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123.優しく床に
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立体機動を止めた俺は腕として使っていた布を翼に変えると、立体機動に使っていた紐を束ねることで腕に変え、木剣を手にすると構えた。
〉おぉ
〉次は剣で戦うのか?
〉接近戦するのか?
〉それで勝てるのか?
〉やれるのか?
リスナー達の心配そうなコメントが続くが、やれるとは思っていない。
なにせ、こっちとら剣を使った戦闘なんてしたことがないんだからな。
前世では武道や武術なんてものは全くしてこなかったし、暴力を伴うケンカすらしてこなかった人間だったし、今は今でまだ三歳の幼児なので剣での戦闘経験なんてあるはずもない。一応騎士団の訓練を見学したりはしていたけど、実戦では見学しただけの知識などなんの意味ももたないな。
だからこそ、ただの剣術対決なら瞬殺されるだろうが、あいにくとこれは剣術対決ではないのでやりようはあると思っている。
さてと、こっちの準備は出来たしお祖父さんの方を見てみると、お祖父さんは驚いた表情で俺を見ていた。
「その布は翼にもなって飛ぶことが出来るのか………」
「出来るよ」
俺は左右に飛んでみせてから木剣を構えた。
「それじゃあ、いくよ!」
勝つためには奇襲でもよかったのだけど、しっかりと戦闘経験をつみたかったという理由もあったので宣言してから思いっきり突っ込む。
(ガキッ!)
木剣同士がぶつかり合って鍔迫り合いになる。
普通なら幼児の俺が鍔迫り合いのパワー勝負に勝てるワケがないのだけれど、今木剣を持っているのは紐の腕なので、込める魔力次第でいくらでもパワーは上げられるので、パワーを上げてお祖父さんをぶっ飛ばす。
「ぐっ!」
ふっ飛んだお祖父さんだけど、地面を転がりながらも体勢を立て直して膝立ちの状態で止まったので一瞬でその背後へ移動して横薙ぎ一閃。
しかし、これは勘づかれたようでギリギリしゃがんで避けられてしまったどころかカウンターの横薙ぎが来たので少し上へと飛び上がることで回避する。
この流れだと普通なら上からの振り下ろしになるのだろうけど、俺はあえて縄跳びの後ろ飛びの要領で紐の腕を後ろから回して下からの斬り上げを行う。
「なっ!」
普通の人間なら出来ない動きからの攻撃に驚いていたお祖父さんだが、それでもやっぱり経験からくる咄嗟の動きなのかしっかりとガードはしてきた。でも、咄嗟のガードで力が入っていないので簡単に打ち上がった。
〉レインが祖父さんを打ち上げた!
〉空中でバランスを崩した状態!
〉ここで追撃をかければ!
〉一方的な虐殺が始まるのか!?
あいにくとこれは勝負ではあるけど殺し合いではないので虐殺なんてしない。
その代わりといってはなんだけど、紐の右腕を伸ばしてお祖父さんの足を掴むと引き寄せる。
「こなくそ!」
かち上げられてすぐに引っぱられ、バランスを崩している上に方向感覚もおかしくなっているはずなのに、お祖父さんはしっかりと俺目掛けて木剣を振り下ろしてきた。
〉祖父さん意地の反撃!
〉あの状態から!?
〉スゲー!
確かにスゴいとは思うけど、紐の右腕の途中からさらに手だけを作り出すと木剣を受け止め、元あった右手で襟首を掴んで出来るだけ優しく床に叩きつけると首筋に木剣を突きつけた。
「そこまで!」
〉おぉ
〉次は剣で戦うのか?
〉接近戦するのか?
〉それで勝てるのか?
〉やれるのか?
リスナー達の心配そうなコメントが続くが、やれるとは思っていない。
なにせ、こっちとら剣を使った戦闘なんてしたことがないんだからな。
前世では武道や武術なんてものは全くしてこなかったし、暴力を伴うケンカすらしてこなかった人間だったし、今は今でまだ三歳の幼児なので剣での戦闘経験なんてあるはずもない。一応騎士団の訓練を見学したりはしていたけど、実戦では見学しただけの知識などなんの意味ももたないな。
だからこそ、ただの剣術対決なら瞬殺されるだろうが、あいにくとこれは剣術対決ではないのでやりようはあると思っている。
さてと、こっちの準備は出来たしお祖父さんの方を見てみると、お祖父さんは驚いた表情で俺を見ていた。
「その布は翼にもなって飛ぶことが出来るのか………」
「出来るよ」
俺は左右に飛んでみせてから木剣を構えた。
「それじゃあ、いくよ!」
勝つためには奇襲でもよかったのだけど、しっかりと戦闘経験をつみたかったという理由もあったので宣言してから思いっきり突っ込む。
(ガキッ!)
木剣同士がぶつかり合って鍔迫り合いになる。
普通なら幼児の俺が鍔迫り合いのパワー勝負に勝てるワケがないのだけれど、今木剣を持っているのは紐の腕なので、込める魔力次第でいくらでもパワーは上げられるので、パワーを上げてお祖父さんをぶっ飛ばす。
「ぐっ!」
ふっ飛んだお祖父さんだけど、地面を転がりながらも体勢を立て直して膝立ちの状態で止まったので一瞬でその背後へ移動して横薙ぎ一閃。
しかし、これは勘づかれたようでギリギリしゃがんで避けられてしまったどころかカウンターの横薙ぎが来たので少し上へと飛び上がることで回避する。
この流れだと普通なら上からの振り下ろしになるのだろうけど、俺はあえて縄跳びの後ろ飛びの要領で紐の腕を後ろから回して下からの斬り上げを行う。
「なっ!」
普通の人間なら出来ない動きからの攻撃に驚いていたお祖父さんだが、それでもやっぱり経験からくる咄嗟の動きなのかしっかりとガードはしてきた。でも、咄嗟のガードで力が入っていないので簡単に打ち上がった。
〉レインが祖父さんを打ち上げた!
〉空中でバランスを崩した状態!
〉ここで追撃をかければ!
〉一方的な虐殺が始まるのか!?
あいにくとこれは勝負ではあるけど殺し合いではないので虐殺なんてしない。
その代わりといってはなんだけど、紐の右腕を伸ばしてお祖父さんの足を掴むと引き寄せる。
「こなくそ!」
かち上げられてすぐに引っぱられ、バランスを崩している上に方向感覚もおかしくなっているはずなのに、お祖父さんはしっかりと俺目掛けて木剣を振り下ろしてきた。
〉祖父さん意地の反撃!
〉あの状態から!?
〉スゲー!
確かにスゴいとは思うけど、紐の右腕の途中からさらに手だけを作り出すと木剣を受け止め、元あった右手で襟首を掴んで出来るだけ優しく床に叩きつけると首筋に木剣を突きつけた。
「そこまで!」
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