16 / 91
第16話 男女の夜って、まあそうなっちゃうよね。前編
温かい浴槽のお湯に顔まで沈めて、今日の疲れをじんわりとお湯に溶かしてゆく——
夕食を終え、霞との何気ない会話で楽しい時間を過ごした俺は気づけば夜もすっかり更けていた。
そして今、あまり掃除していない汚れた浴槽を彼女に使わせるわけにはいかないと思い、掃除を兼ねて俺が先に入っているというワケだ。
水垢はおろか髪の毛1本も見当たらない位に掃除した俺は達成感に包まれながら天上を見上げる。
「なんかいいなこういうの」
考えてみればここ数年、学校でも家でもずっとひとりで時間を余らせていた。
何をするわけでもなくただそこにいるだけ、それが嫌で俺はバイトに打ち込んだんだ。バイト先だけは居場所があった。人と話せた。たぶん俺は寂しかったんだろう。
俺は母方の親に引き取られて育ったいわゆる片親ってやつだ。
ただ俺の母親は俺が高校に進学してすぐにちょっと色々あって…それ以来ずっと病院暮らしだ。まあ暗い話はここまでってことで。
疲れと共に暗い記憶もお湯に溶かしきった俺は、風呂の栓を抜いて全てを流しお湯張りボタンを押すと響く機械音を背に浴室を出た。
リビングに戻るとソファに腰掛けていた霞が話し掛けてくる。
「お風呂、張り直したの?私にそんなに気を使わなくていいのよ?」
「気を使うっていうか……せっかくなら綺麗なお湯のほうが霞もいいだろ?」
「でも勿体ないわよ?」
彼女は本当に家庭的な感覚を持っていると実感させられる。彼女の家柄などは全く知らないし、借金の件もあって触れるの避けているがたぶんしっかりしている家庭なんだろう。少し不満そうな顔をした彼女はこう続ける。
「次からは恭介と一緒のお湯でいいから。もし張り直しなんかするなら……」
「張り直しなんかしたら……?」
「あなたと一緒にお風呂入るわ、毎日」
………はい。すいませんもうしません……逆にお湯張りすれば彼女と一緒にお風呂に?なんて考えはいかんぞ俺!!
「わかったって!じゃあ基本は霞が先に風呂入ってくれていいからな!」
「そう、私を先にお風呂に入れて…そのあとそのお湯で恭介はなにするのかしら?」
「ばっ、バカ!何もしないって!」
彼女はいたずらにクスッと笑うとソファから腰を上げる。たぶん俺をからかっているんだろうが不思議と腹は立たない。そんな彼女の言葉一つ一つになにか温かいものを感じるから。
「じゃあお風呂頂くわね」
「ああ、タオルは洗面所に置いてあるしシャンプーとかは好きに使ってくれ、もし欲しい物とかあったら明日一緒に買いに行けばいいよな?」
「明日……ふふっ♡そうね」
どことなく嬉しそうに浴室に向かう彼女。俺はそんな彼女の背中をボーッと見つめながら彼女をそうさせた原因に頭を悩ませるのだった。
——————
霞が風呂に行ってから30分程、俺はソファに座りやはり悶々としていた——
以前ラブホでこの状況になった時は、どこからか聞こえた喘ぎ声と部屋の雰囲気が問題だと思っていたのだがそれは違ったようだ。
彼女が浴びるシャワーの音、浴槽に浸かる音、ふんわり漂ってくる香り。それらが合わさるとこうなるみたいだ。頑張ってTVの音などで気を紛らわそうとしたがそれは失敗に終わっている。
先ほどからはドライヤーの音が部屋に響き渡っている。
ほどなくしてその音も止み、廊下から彼女の足音が近づいて来た。
「ふぅ……お風呂気持ちよかったわ。恭介、お湯は貯めたままでいいかしら?」
「ああ、そうだなお湯は…………!?」
何気なく彼女の方に振り返った俺は激しく後悔した。油断をして心の準備をしていなかった。彼女は以前言っていたではないか、超薄着派だと……
「霞!?お前その格好!!」
俺は股間が強く反応しそうになるのをどうにか堪《こら》える。
そうなるのも無理はない。彼女は上に超薄手の黒いネグリジェ一枚だけを羽織り、下は何も履かず下着のみというあられもない姿だったのだから……
「どうしたのかしら?これは私の寝間着よ?」
不思議そうにこちらを見つめる彼女。
うん、そうだよね。知ってた……童貞の俺が全部悪いんですよね、そうですよね……
「そっそうだけど……下とかその……」
「ん?下着が好みじゃないのかしら?Tバックがよかった?それともノーパンかしら?あれスースーするから苦手なの、まあ恭介が望むならそうするわ」
「いやいやいやそこじゃなくって!!………はぁ……」
ちがう違う、そうじゃない……
でもこれが彼女の普通なのだ。同棲とは互いに歩み寄る必要があるはず。
俺は彼女をどうにか受け入れようと、どうにか暴れ出しそうな自分の息子を抑え込む。
「恭介、お水いただくわね」
「ああ。お茶とかがよければ冷蔵庫好きに漁ってくれ」
「ありがとう」
彼女はグラスに水を注ぐと、それを持って俺の座っているソファまでトコトコと歩いてくると俺の隣にゆっくりと座った。
ふわりと良い香りが俺にまとわりついてきて、誘われるようについ彼女へと視線を向けてしまう。
………!?!?!?
