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か
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朝、目が覚める。朝といっても9時過ぎくらい。いつもの安くて硬いベッドの上で寝たため、身体の節々が肩こりのような不快な痛さをおぼえる。これがまた二度寝をまじめに考えさせてくる。
大学に通っているが、1限はもう間に合わない。2限も…、この調子だとわからない。ムカつく。イライラする。
だるい体に鞭打ち、ベッドから起きる。とりあえず顔を洗う。鏡を見ると、ひどい顔。何にも考えてないような、間抜けな顔。この顔を見るたび、ムカついてくる。
洗面所の三面鏡はもう二面しか残ってない。いつの間にか割れていた。いつの間にか割っていた。
台所には朝ご飯が用意されている。白いご飯の上に、焼き鮭。いつもと変わらない朝ご飯。
量も栄養も少ないご飯。あるだけマシ。作ってくれるだけありがたい。そう思っていつも食べる。
ダルい。一口食べて全部捨てた。
「お母さん作ってくれてありがとう」
生ゴミの入ったゴミ箱に感謝の言葉を捨てた。
服を着替えよう。外に出かけるのだから。
可愛らしいパジャマから、外出用の地味な服へ。服は、日々のコーディネートを考えれるほど、持っていない。選ぶのは、ダルい。
服を着替え終わる。自分の姿を鏡で見る。これから出かけるのだと、感じて、イライラする。
ムカついたまま、鏡の前で軽く化粧をする。これから外出するのだから。当たり前のこと。
…何それ。気持ち悪い。ムカつく。
家を出て最寄りのバス停に向かう。横を通り過ぎる車の音が、煩わしい。人の会話が耳に入り、吐き気がする。
だんだんと足取りが重くなる。一歩、また一歩と、歩くたびに、足に枷がつけられていくみたいで、イライラする。
歩いているのか、止まっているのか、自分でも分からない。
右斜め前の女と目が合う。目を細める。睨みつける気なんて無いのに、多分睨んでいた。
バス停に着いた。ちょうどよくバスも来た。
バスの中は空いていた。後ろの方の座席に座る。
駅に着くまで外を眺めることにした。外の喧騒とは切り離された場所。
何もしなくてもボーっとしてても、場面が変わる。
何も考えないで外を眺めた。今は隣に誰も座ってないので、少し落ち着いた。
大学に通っているが、1限はもう間に合わない。2限も…、この調子だとわからない。ムカつく。イライラする。
だるい体に鞭打ち、ベッドから起きる。とりあえず顔を洗う。鏡を見ると、ひどい顔。何にも考えてないような、間抜けな顔。この顔を見るたび、ムカついてくる。
洗面所の三面鏡はもう二面しか残ってない。いつの間にか割れていた。いつの間にか割っていた。
台所には朝ご飯が用意されている。白いご飯の上に、焼き鮭。いつもと変わらない朝ご飯。
量も栄養も少ないご飯。あるだけマシ。作ってくれるだけありがたい。そう思っていつも食べる。
ダルい。一口食べて全部捨てた。
「お母さん作ってくれてありがとう」
生ゴミの入ったゴミ箱に感謝の言葉を捨てた。
服を着替えよう。外に出かけるのだから。
可愛らしいパジャマから、外出用の地味な服へ。服は、日々のコーディネートを考えれるほど、持っていない。選ぶのは、ダルい。
服を着替え終わる。自分の姿を鏡で見る。これから出かけるのだと、感じて、イライラする。
ムカついたまま、鏡の前で軽く化粧をする。これから外出するのだから。当たり前のこと。
…何それ。気持ち悪い。ムカつく。
家を出て最寄りのバス停に向かう。横を通り過ぎる車の音が、煩わしい。人の会話が耳に入り、吐き気がする。
だんだんと足取りが重くなる。一歩、また一歩と、歩くたびに、足に枷がつけられていくみたいで、イライラする。
歩いているのか、止まっているのか、自分でも分からない。
右斜め前の女と目が合う。目を細める。睨みつける気なんて無いのに、多分睨んでいた。
バス停に着いた。ちょうどよくバスも来た。
バスの中は空いていた。後ろの方の座席に座る。
駅に着くまで外を眺めることにした。外の喧騒とは切り離された場所。
何もしなくてもボーっとしてても、場面が変わる。
何も考えないで外を眺めた。今は隣に誰も座ってないので、少し落ち着いた。
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