早さ!
〉さすがバケモノレイン
《はいはい》
リスナー達のコメントを適当に流し、最初の部屋に戻ると同じ要領で右手方向に通路を伸ばしていき、こっちも敷地ギリギリで直角に曲がって2m進んでもう一部屋作った。
〉二部屋目も完成!
〉ってかなんで二部屋?
〉しかも部屋を作る位置をこんなに離す必要なんてないんじゃねーの?
〉どういうことなんだ?
リスナー達の疑問もわかるので、どうして二部屋を離したのか、理由を説明する。。
《二部屋を別方向に作ったのは男女の着替え室にするつもりだからだよ。
利用するのは基本騎士団だから覗きなんかの心配はないのだろうけど、そこら辺の配慮はしっかりとする必要があるだろ》
そこら辺の最低限の配慮は必要だろう。ということで二部屋を離したのだ。
〉なるほどね
〉確かに着替えのための部屋だったら離したほうがいいわね
〉俺だったらめんどうだから隣にするけどな
〉だな。地下だし扉の防音さえちゃんとしてれば声とかも聞こえないだろうしな
〉はぁ~
〉そういう配慮が出来ないからあんた達は彼女が出来ないのよ
〉な、なんだと
〉か、彼女ぐらいいるし
〉ど、童貞ちゃうわ!
〉童貞とまでは言ってないけど?
〉っ!!
〉語るに落ちたわね
〉どもってる時点でアウトでしょ
〉ご愁傷さま
《うん。ご愁傷さま》
自爆したリスナーを助けるつもりなどさらさらないので地下室作りに戻ろう。
更衣室の奥にはさらに部屋を作り、出入り口でつなげた。
〉こっちの部屋は?
〉まさか、訓練場も男女別にするのか?
〉さすがにそこまで別にしないわよね?
《しないな》
男女別に訓練する意味があるのならそうするが、男女別にする必要はないので訓練場は一つにまとめる。
〉だったらこの部屋は何になるんだよ
《見てればわかるさ》
というわけで、部屋の奥に縦2m・横3m・高さ70cmの石の枠を作り出し、石の椅子を10個用意して両サイドの壁に5個ずつ置く。その前には物を置くための場所として50cmの石の板を壁からはやす。そして、等間隔に片側5枚、計10枚の鏡を作り出して設置すれば、
《とりあえずの形は完成》
〉なるほど風呂か!
〉そりゃ男女別で作らないとな
〉これはさすがに俺でもわかるな
〉でも、混浴したくないか?
〉おい。止めろ。せっかく納得しかけたのに!
〉俺の欲望がうずきだしやがる!
〉こここ、混浴なんてだだだ、ダメに決まってるのか!?
〉おい変態共
〉黙れ
〉駆逐されたいか?
〉すいません
〉ごめんなさい
〉調子にのりました
〉混浴ダメ、ゼッタイ
〉わかればよろしいい
変態共が駆逐されたのを見つつ、作業に戻ろう。
次は、向かい合う男女の更衣室から中心に向かって少し通路を伸ばしてから大きな部屋を作る。
〉今度こそ訓練場か?
〉さすがにこの広さのただの部屋とか何に使うのって話よね
〉えっ?
〉将棋するんじゃねーの?
〉オセロだろ!
〉大富豪だろ?
〉UNOだ!
〉囲碁よね
〉花札だろ!
〉ここは優雅にチェスだな
〉どれもこれもこんな広い場所ですることじゃねーだろwww
〉地味すぎるwww
《普通に訓練場だからな。あと、将棋もオセロもトランプもUNOも囲碁も花札もチェスもこっちにはないからな》
この世界では紙自体はそれほど高価なものではないが、やっぱり日本ほどいい紙ではないし、長期間使うような加工とかの技術が発展しているわけでもないので、紙のゲームなどはないのだ。
〉カタログに載ってるんじゃねーの?
《載っていたような気はする》
〉なら、カタログで買えばいいじゃん
〉そしたらみんなで遊べるし
〉いいじゃん
一瞬いいかもと思ったが、すぐにその考えを否定する。
《よくねーよ。
そもそも、オセロと大富豪とUNO以外はちゃんとしたルールとか知らねーし、それをシーナとかに教えて一緒にやるなんてめんどくさいだろ》
〉まぁ、そうか
〉でも、トランプとUNOは大人数で出来るから今後のためにも買っておいて損はしねんじゃね?
〉そっちの世界は娯楽が少ないだろうしいいんじゃね?