目に飛び込んで来たのは彼女のネグリジェのとある部分。
重力に逆らってぷるんと張りを保った彼女の胸の大きな膨らみ。
その双岳の頂点辺りにぷくっとした小さな膨らみがあるのだ…
おいおいおい勘弁してくれ……これってノーブラ特有の乳○ポッチじゃないの!?
全裸よりも確実にエロいその光景に目が離せなくなってしまう。
「恭介?どうしたの?さっきからどこを見て……」
しくじった…彼女が俺の目線の先を追ってしまった…
彼女は口元をにんまりと三日月のように歪めると俺と太腿が触れるほどの距離に近寄ってくる。
「恭介……私のおっぱい見てたでしょ?」
「………いやっ……」
痛いところを突かれて俺は思わず彼女から視線を逸らす。
が、彼女は容赦なく俺の頬をつかむとグイッと胸の方へと顔を向けさせてきた。
そしてネグリジェの胸元を人差し指で軽く押し下げ、白く柔らかそうな彼女のおっぱいを見せつけてくる。
「霞っ!ちょっと!?」
「へぇ…こういうのが好きなのね?ノーブラで乳首が浮き上がってる感じとか。恭介結構むっつりなのね」
むっつりなのは否定しない…
「いいわよ、好きなだけ見て……」
「好きだけってお前!?」
胸元から沸き立つように香る彼女の香りと、しっとりとした彼女の誘惑に負けそうになるのをどうにか堪《こら》えて俺は顔を上げる。
とにかくこのままのこの話題を続けると多くの重大な過ちが起こる気がする。
俺は隙をみてどうにか話題を変えようと試みたのだった——
次回:男女の夜って、まあそうなっちゃうよね。後編
夕食を終え、霞との何気ない会話で楽しい時間を過ごした俺は気づけば夜もすっかり更けていた。
そして今、あまり掃除していない汚れた浴槽を彼女に使わせるわけにはいかないと思い、掃除を兼ねて俺が先に入っているというワケだ。
水垢はおろか髪の毛1本も見当たらない位に掃除した俺は達成感に包まれながら天上を見上げる。
「なんかいいなこういうの」
考えてみればここ数年、学校でも家でもずっとひとりで時間を余らせていた。
何をするわけでもなくただそこにいるだけ、それが嫌で俺はバイトに打ち込んだんだ。バイト先だけは居場所があった。人と話せた。たぶん俺は寂しかったんだろう。
俺は母方の親に引き取られて育ったいわゆる片親ってやつだ。
ただ俺の母親は俺が高校に進学してすぐにちょっと色々あって…それ以来ずっと病院暮らしだ。まあ暗い話はここまでってことで。
疲れと共に暗い記憶もお湯に溶かしきった俺は、風呂の栓を抜いて全てを流しお湯張りボタンを押すと響く機械音を背に浴室を出た。
リビングに戻るとソファに腰掛けていた霞が話し掛けてくる。
「お風呂、張り直したの?私にそんなに気を使わなくていいのよ?」
「気を使うっていうか……せっかくなら綺麗なお湯のほうが霞もいいだろ?」
「でも勿体ないわよ?」
彼女は本当に家庭的な感覚を持っていると実感させられる。彼女の家柄などは全く知らないし、借金の件もあって触れるの避けているがたぶんしっかりしている家庭なんだろう。少し不満そうな顔をした彼女はこう続ける。
「次からは恭介と一緒のお湯でいいから。もし張り直しなんかするなら……」
「張り直しなんかしたら……?」
「あなたと一緒にお風呂入るわ、毎日」
………はい。すいませんもうしません……逆にお湯張りすれば彼女と一緒にお風呂に?なんて考えはいかんぞ俺!!
