日記

まりるり

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畑仕事なんじゃー

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 3月3日木曜日

「おはようございます。昨日はよく眠れましたか」
 たしかこんなことを言われて、異世界2日目の朝が始まった気がします。
 朝ご飯はパンとスープとサラダでした。私、朝はご飯派なんですけど、美味しかったのでモーマンタイです。てかこの世界にお米はあるのでしょうか。
 一緒に朝ご飯を食べたかったんですけど、ソマリちゃんは先に食べてたみたいです。グスン。ちょっと残念。
 
 そんな感じで1日が始まったんですけど、ご飯の後は質問タイムでしたね。私への。
 どうやってきたのか、どこか行くあてはあるのか、何か目的があるのか、とかいろいろ聞かれちゃいました。
 趣味とか年齢とか好みのタイプとかスリーサイズとか、そんなことまで聞かれちゃった…//
らいいなっ…、てね。
 え?知りたいって??しょうがないなあ。えっーと、それはー
 
 まった、なんか一人でこんなこと書いて虚しくなってきた。やっぱなし。

 話を戻して、どうやってきたかも、行くあても、目的も全部知らないって答えたんだけど、そしたらさ、
 
「分かりました。あなたが何も知らないということが分かりました。行くあてが無いなら、しばらくはここに居ていいです。」
「そんな状態のあなたをほっておいたら危ないので」

 …神か?やっぱソマリちゃん神か??
 私は思いましたよね。
 そしてべた褒めしたら顔がちょっと赤らんでて、それがちょー可愛かったの。今日のソマリちゃんベストシーンです。
 
「ただし、居るからには働いて貰います」
 
 なるほどってなったわけです。
 そして今日の本題ですよ。その仕事がですね、畑仕事だったんですよ。
 まあお水やって野菜さんとお話しするだけでしょって思ってたんだけど、違いました。
 なんと耕すところからでした。なんでなん?ですか??ソマリちゃん???
 
「この辺りで野菜を作れたらいいなって思ってたんです。でも私1人だと大変で、誰か雇って手伝ってもらおうって考えてたんです」
「でもあなたが来てくれたので、手間が省けました」

 らしいですよ。やばすぎ。でもソマリちゃんのため、働かせてもらいました。畑を耕すって大変なんですね。腰が有頂天になりました。
 結局私は1時間持たずに倒れたので、ほとんどソマリちゃんが作業してました。
 
「あなたって意外と体力無いんですね。私よりお姉さんっぽいから期待してたんですけど」

 あう。

「まあ人には向き不向きがあります。明日も働いてもらうので、今日は休んでください」

 ああ、神。

「まだ4分の1しか終わってないので、明日も明日は今日の続きをします。あっ、見るからに絶望しないでください」
「ここの生活は案外暇で、これくらいしかやることがないので、すみませんがお願いします」

 …はい、頑張ります…。

           3月3日木曜日〆
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