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第十七話「明かされた真実」
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第十七話「明かされた真実」
スピーカーから聞こえた音声・・・
「雨宮のやついいきみだぜ。アイツ一年の癖に生意気なんだよ、
俺たちより目立ちやがって新人の癖にすぐレギュラーとりやがって」
聞き覚えのある声、そう、それは被害者のはずの青木の声だった。
つづいてもう一人
「でも、これで大人しくなるんじゃねえの?」
その声は青木といつも一緒にいる集団グループの佐々木だった。
途端に周りの生徒が騒がしくなった
「なんだよ!これ??」「一体どういうこと??」
「今の声って青木だよな?」「えーどういうこと?」
「青木ってやつが財布を取られた奴なんじゃないのかよ?」
俺の周りで口々とざわめきが聞こえる中、放送は続いた
「そうだな、 お前たちのおかげだな」 青木の声だ
「そうだぜ、感謝しろよ。あの日の
夕方俺が雨宮のロッカーに財布を入れたんだよ
まさかこんな単純な方法が成功するなんてな。誰にも言わないなんてアイツ馬鹿だよな」
佐々木の声も聞こえた
その言葉で益々俺の周りが騒がしくなりそれはだんだん罵声になっていった
驚いたのは生徒だけではなかった・・。
そう、今この学校にいる教師全員も驚きは同じだった
つづく
スピーカーから聞こえた音声・・・
「雨宮のやついいきみだぜ。アイツ一年の癖に生意気なんだよ、
俺たちより目立ちやがって新人の癖にすぐレギュラーとりやがって」
聞き覚えのある声、そう、それは被害者のはずの青木の声だった。
つづいてもう一人
「でも、これで大人しくなるんじゃねえの?」
その声は青木といつも一緒にいる集団グループの佐々木だった。
途端に周りの生徒が騒がしくなった
「なんだよ!これ??」「一体どういうこと??」
「今の声って青木だよな?」「えーどういうこと?」
「青木ってやつが財布を取られた奴なんじゃないのかよ?」
俺の周りで口々とざわめきが聞こえる中、放送は続いた
「そうだな、 お前たちのおかげだな」 青木の声だ
「そうだぜ、感謝しろよ。あの日の
夕方俺が雨宮のロッカーに財布を入れたんだよ
まさかこんな単純な方法が成功するなんてな。誰にも言わないなんてアイツ馬鹿だよな」
佐々木の声も聞こえた
その言葉で益々俺の周りが騒がしくなりそれはだんだん罵声になっていった
驚いたのは生徒だけではなかった・・。
そう、今この学校にいる教師全員も驚きは同じだった
つづく
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