パンダぱんだ

超絶ラビリンスコーヒースライム隊長Lv3

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パンダぱんだ

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 動物王国にやって来た。
 独特の匂いがする。それもそのはず、この動物王王国の動物はパンで出来ているのだ。
 二十四時間体制で職人がパンを焼き、動物園内にそれを飾る。機械と連動させて動物がまるで動いているかの様になっている。
「パパ。あれはパンダだよね」
「そうだな。パンダでもありパンでもある」
「どう言う事?」
「あれは食べられるパンダなんだ」
「パンダは食べちゃダメなんだよ」
「あれはパンのパンダなんだ」
「何言っているの?」
『それでは月一恒例のパンダを食べようを行います。パンダ食べたい人!」
「はーい!」
 沢山の親や子供が手を上げそのパパも手を上げた。
「パパ、パンダを食べちゃダメ」
「じゃあ、そこの親子」
「選ばれたぞ。行こう」
「嫌だ」
 しかし半ば強制的に王国内のパンダの前に連れて行くパパ。
「パパが最初に食べるからね」
「パパの馬鹿!」
「むしゃむしゃ。うん、美味い」
「僕は食べないからね」
 そうは言っていた息子だったがパンダのパンの香ばしい匂いに誘われたらやがて頭を齧った。
「パンダさん。ごめんね。ごめんね。でも美味しいよう。悲しいけど美味しいよう」
「そこはチョコだね」
「パンダの脳みそはチョコで出来ているの? 僕知らなかった」
 最後にパンダのパンが作られている工程を映像で見たら息子はようやくパンダがパンだ理解した方で、その後はパンのパンダを荒れ狂うような勢いで狂気的な表情で食べていたのであった。
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