「わかったって!じゃあ基本は霞が先に風呂入ってくれていいからな!」
「そう、私を先にお風呂に入れて…そのあとそのお湯で恭介はなにするのかしら?」
「ばっ、バカ!何もしないって!」
彼女はいたずらにクスッと笑うとソファから腰を上げる。たぶん俺をからかっているんだろうが不思議と腹は立たない。そんな彼女の言葉一つ一つになにか温かいものを感じるから。
「じゃあお風呂頂くわね」
「ああ、タオルは洗面所に置いてあるしシャンプーとかは好きに使ってくれ、もし欲しい物とかあったら明日一緒に買いに行けばいいよな?」
「明日……ふふっ♡そうね」
どことなく嬉しそうに浴室に向かう彼女。俺はそんな彼女の背中をボーッと見つめながら彼女をそうさせた原因に頭を悩ませるのだった。
——————
霞が風呂に行ってから30分程、俺はソファに座りやはり悶々としていた——
以前ラブホでこの状況になった時は、どこからか聞こえた喘ぎ声と部屋の雰囲気が問題だと思っていたのだがそれは違ったようだ。
彼女が浴びるシャワーの音、浴槽に浸かる音、ふんわり漂ってくる香り。それらが合わさるとこうなるみたいだ。頑張ってTVの音などで気を紛らわそうとしたがそれは失敗に終わっている。
先ほどからはドライヤーの音が部屋に響き渡っている。
ほどなくしてその音も止み、廊下から彼女の足音が近づいて来た。
「ふぅ……お風呂気持ちよかったわ。恭介、お湯は貯めたままでいいかしら?」
「ああ、そうだなお湯は…………!?」
何気なく彼女の方に振り返った俺は激しく後悔した。油断をして心の準備をしていなかった。彼女は以前言っていたではないか、超薄着派だと……
「霞!?お前その格好!!」
俺は股間が強く反応しそうになるのをどうにか堪《こら》える。
そうなるのも無理はない。彼女は上に超薄手の黒いネグリジェ一枚だけを羽織り、下は何も履かず下着のみというあられもない姿だったのだから……
「どうしたのかしら?これは私の寝間着よ?」
不思議そうにこちらを見つめる彼女。
うん、そうだよね。知ってた……童貞の俺が全部悪いんですよね、そうですよね……
「そっそうだけど……下とかその……」
「ん?下着が好みじゃないのかしら?Tバックがよかった?それともノーパンかしら?あれスースーするから苦手なの、まあ恭介が望むならそうするわ」
「いやいやいやそこじゃなくって!!………はぁ……」
ちがう違う、そうじゃない……
でもこれが彼女の普通なのだ。同棲とは互いに歩み寄る必要があるはず。
俺は彼女をどうにか受け入れようと、どうにか暴れ出しそうな自分の息子を抑え込む。
「恭介、お水いただくわね」
「ああ。お茶とかがよければ冷蔵庫好きに漁ってくれ」
「ありがとう」
彼女はグラスに水を注ぐと、それを持って俺の座っているソファまでトコトコと歩いてくると俺の隣にゆっくりと座った。
ふわりと良い香りが俺にまとわりついてきて、誘われるようについ彼女へと視線を向けてしまう。
………!?!?!?
目に飛び込んで来たのは彼女のネグリジェのとある部分。
重力に逆らってぷるんと張りを保った彼女の胸の大きな膨らみ。
その双岳の頂点辺りにぷくっとした小さな膨らみがあるのだ…
おいおいおい勘弁してくれ……これってノーブラ特有の乳○ポッチじゃないの!?
全裸よりも確実にエロいその光景に目が離せなくなってしまう。
「恭介?どうしたの?さっきからどこを見て……」
しくじった…彼女が俺の目線の先を追ってしまった…
彼女は口元をにんまりと三日月のように歪めると俺と太腿が触れるほどの距離に近寄ってくる。
「恭介……私のおっぱい見てたでしょ?」
「………いやっ……」
痛いところを突かれて俺は思わず彼女から視線を逸らす。
が、彼女は容赦なく俺の頬をつかむとグイッと胸の方へと顔を向けさせてきた。
そしてネグリジェの胸元を人差し指で軽く押し下げ、白く柔らかそうな彼女のおっぱいを見せつけてくる。
「霞っ!ちょっと!?」
「へぇ…こういうのが好きなのね?ノーブラで乳首が浮き上がってる感じとか。恭介結構むっつりなのね」
むっつりなのは否定しない…
「いいわよ、好きなだけ見て……」
「好きだけってお前!?」
胸元から沸き立つように香る彼女の香りと、しっとりとした彼女の誘惑に負けそうになるのをどうにか堪《こら》えて俺は顔を上げる。
とにかくこのままのこの話題を続けると多くの重大な過ちが起こる気がする。
俺は隙をみてどうにか話題を変えようと試みたのだった——
次回:男女の夜って、まあそうなっちゃうよね。後編
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件
こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。
・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。
・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。
・物静かで儚げな美術部員。
・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。
・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。
拓海の生活はどうなるのか!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり