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第51話 唯先輩、今日なんかエロい
時は少し流れ、7月初旬の土曜日——
彼女としての霞との生活も少し慣れてきて、俺は人生にとって最高とも思える程の毎日を過ごしていた。まあ身体は悲鳴を上げているが……
今日はいつも通りバイトの日。
お客さんも多くやりがいのある日という事もあり、俺はせわしなくドリンクを作っていた。
気付いたら時刻は16時を回り客足もだいぶ落ち着いた頃、一緒に働いている唯先輩がトコトコと俺の横に近寄ってくると声を掛けてくる。
「恭くん、店長がふたりで休憩入ってきてだって!一緒に休憩いこっ!」
「えっ?いいんですか?オーナーと奥さんだけになっちゃいますけど?」
「うん、いいって!ほらっいこっ!まかないはもう裏に置いてるから」
俺の腕に抱きつくように身体ごと絡めてくる先輩。
いつもの距離感なのだがいつも思う。
マジで距離近いです唯先輩…もうおっぱいの間に俺の腕ががっつり挟まってるんです……気持ちいいんですが……心がざわめきます。俺、実は彼女居るんです……
まあ言えるはずもなく言葉を飲み込む。
唯先輩はざっくり表現するなら天真爛漫、ちっちゃいロリ爆乳オネェさんだ。
字面からわかるとおり強烈な癖をかき立てる属性持ち。
俺も嫌いじゃない、むしろ好きな部類ではある。
今日はどういうわけか、先輩の確実に霞より一回りデカいおっぱいが妙に当たる気がする。しかも若干感触も違う。
なんでそんな事がわかるかって?そりゃいつもバイト中に1回は当たるから。
というか無自覚天然エロの塊なんだよ、唯先輩。
まあ狭いカウンター内でせわしなく動いたりしてれば仕方ないのだが。
そんな感じでちょっと悶々としている俺の手を引いてバックヤードに引っ張っていく唯先輩。
俺のバイト先は休憩中はわりと自由。だけど結局は休憩所と更衣室、そして倉庫が合体したいつものバックヤードでまかないを食べることがほとんどだ。
しかもそのまかないはメニューから自由に選べるし、飲み物も自由。
ぶっちゃけかなり贅沢。個人店ならではのこの待遇にはオーナーであり俺の叔父さんには本気で感謝してる。
狭めのバックヤードは段ボールが山のように積まれていて壁沿いには小さなロッカーと使い込まれた長机とパイプ椅子。
そんな中で唯先輩が自分で作ってくれたパニーニを隣り合って座り、ふたりで頬張りはじめた。
頬を食べ物で一杯にしてモクモクしているハムスターみたいな先輩は、俺の顔をのぞき込むとこんな事を聞いてくる。
「ねぇ恭くん、最近なんかいいことあった?」
もしかしたら勤務中にのろけた雰囲気が出ていたのだろうか?
霞に言われた通り、俺と霞が付き合っている事を先輩にも言うわけにはいかない。
だから俺は即座にとぼけてみせた。
「えっ、なんでですか?そんな風にみえます?」
「いやぁなんとなく?………雰囲気変わった気がしてさ?」
「俺はいつも通りですよ!」
「そっかぁ………わたしの勘違いだったかなぁ」
話しながらも目の前のパニーニを頬張りながらあっという間に胃の中に収める先輩。
もしかしたらいっぱい食べるからおっぱいが大きいのかもしれない。霞も結構食べるし。
可愛い小動物を見るような目で先輩を見ていると、彼女は手をおしぼりで拭いた後、頬杖を突きながら俺をジーッと見つめ返してくる。
「恭くんさ、彼女とか……出来てないよね?」
ギクッ……なんで急にそんな事を!?
