132 / 148
119.一瞬ニヤリ
しおりを挟む
「そうだ、サグラス。レインと戦って勝てたらイリスフィア達を連れて帰っていいわよ」
『はい?』
ユファ婆さまの予想外の提案に俺とお祖父さんは驚きながらユファ婆さまを見た。
「だから、レインと戦って勝てたらイリスフィア達を連れて帰っていいわよ、と言ったのよ」
いや、言われた言葉はちゃんと理解出来ている。内容は全く理解出来るものではないけどね。
〉まさかの提案www
〉スゴいことを言い出したwww
〉ユファ婆さまwww
〉レイン対サグラスってwww
〉孫対祖父ってwww
〉赤ちゃん対大人だぞwww
〉そんな勝負を提案するなんてwww
《ホントにありえない提案だよな》
〉一方的に蹂躙されるサグラスが可哀想………
〉異常者のレインの相手をしないといけないなんてな………
〉孫に負けるなんて立ち直れないんじゃ………
〉ホントにサグラスが可哀想………
〉なんてヒドい提案をするんだ………
〉ユファ婆さま………
なぜかリスナー達はお祖父さんを心配するコメントばかりだった。
まぁ、わからない反応でもないのでツッコむことはしないけど。
「ちょっと待ってください母様!」
「なによ、サグラス。イリスフィア達に帰ってきてほしいのでしょ?」
「それはそうですけど、その方法がレインと戦って勝つことってのはありえないでしょ!」
ユファ婆さまに迫るお祖父さん。
俺もうんうんと頷きながらユファ婆さまを見た。
「それなら帰らないと言っているイリスフィア達を無理矢理連れて帰るつもり?それはあまりに横暴じゃないかしら」
「それを言うならひ孫であるレインを私と戦わせようとしている母様の方が横暴でしょう!」
この場合、どちらの言い分も間違ってはいないのだろうけど、俺としてはお祖父さんの意見の方に賛成ではある。
なにせ、ユファ婆さまの提案が通ってしまった場合、初めて合ったお祖父さんと戦わないといけなくなるのだからね。
睨み合う二人。
「レインに勝てとは言ったけど、別にボコボコにしろと言ってるわけじゃないから、さっさと勝てばいいじゃない。それで決着はつくわけだし、イリスフィア達を連れて帰れるのだから悪い勝負ではないでしょ?」
一転して笑顔になったユファ婆さまからの言葉に、お祖父さんは顎に手を当てて考え出した。
あれ?この流れって………。
ユファ婆さまが一瞬ニヤリと笑った。
〉うわ~
〉黒い笑みだったよな
〉黒ユファ婆さまが出てきたな
〉ってか、サグラスが悩みだしちゃったけど
〉もしかして………
「そうですね。怪我させないように勝てばいいだけですよね」
なぜかユファ婆さまの提案を受け入れてしまったお祖父さん。
〉はい!
〉ユファ婆さまの口車に乗せられました!
〉そして勝てない戦いに挑むことが決定しました!
〉ドンマイサグラス!
《俺のほうがドンマイだよ》
『はい?』
ユファ婆さまの予想外の提案に俺とお祖父さんは驚きながらユファ婆さまを見た。
「だから、レインと戦って勝てたらイリスフィア達を連れて帰っていいわよ、と言ったのよ」
いや、言われた言葉はちゃんと理解出来ている。内容は全く理解出来るものではないけどね。
〉まさかの提案www
〉スゴいことを言い出したwww
〉ユファ婆さまwww
〉レイン対サグラスってwww
〉孫対祖父ってwww
〉赤ちゃん対大人だぞwww
〉そんな勝負を提案するなんてwww
《ホントにありえない提案だよな》
〉一方的に蹂躙されるサグラスが可哀想………
〉異常者のレインの相手をしないといけないなんてな………
〉孫に負けるなんて立ち直れないんじゃ………
〉ホントにサグラスが可哀想………
〉なんてヒドい提案をするんだ………
〉ユファ婆さま………
なぜかリスナー達はお祖父さんを心配するコメントばかりだった。
まぁ、わからない反応でもないのでツッコむことはしないけど。
「ちょっと待ってください母様!」
「なによ、サグラス。イリスフィア達に帰ってきてほしいのでしょ?」
「それはそうですけど、その方法がレインと戦って勝つことってのはありえないでしょ!」
ユファ婆さまに迫るお祖父さん。
俺もうんうんと頷きながらユファ婆さまを見た。
「それなら帰らないと言っているイリスフィア達を無理矢理連れて帰るつもり?それはあまりに横暴じゃないかしら」
「それを言うならひ孫であるレインを私と戦わせようとしている母様の方が横暴でしょう!」
この場合、どちらの言い分も間違ってはいないのだろうけど、俺としてはお祖父さんの意見の方に賛成ではある。
なにせ、ユファ婆さまの提案が通ってしまった場合、初めて合ったお祖父さんと戦わないといけなくなるのだからね。
睨み合う二人。
「レインに勝てとは言ったけど、別にボコボコにしろと言ってるわけじゃないから、さっさと勝てばいいじゃない。それで決着はつくわけだし、イリスフィア達を連れて帰れるのだから悪い勝負ではないでしょ?」
一転して笑顔になったユファ婆さまからの言葉に、お祖父さんは顎に手を当てて考え出した。
あれ?この流れって………。
ユファ婆さまが一瞬ニヤリと笑った。
〉うわ~
〉黒い笑みだったよな
〉黒ユファ婆さまが出てきたな
〉ってか、サグラスが悩みだしちゃったけど
〉もしかして………
「そうですね。怪我させないように勝てばいいだけですよね」
なぜかユファ婆さまの提案を受け入れてしまったお祖父さん。
〉はい!
〉ユファ婆さまの口車に乗せられました!
〉そして勝てない戦いに挑むことが決定しました!
〉ドンマイサグラス!
《俺のほうがドンマイだよ》
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
男女比1:50の世界に転生したけど、前世の感覚で普通に接してたら幼馴染も姉妹もお嬢様もみんな沼にハマっていった件 ~ダンジョンにも潜ります〜
ベリーブルー
ファンタジー
男女比1:50――この世界で男は、守られ、大切にされ、穏やかに生きることを求められる存在。
だけど蓮は違った。
前世の記憶を持つ彼には、「男だから」という枷がない。女の子にも男の子にも同じように笑いかけ、距離を詰め、気負いなく手を差し伸べる。本人にとってはただの"普通"。でもこの世界では、その普通が劇薬だった。
幼馴染は気づけば目で追っていた。姉は守りたい感情の正体に戸惑い始めた。名家のお嬢様は、初めて「対等」に扱われたことが忘れられなくなった。
そして蓮はと言えば――。
「ダンジョン潜りてえなあ!」
誰も見たことのない深淵にロマンを見出し、周囲の心配をよそに、未知の世界へ飛び込もうとしている。
自覚なき最強のタラシが、命懸けの冒険と恋の沼を同時に生み出す、現代ダンジョンファンタジー。
カクヨムさんの方で先行公開しております。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる