リススリリスククスリ

超絶ラビリンスコーヒースライム隊長Lv3

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リススリリスククスリ

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 自然豊かな公園を散歩していた所、服のポッケを漁られた気配を感じ、咄嗟に振り向く男。
「やられたっ! 財布が無い」
 男は財布を盗んだ犯人を捜すが、人の気配はどこにもない。しかし物音が聞こえた方に視線を向けると。
「お前か。リス。財布を返しやがれ」
 リスは男の言葉を無視して財布を加えたまま逃走を図る。
 男はすかさずリスの後を追う。
 リスが向かった先は薬局だった。
 リスに気付かれないように、身を潜めながら様子を窺う。
 リスがレジに置いたのは傷薬であった。
「あらっ、リスさん。可愛い来客ね。でもリスさんはこの商品を買えないの。いくらお金があってもね」
 リスは哀しそうな表情を浮かべた。
 男は一歩前に出て、店員に声を掛けた。
「店員さん。そのリスは俺のペットだ。俺が買い物させたんだ。すまないな」
「あらっ、そうだったの」
 男は絆創膏など一通り、傷に効果がありそうな物を追加してレジに置いて支払いを済ませた。 
 店から出ると、リスも店を出た。
「誰か、怪我をしているんだろ? 案内しろよ」
 リスは男を案内し、男は公園内で怪我をしているリスを発見し、手当をした。
「リスクを負ってまで薬を買おうとするとは、仲間思いの良い奴じゃないか。やるな。だがもうスリなんてするなよ。何かあったら俺の家に来な」
 男はリスを自分の家に案内した。
 その後、リスは男に家にたまにどんぐりのお土産を持って顔を見せに来るのであった。
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