何か物、生き物へのメッセージ④

超絶ラビリンスコーヒースライム隊長Lv3

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何か物、生き物へのメッセージ④

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 生まれて自我が芽生えた時から、自分は何の役にも立たない、いらない存在なんじゃないかと思っていた。
 ある人にはネチッこい奴だなと言われ、またある人にはお前性格、腐ってんなみたいな感じで言われ僕はもうずたずただった。
 僕は、いや僕達は自分の存在意義を見いだせないでいた。
 一緒に暮していた仲間とは、ある日突然グループ毎に分けられ、捕まえられた。
 同じ気持ちを分かち合い暮していた家族だったので、胸が張り裂けそうな痛みを感じた。
 空の見えない白い牢獄に閉じ込められ、僕は僕達はどこに行くのだろうか。多分捨てられるのだろう。
 そう思っていたある日、牢獄の天井が開いて空が見えた。そこには巨人がいて、僕達を見てにたりと笑っていた。 
 知らない液体を体にかけられ、道具で僕達はかき混ぜられた。僕達の体から今まで見た事ないぐらいの粘りが出て来てああ僕は本当に何者何だろうって思った。
 持ち上げられた僕の体から糸が伸びる。でも僕を見る人の顔には笑顔が見える。まさか僕を、こんな僕を食べようとしているのか? 
 これから食べられるというのに嫌な気持ちはしなかった。
 むしろ、幸せだった。そこで僕はようやく気付いた。
 僕は人間に食べる為に生まれ来たんだって。
「納豆大好きなんだよ。俺」
 自分の名前を最後に聞いて僕は幸せな気持ちで飲み込まれて行った。
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