確かに、娯楽が全くないわけでもないが、手軽に楽しめる娯楽があったほうがいいのかもしれない。
《それはいえてるかもな》
リスナー達の言い分に納得できたので、俺は早速トランプとUNO、あと簡単に覚えて遊べるオセロを買ってアイテムボックスにしまった。
っと、脱線してしまったので地下室作りを再開させる。
訓練場の奥から1mほどの場所から下に向かって10mほど掘り下げ、転落防止の柵を取り付ける。
〉スゲー深い穴作ったな
〉カメラから見る景色だけでもこえ~
〉暗くて底が見えねーな
〉この場所はなんのための場所だ?
〉ゴミ捨て場とか?
〉ゴミ捨て場ってwww
〉匂いがスゴイことになりそうwww
〉そんな場所の近くで訓練なんて出来るわけがね~www
《最悪な訓練場になるからゴミ捨て場なわけあるか!》
と、ツッコミを入れつつ、先ほど掘り下げた1番下の地面を基準にして、今いる訓練場の下に敷地分の面積の大きな訓練場を作る。高さは掘り下げた分の高さをとっているので10mあるホントに大きな訓練場が出来上がった。
下の訓練場に降りるために階段を作ろうかと考えたが、なんかめんどくさくなったので壁に鉄製の扉を作り出すと、転移門の魔法を付与した魔法石をドアノブの中に埋め込み、同じ扉を下の訓練場にも設置した。これでドアノブに魔力を込めながら開けば転移門が作動して下の訓練場に一瞬で行けるようになった。
「これで訓練場は完成」
出来上がった訓練場を見てうんと頷いたのだが、ジルベイルやキュリアス、タイロイナの三人は額に手を当てたり苦笑したりとなんともいえない表情をしていた。
〉これだけの短時間でこんな大仕事を1人でやってしまったんだからこんな表情にもなるよな
〉しかも、やったのは1歳になったばかりの赤ちゃん
〉レインがどんどんバケモノになっていくな
〉もはや手のつけようがないだろう
〉誰も止められないな
ヒドい言われようだが、自覚はある。だが、自重はしない。
「レイン様。聞きたいんですが、この地下の訓練場はどうやって作ったのですか?」
キュリアスがぎこちない動きでこちらに顔を向けてきて聞いてきた。
「まずは作りたい部屋の大きさを結界で囲ってから中の土をアイテムボックスに入れてくり抜いて、そのあとで錬金術での硬化と魔法石での補強を入れてから最後に仕上げの装飾をすれば完成ですね」
俺の説明を聞いたキュリアスは頭を抱えてしまった。
そんなに難しいことを言ったつもりはないのだが、キュリアスの反応を見るに、やっぱり異常なのだろう。
〉レインの常識外れなやり方を理解出来ずに頭抱えちゃったよ
〉どうするんだ、レイン
〉ちゃんとフォローしろよ
〉ってかもっとまともな方法なかったのか?
《簡単に出来る方法があるのにわざとめんどくさい方法でする意味あるか?》
そりゃあ土魔法とかでちまちまと穴を掘ることも出来るが、それだとホントに何日かかるかわからないからな。
〉そりゃあないけど………
〉でもな………
〉周りがついてけてないしな………
〉精神的なダメージ受けてるし………
〉やっぱりフォローぐらいはいるだろ
《それはこれからすればいいことだし、とりあえずは残りの仕上げをやってしまわないとな》
〉仕上げって?
〉何かやり忘れてたっけ?
〉さぁ
〉思いつかないけどな
まぁ、俺も今思いついたことだから仕上げというにはちょっと違うけどな。
その思いついたこととは扉についてだ。
扉については曾祖父さんに頼もうと思っていたが、よくよく考えればアルミやガラスの原料の硝石も土に含まれているわけで、錬金でそれを取り出して作り変えればガラス付きのアルミサッシの扉が作れるわけだから、それを取り付けていこうと思いついたのだ。
さらに言えば、訓練場の扉は鉄製にしておけば壊れにくくもなるだろう。
そうと決めれば行動あるのみで、訓練場の出入り口には鉄製の両開きの扉を付け、風呂場と更衣室の間の扉はスライド式の扉をつけ、最後に更衣室と通路、通路と最初の部屋の出入り口には内開きの扉を付けて仕上げを終えた。
照明は事前に曾祖父さんに頼んで用意してもらっていたので、それを設置しながらまずは起点となるこの地下室の扉を入って左手方向の壁からサーチで場所を確認しながら真っ直ぐに通路を作っていき、敷地ギリギリまで通路を作ったら直角に曲がってさらに2m通路を作り、そこに一部屋作った。
〉一部屋目完成!
