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第二十四話「雑貨屋さん」
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―桜の下の約束―
第二十四話「雑貨屋さん」
みちると千草は懐かしい雑貨店の中に入った
その間、渉には店には入らずに入口で待っててもらうことにした
お店の雰囲気は前に来た時と変わらなかった
「ここで買ったんだよね~」みちるも千草も懐かしさに心を躍らせた。
「そうそう、二人で買ったよね、あのガラス瓶まだ持ってる?」
「もちろん、ほら」そういってみちるはバックから取り出した。
ピンク色のガラス瓶が顔を出した。
そんなみちるを見て千草もまた笑顔が戻ってきていた。
「そうだ!ここで今度は私から千草に何かプレゼントしてあげる!
最後だもんね。何が欲しい?」・・・・最後・・・・
この言葉は千草にもみちるにも痛い言葉だ・・。
けれど、お互いを思っている限り決して最後なんかではない・・。
二人は心の中ではそう思っていた。
「それなら・・これがいいな」千草は一つの瓶を手に取った。
「千草それって・・それでいいの?もっと他にも色々あるのに」
そう驚いて聞いたみちるに千草は笑顔で言った
「ううん。これがいいの、みちるとお揃いだもの」
つづく
第二十四話「雑貨屋さん」
みちると千草は懐かしい雑貨店の中に入った
その間、渉には店には入らずに入口で待っててもらうことにした
お店の雰囲気は前に来た時と変わらなかった
「ここで買ったんだよね~」みちるも千草も懐かしさに心を躍らせた。
「そうそう、二人で買ったよね、あのガラス瓶まだ持ってる?」
「もちろん、ほら」そういってみちるはバックから取り出した。
ピンク色のガラス瓶が顔を出した。
そんなみちるを見て千草もまた笑顔が戻ってきていた。
「そうだ!ここで今度は私から千草に何かプレゼントしてあげる!
最後だもんね。何が欲しい?」・・・・最後・・・・
この言葉は千草にもみちるにも痛い言葉だ・・。
けれど、お互いを思っている限り決して最後なんかではない・・。
二人は心の中ではそう思っていた。
「それなら・・これがいいな」千草は一つの瓶を手に取った。
「千草それって・・それでいいの?もっと他にも色々あるのに」
そう驚いて聞いたみちるに千草は笑顔で言った
「ううん。これがいいの、みちるとお揃いだもの」
つづく
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