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ガム無我

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 いよいよ、明日は運命の計量日。
 体重は思うように落ちず、ガムを無我の心境で噛む事で水分を出し、ひたすら体重を落とす。
 これほどまでに減量がきついとは。しかし、俺の目指す真の目標は減量などでは無く、チャンピオンなのだ。減量はスタートラインに過ぎないのだ。
 次の日無事軽量をクリアした俺は、試合に備えて気を新たに引き締めるのであった。
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