〉はやっ!
〉普通じゃありえない早さ!
〉さすがバケモノレイン
《はいはい》
リスナー達のコメントを適当に流し、最初の部屋に戻ると同じ要領で右手方向に通路を伸ばしていき、こっちも敷地ギリギリで直角に曲がって2m進んでもう一部屋作った。
〉二部屋目も完成!
〉ってかなんで二部屋?
〉しかも部屋を作る位置をこんなに離す必要なんてないんじゃねーの?
〉どういうことなんだ?
リスナー達の疑問もわかるので、どうして二部屋を離したのか、理由を説明する。。
《二部屋を別方向に作ったのは男女の着替え室にするつもりだからだよ。
利用するのは基本騎士団だから覗きなんかの心配はないのだろうけど、そこら辺の配慮はしっかりとする必要があるだろ》
そこら辺の最低限の配慮は必要だろう。ということで二部屋を離したのだ。
〉なるほどね
〉確かに着替えのための部屋だったら離したほうがいいわね
〉俺だったらめんどうだから隣にするけどな
〉だな。地下だし扉の防音さえちゃんとしてれば声とかも聞こえないだろうしな
〉はぁ~
〉そういう配慮が出来ないからあんた達は彼女が出来ないのよ
〉な、なんだと
〉か、彼女ぐらいいるし
〉ど、童貞ちゃうわ!
〉童貞とまでは言ってないけど?
〉っ!!
〉語るに落ちたわね
〉どもってる時点でアウトでしょ
〉ご愁傷さま
《うん。ご愁傷さま》
自爆したリスナーを助けるつもりなどさらさらないので地下室作りに戻ろう。
更衣室の奥にはさらに部屋を作り、出入り口でつなげた。
〉こっちの部屋は?
〉まさか、訓練場も男女別にするのか?
〉さすがにそこまで別にしないわよね?
《しないな》
男女別に訓練する意味があるのならそうするが、男女別にする必要はないので訓練場は一つにまとめる。
〉だったらこの部屋は何になるんだよ
《見てればわかるさ》
というわけで、部屋の奥に縦2m・横3m・高さ70cmの石の枠を作り出し、石の椅子を10個用意して両サイドの壁に5個ずつ置く。その前には物を置くための場所として50cmの石の板を壁からはやす。そして、等間隔に片側5枚、計10枚の鏡を作り出して設置すれば、
《とりあえずの形は完成》
〉なるほど風呂か!
〉そりゃ男女別で作らないとな
〉これはさすがに俺でもわかるな
〉でも、混浴したくないか?
〉おい。止めろ。せっかく納得しかけたのに!
〉俺の欲望がうずきだしやがる!
〉こここ、混浴なんてだだだ、ダメに決まってるのか!?
〉おい変態共
〉黙れ
〉駆逐されたいか?
〉すいません
〉ごめんなさい
〉調子にのりました
〉混浴ダメ、ゼッタイ
〉わかればよろしいい
変態共が駆逐されたのを見つつ、作業に戻ろう。
次は、向かい合う男女の更衣室から中心に向かって少し通路を伸ばしてから大きな部屋を作る。
〉今度こそ訓練場か?
〉さすがにこの広さのただの部屋とか何に使うのって話よね
〉えっ?
〉将棋するんじゃねーの?
〉オセロだろ!
〉大富豪だろ?
〉UNOだ!
〉囲碁よね
〉花札だろ!
〉ここは優雅にチェスだな
〉どれもこれもこんな広い場所ですることじゃねーだろwww
〉地味すぎるwww
《普通に訓練場だからな。あと、将棋もオセロもトランプもUNOも囲碁も花札もチェスもこっちにはないからな》
この世界では紙自体はそれほど高価なものではないが、やっぱり日本ほどいい紙ではないし、長期間使うような加工とかの技術が発展しているわけでもないので、紙のゲームなどはないのだ。
〉カタログに載ってるんじゃねーの?
《載っていたような気はする》
〉なら、カタログで買えばいいじゃん
〉そしたらみんなで遊べるし
〉いいじゃん
一瞬いいかもと思ったが、すぐにその考えを否定する。
《よくねーよ。
そもそも、オセロと大富豪とUNO以外はちゃんとしたルールとか知らねーし、それをシーナとかに教えて一緒にやるなんてめんどくさいだろ》
〉まぁ、そうか
〉でも、トランプとUNOは大人数で出来るから今後のためにも買っておいて損はしねんじゃね?