跳ねる心臓を押さえつけ、俺は冷静を装いながら丁寧に否定をする。
「そんな……言ったじゃないですか俺学校で浮いてるって。彼女なんて夢のまた夢ですって」
「そっかぁ~女の勘も当たらないねぇ……じゃあ恭くんはフリーってことだよね?」
「えっと……あの……」
「彼女いないんだよね?それともおねぇさんに嘘ついたの?…」
「いや……えっと……」
「じゃあ彼女いないんだよね?いないんだよね?ねぇ恭くん♡」
ふにゅにゅ♡
「せっせせ、先輩!?あっあの、ちょっと近くないですか!?先輩!?」
上目遣いで身を寄せるかのようにグイグイ迫ってくる先輩の巨大な双岳が脇腹にクリーンヒット中。
霞を上回る圧倒的質量による刺激が俺の理性をごっそり削ってくる。
何してんの先輩!?ダメダメダメ!!柔らかすぎだって!?クソッ俺には霞がいるのに……そうだ!こう考えよう。霞に比べたらたいしたことない……霞の方がハリがあって、明らかにエッチな感じだからこれは余裕……じゃない!想像したらもっとムラムラしちゃった!!なんで身体は正直なんだ俺のバカヤロウ!!
男の弱さを痛感し自分を殴りたい気持ちになりながらも、明らかにあそこに血液が集まりはじめているのがわかり焦りを覚える。
「恭くんが教えてくれるまでわたし引かないよぉ~、おねぇさんに隠し事はイケません!」
「わわわっわかりましたって!!彼女はいません!!いませんって!!」
俺の言葉に先輩がピタッと動きを止めた。
一瞬の静寂のあと顔をゆっくりとこちらに向ける。
その目は鋭くでもどこか楽しげで、まるで獲物を捉えた動物のようだった。
可愛さと怖さが同居したその笑みを見て俺の背中にじわりと冷たい汗がにじむ。
「彼女いないのね……じゃあさ、ちょっとわたしに力を貸して欲しいんだけど……」
「力を貸す?どういうことですか?」
俺をジッと見つめる先輩の口からこぼれたのは、あまりにも予想外で俺の思考を止めるには十分な言葉だった。
「恭くん。わたしの……彼氏になってくれない?」——
次回:唯先輩に顔面パイ○リされてるなう。のち地獄うぃる。
彼女としての霞との生活も少し慣れてきて、俺は人生にとって最高とも思える程の毎日を過ごしていた。まあ身体は悲鳴を上げているが……
今日はいつも通りバイトの日。
お客さんも多くやりがいのある日という事もあり、俺はせわしなくドリンクを作っていた。
気付いたら時刻は16時を回り客足もだいぶ落ち着いた頃、一緒に働いている唯先輩がトコトコと俺の横に近寄ってくると声を掛けてくる。
「恭くん、店長がふたりで休憩入ってきてだって!一緒に休憩いこっ!」
「えっ?いいんですか?オーナーと奥さんだけになっちゃいますけど?」
「うん、いいって!ほらっいこっ!まかないはもう裏に置いてるから」
俺の腕に抱きつくように身体ごと絡めてくる先輩。
いつもの距離感なのだがいつも思う。
マジで距離近いです唯先輩…もうおっぱいの間に俺の腕ががっつり挟まってるんです……気持ちいいんですが……心がざわめきます。俺、実は彼女居るんです……
まあ言えるはずもなく言葉を飲み込む。
唯先輩はざっくり表現するなら天真爛漫、ちっちゃいロリ爆乳オネェさんだ。
字面からわかるとおり強烈な癖をかき立てる属性持ち。
俺も嫌いじゃない、むしろ好きな部類ではある。
今日はどういうわけか、先輩の確実に霞より一回りデカいおっぱいが妙に当たる気がする。しかも若干感触も違う。
なんでそんな事がわかるかって?そりゃいつもバイト中に1回は当たるから。
というか無自覚天然エロの塊なんだよ、唯先輩。
まあ狭いカウンター内でせわしなく動いたりしてれば仕方ないのだが。
そんな感じでちょっと悶々としている俺の手を引いてバックヤードに引っ張っていく唯先輩。
俺のバイト先は休憩中はわりと自由。だけど結局は休憩所と更衣室、そして倉庫が合体したいつものバックヤードでまかないを食べることがほとんどだ。
しかもそのまかないはメニューから自由に選べるし、飲み物も自由。
ぶっちゃけかなり贅沢。個人店ならではのこの待遇にはオーナーであり俺の叔父さんには本気で感謝してる。
狭めのバックヤードは段ボールが山のように積まれていて壁沿いには小さなロッカーと使い込まれた長机とパイプ椅子。
そんな中で唯先輩が自分で作ってくれたパニーニを隣り合って座り、ふたりで頬張りはじめた。
頬を食べ物で一杯にしてモクモクしているハムスターみたいな先輩は、俺の顔をのぞき込むとこんな事を聞いてくる。
「ねぇ恭くん、最近なんかいいことあった?」
もしかしたら勤務中にのろけた雰囲気が出ていたのだろうか?