〉そっちの世界は娯楽が少ないだろうしいいんじゃね?
確かに、娯楽が全くないわけでもないが、手軽に楽しめる娯楽があったほうがいいのかもしれない。
《それはいえてるかもな》
リスナー達の言い分に納得できたので、俺は早速トランプとUNO、あと簡単に覚えて遊べるオセロを買ってアイテムボックスにしまった。
っと、脱線してしまったので地下室作りを再開させる。
訓練場の奥から1mほどの場所から下に向かって10mほど掘り下げ、転落防止の柵を取り付ける。
〉スゲー深い穴作ったな
〉カメラから見る景色だけでもこえ~
〉暗くて底が見えねーな
〉この場所はなんのための場所だ?
〉ゴミ捨て場とか?
〉ゴミ捨て場ってwww
〉匂いがスゴイことになりそうwww
〉そんな場所の近くで訓練なんて出来るわけがね~www
《最悪な訓練場になるからゴミ捨て場なわけあるか!》
と、ツッコミを入れつつ、先ほど掘り下げた1番下の地面を基準にして、今いる訓練場の下に敷地分の面積の大きな訓練場を作る。高さは掘り下げた分の高さをとっているので10mあるホントに大きな訓練場が出来上がった。
下の訓練場に降りるために階段を作ろうかと考えたが、なんかめんどくさくなったので壁に鉄製の扉を作り出すと、転移門の魔法を付与した魔法石をドアノブの中に埋め込み、同じ扉を下の訓練場にも設置した。これでドアノブに魔力を込めながら開けば転移門が作動して下の訓練場に一瞬で行けるようになった。
「これで訓練場は完成」
出来上がった訓練場を見てうんと頷いたのだが、ジルベイルやキュリアス、タイロイナの三人は額に手を当てたり苦笑したりとなんともいえない表情をしていた。
〉これだけの短時間でこんな大仕事を1人でやってしまったんだからこんな表情にもなるよな
〉しかも、やったのは1歳になったばかりの赤ちゃん
〉レインがどんどんバケモノになっていくな
〉もはや手のつけようがないだろう
〉誰も止められないな
ヒドい言われようだが、自覚はある。だが、自重はしない。
「レイン様。聞きたいんですが、この地下の訓練場はどうやって作ったのですか?」
キュリアスがぎこちない動きでこちらに顔を向けてきて聞いてきた。
「まずは作りたい部屋の大きさを結界で囲ってから中の土をアイテムボックスに入れてくり抜いて、そのあとで錬金術での硬化と魔法石での補強を入れてから最後に仕上げの装飾をすれば完成ですね」
俺の説明を聞いたキュリアスは頭を抱えてしまった。
そんなに難しいことを言ったつもりはないのだが、キュリアスの反応を見るに、やっぱり異常なのだろう。
〉レインの常識外れなやり方を理解出来ずに頭抱えちゃったよ
〉どうするんだ、レイン
〉ちゃんとフォローしろよ
〉ってかもっとまともな方法なかったのか?
《簡単に出来る方法があるのにわざとめんどくさい方法でする意味あるか?》
そりゃあ土魔法とかでちまちまと穴を掘ることも出来るが、それだとホントに何日かかるかわからないからな。
〉そりゃあないけど………
〉でもな………
〉周りがついてけてないしな………
〉精神的なダメージ受けてるし………
〉やっぱりフォローぐらいはいるだろ
《それはこれからすればいいことだし、とりあえずは残りの仕上げをやってしまわないとな》
〉仕上げって?
〉何かやり忘れてたっけ?
〉さぁ
〉思いつかないけどな
まぁ、俺も今思いついたことだから仕上げというにはちょっと違うけどな。
その思いついたこととは扉についてだ。
扉については曾祖父さんに頼もうと思っていたが、よくよく考えればアルミやガラスの原料の硝石も土に含まれているわけで、錬金でそれを取り出して作り変えればガラス付きのアルミサッシの扉が作れるわけだから、それを取り付けていこうと思いついたのだ。
さらに言えば、訓練場の扉は鉄製にしておけば壊れにくくもなるだろう。
そうと決めれば行動あるのみで、訓練場の出入り口には鉄製の両開きの扉を付け、風呂場と更衣室の間の扉はスライド式の扉をつけ、最後に更衣室と通路、通路と最初の部屋の出入り口には内開きの扉を付けて仕上げを終えた。
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