霞に言われた通り、俺と霞が付き合っている事を先輩にも言うわけにはいかない。
だから俺は即座にとぼけてみせた。
「えっ、なんでですか?そんな風にみえます?」
「いやぁなんとなく?………雰囲気変わった気がしてさ?」
「俺はいつも通りですよ!」
「そっかぁ………わたしの勘違いだったかなぁ」
話しながらも目の前のパニーニを頬張りながらあっという間に胃の中に収める先輩。
もしかしたらいっぱい食べるからおっぱいが大きいのかもしれない。霞も結構食べるし。
可愛い小動物を見るような目で先輩を見ていると、彼女は手をおしぼりで拭いた後、頬杖を突きながら俺をジーッと見つめ返してくる。
「恭くんさ、彼女とか……出来てないよね?」
ギクッ……なんで急にそんな事を!?
跳ねる心臓を押さえつけ、俺は冷静を装いながら丁寧に否定をする。
「そんな……言ったじゃないですか俺学校で浮いてるって。彼女なんて夢のまた夢ですって」
「そっかぁ~女の勘も当たらないねぇ……じゃあ恭くんはフリーってことだよね?」
「えっと……あの……」
「彼女いないんだよね?それともおねぇさんに嘘ついたの?…」
「いや……えっと……」
「じゃあ彼女いないんだよね?いないんだよね?ねぇ恭くん♡」
ふにゅにゅ♡
「せっせせ、先輩!?あっあの、ちょっと近くないですか!?先輩!?」
上目遣いで身を寄せるかのようにグイグイ迫ってくる先輩の巨大な双岳が脇腹にクリーンヒット中。
霞を上回る圧倒的質量による刺激が俺の理性をごっそり削ってくる。
何してんの先輩!?ダメダメダメ!!柔らかすぎだって!?クソッ俺には霞がいるのに……そうだ!こう考えよう。霞に比べたらたいしたことない……霞の方がハリがあって、明らかにエッチな感じだからこれは余裕……じゃない!想像したらもっとムラムラしちゃった!!なんで身体は正直なんだ俺のバカヤロウ!!
男の弱さを痛感し自分を殴りたい気持ちになりながらも、明らかにあそこに血液が集まりはじめているのがわかり焦りを覚える。
「恭くんが教えてくれるまでわたし引かないよぉ~、おねぇさんに隠し事はイケません!」
「わわわっわかりましたって!!彼女はいません!!いませんって!!」
俺の言葉に先輩がピタッと動きを止めた。
一瞬の静寂のあと顔をゆっくりとこちらに向ける。
その目は鋭くでもどこか楽しげで、まるで獲物を捉えた動物のようだった。
可愛さと怖さが同居したその笑みを見て俺の背中にじわりと冷たい汗がにじむ。
「彼女いないのね……じゃあさ、ちょっとわたしに力を貸して欲しいんだけど……」
「力を貸す?どういうことですか?」
俺をジッと見つめる先輩の口からこぼれたのは、あまりにも予想外で俺の思考を止めるには十分な言葉だった。
「恭くん。わたしの……彼氏になってくれない?」——
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